大柄な狼族の女性。ほぼそのまんま、人型になった狼。体色は茶色、頭髪は赤色の長髪で、リボンを鉢巻のように巻いている。
勇猛果敢で豪快だがいろいろと抜けている。典型的な猪武者。やることなすこと強引だが、困っている者は放っておけない人情家。
『使い手を育てる武器』大斧を豪快に振り回し、人々のためにその剛力を振るい名を轟かす英雄……になるつもりの狼娘である。
スタンダードな狼型の亜人、というより狼がそのまま人型になったような外観をした種族。
他の狼型亜人と比べても、通常の狼の性質を色濃く持っているので、人間が亜人化したのではなく狼が獣人化したものであるという説もある。
特に希少な種族ではないが、他の種族との混血化が進んでいることもあって純粋な狼族は意外と少ない。人間との差異が大きく、過多亜人に近いせいもあって、街中で見かけることは稀。
ただし、人間と異なっているとはいっても、その特性はあくまで普通の狼のそれである。一般的な動物の範疇から外れるような特殊な能力は持っていない。そういう意味では実に地味な種族である。
何はなくともパワーがある。加えて耐久性が高く打たれづよい、絵に描いたような重戦士。やはり外見的にも能力的にも力押しが似合うタイプだ。豪快の『ゴウ』という呼び名は実に的を射ていると言えよう。
性格もまた然り。とにかく勢いに乗って押せ押せでものごとを進めていく、アグレッシブさが持ち味。よく言えば細かいことにとらわれない前向きな性格、悪く言えば無鉄砲で注意散漫である。また非常に忘れっぽく、肝心なことに限ってきれいさっぱり忘却していることが多々。
恩人であり目標でもある親方の生き様に多大な影響を受け、彼女もまた人情を至高とする信念を持っている。
なお、大柄な体格や剛力、頑強さなどの特性は、あくまで彼女個人のものであって、通常狼族はパワーよりもスピードで攻める技巧派の方が一般的である。
彼女の得物は言うまでもなく大斧。確実性よりも一撃の破壊力に全てをかける迫力あるバトルスタイルだ。ただし修練は始めたばかりでまだまだ技量は稚拙。地の馬力のおかげで破壊力は申し分ないが、何しろ攻撃があたらない。
補助的な戦闘技能も少ないので、活躍を期待できるのはまだ先になりそうである。もともと専門の戦士ではないので、このあたりは致し方ないことであろう。
大工の腕前は半人前のまま停滞。関係する技量も低く、日の目を見ることがなかったのも頷ける。
反面、肉体労働の経験はしっかりと身についている。流石は豪快のゴウというべきか。
こうしてみるとますます不器用さが目立ってくるが、重ねて言うならこれは彼女自身の個性である。一般的な狼族は馬力よりも技量の高さに優れる場合が多く、不器用さとは無縁であると念を押しておく。
ただでさえ相当ドスの利いた外見をしているので、大斧を担いだ彼女の姿は凄まじい威圧感を与える。当然そのまま街中を歩くわけにはいかないので、普段の武装は手斧のみである。
防具兼外套の長ランは、背中に紅く『豪』の字を縫いこんだ特注品で、親方からの贈り物。所属する『紅情組』のシンボルである赤鉢巻を巻いているが、本人はリボンだと言い張って譲らない。
また、鋸や金槌は今でも持ち歩いている。
戦闘用の鎧も一応備えてあるのだが、流石に暑苦しいようで滅多に着ることはない。
出身地はアルセライド近郊。だが、戦闘力を重視する風潮や、人間排斥主義に息苦しさを感じ、逃亡。ファーランドに辿り着き、路銀が尽きたところで、大工『紅情組』の親方に助けられ、弟子入りする。バロックにもこの時に入団。
しかし大工の腕前はなかなか芽が出ず、下働きの毎日が続く。そんな彼女を見るに見かねた親方は、新しい道を探せと背中を押した。使い手を高め育てる武器、大斧を持つ選ばれし者の証を親方から授けられ、彼女は冒険と修行の道へと踏み出すべく、陽炎亭へとやってきた。
ちなみに、本名は華蓮(かれん)。あまりにも名前負けが激しいというので普段は豪快さからついたあだ名『ゴウ』を使っている。バロックの刺青は右手の甲。
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PL:定河義
キャラクタ原案
基本データ------------------
名前:ゴウ
種族:亜人(狼族)
性別:女
年齢:19
利き腕:右
能力傾向:重戦士タイプ
容姿:大柄な狼族の女性。ほぼそのまんま、人型になった狼。体色は茶色、赤色の長髪、リボンを鉢巻のように巻いている。
性格:勇猛果敢で豪快だがいろいろと抜けている。典型的な猪武者。やることなすこと強引だが、困っている者は放っておけない人情家。
職業:重筋労働者(荷運び)
基本能力--------------------
筋力:14(45)
敏捷:11(10)
知性:9(−10)
生命:12(20)
CP小計――65
種族特性--------------------
種族:狼族
牙(5)※狼そのもの
体毛(5)※見たまんま
センサー嗅覚(10)※狼マズル
咆哮(5)※狼の遠吠え
肉球(5)※見たまんま
強靭な顎LV5(10)※狼そのもの
殺菌体液(5)
狼尻尾(−5)
狼耳(−5)
悪声(−10)※ぶっとくて聞き取りづらい
色盲(−10)※狼そのもの
CP小計――15
長所--------------------
我慢強さ:10
頑強LV2:25
恐いものなしLV4:8
バロック:5
武器所持許可証/グレートアックス:2.5
CP小計――50.5
短所------------------------
自信過剰:−10
健忘症:−15
強迫観念/慈善家:−5
平和愛好/無垢な相手は害せない:−10
義務感/仲間:−5
CP小計――−40
癖--------------------------
骨かじり
義理人情こそ宝
人間の男性が好み
やたら種族を区別する奴は嫌い
予告なしには攻撃しない
【随時追加】
CP小計――−5
技能------------------------
【戦闘系:小計4】
両手斧 LV11:2
レスリング LV10:1
斧 LV9:0.5
斧投げ LV10:0.5
【肉体系:小計4.5】
肉体労働LV14:2 ※体力基準
木工 LV10:1
水泳LV11:1
ランニングLV9:0.5 ※生命力基準
【精神系:小計6】
大工 LV9:2
武具屋/手持ち武器 LV8+5:1
社交 LV11:1 ※生命力基準
生存/平原 LV8:1
地域知識/タチカワ LV9:1
CP小計――14.5
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合計100CP
初期装備--------------------
グレートアックス:100Y
アックス:50Y
作業着:10Y
特製コート(背中に赤で『豪』の文字、クロースアーマー胴腕脚扱い):100Y
レザーアーマー胴腕脚:100Y+50Y+60Y
革グローブ:30Y
ブーツ:80Y
小袋:10Y
必需品セット:5Y
金槌:12Y
ツルハシ:16Y
計623Y
初期所持金377Y
種族:狼族----------------------------
スタンダードな狼型の亜人、というより狼がそのまま人型になったような外観をした種族。
他の狼型亜人と比べても、通常の狼の性質を色濃く持っているので、人間が亜人化したのではなく狼が獣人化したものであるという説もある。
特に希少な種族ではないが、他の種族との混血化が進んでいることもあって純粋な狼族は意外と少ない。人間との差異が大きく、過多亜人に近いせいもあって、街中で見かけることは稀。
ただし、人間と異なっているとはいっても、その特性はあくまで普通の狼のそれである。一般的な動物の範疇から外れるような特殊な能力は持っていない。そういう意味では非常に地味な種族である。
おおまかな設定------------------------
出身地はアルセライド近郊。だが、戦闘力を重視する風潮や、人間排斥主義に息苦しさを感じ、逃亡。
ファーランドに辿り着き、路銀が尽きたところで、大工『紅情組』の親方に助けられ、弟子入りする。バロックにもこの時に入団。
しかし大工の腕前はなかなか芽が出ず、下働きの毎日が続く。そんな彼女を見るに見かねた親方は、新しい道を探せと背中を押した。
使い手を高め育てる武器、大斧を持つ選ばれし者の証を親方から授けられ、彼女は冒険と修行の道へと踏み出すべく、陽炎亭へとやってきた。
ちなみに、本名は華蓮(かれん)。あまりにも名前負けが激しいというので普段は豪快さからついたあだ名『ゴウ』を使っている。バロックの刺青は右手の甲。
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