【特集】文庫本 専用本棚製作記

■手帳とカバンのホームペーヂ
 http://www.geocities.jp/techou_bag/
どんどん数が増える文庫本を整理するために、本棚を自作しました。
この本棚(右側のほう)一本で約500冊の文庫本が収納可能。
本棚の全景
本棚の全景

右側の方が自作本棚(左は既製品)。
現在、本棚は6本ありますが、本は重たいので一箇所にまとめて置くのは不安があるので、いくつかの部屋に分散して置いています。
いつか書庫を持つのが一つの夢です。
 
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本を捨てることができないので、どんどん数が増えていく文庫本。
 
一時期、古い本は簡単なジャンルに分けてダンボールに納めていた。
そういう本に限って、ある日突然読み返したくなる。
 
夜中にごそごそと、積み重なったダンボールに目星をつけて、目的の本を探し出す。
せっかくお風呂に入った後なのに、汗ダクダク。
あ〜、キモチわりぃー。
 
そんなことを繰り返すうちに、やっぱり本は見えるところに置いておきたいと、強く願うようになった。
 
その当時、所有する本棚は2本。並べられるだけ本棚に並べて、入りきらない本は段ボール箱に納めていた。
引越し用の一番小さい書籍用のもので、12箱あった。
 
本は重たいので1箇所にダンボールを積み上げることもできず、いくつかの部屋に分けて置いていて、インテリア的にもすっきりしない。
 
思い切って、ダンボールに入れている本を、全部収納できるだけの本棚を購入しようと考えた。
概算で4本追加で買えば、全部箱から本を出してあげることができそうだ。
 
それから、家具屋周りが始まったのだが、本棚なのに、一番数の多い文庫本や新書にちょうど良いサイズのモノがどこにもないのである。
 
奥行きが深すぎたり、棚の数が少ないために本を納めた時に、上に妙に無駄なスペースが目立ったり・・・。
(何で既製品の本棚って、あんなに不必要な奥行きがあるのかしら?)
 
通販モノで文庫本用の本棚があったが、これがデザイン的にどうもピンとこない。
上のほうは文庫本にちょうど良いサイズなのだが、安全バランスの関係だと推測されるが、下が膨らんでシモブクレ状態になっているのである。(ちょうどNECの本社ビルみたいな形)
 
そんな状態が続く中、ひとつここは自作してみようかなと考えるようになった。
近所のホームセンターに行ってみると、ちょうど本棚に使えそうなサイズにカットされた合板がいろいろと置いてあった。
 
木を切らなければ何とかなりそうと思い、インターネットで色々と自作本棚について調べてみた。
 
そこで出会ったのがこのHP【西町「頑固堂」書店】である。
その中のコラム「清く正しい本棚の作り方」を読むうちに、わたしの自作本棚への挑戦気分は一気に高まった。
 
「清く正しい本棚の作り方」url
http://www.coara.or.jp/~tt/books/bkshelf/bkfrm.htm
 
 
 
 
設計図
設計図

設計図はこれ一枚。
 
ホームセンターで売っていた材料のサイズをメモしてきて、それを組み合わせてできる形を考えた。
 
組み立てに釘は使わず、木工用ボンドと木ねじで止めるだけ。
白木のきれいな木がちょうど売っていたので、塗装もせずにそのまま使用することで計画を進めた。
 
奥行き15センチ、高さ180センチ、幅90センチ。
当初、このサイズで設計したが、幅が考えていた置き場所の空きスペースと比較して、どうも10センチほど長い。
 
ホームセンターでカットしてもらえるか尋ねたら、そうしたサービスは有料でもやっていないとのこと。
いろいろあたってみた結果、人材登録センターみたいなところから引退した大工さんを紹介してもらった。
3000円程度で切るだけならOKとのことだったので、カットはその方にお願いした。
 
結果、新たに書き直した設計図は、奥行き15センチ、高さ180センチ、幅80センチ。
棚の数は文庫本のサイズから逆算して、最大に取れる棚板数を計算して9段に設定。
 
一段あたり55冊、9段で約500冊収納可能な設計だ。
 
いよいよ材料と道具を買い揃えて、組み立て作業開始である。
 
ねじ止め
ねじ止め

残念ながら、この本棚の製作過程の写真は残っていない。
 
2年前(平成14年)のGWに2日かけて製作した。
ねじで止めるだけであれば、半日でできる作業かもしれないが、木工用ボンドで止めながら作業を進めるために、ボンドが乾くのをまつのに2日要した。
 
わたしは、あとにも先にもこのような日曜大工的なことをしたことは、この本棚製作だけである。
 
そんな素人のわたしにも、ある程度の形になるものができたのは、材料のカットの仕上がりだと思う。
 
参考にしたHP「清く正しい本棚の作り方」にもこの部分が強調して書かれてあった。
 
ホームセンターで売っている材料では10センチほど幅が合わず、一時の気の迷いでノコギリを買おうなどと考えずによかった(本当は少し考えたが)と思う。
 
カットを頼んだ大工さんは、業務用の丸ノコをつかって角をピシッと揃うように切ってくれた。
 
わたしが、材料をカットしていたら、今頃この本棚は生まれていなかったであろう。
 
 
ピシッと揃った角
ピシッと揃った角

ねじ止めの箇所を裏側から見てみた。
 
プロにカットしてもらったのできれいに角が揃っている。
 
棚の奥に本の転落防止と、強度を高めるために2センチの高さの板を、棚と直角に配置した。
 
棚の様子
棚の様子

実際に文庫本を収納した様子。
 
文庫本用に高さを設定しているので、本の上に無駄なスペースがない。
棚の様子 その2
棚の様子 その2

奥行きも文庫本に合わせているので、納まりもちょうど良い。
 
 
新書サイズ
新書サイズ

一応、新書版も収めれるように高さをとってあるが、今のところ、文庫本で全部埋まっている。
 
いつか模様替えをしたときに、新書をこの本棚に並べてみようと思う。
 
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この本棚を作成したことがきっかけで、ダンボールに入っていた本は全部出すことができた。
(自作1本、買い増し3本)
 
本はやっぱりすぐに手にできるところに置いておくのがうれしい。

tetyou_bag@hotmail.comtetyou_bag@hotmail.com