電気:電解コンデンサー

 編集:2008.01.03 13:37 ブラウザはIE推奨です。↑トップページ

 電解コンデンサーの良否判定について。以下のようにしてみると良い。
 テスターの抵抗測定レンジでは、テスターのマイナス極がプラス電圧、プラス極がマイナス電圧が現れる。
 その時の電源はテスターの内蔵電池に寄る。抵抗測定レンジの最大レンジでは12Vのテスターがある。それを利用して電解コンデンサーの測定を行う。
 但し、電解コンデンサーには耐圧4Vのがあり、その場合は充電に於ける電荷には注意が必要。
Q=CV
 (Q=電荷[C]、C=静電容量[F]、V=電圧[V])
Q=IT
 (Q=電荷[C]、I=電流[A]、T=充電時間[s])
 テスターのマイナス極を電解コンデンサーのプラス側に接続。プラス極を電解コンデンサーのマイナス側に接続して充電を行い、その針の振れ具合を観る。
●テスト表示

コンデンサーの選択:

操作:
 不良の電解コンデンサーは、リーク電流(漏れ電流)が大きくなる。静電容量が減るなど。
 テスターで調べてみると、針は途中でまで振れて、一時停止してそこからまた充電していくのも観られる。
 他には、針は途中でまで振れて、一時停止して少し戻り、一時停止してそこからまた充電していくのも観られる。
 漏れ電流については、メーカーのカタログにも記載されている。
 例えば、ちょっとわかりにくい所がありますが…
I≦0.03CV or 4[uA] after 1min.
I≦0.01CV or 3[uA] after 2min.
(どちらか大きい値以下)
Panasonicのカタログ「電解コンデンサ」よりSUシリーズ(一般的なもの)
 長時間放置している電解コンデンサーは漏れ電流が大きいそうです。
 電解コンデンサーの劣化は、リップル電流、温度が関係しているようです。
 リップル電流…つまり脈流。一応許容値がある。
●電解コンデンサーを基板から外す
 一般的なアルミ電解コンデンサーは、基板のランド…つまり電極に2極同時に半田コテ20[W]以上で加熱し、半田が融けたのを確認して…見計らって引き抜く。
 大きめの電解コンデンサーにはコンデンサーと基板とがゴム系のもので接着されている事があるので、予めナイフで切れ目を入れておく。そして加熱して引き抜く。加熱には、半田コテ1本では間に合わない場合がある。4層基板などで熱が逃げる為である。半田コテ20[W]と30[W]があるとなかなかいい。
 基板のランドは加熱温度が高すぎると銅箔が剥がれる事があるので、半田コテのワット数には注意が必要。
 面実装型の電解コンデンサーは、“コ”の字型に曲げた錫メッキ電線のφ1mm程度のを使用し、2つの電極を同時に加熱して、ピンセットで摘む。ピンセットは医療用の先がギザギザになっているのが良い。その“コ”の字型の錫メッキ電線は、電解コンデンサーのサイズに合わせて加工する必要があるので、大きさが違えばそれ用の“コ”の字型錫メッキ電線具を作らなければならない。