☆美味しんぼの嘘を暴け☆

番外編リニューアルヴァージョン 前編 by 颪山 閃神

 

 

はじめに(くれぐれも一読しておいてください)

1.キャラアイコンに颪山のオリキャラを使用しております。
 その理由は、版権を知らない以外なにもありません。
 出来云々に対する苦情は一切受け付けません。
 上手くなるアドバイスは善処します。むしろ下さい。

2.内容の是非を最終的に判断するのは、このページを読んでくださる皆様です。
 
私ではありません。
 なので、このコンテンツの内容を鵜呑みにして恥をかくなどしても
 こちらは一切の責任を消化する義務を負いません。

3.間違いなどを世界史コンテンツ感想板で指摘するのはかまいませんが、
 その際のマナーはしっかりお守りください。できるだけ敬語を推奨します。
 言われのない中傷を浴びせる などの行為はおやめください。
 不愉快な口調なども極力謹んで下さい。

 また間違いの指摘・反論などの場合は、必ず明確なソースを提示してください。

4.このコンテンツの作成者はド素人です。間違っていることも多いはずです。
 間違っていることを前提として読んでいただくとよろしいかと思われます。
 要するに鵜呑みにしないで下さいということです。

5.ソースは引用部分だけを見てよしとせず、なるべく原文を読むべきと思われます。

6.下らないと判断した抗議、あるいは謝罪・賠償の要求は一切受け付けません。
 (颪山のアイコンがヘタクソ ギャグがつまらない など)
 アドバイスを添えてくださる場合はこの限りではありません。
 また、これは感想・質問・反論を受け付けないという意味でもありません。

7.くれぐれも言っておきますが、このコンテンツはギャグです。
 不真面目さに抗議したり、痛いなどという批判は的外れですのでおやめください。

 

 

 


thanks

美味しんぼの嘘を暴け by ADON-K ソフト館

世界史コンテンツ 形式 by maaと愉快な仲間たち

愛媛大学農学部 分子細胞生物学

農薬ネット

農薬のお話

こんぶページ

 


キャラ紹介(3名)

 フォトン / 管理人が当サイトで遠い昔に連載してた「an imaginary number 〜虚なる数〜」の主人公。
                                      科学者である。専門分野などといった細かいことは気にしちゃいけない。

 シルラ / 上のフォトンの妻。 人柄が10代突入時から変わっていないというもっぱらの噂。
                                     平常な トコと天然なトコと無謀なトコをあわせ持つ少女。フォトンと同い年。何歳だよ。

 グラズ / 管理人の小説「リンタル日記」の主人公。大国の王子だが言いようのない飢えに苦しみ
                                     旅に出る という超ありきたりな設定のもと、彼は今日も生きている。

 


 

〜本編ここから〜

 

 

 

 「美味しんぼの嘘を暴け」

リニューアルおめでとう!!

 当コンテンツは、2007年10月8日体育の日をもって、 気分一新書き直されました!

なお、「その2」のほうは2007年12月15日です!

 なんでも管理人が、2年以上もあんなバカ文章を晒し続けて、

流石に恥ずかしさに耐え切れなくなったんだそうだ。

まあ、頭の悪い高校一年生が書いた文章だったからな、

いつまでも晒し続けるのは公害だろう。

 しかも、ちょっと前に突然大量のアクセスが来て、

このままでは皆様に申し訳ないのではないか?と思ったんで、

いっそのこと書き直せばいいじゃない!というノリで書き直したわけなんです。

 アイコンが下手クソだとか 、痛いとかいう意見は腐るほど貰いました(笑)

下手だと指摘するなら、どうすれば上手くなるのか教えてくださればいいのに。

絵が下手だとか文章力がないとか

ギャグが寒いとか全体的に痛いとか、

そんなことは作者にだって分かってるんだから、

具体的にどうすればいいのか指摘してくれないと誹謗中傷とみなさなきゃいけなくなるんだよね…

ま、今も大して変わっちゃいないですけどね。

 いやいや、だいぶ変わったと思うぞ?俺、前これだったもん → 

 ゴミ、だな。

それはいいとして、どういうコンテンツなのだ、これは?

 簡単に説明しましょう。と言っても説明するほどのことじゃない ですけど(笑)

「美味しんぼ」という大変有名なマンガがあるんだな。

このマンガは食をテーマにしていて、

普通の娯楽マンガとしては十分楽しめるんだが、

ところどころ実社会へ警鐘を鳴らすような話が目に付く。

しかも、それらにはときたま嘘が含まれているんだ。

このコンテンツは、そんな嘘を取り上げて検証してみようっていうものだ。

ちなみにこのコンテンツはここのサイトの管理人の発案ではなく、

とあるサイトに本歌が存在する。

こちらでは歴史問題について書かれているが、

管理人としては同じ話を同じようにしてもつまらないから、

どっちかというと科学っぽい部分を取り上げてみようということになったんだ。

 …受験生が期末試験発表中にこんなもの書いててホントにいいのかな?

 ところで、あたし 科学知識ゼロで、かなりの初心者なんだけど…。

 科学者の妻のくせに科学をまったく知らんのか?いや、それはいい。

シルラ、お前みたいな科学をまったく知らない人間に理解してもらえないようじゃ、

ここの文章が誰にでもわかるわけではないことになるだろうな。

だからここの管理人は、できるだけ簡単な言葉を使って、

わかりやすく説明するつもりでいる。

無論国語力などの問題で思い通りにいかないこともあるだろうが、

できるだけ初心者のお前にもわかるように話を進めようと思う。

 キサマァ!俺たちより一回り年下のお前が俺の愛しい妻を

お前呼ばわりなんて許さねえぞー!!

 フォトン…

 

 

 

 さて、いい感じに収拾がつかなくなってきたな。

これ以上やってると流石に読者の皆様に飽きられてしまうだろうから、

そろそろ本題に入ることにしようではないか。

 今日のテーマは、これだ!

バン!

 

 

「いいか。日本で食糧が確保できるのは、農薬があるからだ。
農薬がなかったら、病虫害のために農業はできない。
農薬が健康に悪いというのも迷信だ。
日本は世界で一番農薬を使う国なのに、平均寿命が世界一長いじゃないか」

「日本の平均寿命が延びたのは、乳児死亡率が下がったからだよ。
逆に高齢のガン患者は増える一方だ。
農薬や除草剤のなかには、ガンの引き金となるものがあるのはしられているでしょう」

 

「農薬以外の化学合成物質はいたるところに氾濫している。
農薬だけ神経質になるのは意味がない。
除草剤にしても、農村の人口がどんどん減っていて、
わずかな労働力しかないのに大変な労働をしろというのは消費者の身勝手だ」

「除草剤や農薬は、それを使う農家の人々の健康を真っ先に痛めつけているのです」

 

「合成保存料がなかったら、食中毒で死ぬ人が出る。
それに合成保存料があるから加工食品が出回って、主婦が楽を出来る」

「食品会社が保存料を使うのは、製品管理が楽だし、長い間保たせることができるからです」

 

「二度と店に来るな!」

 

 

 え?何か問題があるの?全部マトをついてると思うけど。

 それを言うならマトを射ているだろう…。

 ど、どっちだっていいじゃない( 笑)。

それで、なにが問題なの?

 よし、じゃあ最初の部分を引用しよう。

 

 

 

「いいか。日本で食糧が確保できるのは、農薬があるからだ。
農薬がなかったら、病虫害のために農業はできない。
農薬が健康に悪いというのも迷信だ。
日本は世界で一番農薬を使う国なのに、平均寿命が世界一長いじゃないか」

「日本の平均寿命が延びたのは、乳児死亡率が下がったからだよ。
逆に高齢のガン患者は増える一方だ。
農薬や除草剤のなかには、ガンの引き金となるものがあるのはしられているでしょう」

 

 

 とりあえず俺は い ち お う 科学者という設定なんでな、

思い込みでの言葉を信用しようという気にはなれないのだ。

 確かに、平均寿命は半世紀前よりはだいぶ延びているだろうし、

ガン患者も増加しているだろう。それは間違った情報ではない。

だが、間違っていない情報をうまく組み合わせることによって、

あたかも間違っていない情報であるかのように

間違っている情報を読者に与えることができてしまうのだ。

 えっ? どういうこと?よくわからないなあ。

 「農薬や除草剤のなかには、ガンの引き金となるものがある」

確かに、農薬に発ガン性があることは世間一般でも有名だ。

 うん!あたしも日ごろから無農薬野菜を買ってるよ。

農薬って危険そうだもん、使われてないほうがいいよね。

 それが問題なんだ。農薬=危険と言う公式が

今の日本では平然と成り立っている。

 え、農薬って危険だよ、発ガン性があるもの。

 発ガン性があるという表現が誤解を招きやすいんだよ。

発ガン性があったって、残留農薬程度じゃガンにはなりようがない。

発ガン性がある=ガンになる ではないんだ。

サイコロ振ったら1が出るかもしれない=1が出る

でないのとおなじさ。

それに、ガンの原因は身の回りに数多くあるんだから、

一概に農薬のせいにするのはおかしいよ。

 ああ、そうか…。

確かに無農薬野菜を買ってる人でも、ガンになる人はなるもんね。

 さらに言えば、農薬がガンの原因となることはほとんどありえないと思われる。

 ん?

 シルラはおてんばだったから、怪我したときによく保健室いってたろ?

 まあ、そうだね!おてんばは余計だけどね!

 ごめん。それで、保健室でオキシドールをつかったことがあるだろ う?

 えーと、確かそうだったと思う。

 実はオキシドールは、

かつて農薬として使われていた。

十分な殺菌力もあり、作物への残留もほぼないとされ、

多少手についたぐらいなら飲んでも安全という優れものだったのだ。

  それはすごいや!

…って、「かつて」ってどういう意味?

 教えてあげようか。

発ガン性物質だという理由で、

農薬として使うことを禁じられたんだ。

 ええっ!安全じゃなかったの!?

  いや、十分安全だと言っていいだろう。

オキシドールが発ガン性物質といったって、

要するにハナから自殺する気でない限り、

オキシドールでガンになることはほぼないのだ。

残留農薬程度ならガンどころか、体内の赤血球の数だって変わることはないだろう。

 そんなに安全なのに、抹消されたの?それって変だよ!

 あとは…。

 NaHCO3。

 そうだな。重曹も、現在では農薬として使われているが、

農薬の試験ではあやうく引っかかって使えなくなるところだった。

 重曹!?重曹ってベーキングソーダのことだよね?

 そうだよ。俗にふくらし粉と言われているけど、

特例として認められなければ、

重曹が農薬の試験をパスすることは有り得なかった。

 どうしてそんなことが起こるの!?

  とりあえず、ソースを用意してみた。下に引用する。

 

 

 

 ソース元

●発癌物質を農薬としてはならないのか。

日本はいまだに発癌性化合物を農薬としてはならないという素人考えの罷り通っている不思議な国である。
発癌性に種類のあることや具体的な発癌性試験の方法が理解できないことがその原因であろうが,
問題はそれによって本当に安全な農薬の登録が得られないことにある。

30%過酸化水素水,すなわち,オキシドールは以前,農薬として使用されていた。
イネ籾の種子消毒用である。バクテリアを殺すことができ,
種籾に用いてもコメに残留することはまず考えられず,
しかも使用者に対する安全性も極めて高いため,理想的な農薬であった。
オキシドールが現在も医療用消毒剤として市販されており,
食品添加物としても用いられていることはいうまでもない。
たとえ,手についても多少なら飲んでも何の問題もない。

現在,この理想的な種子消毒剤は使われていない。
発癌性があるとの理由からである。

以前,過酸化水素水の発癌性が問題となり小麦粉の漂白などの食品添加物としての使用が
一部事実上制限されることとなった時期に,農薬としての登録も抹消された。

オキシドールは確かに発癌性試験で陽性となる。
過酸化水素水を大量に経口投与すれば,十二指腸に癌が発生する。
しかし,それは大量を投与した場合に限られる。おそらく,この発癌性はオキシドールが
十二指腸の上皮細胞を酸化により痛めることが直接の原因であろう。
後述の牛肉の発癌性と似ている。

私は,オキシドールのような理想的な殺菌剤の農薬登録が発癌性を理由として
削除されるような日本は
安全性評価の後進国だと確信してる。

炭酸水素ナトリウム,つまり重曹(重炭酸曹達,NaHCO3)は現在殺菌剤の
活性成分として農薬登録が得られている。重曹には野菜のうどん粉病に対し治療効果がある。
重曹の農薬登録が得られたとき,私は自分の耳を疑った。
重曹のような安全性の高い化合物の農薬登録など日本で得られるはずがないと考えていたからである。
通常,農薬登録の際に要求されるデータを当局に提出すれば,
重曹が発癌性試験で陽性となることは明らかであり,登録を得られるはずはないのである。

ラットでの慢性毒性/発癌性併合試験では通常混餌投与が採用される。
餌に一定量の被検物質を混ぜてほぼ一生(2年間)投与し続けたのち剖検するのである。
毒性の低い物質の場合,最高濃度に相当する2500 mg/kg/dayが投与される。
これは50 kgの成人なら毎日125 gに相当する。
毎日125 gなら食塩でも十分癌になる。
重曹は明らかに発癌性試験で陽性となる。しかし,重曹では胃酸過多などの治療目的で
ヒトに投与された事例が多く,評価可能なヒトに対する投与例が多くあるという特殊事情により,
発癌性試験が免除され農薬登録が得られたと仄聞している。
これによりヒトに対する毒性が評価されているとみなされたからである。

しかし,重曹はあくまでも特異な例外である。
本邦では依然として同様の発癌物質の農薬登録が不可能であることに変わりはない。

  (中略)

一般に,素人は「発癌性試験で陽性の化合物」「発癌性のある化合物」と言い換える。
しかし,ラットに1日,1 kgあたり2,500 mg(体重50 kgのヒトなら1日125 g)食べさせて
肝臓に腫大ができた化合物と,同じく1 mg食べさせて癌の増加の認められなかった化合物は
どちらが安全性が高いだろうか。
それなら,後者も2,500 mg食べさせろというかもしれない。
しかし,ラットが死ぬような高用量を投与することはできない。
死なないまでも,急性毒性の所見があれば最大無作用量のデータにならない。
つまり,急性毒性の高い物質ほど発癌性試験では陽性となりにくくなるのである。
これが,後進国である日本で「安全な」農薬の登録の得られない理由の1つである。

 (中略)

かつて米国には連邦食品医薬品化粧品法にデラニー条項という条文があった。
動物試験で発がん性が見られた農薬は
一切禁止という時代遅れの法律である。
安全性評価の先進国である米国においてさえこの条文が削除されたのは1996年であった。
日本が改まるのはいつになるのだろう。

 

 

 

 見ての通り、農薬試験時、

重曹やオキシドールなどの毒性の弱い物質の場合は、

ふざけているくらい大量に投与される。

ラット一匹に対し、一日につき体重1キロあたり2.5gの薬物を

ほぼ一生にわたって投与するのだそうだ。

これは50kgの成人に、毎日125gの物質を

摂取させるのと等しい。

参考までに食塩の致死量は、50kgの成人なら約25〜250gだ。

つまり、農林水産省の水準から言えば、食塩は危険な物質ってことになる。

どんなに安全性がある物質でも、こんな大量に投与されて、

一匹も異常が出なかったら大したものだろうな。

これほど審査基準の厳しい農薬試験なんて

はっきり言って異常 だぞ!!

 食塩が危険な物質って…それはちょっと言いすぎだよ…

 いいや、あながち言い過ぎでもない。

事実、食塩をとりすぎると臓器への負担が高まったり、

ガンになるリスクが上がるという話は有名ではないか。

何事にもリスクはあり、リスクをゼロにすることはできない。

大切なのは、リスクをゼロに近づけたまま、ベネフィット(利益)を上げることだろう?

 う、確かにそうだね…

 ちなみに食塩と言えば、別のところでこんな文句を見つけたよ。

 

 

 

あなたはソディウムクロライドという物質をご存じだろうか?
メタルソディウムとクロラインとの化合物である。

 ○クロライン
  黄緑色の気体で、刺激臭を持ち、呼吸困難を引き起こす。
  第一次世界大戦では、ガス兵器として使用され、多くの人を殺傷した。

 ○メタルソディウム
  水と反応して爆発する危険な物質。
  高速増殖炉もんじゅで、この物質が漏れた事件があり、
  あやうくチェルノブイリの惨劇の二の舞になるところであった。
 
 ○ソディウムクロライド
  菌類に高濃度のソディウムクロライド水溶液中をたらすとその大部分が死滅してしまう。
  また人体にもさまざま影響を及ぼし、大さじ4杯程度の量を摂取した幼児が死亡した例が報告されている。
  更に慢性的な害も指摘されており、食物に過剰に混入しやすい地域では脳血管疾患による死亡率がしにくい
  地域に比べて2倍以上となっている。
  そして胃中においては発ガン性物質の作用を促進することが明らかとなっている。

上記のような性質を持つソディウムクロライドは、
軍備縮小の流れにある現在においても、年間6000万トンも生産されている。

 

 

 

 もうだまされないぞ!

クロライン=塩素、メタルソディウム=ナトリウム、ソディウムクロライド=食塩 だよね!!

 正解だ。流石は俺の妻、かしこいな!

 や、やだ、フォトンったら…

 読者が呆れるから 寒いラブコメは他所でやってくれないものか…

科学的にものを考えようとしない連中が、下らん理由で、

危険性が極めて少ない農薬を切り捨てる。

発ガン性があることガンになることの区別のつかん者が

化学の産物であるという理由だけで農薬を否定するのだ。

 でも日本人も悪いんですよ。(笑)

日本の理科レベルが低いのかどうかは知らないが、世間には上記のような人が実在する。

そして農薬=危険という一方的なイメージを確証もなしに妄想するから、

危険性の極めて少ないはずの物質すらも農薬として使えなくなってしまうんじゃないかな?

俺はそう思うんだよ。

 ここで論じられてることがすべて正しいわけじゃないけど、

少なくとも勝手な思い込みでただ危険だと言うのはバカだということだよね。

 そういうことだ。同時にこのサイトの内容を

よく考えずに鵜呑みにするのも同じだぞ。

どういった意見を持つかを決めるのはこのコンテンツの作者ではなく、

あくまで個々人だからな。

さて、再び問題の文の一部を引用しなおすことにしよう。

 

 

 

“農薬や除草剤のなかには、
ガンの引き金となるものがあるのはしられているでしょう”

 

 

 結論から言うが、日本の農薬は、

ガンの引き金にはなりにくい。

敢えて「ならない」と断言しないのは科学者の性だから気にしないでくれ。

ガンの原因はいろいろあるけど、

主に酒、タバコ、抵抗力の低下、生活習慣の変化などが挙げられる。

それに対して、先ほども説明したとおり、あれだけの大変厳しい試験をくぐりぬけた農薬が

ガンの主要な原因になることはほぼ無いと言っていいだろうな。

 農薬ごときを心配するぐらいなら、酒とタバコを止めて、

生活習慣を整えて日常的に軽いスポーツをしたほうが千倍は効果があると思うぞ。

 参考までに、こんな資料を見つけてきたぜ。

 

 

 

   ソース元

死因 危険度 死因 危険度
たばこ(1箱/日)
原付自転車
肥満
造影剤注入
肺内視鏡
胃カメラ
市街歩行
エイズ
スキー
残留農薬・食品添加物

1/200
1/250
1/600
1/2000
1/5000
1/10000
1/20000
1/30000
1/100000
1/500000以上

アルコール
ハングライダー
心臓カテーテル
自動車
自転車
家事
肺レントゲン
医薬品
原子力発電所放射能
 

1/250
1/550
1/1000
1/4000
1/8000
1/15000
1/20000
1/80000
1/200000
   

  (Dr.ファースト 1990年:「持続可能な農業と日本の将来(化学工業日報)」より転載)
 この表は何人に1人がこの原因で死ぬかを示しています。
この表から言えることは、日常生活の安全性を考える上で、
残留農薬は他の不健康要因に比べて
取るに足らないということです。
車や家事を避けることは出来ないかもしれませんが、
残留農薬のことを気にするよりも、
たばこをやめる、酒をやめる、肥満を解消する等の方が
1000倍以上健康に寄与します。
こういったリスクをトータル評価する考え方は重要です。

 そして、食物を考えた場合、残留農薬より、食物にもともと含まれている
有害天然成分の量の方がケタ違いに多く
、健康への影響は大きいのです。
人間への影響が研究されている、わざかな量の残留農薬を気にすることはほとんど意味がないのです。
こういった確率で安全性を表すことは、欧米では一般的ですが、日本ではまだ馴染みが薄いものです。

 農薬の安全性を求めることは当然ですが、こういった視点を常に持ち合わせるべきです。

 

 

 グラズ君がさっき言ってた「千倍は効果がある」って、

適当な数字を言ってたんじゃなくて、ちゃんと根拠に基づいた意見だったんだね!すご〜い!!

 え゛?

……あ、ああ当然だ。(適当に言ったことがまさか本当に当たるとはな…)

ところで、美味しんぼで農薬の一種である除草剤だけ

わざわざ区別して表記しているのは何の意味があってのことなのだ?

 そればっかりは俺にもよく分からないなぁ…。

「農薬や除草剤の中には」っていうのは「人間や日本人の中には」って

言ってるのと同じくらいマヌケだと思うよ。

原作者の雁屋氏が農薬の定義を調べていなかった

というのが一番自然な説じゃないかと思うぜ?

仮にも何かを論じるなら、論じるものの定義を確認してからでないと

いくらでも詭弁が通用するし、今の例みたいなトンチンカンな物言いをすることにも繋がってしまう。

こんなことは物書きなら常識だと思ってたけど、そうでもないのかな?

 高学歴(雁屋氏は東大卒)が必ずしも賢明ではないことの証明かのようだな…。

 ついでに、もう一つ言わせてもらおう。

農薬野菜が危険なら、無農薬野菜も危険だ。

 えええええっ!?無農薬野菜が危険?何かの間違いでしょ!?

 あっ、ちょっと勘違いさせてしまったかな。

俺が言いたいのはあくまで、

「農薬野菜を危険だと言うなら、無農薬野菜にも危険性はある」ってことだ。

決して無農薬野菜は危険だから食うなと か

言うつもりはないからな。

 どっちにしたって聞き捨てならないよ。

無農薬野菜にも危険性があるってどういうことなの!?

 そうだな、例を挙げようか。

シルラは確か日ごろから無農薬野菜を選ぶようにしてたな?

 うん、そうよ。さっきも確かそんなこと言ったっけ。

 無農薬野菜で栽培されたキャベツとかに

虫食いがあるのを見たことがあるか?

 うん、しょっちゅう見る。

でも、虫も食べないような野菜より、

虫が喜んで食べるおいしい野菜の方がいいもんね。

 その考え方、妙だと思わないか?

虫と人間では体の大きさも、体の構造も、

体の組成すらも違う。

それに、そもそも農薬(この場合は殺虫剤や忌避剤あたりだな)

虫を寄せ付けないために使われているものだろう。

ならば、それがかかっている野菜を虫が食べないのは当たり前だ。

虫が野菜を食ったとて、それを野菜がおいしいとかまずいとか、

安全性がどうだとかと一概に関係付けられるはずはない。

 で、でもさ、毎日食べてたら体に蓄積するんじゃないの?

じゃあいつかは人間に害があってもおかしくないと思うんだけど…。

 それも正確ではないな。

栽培時に野菜についている農薬と、

出荷時の野菜の残留農薬をいっしょにしてはならないのだ。

それに、農薬はADIという厳しい基準値をくぐり抜けていて、

十分に安全性が保障されているようだぞ。

 

 

 

   ソース元

1,ADIとはなにか?
(中略)

 ですから、毎日農薬を一生涯とり続けても慢性毒性が
出ないであろう農薬の量
を知ることが、われわれの健康を守る上で必要です。
この値がADI(Acceptable Daily Intake)です。日本語では一日許容摂取量といいます。

2,ADIの数値の意味は?
 ADIは0.02といったように数値で表されます。単位は通常「mg/kg/day」です。
これは1日につき体重1キログラムあたり○○ミリグラムまでならその農薬を
一生涯摂取しても大丈夫であろうということです。
単に「mg/kg」あるいは「mg/kg bw(body weght)」となっている場合もありますが同じことです。
3,ADIの求め方
 まず動物実験を行います。
通常ラット(大きなネズミ)の一生涯(2年間)とマウスと犬(1年間)を使います。
毎日エサに農薬を混ぜて食べさせ、どれぐらいの農薬が混じっていれば
問題が出るかを調べます。その際には動物を解剖して全身にわたって
細かい異変がないかも調べられます。
また、繁殖試験といって、3世代にわたって毎日食べさせて
各世代に問題が出ないかを調べる
ことも行われます。
その結果、問題が出なかった量を知ることができます。
これを無毒性量(NOAEL)と言います。
この数値に動物と人間の違いを考慮して安全係数として1/100をかけます。
その数値がADIです。
4,安全係数とは?
 毒性の基本に「動物の種類に関係なく、体重あたりの物質量で毒性は決まる」
といった考え方があります。これはたいがいの場合当てはまります。
しかし、必ずしも当たるとは限らないし、ある程度は振れもあります。
ですからそのことを考慮して、動物実験で得られた数値を人間に適用する際には
さらに厳しくするべきだと考えられます。
それが安全係数です。
農薬のADIでは1/100が通常使われます。
これは動物種の違いを考慮して1/10。それに個々の体質を考慮して1/10。
合わせて1/100と考えてのことです。
1/100とは非常に厳しい数値だといえます。

 

 

 

 詳しいことはソースを参照していただこうと思うが、

日本の農薬の危険性は十分低いと言って差し支えない。

出荷されている作物に使われている農薬はこの基準値をクリアしているから、

一生とり続けて体にためてもおそらく大丈夫だろう。

仮に農薬の摂取量がADIを越えたとしても、ADI自体が非常に厳しい数値だから、

問題が起こることはほぼ有り得ない。

 そんな厳しい基準値が設定されてるなんて知らなかった…

農薬を積極的にとれとは言わないけど、あまり過敏になるべきでもない、ってこと?

 そうだな。俺たちは農薬推進派ではなくて、あくまでアンチ農薬反対派だから、

何が何でも農薬を使えとは言わないつもりさ。農薬だってタダじゃないしね…。

 農薬がそれほど恐ろしいものでないことはわかったわ。

でも、なんで無農薬野菜が危険なの?

 その前に考えてほしいんだけどさ、

もし畑にある野菜を農薬なしに育てたらどうなるか分かる?

 やっぱ、鳥とか虫に食べられてボロボロになるでしょ。

美味しんぼの野菜対決でそんな描写があったよね。

 そうだ。人間の何かしらの介入があって初めて、

野菜は成長できるのだ。

ということは、人間が何も手を出さなければ野菜は全滅してしまう。

だが当の野菜自身がそんなことを望んでいると思うか?

否、植物は自分自身で、害虫からの対策をしているのだ。

 対策ぅ?自分の周りに落とし穴を掘ったりするの?

 さすがは俺の妻、ギャグセンスも完璧だなー。

 えへへ、ありがとうフォトン。

 でもシルラ、残念ながらそれは違うんだな。

実は、野菜は自分自身の体内(?)で、

天然農薬成分を合成するんだ。

 ええっ、野菜にそんなことができるんですか!?(笑)

 できるのだ。しかもその量は、残留農薬とは桁違いだ。

例えばシルラの買う無農薬キャベツから水を抜いた重量(=乾燥重量)のうち、

約5%が天然農薬成分といわれている。

 ちょっと誇張だけど、野菜を食べているということは、

天然農薬成分を摂取しているのと同じなんだよ。

しかも無農薬野菜は、害虫などもあって天然農薬成分の量はさらに増える。

来るべき戦争のために防衛費を増やすのと同じ理屈だな。

それに比べれば、残留農薬のリスクなんて

取るに足らないレベルなのさ。

 

 

 

   ソース元

●有機野菜は普通の野菜より発癌物質を多く含む。

発癌物質の危険性ランキング(HERP Index)を見ると,普通の食品の発癌リスクは
残留農薬の発癌リスクに比べてはるかに大きいことがわかる。

【03/03/05作成】

HERP Index (Human Exposure/Rodent Potency) というHPがある。
ここには発癌物質の危険性ランキングが記載されている。
実際には個々の発癌物質の齧歯類の発癌性試験における
TD50
(50%の動物に癌をおこさせる量,mg/kg/day)と環境,食物などからの
暴露量
からヒトでの発癌リスクを推測している。

このHPの表のリスク上位にはワイン,ビール,レタス,
リンゴ
,マンゴーなどの食品が並んでいて興味深い。
ただ,これら食品の発癌性はどう見ても過小評価されている。
含まれる発癌物質を限定しすぎているためである。
この表には,リンゴでの残留が問題とされた発癌物質カプタホール(ダイホルタン)と
ほぼ類似の構造であるキャプタンの値もあり,0.00000006と評価されている。
カプタホールの発癌リスクがキャプタンと同じだと仮定すると,
リンゴそのものの発癌リスクは0.02と
評価されている
から,その約33万分の1になる。
設定する暴露量(残留量)によって発癌リスクは変化するが,少なくとも,
リンゴに残留する農薬の発癌リスクは,
リンゴそのものに含まれる天然の発癌物質に
由来する発癌リスクに比べればはるかに小さい。

興味深いのは,これら普通の食品の発癌リスクのもととなっている化学物質に,
植物が自らを守るために合成している
天然の農薬成分が多い
ことである。
農薬を使えば,これら天然農薬の生産量は減り,食品の発癌リスクは減少する。
つまり,「有機栽培や無農薬栽培だから安全」は誤りで,
「有機栽培や無農薬栽培だから危険」が正しいことになる。

 

 

 

 このソースを見る限り、 例えばリンゴ自身の発ガンリスクは、

リンゴの残留農薬の発ガンリスクの実に330,000倍もあるわけだ。

作物の残留農薬を危険というなら、

作物そのものはどう形容すればいいのだろうな?

 ニュースを積極的に見ていた人なら知っているかもしれないけど…。

 

 

 

   ソース元

 通常トウモロコシは虫害をうけるとフザリウムやアスペルジウスなどのカビの感染を受けます。
 この虫害は農薬散布を行ってもかなりの程度受けます。
無農薬ではほとんどのトウモロコシが虫害を激しく受けます。

  この感染によりカビの生産する毒素が製品に混じることになります。
この毒素とはマイコトキシン(カビ毒)とよばれアフラトキシンがその代表格です。

この毒性は20ppbという濃度でも発生し
PCBやダイオキシンと並ぶ猛毒であり
また長期摂取によりガンを誘導することが知られています。
しかも研究が進むにつれさらに新しいカビ毒が見つかってきており、
これらのヒトへの影響がいまだ未評価で危険きわまりないものがたくさんあります。
アフラトキシンの胎児への影響と小児ガンのリスク

一度, 通常のトウモロコシを栽培してみれば虫食いあとがフザリウムや黒かびで感染し、
穂の他の部分にそれがひろがって変色しているのを容易に見ることができます。
このかびが猛毒を生産しているのですから恐ろしいことです。
このアフラトキシンの害は過去に大きな社会問題となり
マスコミも大々的に規制キャンペーンをやった経緯がありますが、

マスコミの皆さんはもうお忘れになったのでしょうか。

  減農薬や無農薬あるいは有機農法において特に見られる病虫害によるカビの感染は、
病虫害抵抗のための植物毒素生産とともに健康上大変問題の多いことなのです。
このようなことはキャベツ類やセロリ、イモ類はじめ
多くの作物で報告されています。

 

 

 

 にゃ、にゃに〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!?

虫にかじられたあとに猛毒を作るカビが生えるですって〜!?

 シルラ、お前がよく買うキャベツでも報告されているそうだぜ。

カビというのは菌糸を伸ばして繁殖するから、

ただ単にカビて見える部分だけを削り取ればいいってもんじゃないからね、

ましてやこんな猛毒を生産するカビがついているんだ。

食べたいとおもうか?

 絶対イヤ!(キッパリ)

 ははは。大体虫にかじられた野菜ってのは、

毒性云々以前に気分的にいいもんでも

美味しいもんでもないんだし、

これらを抑えるために農薬を使うのは責められるべきことじゃないと俺は思うぞ。

カビの他にも寄生虫とか、卵とか、問題は山積みだし…。

 

 ところで、美味しんぼでは以前こんなことを言っていたな。

 

 まるで、農薬をつかった青ジソだとこんな調理法では危険だが、

無農薬栽培の青ジソならこんな調理法でも安全である、とでも言っているかのようだな。

 今までの話を聞いたら、むしろ無農薬のほうがコワイよ!

そもそもこんな調理法で食べること自体間違いじゃないの?

 そうかもしれないな。まあ、多少のリスクを犯してでも

自己責任の下で美味を追求することは道楽の一環として認めていいだろうが、

間違った知識をひけらかすのはいい趣味だとは言えないな。

 今までの話、分かった?

 うん。なんとなくわかりました。つまりこういうことだね。

 

 ほお、なかなか上手だな。

 改造は結構疲れました(笑)



 さて、次のセリフへの反論に移るとしようか。

 

「農薬以外の化学合成物質はいたるところに氾濫している。
農薬だけ神経質になるのは意味がない。
除草剤にしても、農村の人口がどんどん減っていて、
わずかな労働力しかないのに大変な労働をしろというのは消費者の身勝手だ」
「除草剤や農薬は、それを使う農家の人々の健康を真っ先に痛めつけているのです」

 山岡…というより美味しんぼは本気でこんなことを言っているのだろうか…。

農薬が農家の人々の健康ばかりに影響を与えるとでも思っているのか?

農薬の製造工場で働いている人の健康はどうでもいいのか?

 そっか、工場で働いている人のほうが

真っ先に健康を痛めつけられてるはずだよね。

 そうだろう、そしてそれを一歩進めて考えると、

農薬の製造工場で働いている人が健康上問題なければ、

農家の人々にもおそらく農薬の害はないだろう、と言える。

ソースを用意したのでこれをみてもらおう。

 

 

 

   ソース元

●農薬製造工場の従業員の健康診断結果は
農薬の安全性に関する最大のデータの1つである。

農薬製造工場や農薬製剤工場の従業員は,たとえ注意していても取り扱っている農薬に被曝する。
そのため,従業員の健康診断結果は農薬の安全性に関する重要なデータとなる。

【99/12/30作成】

日本ではあまり要求されないが,海外での農薬登録では
製造工場従業員の健康診断結果が登録関連資料として要求されることがある。
少し考えれば,このデータの重要性に気付く。
ヒトに対する影響が直接把握
できるのである。

農薬製造工場や農薬製剤工場の従業員は
最も大量の農薬に被曝する集団に属する。
その被曝量は,農薬を散布する農業従事者より
1〜3桁以上多いと推測される。
もちろん,それなりの安全教育を受け必要ならマスク等も付けているが,
それでも,ある程度の被曝は避けえない。
もし,農薬に何らかの問題があれば真っ先にその被害者になる。

以前,除草剤であるMO胆嚢癌の原因となるとの不思議な報道があった。
病理学的にも分析化学的にも問題のある報道であったが,
疫学的な問題点は被曝した集団と被曝しなかった集団を正しく比較していないことにあった。
MOが使われている地域の住民と使われていない地域の住民を
比較したのではこの基準を満足したとはいえない。
しかし,少し考えれば最も多く被曝した集団とは工場従業員にほかならないことがわかる。
工場従業員の被曝量は一般住民の通常3〜5桁以上多い。
もし,残留量レベルで胆嚢癌の発症が有意に増加するなら,
MO工場の従業員は全員確実に胆嚢癌になっていなければならない。

もちろん,私の所属する化学会社の農薬製造現場従業員が定期的に健康診断を受けており,
農薬製造に起因する問題はなんら生じていないことはいうまでもない。

 

 

 

 確かに、作者自身が工場に行って確認したわけじゃないし、

ソースを書いている人が農薬製造現場従業員らしい以上、

信憑性が欠けると言われても仕方がない感は否めないが…

 少なくともカリーはこれくらいのことは調べてから書いたのか?

いや、それ以前に農家を取材して確かめるぐらいはしたのか?

してないとしたら、脳内ソースのカタマリじゃねーか!!

 従業員がガンどころか健康上まったく問題がないらしい…。

これが事実なら、農薬が農家の健康に害があるとは到底思えないな。

 じゃあ、やっぱりデタラメなの?

あんまりこういうこと言いたくないけど、いい加減なマンガねー。

 少なくとも作者は、健康のために無農薬野菜を選ぶのは

バカげていると考えた上でこのコンテンツを書いているわけだが、

作者の主張が正しいか、そうでないか、

最終的に判断するのは読者だということを忘れないで頂きたい。

 余談だけど、低農薬野菜と銘打っておきながら、

出荷前の数週間分農薬をストップしただけってなものもあるらしい。

そもそも低農薬に明確な定義はないしな。

 

 そして、これ。

 

「合成保存料がなかったら、食中毒で死ぬ人が出る。
それに合成保存料があるから加工食品が出回って、主婦が楽を出来る」
「食品会社が保存料を使うのは、製品管理が楽だし、長い間保たせることができるからです」

 合成保存料かぁ。なんかいいイメージないけど…。

 そうなんだ、日本ではどこか

「科学=悪」の考えが根強いのか、

「天然」は良くても「合成」「人工」「化学」は嫌らしい。

「化学物質」というと、いかにも気色悪いイメージがあるだろう?

 うん、なんか環境に悪そうな…

 だが、水も酸素も「化学物質」であることは間違いないわけで、

要は人間や環境にとっていい化学物質と悪い化学物質があるというだけなのさ。

 合成だろうが天然だろうが、

組成・構造諸々が同じなら同じ物質だ。

むしろ天然物質は、不純物が多く混じっているからよくないともいえるぞ。

 まあ、そういう見方もできるんだわ!(笑)

 そういうわけで、合成保存料だろうとなんだろうと、

安全性が確認されているかどうかが一番大事なわけだ。

 

 

 

   ソース元

食品添加物の使用基準

 国によって食生活は多種多様です。食品添加物をごく微量に含む食品でも、
偏って食べる習慣があれば、その食品添加物の摂取量がADIを超える危険性があります。

そこで日本では、厚生省が国民栄養調査や、
食品の生産量、輸入量、消費量、家計調査などのデータより、
各食品の摂取量を調べ、それにも基づいて食品添加物の摂取量を推定しています。

その量がADIを大幅に下回るように考慮して、食品添加物ごとに使用を認める食品(対象食品)と、
その許容量(最大限度量)や、使用方法(使用制限)の使用基準を定めており、
この基準は、食品添加物公定書に明示され、遵守することが義務付けられています。

しかも、実際に食品中に含まれている
食品添加物の量は、この基準値より少なく、
安全性は十分に確保されています。

現に、厚生省が行った1日摂取量調査でも、
摂取量はADIを大幅に下回っている
ことが裏付けされています。

食品添加物名 日本人の摂取量(mg) ADI×50kg体重(mg) ADIに対する比率
BHA(ブチルヒドロキシアニソール) 0.0012 250 4.8/100,000
赤色2号 0.023 25 9.2/10,000
赤色3号 0.022 4.4/1,000
黄色4号 0.033 375 8.8/100,000
黄色5号 0.001 125 8/1,000,000
ソルビン酸 30.346 1250 2.9/100
ピロリン酸
ポリリン酸
メタリン酸
(合計)6.10 3500 1.7/1,000

<食品添加物のADIと実際の摂取量の比較例>

 

 

 

 代表的な合成保存料のソルビン酸は

普通の摂取量ならまったく問題がないみたいだぜ?

 美味しんぼではソーセージの回でもこんなことを言っていたな。

 

 たわけたことを言っているとあの世の直通便に乗せますよ?

 えっ、でも亜硝酸塩は危険だって聞いたよ。

危険と証明されている薬品はダメなんじゃない?

 いや、農薬と同じく、添加物レベルなら問題ないと言えるだろう。

第一、亜硝酸塩をとりたくないのなら、野菜を食わないほうがいい。

 や、野菜?何で?

てかビミョーに絡めてくるよね(笑)

 ええと、野菜には相当量の硝酸塩が含まれている。

硝酸塩は口内細菌などによって亜硝酸塩に変化してしまう。

これによって体内に取り入れられる亜硝酸塩は、添加物から

摂取する量とは比べ物にならないほど多い。

 

 

 

   ソース元

硝酸塩から亜硝酸塩の生成

 硝酸塩は微生物の作用により容易に亜硝酸に変換する。
常在成分として生物に存在する亜硝酸の含量は少ないが硝酸塩は植物成分中に多量に存在する。
したがってこれらを摂取した場合、亜硝酸塩を摂取しなくてもヒトの体内では多量の亜硝酸塩が生成する。

 現在日本人の硝酸塩摂取量は一人一日平均200〜400mgといわれ、
この量は世界の平均摂取量50〜140mgの2倍以上の高量である。
これは日本人は特に亜硝酸ナトリウム含量の高い野菜類を
好んで摂取することによるものと考えられる。

 吸収される硝酸塩量(摂取の約25%)の約20%が唾液として分泌され、
口中で亜硝酸円に還元される。
すなわち摂取硝酸塩の約5%が亜硝酸塩として胃に送られ、
調査の結果ではその量は一人一日平均16.5mgに相当するという。

 これに対し、添加物から摂取される量は一人一日1mg以下
(現在の食肉製品の亜硝酸塩の含量は10〜20ppm)とされる。
添加物として摂取される量は、天然に存在する食品由来で
体内で生成吸収される量に比べて、
問題になり得ないほど低い
のである。

 

 

 

 あたしたち、野菜食べて亜硝酸塩を体内に入れてたんだ…。

今の今までぜんぜん知らなかったよ…。

 ちなみに亜硝酸ナトリウムは亜硝酸塩の代表者だ。

 しかし、雁屋氏も、量の問題を無視して「発ガン性がある」もないものだな…。

科学的に物事を考える気がないなら、

こういう話には首を突っ込まないでほしいぞ。

 そうだよ、大体日本はただでさえ食糧自給率が低いんだぜ?

添加物ぐらい多めに見てくれてもいいと思うんだけどな。

食品会社だって、好き好んで消費者の健康を害そうなんて思ってないはずだからさ。

 ふむふむ、過信はよくないけど、

全否定もよくないってことかぁ。

 

 

 

 さて、ここで皆様に簡単なテストをしてもらおうと思う。

ここにあったのと同じ問題だ。

下の6つの、人体に影響があると思われる危険性要因のうち、

危険なほうから順に並べて頂こう。

 

・栄養上の問題

・残留農薬

・食品添加物

・微生物による中毒

・環境汚染

・自然毒による中毒

 

 ちなみに、アメリカの自然食品主義者の回答は、以下の通りです。

 

1) 食品添加物

2) 残留農薬

3) 環境汚染

4) 栄養上の問題

5) 微生物による中毒

6) 自然毒による中毒

 

 今までの話からして、

添加物と農薬が上位にランクインするはずはないよね。

トップは微生物のハズだとして、あとは…。

えーと、えーっと…

 答えは以下の通りだ!

 

1) 微生物による中毒

2) 栄養上の問題

3) 環境汚染

4) 自然毒による中毒

5) 残留農薬

6) 食品添加物

 

 自然食品主義者、 とことん外しまくってますよ!?

  生物や農学の知識がほぼゼロだった当時高校一年の管理人でさえ正解した。

自然食品主義者というからには、その手の知識は当時無知だった管理人よりは

あって然りだと思うが、この問題はことごとく外している。

一体どういうことなんだろうな?

 添加物や農薬より、微生物が危険なら、

微生物繁殖するのを防ぐために添加物を使うのは

あたりまえだし仕方ないかもしれないね…。

もちろんできるだけ使わないに越したことはないとは思うけど。

  農作物を栽培するために、

全滅のリスクを負いながら無農薬栽培をするか、

農薬の使用を受け入れるか、他にいい方法を考え付くか、それらの中で

一番手っ取り早いのが農薬を使うことだろう。

添加物の場合もそうで、食中毒のリスクを負いながらも添加物を使わないか、

添加物を受け入れるか、他にいい方法を考え付くか、

一番手っ取り早いのが添加物を受け入れることだったわけだな。

 ベストな選択はない。

だからベターな選択をしよう、って認識でいいのかな?

 そうだ、俺たちはそういうことが言いたかったのだ。

ではこの部分の最後の仕事だ。次のページの問題点を指摘してみてくれ。

 

「子供たちが食べていた菓子の中には、
いいかげんな中身ものもあったのです。」

「大量生産・大量販売の菓子には添加物が入ってるからね。
この菓子には乳化剤・香料・膨張剤・
タール系色素などの添加物が入っている。
あなたのケーキの中には添加物は入ってますか?」

「入ってるわけないでしょう。
添加物は、見栄えをよくしたり、コストを下げたり、
保ちをよくするために入れるんです。」

 誰もが家族や知人に手作りの菓子を作ってもらえるわけじゃないんだぞ!

見栄えをよくしたり、コストを下げたり、保ちをよくすることがいいかげんなの?

仮にも消費者のための行為に対して「いいかげん」なんて酷すぎるよ!

 うん、もちろんこれは彼女の解釈だから、

俺たちの意見とも若干違うし、

おそらく読者の皆様の意見とも違うだろう。

むしろみんな同じ結論に達したらそれはそれで怖いよ(笑)

 

 

 

   ■洗脳・情報操作に対する十箇条

1.与えられる情報を鵜呑みにするな、まずは疑え。

2.自分の頭で考えている気になるな、
  殆どの場合
無意識に誘導されていると思え。

3.数字に騙されるな、数字でも悪意があれば操作する事は可能だ。
  統計ってやつは
算出方法次第で操作できたりするんだ。

4.過去に目を向けろ、必ず今と繋がっている。

5.皆が一様に同じ結論、意見に達したときは、
  情報操作もしくは悪質な誘導、

 最悪洗脳されていると考えろ。

6.事象、問題点、結果を箇条書きで抜き出せ、そして関連付けろ。

7.耳触りの良い言葉ばかり言う奴は信用するな。そいつは下心を隠している。

8.強硬論をまくし立てる奴は単なるパフォーマンスでやってるだけだ。
  バックに居る誰か、もしくは何かから目を逸らす目的があると考えろ。

9.正論ばかり述べる奴には気をつけろ、禅問答になる。

10.やばいと感じたら直ぐに逃げろ。
   それと逃げ道の確保を忘れるな。

 

 

 

 このページの是非は、上記の十箇条を見て、各自で判断して頂こう。

また、このページの内容について管理人に反論する場合は、

必ずソースを添えて頂きたい。

何の根拠もない反論は単なる誹謗、

悪くすると中傷と解釈せざるを得ない場合もあるゆえ、

なにとぞよろしくお願いしたい。

 

 

 

 さて、キリがよくなったので、そろそろ終わりますか。

 キリがいいのかどうかはよくわかんないけど、フォトンがそう言うならそうなんだろうね。

  うむ。そういえば次のページ、ついにリメイクしたな。

ところどころあった不謹慎な発言が消えて、内容も多少変わったようだ。

 良くなったね。

 ……良くなったのか?

 じゃあ、See you again bye bye 〜♪

 

 

 


次があったら→(リニューアル完了しました)

 

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