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ニーチェは見抜いていた

『ユダヤ・キリスト教「世界支配」のカラクリ』

適菜収・ベンジャミン・フルフォード・著(徳間書店)


『ユダヤ・キリスト教「世界支配」のカラクリ』
税込価格 : \1,680 (本体 : \1,600)




以下「産経新聞」の記事

【サンフランシスコ=松尾理也】米ユダヤ系人権団体のサイモン・ウィーゼンタール・センター(ロサンゼルス)は21日、日本で発売中の書籍「ニーチェは見抜いていた ユダヤ・キリスト教『世界支配』のカラクリ」(徳間書店)について、「反ユダヤ的な陰謀論の新しい流行を示すもの」と批判する声明を発表した。同センターは同時に、同書の広告を掲載した朝日新聞社に対しても、掲載の理由を調査するよう求めている。  問題となった書籍は、米誌フォーブスの元アジア太平洋支局長、ベンジャミン・フルフォード氏と、ニーチェ研究家、適菜収氏の共著。2月の新刊で、朝日新聞はこの本の広告を18日付朝刊に掲載した。  同センターは、同書の中に「米軍は実はイスラエル軍だ」「ユダヤ系マフィアは反ユダヤ主義がタブーとなっている現実を利用してマスコミを操縦している」などとする内容の記載があり、米国人とイスラエル人が共同で世界を支配しているという陰謀論をあおっているとしている。  サイモン・ウィーゼンタール・センターはユダヤ人に対する差別や偏見を監視する役割を果たしており、95年には「ナチ『ガス室』は捏造(ねつぞう)だった」との記事を掲載した文芸春秋の月刊誌「マルコ・ポーロ」が抗議を受け廃刊に追い込まれている。  徳間書店の話 「ファクスによる抗議は来ているが、『こうせよ』とは言ってきていない。当社としての対応は決まっておらず、現時点でコメントすることはない」  朝日新聞社広報部の話 「正式な申し入れが届いていない段階でのコメントは控えたいと考えます」 (2007/02/23 00:14)

この他に「朝日新聞」と「毎日新聞」に記事が載ったと思うんだけど、なくしちゃった。



以下「読売新聞」の記事

徳間書店新刊、「反ユダヤ主義あおる」と販売中止要請
 【ロサンゼルス=古沢由紀子】ユダヤ人人権団体の「サイモン・ウィーゼンタール・センター」(本部・米ロサンゼルス)は21日、徳間書店の新刊書「ユダヤ・キリスト教『世界支配』のカラクリ」について、「反ユダヤ主義をあおる内容だ」として、同書の販売を取りやめるよう要請したことを明らかにした。  同書の広告を掲載した朝日新聞社に対しても、「広告掲載の経緯を調査してほしい」と求めたという。  同書は、米誌フォーブスの元アジア太平洋支局長ベンジャミン・フルフォード氏と、ニーチェ研究家の適菜収氏の共著で、今月発刊された。サイモン・ウィーゼンタール・センターは反ユダヤ的な著作物などの監視活動で知られている。  徳間書店は、「現段階では、コメントできない。申し入れの内容を確認したうえで、対応を検討することになるだろう」と話している。 (2007年2月22日14時0分 読売新聞)



以下、「J-CASTニュース」の記事
「コワモテ」ユダヤ系人権団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」って何だ
2007/2/23
国内で発売中の一冊の書籍をめぐって、米国の人権団体が出版社に抗議、書籍の営業を止めるように求めている。この本は「ユダヤ陰謀論」だ、というのが理由で、さらに広告を掲載した新聞社にも経緯を調査するように求めるなど、異例の事態を迎えている。この団体は、スポンサーに働きかけて圧力をかけ、いくつものマスコミを謝罪させるなど、かなりの「コワモテ」と知られている。 今回問題とされているのは、2007年2月に徳間書店が出版した「ニーチェは見抜いていた ユダヤ・キリスト教『世界支配』のカラクリ」という本。この書籍は米誌フォーブスの元アジア太平洋支局長・ベンジャミン・フルフォードさんと、ニーチェ研究家・適菜収さんの共著。2月18日の朝日新聞朝刊に掲載された広告には、こんなキャッチフレーズが掲載されている。 「騙されてはいけない!!米国がイスラムを叩く構造は十字軍と同じ。民主主義を隠れ蓑にした、この一神教の世界支配システム打破が急務だ!!」 徳間、朝日新聞社に「要求」 「サイモン・ウィーゼンタール・センター」のウェブサイトには、抗議を行った書籍の写真が大きく掲載されている これに対して、米ロサンゼルスを本拠とするユダヤ系人権団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」が噛みついた。2月20日(現地時間)、この本の出版を「反ユダヤ的な陰謀論の新たな流行を示すもので憂慮する」とする声明を発表したのだ。同センターのウェブサイトのトップページには、この本の写真が掲載され、声明文も目立つように表示されている。声明の中では、同書の 「ブッシュは65万人のイラク人を虐殺し、さらにイスラエルの過激派と協力して、中東を支配するために、全てのパレスチナ人を絶滅させようとしている」 「米軍は実はイスラエル軍だ」 といった記述を「陰謀論を主張しようとしている」として問題視。出版元の徳間書店には「このように、明らかにうそで、忌まわしい書物の営業をやめる」ように、広告を掲載した朝日新聞社には「なぜ、こんな非常識な本の広告を掲載したか、経緯を調査」するように、それぞれ求めている。 今回抗議を行った「サイモン・ウィーゼンタール・センター」は、「ナチ・ハンター」の異名で知られ、第2次大戦でユダヤ人虐殺(ホロコースト)などに関与したナチス戦犯の追及を続けた国際活動家サイモン・ウィーゼンタール氏が1977年に設立。ホロコースト風化防止の活動や、逃亡を続ける戦犯の情報網を整備してきた。日本では、創価学会と組んで各地で「アンネ・フランクとホロコースト展」を開催してきたことで知られる。 月刊誌「マルコポーロ」は廃刊、編集長は解任 実は同センターが日本のマスコミに噛みつくのは、今回が初めてはない。 有名なのは、95年1月に文藝春秋社の月刊誌「マルコポーロ」が掲載した「ナチ『ガス室』はなかった」と題する記事をめぐるトラブルだ。「ホロコーストはソ連などの共産主義政権の作り話」などとする内容に、同センターやイスラエル大使館が抗議し、国際問題に発展した。同センターは、文藝春秋社のスポンサーに広告出稿を取りやめるように働きかけ、各企業もそれに応じた、とされる。文芸春秋社は雑誌の回収と廃刊、編集長の解任を決め、全面謝罪。社長も引責辞任に追い込まれた。 99年には、小学館の「週刊ポスト」掲載の「長銀『われらが血税5兆円』を食う ユダヤ資本人脈ついに掴んだ」という記事が、「日本長期信用銀行(当時)が米投資会社に譲渡された背景には、ユダヤ系金融資本の強い意志が働いているのである」などと報じたことに抗議。同様にスポンサーに出稿取りやめを働きかけた。小学館は、同誌広告が出た新聞などに、謝罪広告を掲載することになった。あわせて、「人種差別的な偏見を正すための企画」を行うことも表明した。 01年10月には、テレビ朝日のワイドショー「スーパーモーニング」のコメンテーターを務めていた川村晃司・元カイロ支局長が米国での炭疽(たんそ)菌事件について、「ユダヤ人が狙われた。彼らが米国のメディアを支配しているためだ」と発言したことに反発、コメンテーターの更迭と会社としての謝罪を要求。テレ朝側は「遺憾の意」を表明していた。 もっとも、掲載された記事について、スポンサーに働きかけて圧力をかける、というやり方に反発がない訳ではない。00年5月2日の朝日新聞には、同センターの副所長が「人権セミナー」の講師を務めた時の、小学館社員とのこんなやりとりが紹介されている。 「『なぜ言論のやりとりもしないまま、広告を封じ込める手段をとったのか』。今年2月、ポストを発行する小学館で開かれた人権セミナー。小学館の男性社員は、講師のクーパー副所長にただした。副所長は『日本発の情報は近隣の国にも影響を与える。我々はちゅうちょなく広告主の所に行く』と答えた」 著者側は「反ユダヤ主義、を明確に否定」と反発 これだけだと、「言論をカネの力でねじ伏せる団体」とも読めるが、この事情について、同センターの副所長は、こう説明をしてもいる。 「我々が行動に移るのは、一線が超された時であり、編集部への手紙一通ではどうにもできない場合です。ユダヤ人は前の世代で人権を侵され、差別的扇動で最終的に民族虐殺を被った。この悲惨な歴史を繰り返さないためには、何が何でも立ち上がるのです」 このような経緯がある同センターだが、今回寄せられた抗議に対して、関係者はどのように対応するのだろうか。 両著者は自身のブログで 「本書を一読すれば、反ユダヤ主義、ユダヤ差別を明確に否定していることがわかるはずである。また、ユダヤ陰謀論に関しては、かなりの文字数をさいて、否定している」(適菜さん) 「私がユダヤの差別をすることは絶対にありません。事実私にはユダヤの血が混ざっていますし、そもそも人種差別は大嫌いです。今アメリカではユダヤ人がユダヤ社会の中の過激派を批難すると、反ユダヤと批難されてしまうのが現状です(略)これは明らかにアメリカが私の言論を封印するという魂胆がみえみえです」(フルフォードさん) と反発しているほか、本を出版した徳間書店の一般書籍編集部では、J-CASTニュースの取材に対して 「まだ、先方から直接の抗議が来ている訳ではないので、コメントできる状態ではない」 と話している。その一方で、広告を掲載した朝日新聞社には「直接の抗議」が届いた様子で、 「サイモン・ウィーゼンタール・センターからの文書に対しては、真摯に対応したいと考えています」 とファクスでコメントを寄せている。



以下「SPA!」の記事
ユダヤ系人権団体から抗議を 受けた出版関係者たちに直撃取材
 2月に出版された『ユダヤ・キリスト教「世界支配」 のカラクリ』という本をご存じだろうか。ジャーナリス トのベンジャミン・フルフォード氏と、哲学者・紀行家の適菜収 氏の共著として世に送り出されたこの本、実はユダヤ系 の人権団体サイモン・ウィーゼンタール・センターから 「ユダヤ陰謀論である」との指摘を受け、現在、増刷な どを見合わせている。当事者の適菜氏に話を聞いた。 「キチンと読んでもらえれば、反ユダヤ主義の本ではな いことは明らか。フルフォード氏の発言部分に関して、 『米軍は実はイスラエル軍だ』など、3点が指摘された ようです。これは私の意見ですが、おそらく徳間書店と (この本の広告を載せた)朝日新聞という有名な企業が 相手だというのが大きかったんだと思います。もし、こ れが三流出版社の本だったら話は違ったはず」  徳間書店の担当編集者にも、現在の状況を聞いてみた。 「その件に関しましては、6月中に先方から2名ほど招 いて講演会を開いてもらい、 そこで弊社の人間が勉強を するということで話し合い がすでについています。お 互いに誤解がないように、 キチンと交流をしていくと いうことですね。えっ、こ の本の増刷についてですか ? 恐らく今後そういった 予定はないと思います」 これにて一件落着……な のか?



以下、私のブログの記事(時系列)

2007年02月23日
「ユダヤ・キリスト教『世界支配』のカラクリ」について以下の件に関してはノー・コメントです。 だって、コメントのしようがないから。

ノー・コメントの理由は以下の2点。
@本書は共著だが、具体的にどの発言が反ユダヤ的なのか指摘がないから。朝日新聞の報道を見る限り、フルフォード氏の発言のようにも見えるが、はっきりしない。私の発言部分に対する批判なら、反論するかもしれません。しないかもしれないけど。
A本書を一読すれば、反ユダヤ主義、ユダヤ差別を明確に否定していることがわかるはずである。また、ユダヤ陰謀論に関しては、かなりの文字数をさいて、否定している。 以上。
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徳間書店新刊、「反ユダヤ主義あおる」と販売中止要請




2007年02月26日
ブログや掲示板で本書を「ユダヤ陰謀論」と決めつけたうえで議論をしている人たちへ

サイモン・ウィーゼンタール・センターの一件については、これまでと同じくノー・コメントです。その理由もこれまでと同じ。
 で、今日の話題は、実際に読んでいないのに、ブログや掲示板で本書を「ユダヤ陰謀論」と決めつけたうえで議論をしている人たちへのコメントです。コメントというか本書からの適菜発言の引用。通常の言語能力を持っていれば、本書の中で「ユダヤ陰謀論」「ユダヤ差別」が完全に否定されていることがわかるはずです。つーか、反「ユダヤ陰謀論」、反「ユダヤ差別」の本なんだけどね。これは。
51p そもそもニーチェの哲学とナチズムは水と油のようなものなのです。ニーチェを1回でも読んだことがあれば、反ユダヤ主義や国家社会主義が完全に否定されていることがわかるはずです。
69p 私は俗にいう陰謀論の多くはインチキだと思っています。特定の集団が世界を操っているといった類のもの。陰謀論は、要するに楽なのです。特定の悪い集団を規定しておけば、それだけで世の中を解釈できる。自分がうまくいかないのは、すべてやつらのせいだというわけです。陰謀論の特徴は反証可能性がないことです。つまり、「陰謀に気がつかないのはお前が洗脳されているからだ」と言われたら、反論できない。ニーチェはキリスト教最大の敵は科学であると喝破しましたが、それは科学が1つの真理体系をつくるものではなく、絶えず反論にさらされ、検証により暫定的な真理を積み上げていくものだからです。
132p ニーチェは反ユダヤ主義を徹底的に憎んでいました。ニーチェが批判したのは、キリスト教の根源にある「ユダヤ的な発想」であり、「ユダヤ人」ではありません。ニーチェは著作の中で「ユダヤ人を差別しろ」とは一言もいっていない。
144p ニーチェは反ユダヤ主義を軽蔑していましたので、妹がフェルスターと結婚したときには激怒しました。また、妹への手紙の中で反ユダヤ主義を徹底批判しています。ニーチェにとっては、反ユダヤ主義もキリスト教と同様に、奴隷の道徳に過ぎなかったのです。ニーチェは妹と仲たがいした理由を「罰当たりな反ユダヤ主義のため」と書いており、アーリア民族の純血など単なるヨタ話だと思っていました。
147p ニーチェの反ユダヤ主義に対する態度は明らかです。これはニーチェがモラリストであったという意味ではなくて、ニーチェの哲学と反ユダヤ主義は決してなじまないものなのです。実際、ニーチェの親友のパウル・レーはユダヤ人でしたし、ニーチェがかつての師ヴァーグナーのもとを去ったのは、その大げさな国粋主義、反ユダヤ主義を嫌ってのことでした。
169p〜「アメリカのユダヤ差別の中心に自動車王フォードがいた」の節で、ユダヤ陰謀論の根拠となっている『シオンの議定書』『国際ユダヤ人』がデタラメであることを指摘。
174p〜「キリスト教派生の『強大権力』を叩き切ったニーチェの『弱者批判』!!」の節で、ナチスの発想の起源となった社会ダーウィニズムを批判。
そのほかにもいっぱいあるよ!!



2007年02月27日
「ユダヤ・キリスト教『世界支配』のカラクリ」について

 本日、徳間書店から連絡がきたんだけど、Wiesenthal Centerがクレームをだしたところは、ベンジャミン・フルフォード氏の発言部分三ヶ所とのこと。よって私は特に対応する必要がないとのことでした。
 とは言え、今回の一件に感想がないわけではない。
 でも、現在徳間書店とフルフォード氏が対応している最中ということなので、邪魔をしてはいけないので、しばらくはノー・コメントを通すことにしました。



最近の感想

結局なんだったんですかねぇ。よくわかりません。一応経緯だけ貼っときました。 あーあ、もっと売れたと思うんだけど。


追記・読み返してみて一箇所だけミスがみつかりました。

140ページのコラム。近代的理念の促進が、同時に専制的支配者を生むという場所。
ここは、共産主義などの負の価値を生み出すのではないかというふうに私は解釈しましたが、 間違いですね。この部分は、専制的という場所を肯定的に読まなければならないと思います。
訂正させていただきます。失礼しました。


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