P&F(ポイント&フィギュア)について

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Doticon_Pen.pngP&Fチャートに出会ったきっかけ

 ポイント&フィギュアは、株価や為替の動きを上昇を×、下落を○で表すチャートです。

その名のとおり、「点と形」で値動きを表します。

 トレンドが把握しやすいのと、ブレイクしたときに到達目標値(上値・下値目処)を計算できるのが特徴です。

 P&Fチャートを使えば、相場の流れを「絵」として眺めることができ、比較的簡単に売買ポイントをつかむことができるようになります。

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株の買い場・売り場をキャッチして資金を3倍に増やすPF投資法

私がP&Fチャートを勉強しようと思ったのは、この本を読んだのがきっかけでした。

冒頭にある「今では、株ではまず負ける気がしません」という著者の言葉が印象的でした。

私は、その当時、株式投資を始めたばかりで、いきなりライブドアショックの洗礼を受けて大きく損をしてしまいました。

その頃話題になったUSEN株を買っていたのですが、ずるずると下がる一方で、なんとか株価を予想できないものかとWebを検索していたらP&Fチャートにたどり着いたのでした。

試しにUSENのP&Fチャートを書いてみると(右図)、何度も売りサインが出ててその時計算した下値目処も殆どクリアしている状態にビックリしました。
P&Fチャートを書いてみて、何度も「売り」の警告が出ていたことに気がついたのでした。

しかし、それでもなかなか損切りすることができずに、その後、村上ファンド保有のニュースで一時的に上がった時もあったりして、「いずれ買値まで戻すだろう」とそのまま持ち続けて、結局売り時を逃して大きく損をする羽目になってしまいました。

その後、損を取り戻そうとボロ株の一発勝負に出たりして大損もしました。

2006年はそんなトレードの繰り返しでした(汗)

その年の秋から、P&Fチャートから出るサインをじっくり待って投資するスタイルに変更して、その後徐々に利益を出せるようになってきました。

未だに、欲を出しすぎてチャンスを逃したり損をしてしまう事が多いのですが・・・(笑)

複雑な計算も必要無いしシンプルな絵として眺めることが出来るポイント&フィギュア(P&F)は、とても気に入っています。

「どこで買ったらいいのか?」
「どこで売ったらいいのか?」

P&Fチャートではトレンドを崩すポイントが簡単にわかるし、そのときに目標値を計算することができるのが特徴です。

「買い」は比較的簡単にできると思うのですが、利益確定や損切りで「売る」場合が難しいと思います。

「まだ上がるんじゃないか?」
「もう下がらないんじゃないか?」

色々な思惑が交錯してなかなか踏ん切りがつかないものです。

つまり、何か目安となる金額(目標値)を持たないままだとついつい売り時を逃してしまうのではないうでしょうか?

私も未だに失敗の連続ですが・・・(笑)

もちろん買値から何%上がったら売却しようというルールでもいいと思いますが、P&Fでは株価がどの程度まで上がるのかを予想するのが特徴です。

もちろんP&Fで計算される目標値は100%天井とか底を的中できるものではありませんが、目安になる売り目標を持っていれば、ある程度不安も少なくなるんじゃないでしょうか?

目標値にはダマシもありますが、ブレイクしたときの形によって精度が違ってくるようです。
これまで色んなP&Fチャートを書いてみましたが、特にメジャードムーブの形になったときは、上値・下値目処の目標値はかなり正確、というかそれを超えてしまうことが良くあるようです(笑)

しかしP&Fチャートについて解説された本は少なくて、目標値の出し方もそれぞれ微妙に違ってたりするのです・・・

たぶん、基本的な計算方法を元にそれぞれの著者が長年の経験から導き出された方法なのでしょうね。

私は、最初に読んだ立花氏の著書に載ってた方法で計算しています。

※垂直カウントで計算しています
※サインが出た時の枠の数×1枠の価格×3+その列のボトム(又はトップ)の値


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LinkIcon自作のソフトで(フリーソフトです)P&Fチャートを書いています。


もしご自分の保有されている銘柄で、期待したような値動きになっていないものがあれば、一度P&Fチャートを描いてみられることをお勧めします。




株の買い場・売り場をキャッチして資金を3倍に増やすPF投資法

Doticon_Pen.png3枠転換でトレンドをつかむ

 P&Fチャートでは、3枠転換というルールでチャートを描いていきます。
例えば○列(下降トレンド)から×列(上昇トレンド)へは「3枠分」の上昇が無いと移動できません。

 またP&Fでは、前の高値を抜いてきたとき(ダブルトップ)に、買いサインが点灯し目標目処を計算できますが、3枠転換には、それなりのパワーを要しますので、その時点を売買ポイントとする考え方もありだと思います。

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col_Memo.png 例えば、左のUSEN(4842)のチャートは、底値から大きく上昇した後、下落に転じた例です。
 この例では、×列から3枠転換する960円に逆指値をかけて一旦利益確定すべきでしょう。
 そして、再び先の高値を越えてくるとメジャードムーブという強いサインとなりますので、再び3枠転換して上昇に転じるポイント(960円)で買い直すのもいいかもしれません。

クリックすると拡大します

col_Memo.png そして、その後のチャートですが、800円台から400円台へと大きく値を下げてチャートの形は「ロングテールダウン(長く垂れた尻尾)」となっています。
 売りサインから計算している下値目処も越えて下がっていますので、底値を探るのが難しいと思いますが、こんな時には底から3枠転換したタイミングを買いサインとするといいかもしれません。
 そして再び3枠転換してトレンドが変わるポイントで利益確定します。

 ただし、3枠転換してトレンドが上向きに変わっても、再び下がってしまうこともありますので、そうなると迷わずロスカットしたほうが良いと思います。再び売りサインとなると下値目処が下方修正される場合があるからです。

Doticon_Pen.png目標値の計算方法

P&Fチャートでは、前回の高値(安値)を上(下)に抜けたところを買いサイン(売りサイン)として、このときに目標値の目処を計算することができます。
垂直計算と水平計算の2種類の計算方法があります。

例)
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この例では、1045円で一つ前の高値を上に抜けて買いサインとなっています。

col_Memo.png垂直計算

(その列のボトムの値+1枠の価格×3×サインが出た時の枠の数)

・ボトムの値は1015円
・サインが出た時の×の数は7
・1枠の価格は5円
ですので、
1015円+5円×3×7=1120円が目標値となります。


col_Memo.png水平計算

(保合い中の最安値+1枠の価格×3×保合いの列数)

・保合いの列は、8列
・最安値は1010円
・1枠の赤くは5円
ですので、
1010円+5円×3×8=1130円が目標値になります。

※拙作のP&Fチャート作成ツールでは垂直計算のみを行っています。

Doticon_Pen.png抵抗線、支持線を常に意識する

 P&Fチャートでは、3枠転換した場所から45度の角度で、抵抗線および支持線を書くことができます(コーエン式)。

 この線は案外重要で、しばしば相場の転換点に関与することがあります。

Doticon_Pen.pngP&Fチャートの書き方

P&Fチャートは、上昇トレンドの時は「×」、下降トレンドの時は「○」を書き込んでいきます。

例)2008年1月からの日経平均株価の値動きをP&Fで追ってみましょう。

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この年は、大発会から大幅に下落して始まるという波乱の幕開けでした。
1/16の終値13,504円まで、ずっと○列のままです。

col_Attention.png本来のP&Fチャートの書き方では13,500円の枠は、株価が13,401円~13,500円の範囲になりますが、13,500円~13,599円の方が直感的にわかりやすい気がしますので、拙作のソフトではそのようにしています。

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P&Fでは3枠転換というルールがありますので、最安値13,504円から3枠分上昇しないと×列に移動できません。1/17には13,783(+278.94)円まで値を戻しますが、まだ上昇幅が足りませんでした。

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翌日13,861円まで上がって、最安値から357円上昇しましたので、×列に移動できました。

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しかし、翌週月曜日には、またもや535円も下がってしまったので、一気に3枠転換して○列に移動。
しかも、前の列の安値を更新してしまいましたので、売りサインとなってしまいました。
このときの目標値(下値目処は)、
13,700円-4×3×100円(1枠の価格)=12,500円
と計算できます。

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そして、その翌日も暴落!12,573円まで下がり、なんとわずか1日で目標値付近まで下がってしまいました。

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目標としていた下値目処まで下がった翌日は上昇、次の日も続伸となり、再び×列へ転換。

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1/25(金)まで3日続伸となり、抵抗線の下まで値を戻してきました。
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が、月曜日にはまたもや-541円の下落で、いきなり○列に転換!

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そんなこんなで、2月末までは何度か買いサインも出ましたが、残念ながら伸び悩みましたが、下値を切り上げながら上昇する強気の三角持合を形成していました。

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しかし3月に入っていきなり-610円の下落で、その持ち合いも一気に下に抜けてしまいます。
この時点(3/3)で11,500円という下値目処を計算していました。

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3/17の安値では計算していた下値目処の一歩手前の11,691円をつけました。