3.それぞれの駒落ちの特徴

  〜 飛落ち の特徴 〜

 飛落ちまで到達すれば、下手としてももはや一人前です。 プロ相手に飛落ちで指せれば、三段は下らないでしょう(勝たなきゃ意味無いですよ)。 上手には大駒もあり、小駒も欠けていない、とかなり戦力差が縮まってきました。 こういうわけで、飛落ちは駒落ちの中でも一番難しい(角落ち以上はほぼ平手感覚)と言われ、飛落ちよりも角落ちの方が勝ちやすいというアマもいるほどです。

 飛落ちの定跡も駒落ち定跡の中での難度は最高峰で、本定跡の右四間飛車ひとつ取ってもその変化を完璧に理解するにはアマ三段くらいの実力がないと無理でしょう。 詳しくは駒落ち定跡について述べる時にお話しますが、飛香落ち以上はもはや定跡を覚えるより平手感覚で指した方が良いというのが天狗自身の持論です。 上手を持つならともかく、下手で教わるだけの人なら平手の定跡を一つでも多く覚えた方がお得だと思います。 ただ、飛落ちの定跡はうまく筋にハマるように定跡が作られているので、覚えなくても良いので一度は並べてみると楽しいかもしれません。 飛落ちの定跡はこちら

 さて、飛車落ちの上手の陣形には、平手でも有名な雁木が登場します。 また、右玉の陣形にも似た形も登場したり、逆に平手における対矢倉の右四間飛車では中川大輔プロが飛落ちの定跡を応用して創案した急戦策もあります。 それくらい飛落ちは平手とつながりがあり、互いに応用できるということです。 平手で雁木を得意としている人は、飛落ちを勉強すれば新たな指し方が見つかるかもしれませんね。
 

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