英語の発音入門〜音声学と音韻論の違い 

                     

             英語の発音上達のために、

        日本ではあまり教えてもらえない

        音声学と音韻論の正しい知識を覚えよう。

 

作者

研究分野:第二言語音声学・音韻論

 

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日本では、英語の発音というとよく「音声学(おんせいがく)」という言葉が出てきます。一方「音韻論(おんいんろん)」というと、聞いたことがない人が多いかもしれません。

 

しかし、日本人がいつまでたっても英語の発音が上達せず、これだけLだRだと騒いでいても、一向にLとRを区別できないのは、日本の発音教材が「音声学」にばかり目がいき、「音韻論」的な要素をほとんど説明していないことにつきるでしょう。

 

 では、音声学、音韻論とは一体何なのか。音韻論の知名度をもっと上げるためにも、初心者のためにやさしく説明していきます。

 

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 英語の発音はもう怖くないよ。

 

 


 

 ● 音声学(おんせいがく) phoneticsとは?

 

 

 例えば、ひらがなで「あ」という文字を5つ書いたとします。すると、5つの「あ」は厳密には全く同じではありません。全く同じ「あ」はおそらく二度と書けないでしょう。

 

 同じように、「あ」と5回言った場合、5回の「あ」は厳密には全く同じではありません。全く同じ「あ」はおそらく二度と言えないでしょう。

 

 この5回発音された「あ」は、一体何が違うのか?1回目の「あ」は2回目より、音量が微妙に大きい、0.0何秒長い、口の舌の位置が微妙に前だ・・・等々、こういうことを分析するのが、音声学です。

 

 

 大事なことは、音声学では、これら5つが、日本人の耳には言語的に全て同じ「あ」と認識されるということは問題ではないということです。

 

 

 音声学では、その「あ」の音量は何デシベルか、音程は何ヘルツか、発音されている時間は何ミリ秒か、というようなやや音楽的な話、さらには舌の位置が前か後ろか、高いか低いか、その時舌を動かしている筋肉はどれか、その時働いている神経はどれか、その時肺から空気がどのくらい送られてきたか、その時の口の中の気圧はどのくらいか、というやや医学的、体育的な話に興味があるわけです。

 

 

 まさに音そのものに感心があるのが音声学です。

 

 

 よく、日本の発音教材では、舌の動きがどうだこうだ、さらには周波数がどうだこうだと書かれていることもあります。これが音声学です。

  

 


 

 ● 音韻論(おんいんろん) phonologyとは?

 

 

 音韻論では逆に、「あ」を5回書いたり、言ったりした場合の、それぞれの「あ」の細かい違いには興味がありません。日本人にそれが「あ」と読めるなら、「あ」と聞こえるなら、又は本人がそれらを同じ「あ」のつもりで書いたり言ったりしたのなら、それらは全て同じ「あ」と解釈します。

 

 

 大事なことは、音韻論では、「微妙な違い」とか、「微妙に『お』に近い『あ』」とか、そういった中間的なものは存在しないことです。

 

 

 音韻論ではその「あ」が日本語という言語の中でどのような役割をするのかということに興味があります。むしろ実際の音というよりも、「心の音」とも言えるかもしれません。

 

 


 

 ● 音韻論をどのように使うか

 

 

 例えば日本語で、「あかい(赤い)」という言葉の「あ」を「お」に変えて、「おかい」と言ったとします。その時に同じように意味が通じるかどうか、ということに音韻論は興味があります。

 

 

 当然「おかい」では意味が通じません。つまり、日本語という言語の中で「あ」と「お」は役割が違う、「あ」と「お」を同じように使ってはいけない、ということになります。これが音韻論です。

 

 

 同じく「いかい」「うかい」「えかい」でも、意味が通じないか、あるいは別な単語に聞こえてしまいかねません。つまり、日本語では「あ」と発音すべき所で「あ」と発音する。「あ」と発音すべきところで「い」「う」「え」「お」と発音してはいけない、ということです。これが非常に大事な日本語の音韻のルールです。

 

 

 「英語を話しても通じない」ということは、誰もが必ずと言っていい程経験する道でしょう。通じるようにするにはどうすればいいか、それは日本語をしゃべる時に日本語の音韻のルールを守るのと同じように、英語の音韻のルールを理解して守ることが必要です。

 

 


 

 ● 音声学的、音韻論的に「あ」と「お」を考えると

 

 

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 例えば上の写真の3つの文字を見ると、一番左が「お」、真中と右は「あ」です。音韻論的に考えると、それで終わりです。

 

 

 音声学的に考えると、これらが「あ」だろうが「お」だろうがどうでもいいのです。真中の文字は、下の丸くなっている部分の大きさや、上の横棒の長さにおいては右の字より左の字に近い。一方「点」が有るか無いかという点では、左だけ仲間外れだ。というようなことに興味があります。

 

 


 

 ● 音声学を使ったLとR発音指導のワナ

 

 

 決して音声学が英語の発音指導に役に立たないと言っているわけではありません。しかし、それだけでは危ないということです。

 

 

 例えば、日本の教材では、LとRに関してほとんどが口の動きに注目しています。それはそれで大事なのですが、日本人の英語を聞いてみると、もっと根本的な所が間違っています。

 

 

 音韻論的に考えると、まさに上で日本語の「あ」と「お」について述べたように、英語ではLと発音すべき所でL、Rで発音すべき所でRを発音し、別な音に置き換えてはいけません。又、L、Rを発音すべき所でない所でL、Rを発音してはいけません。

 

 

 「何をあたりまえのことを!」と思うかもしれませんが、ほとんどの日本人がこの簡単なことを守れていないことが事実です。

 

 


 

 ● 「舌を巻けば英語っぽく聞こえる」は音韻論に反する

 

 

 例えば、北米の英語はシンプルで、つづりにLとRがあったら発音する、無ければ発音しません。例外はほとんどありません。ところが、日本人はRが無いところでRを発音し、Rがある所でRを発音しないということが、日常茶飯事です。

 

 

 例えば、right(右、適切な、権利、まっすぐに、直ぐに) 等のrは、ほとんどの日本人が発音しようとするでしょう。

 

 一方、certainly(確かに) や horse(馬) のrは、ほとんどの日本人が無視しています。これらの単語にも立派にrがあり、ネイティブはもちろんrightのrと同じように発音しています。certainly や horse のrを発音しないために、むしろ suddenly(突然) や hose(ホース) に聞こえてしまったという話も聞きます。

 

 

 その逆の例で、「とりあえずなんでもいいから舌を巻けば英語っぽい」という考えが多くの日本人にはあり、やたらめったら無意味に舌を巻く傾向があります。「あ、それ私だ!」と思った方も多いのでは?

 

 

 例えば、idea(アイディア) や pasta(パスタ) 等、どこにもrが無い単語でも、「とりあえず舌巻いておこう」精神が働き、あたかも idear、 pastar のように発音してしまう人のなんと多いことか。

 

 

 つまり、これは決してRを物理的に発音できないのではなく、発音すべき場所を間違っているにすぎません。これこそが音韻論の教えです。 

 

 

 日本の英語教育では、このような音韻的な視点から発音指導できる人をもっと増やす必要があるでしょう。

 

 


 

 ● 五十音図が、日本語の基本的な音韻

 

 

 五十音図は、もともとは文字を習得するためのものですが、それと同時に、日本語の音韻(心の発音)の基本を示しています。

 

 

 例えば、英語ネイティブや、スペイン語ネイティブや、韓国語ネイティブが日本語を勉強する時、まず五十音図を習います。その時、彼らは日本語の文字を練習すると同時に、日本語の発音も練習します。そして彼らは、「ああ、だから日本人が英語/スペイン語/韓国語をしゃべると、ああいう発音になるのか。」と理解します。

 

 

 文字と発音(音韻)はこのように密接な関係があります。

 

 


 

 ● 五十音図がカバーできない日本語の音韻

 

 

 日本語の音韻にもう1つ大事なものがあります。それはアクセントの位置です。

 

 

 代表的な例が、同じ「はし」でも、「箸」と「橋」と「端」の3つのアクセントの区別があることです。

 

 

 東京方言では、「は」にアクセントをつけると、「箸」です。「はしを渡る」と言った時に、「は」にアクセントをつければ、「箸を渡る」と聞こえてしまい、意味がわかりませんね。つまり日本語では、アクセントの位置によって意味が変わるということです。これが音韻論です。

 

 

 ※音声学では、「はしを渡る」の文章としての意味に興味はなく、「は」の音程が何ヘルツか等に興味があります。

 

 

 「橋」と「端」は、単独で発音すると同じですが、「はしを渡る」と言った時、「し」にアクセントを置き、「し」を「次の「を」よりも高くすると、「橋を渡る」になります。一方、「し」と「を」を同じ高さにすると、「端を渡る」になります。

 

 

 つまり日本語では、アクセントの位置が違うと、意味が通じないということになります。例えるなら中国語が、同じ「マー」でも、トーンによって4つの別な単語になるのと同じ発想です。このようなシステムを「ピッチアクセント」と呼びます。

 

 

 一方、例えば韓国語等は、ピッチアクセントシステムを持たないので、アクセントをどこに置いても単語の意味が変わることはありません。韓国語を学ぶ上では重要な音韻上の知識です。

 

 

 五十音図の弱点は、この大事なアクセントシステムを説明していない点です。そのため、多くの日本人が「日本語はフラットだ」と思い込んでしまっていますが、フラットなはずはありません。

 


 

 ● フォニックス(phonics)が英語の基本的な音韻

 

 

 英語も日本語と同じ文字を持つ言語である以上、日本語の五十音図のようなもの文字と音の関係を分かりやすく示したものがあります。それがフォニックスです。

 

 

 フォニックスは五十音図と同じように、英語ネイティブが小学校で文字やつづりを覚えるために習うものです。そしてそれを我々ノンネイティブが学べば、つづりと同時に、英語の音韻のルールも学べるというわけです。

 

 

 外国人日本語学習者と同じように、フォニックスを学ぶことで、「ああ、だから英語ネイティブの初級日本語学習者はああいう発音になるのか」ということがわかるでしょう。

 

 

 フォニックスは英語音韻論の基本です。フォニックスを学ぶことで、英語の発音の悩みはほとんど解消されるでしょう。日本の英語教育でももっとフォニックスを取り入れてほしいものです。

 

 

→ 日本語の発音は単純だというウワサはウソ

 

 


 

 ☆フォニックスに関するサイト

 フォニックス〜英語は発音より読み方が大事

 


 クラシック系

● ブランデンブルグ協奏曲2−3(まじめ)

● ボッケリーニのメヌエット(まじめ ファミコンで編曲)

● クシコスポスト(まじめ ファミコンで編曲)

● タンブラン グレトリー(まじめ ファミコンで編曲)

● タンブラン ゴセック(やや遊んでる)

● シューベルト即興曲142-3B♭(超遊んでる)

 

ゲームミュージック

● ドラゴンクエスト2 フィールドの音楽「果てしなき世界」(まじめ)

● ドラゴンクエスト2 フィールドの音楽「はてしなき世界」(ファミコンで編曲)

● ドラゴンクエスト4 戦闘曲「ジプシーダンス」

● ドラゴンクエスト6 塔「迷いの塔」

● ファミコン探偵倶楽部パート2 校長室の音楽「2声のインヴェンション」

 

癒し系・子供用

● 紅葉(秋の夕日に)/小さい秋みつけた

● こぎつね ドイツ民謡(まじめ)

● こぎつね ドイツ民謡(ファミコンで編曲)

● きらきら星 フランス民謡(ファミコンで編曲)

● ジングルベル(ファミコンで編曲)