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いろいろ使える日記です。 皆さんのですし、たわし=わたしのです。 白いけど、亀の子束子のように硬い頭髪!

2007年12月31日 (月)続き  1980年前後の「デイリースポーツ」紙オセロ連載(5)

この後準決勝を村上さん、決勝を長谷川さんが棋譜解説した文章にも、
日本が世界選手権で負けても、それが世界へオセロを広めるとありながら、
日本オセロ初敗北の悔しさはにじみ出ているのは当然だった。

世界大会の後の1981年名人戦は岡田三男さんの自戦解説から始まって、
山本哲三さんのアメリカオセロ事情も付した解説をはさみ、
若かった表寺修君の自戦解説が続いた。

その後「デイリースポーツ」紙のこのオセロ解説欄が何年間続いたのか、
執筆者の一人であったにもかかわらず、私は知らないでいる。
メディアのオセロへの関心は決して少なくはなく、ラジオやテレビで再三
取り上げられてはいても、こうした毎日の連載が今ないのは残念である。

WOS3周年となった2007年も今日で暮れる。新しい年の飛躍を期待しよう。

2008年12月31日 (月)  1980年前後の「デイリースポーツ」紙オセロ連載(4)

第4回世界オセロ選手権大会は1980年秋ロンドンで開催された。
日本4連覇を当然のように期待されていた三村卓也五段がついに、
アメリカ代表のジョナサン・サーフに敗れた歴史的な大会となった。

棋譜解説も沢山の執筆陣によって、デイリースポーツ紙を飾った。
準決勝のイタリア代表ベッチェリロvsサーフの解説で国枝交子三段は、
次のように書きました。

これまでの世界戦で日本選手は斜め取りしか打っていません。いかに名手
でも、大会でいきなり研究していない手を打たれると動揺してしまうもの
ですが、実はサーフ氏は三村流縦取りを既によく知っていたのでした。

つい数時間前に敗れた手を、今度は自ら打って見せるとはなんという自信、
なんという大胆不敵さ!  彼は初めから準決勝を問題とせず、決勝戦で
三村五段とぶつかったら「今度は予選のように楽をさせない決意だった」と
後で語っていますが、この闘志、この度胸にベッチェリロさんはすっかり
圧倒されてしまった様子。(引用了)

2007年12月30日 (火)  1980年前後の「デイリースポーツ」紙オセロ連載(4)

1979年デイリースポーツ主催名人戦がスタートして、棋譜解説をしたのは、
沢山の執筆者だったが、自戦記の丸岡、河村両君はまだ十代だった。
決勝リーグ3位決定戦丸岡vs辛島戦がその一つである。

その名人戦決勝の河村岩崎戦を解説した長谷川五郎さんの紹介の文章が、
前年の全日本選手権での北海道勢の大活躍を次のように述べている。

「北海道本部長の村上公和氏は自ら経営する二ヵ所の札幌囲碁センターに
常設のオセロコーナーを設けている。第八回全日本選手権大会で上位3位
までを独占し、16位までに計6人を数えた北海道選手勢。

11位の若松雅迪氏(41歳、高校教師)は人も知るオセロ定石の名付け親。
囲碁界の木谷同上に匹敵するのがオセロ界の村上道場といったところか。
後略」(引用終り、この決勝戦解説までで1088回)

1089回からは第8回(1980年)全日本選手権の解説が始まり、
少年少女の部決勝長谷川武君vs吉開大道君を国枝三段が、
女子の部決勝国枝交子さんvs玉家美樹さんを西口栄一連盟理事が書いた。

無差別の部準々決勝高柳直哉三段vs河村末告四段は私が解説したのだが、
手の感想を教えくれたのは両対局者で、高柳君は江別市の下宿で直接、
河村君は既に水産学部のある函館の寮に居て、そこから手紙をくれた。

準々決勝松永久三段vs三村卓也五段(秋山末雄連盟本部理事解説)
同上、大和久道夫三段vs石塚裕司四段(伊藤昌敏札幌支部長解説)
同上、坂本哲三段vs長谷川正行四段(国枝交子三段解説)

準決勝 河村末告名人vs石塚裕司四段(伊藤昌敏札幌支部長解説)
同上 坂本哲三段vs三村卓也五段(三村卓也五段自戦解説)

3位決定戦 石塚裕司四段vs坂本哲三段(伊藤昌敏札幌支部長解説)
決勝戦 三村卓也五段vs河村末告名人(長谷川五郎名誉会長解説)
 三村君が北海道の吉田牧場で育てる名馬の話も、河村君への三冠王達成
の期待も、学生チャンピオン北島君(高2)のルービックキューブ全日本
優勝の話題も織り込んでの、読み応えある解説は流石長谷川さん! 

2007年12月29日 (土)  1980年前後の「デイリースポーツ」紙オセロ連載(3)

新宿にあったオセロサロン「宇宙(=コスモ)」の旧名は「らん」だった。
そこの席主夫人が村上健さんの対ロジステロ(当時最優秀コンピューター)
6連戦についての感慨の載った小さなパンフレットを紹介してくれた。

今市販されていて、それが要約紹介されている唯一の本が
高橋茅香子著「英語で人生をひろげる本」(晶文社)だ。
その中にある言葉……

「囲碁でもアマチュア四段の実力がある村上さんだが、
愛好者の多いことからも、誰でもすぐに始められるルールの易しさからも、
21世紀は「オセロの時代」だと信じている。
村上さんの夢は、全国有力紙全部にオセロのコーナーができて棋譜が載り、
NHKテレビにオセロの時間ができること。
そしてオセロ・サロンが日本のあちこちにできて、
誰でも気軽にゲームができるようになること。」(引用終)

インターネットの普及でオセロ・サロンの経営は難しいかも知れないが、
囲碁・将棋の新聞連載やTV番組が、永久にオセロとは無縁ではなかろう。
「デイリースポーツ」紙がかつて成し遂げたことは無に帰しているのか?

この国で初めての「オセロ名人戦」はこのスポーツ新聞主催だったから、
当時のオセロプレーヤーは、「デイリースポーツ」に期待していた。
名人戦は今も継続しているが、どんな事情でか、新聞社の主催は途絶えた。

この日記にその新聞連載の痕跡をとどめるささやかな試みの願いは大きい。

連載の第1051回から1058回までは総棋譜だけを載せて、興味深い文章を、
国枝交子三段が綴っている。第1050回は編集部によるその予告で、
「準優勝に終わった反省など〜あすから国枝交子三段が紹介」とある。


プロの編集者で、才色兼備、かつ世話好きな彼女には、数多くの選手が、
長期間公私ともに面倒見て頂いているから、懐かしく読む向きが多かろう。
以下8回連載分の概略。総題「追いつかれた本家〜第4回世界戦から」

驚き! 三村五段敗れる(棋譜なし)
 1980年11月末の読売、朝日など各紙の見出し。百カ国への普及。

車中、飛行機で「友人」に(棋譜なし。以下の各総棋譜にも解説はない)
 フランスの列車で赤い盤のオセロ、機内でも乗客との対局。

いまや世界のゲームに(決勝第2局サーフ21-43三村棋譜)
 テムズ川寄りのホテルは今や若者の街の中。サーフ三村戦開始直後到着。

参加7カ国が二組に分かれ(三村53-11メルムフォス1回戦棋譜付き)
 大会の紹介と予選(組内総当り、緒戦三村君は15歳の瑞典選手と)

猛威ふるうヤングパワー(3回戦三村43-21サーフ
 英、伊、蘭、日の19歳代表、瑞15歳。米34、ベルギー29歳。

サーフ氏、英の美少年に辛勝(1回戦N・コグル31-33サーフ1st.棋譜)
 ブロンド髪の深い瞳のコグル君にあわや手詰まり>逆転)

長考には厳しいルール(サーフ11-53メルムフォス)
 昨年の全2局打ち2日制から今年は決勝以外は全1局打ち1日制に変更。

あっぱれデビュー「三村少年」(準決勝ベルギーのセニールス9-55三村)
 三村君はこの欄読んで全東京選手権を知り、前年9月大会初参加だった。

貫禄勝ちのJ・サーフさん(準決勝ベッチェリロ14-50サーフ)
 黒髪で濃い眉の19歳昨年負けたサーフへの雪辱を果たさざるも3位入賞)

サーフ氏見事な打ち回し!!(決勝3局勝負の1局目サーフ45-21三村)
 ロザンヌ夫人の無言の応援と対局後の祝福のキス、日本初敗北の瞬間。

勝負決した気迫、執念の差(決勝3局勝負の2局目サーフ44-20三村)
 互角の展開から過去のWOCで最高の棋譜>気迫と経験の差があったか?

来年の王座奪回誓う〜力出し切れず日本(棋譜なし)
 「ラッキーだった。私が日本選手に勝てるなんて……信じられない」と、
 サーフは三村を称え、USAの指導者として夫婦で努力した結果を喜んだ。
 最初は活字がなく、手で書いた棋譜の字母、Othello Quartery の成果!

(続きは明日)

2007年12月28日 (金)  1980年前後の「デイリースポーツ」紙オセロ連載(2)

連載の849回目から第3回世界選手権大会決勝の解説(長谷川名誉会長執筆)
1局目黒井上vsサーフ(アメリカのレーティング制度にも触れている)
2局目黒サーフvs井上(Othello Quateryはこの頃サーフ夫妻の編集とある)

1932年生まれで、当時40代だった長谷川さんも今や既に75歳である。
以下の執筆陣で若いのが、当時十代の河村、丸岡君だが、今40代。
他の皆さんも30年の経過の中で現役のプレーヤーは岩崎さんくらいか。

私は当時「オセロ新聞」35号までを孔版印刷で出し、合宿の世話もした。
そんな私の肩書きの広報部と指導部は私一人という実態で部ではなかった。

好敵手ではあっても勝ったことのない国枝さんや岩崎さんにも孫がいる。
河村君が高校生の時、私が札幌支部名人位を3勝2敗で制したことはある。
その河村君は最近花嫁さんを迎え、新婚旅行の写真も送ってくれた。

第一回名人戦予選Aリーグ
第1戦黒加藤明久vs河村末告(村上公昭北海道本部長執筆)
第2戦黒河村末告vs井上博(河村札幌支部通年名人自戦記)
第3戦黒井上博vs岩崎匡明(岩崎中部代表自戦記)
第4戦黒三村卓也vs岩崎匡明(大野正博名古屋支部事務局長執筆)
第5戦黒加藤明久vs岩崎匡明(高崎禎夫広島支部長執筆)
 「この日の全22局中斜め15、縦6、並び1」と。

第7戦黒加藤明久vs三村卓也(高崎禎夫広島支部長執筆)
第6戦黒井上博vs三村卓也(菊島正夫関東理事執筆)
第8戦黒河村末告vs岩崎匡明(安井次男名古屋支部長執筆)
 「五石十字型=例d4c5d5e5d6の5個が同色」の強さに言及。
 八石なら更に強力。例d5c5d5e5d6e6f6e7の8個すべてが同じ色。
第9戦黒加藤明久vs井上博(菊島正夫関東理事執筆)
第10戦黒三村卓也vs河村末告(村上公昭北海道本部長執筆)

同上Bリーグ(藤田順一東海代表が病気欠場のため、以下6局のみ)
第1戦黒上田亘vs辛島純雄(国枝交子三段執筆)
第2戦黒丸岡秀範vs岡田三男(丸岡秀範'78世界チャンピオン自戦記)
第3戦黒上田亘vs丸岡秀範(丸岡秀範六段自戦記)
第4戦黒岡田三男vs辛島純雄(国枝交子三段執筆)
第5戦黒岡田三男vs上田亘(国枝交子三段執筆)
第6戦黒丸岡秀範vs辛島純雄(丸岡秀範六段自戦記)

同上準決勝
第1戦黒辛島純雄vs河村末告(北海道本部広報兼指導部長若松雅迪執筆)
第2戦黒丸岡秀範vs岩崎匡明(岩崎中部代表自戦記)

続きは明日。

2007年12月27日 (木)  1980年前後の「デイリースポーツ」紙オセロ連載(1)

毎日オセロ対局の解説が載る新聞があったなんて知らない人もいますよね。
かつてその新聞社でコピーした連載を改めて今少しずつ読んでいます。
いつまでそのオセロ解説欄が存在したのかは、その後確かめていません。

連載開始は'76年秋。コピーは1978年5月26日の第540回からしかなく、
新聞社の好意で、スクラップブックに保管されていたものを複写しました。
以下はそこで扱われている対局者と解説者の氏名です。

1978秋ニューヨーク第2回世界選手権大会(長谷川五郎名誉会長執筆)
準決勝キャロル・ヤコブvsリブ・アーセナル(最後に懸賞問題あり)
決勝戦C.ヤコブvs丸岡秀範第1局(丸岡著「ぼくたちオセロエイジ」紹介も)
同第2局全滅棋譜(最初に懸賞でオセロ盤が当たった三村卓也君の名あり)

1979夏全日本選手権大会静岡県予選(秋山末雄静岡県事務局長執筆)
無差別の部決勝松永久vs藤田順一(この辺りまでは1局13日間連載)
少年少女の部決勝水谷暢秀vs長竹直也(以上1978年7月31日までの掲載)

1979夏同上埼玉県予選(真野一郎埼玉県本部長執筆)
決勝戦五十嵐利幸vs本島久芳(何と8月31日まで1ヶ月間の長期連載)

1979夏同上東京都予選女子の部決勝(井上博初代世界チャンピオン執筆)
横内弘子vs国枝交子(これも9月30日まで1ヶ月)

1979夏全日本選手権大会(秋山末雄静岡県事務局長執筆)
少年少女の部準決勝上田安宏vs水谷暢秀
少年少女の部決勝水谷暢秀vs長竹直也(以上2局で11月2日まで1ヶ月)
女子の部決勝鈴木琴子vs玉家美樹(12月1日まで1ヶ月)
無差別の部準決勝松永久vs藤田順一(準決勝2局で1ヶ月)
無差別の部準決勝岩崎匡明vs井上博(井上博著「逆転の発見」の紹介も)

ここまでが'79年分で、最後に長谷川名誉会長(現会長)の余話2日掲載。
'80年新春からの連載
無差別の部決勝藤田順一vs井上博(井上博初代世界チャンピオン執筆)
牛定石からのリンゴやコウモリについての心理的解説が面白く、
中盤早々の黒21X打ちへの驚きと感心が書かれてもいる。(1月)

1979秋ローマ第3回世界選手権大会予選リーグ(井上博自戦解説)
予選リーグ2局打ち第1、2局井上博vs ジョナサン・サーフ(1,2月)
予選リーグ2局打ち第3、4局井上博vs ドイツ代表H.シリング(2月)
予選リーグ2局打ち第5,6局井上博vsベルギー代表 A.セエニールス(3月)
予選リーグ2局打ち第1、2局H.シリングvs A.セエニールス、サーフ、
 V.ピッチェリロ、J.ミュール、A.ウォック、T.エルムロス予選棋譜。
 総棋譜のみの1日2局ずつの掲載

同上準決勝第1、2局井上博vs アラン・ウォック(国枝交子三段執筆)
(続きは明日)

2007年12月26日 (水)  巨大オセロという名の対局サイト

あれこれオセロ関係のサイトを回る中に「巨大オセロ」というページが!!
何と32行32列=1,024ますの文字通り、どでかいオセロ盤で、
素通りはできなくて、白で打ってみました。相手はどんなコンピュータか?

兎定石で向かってきました。こちらはとにかく内側にだんご状に固まり、
隅に近づく頃には何とか相手がXしか打てないようにしたいと思いました。
ゼブラの3手読みよりも、遥かに弱い相手とこちらが感じるレベルでした。

全滅にはできないと思いつつ全滅実現を期待して打ち進めましたが、
100個以上相手が残りました。こちらは800台ですからまあいいけれど、
こういうものが2003年2月に公開されていたのを知らずにいたとは驚きです。

http://www.google.co.jp/search?sourceid=navclient&hl=ja&ie=UTF-8&rlz=1T4SUNA_jaJP248JP248&q=%e5%b7%a8%e5%a4%a7%e3%82%aa%e3%82
%bb%e3%83%ad

こんな長いURLというのにも、今貼って驚いています。
あらためて「巨大オセロ」で検索してみたら、これが結構な件数です。
今もう一度見たところ、レベルが強弱二つありました。

とてつもない手数なので、無職で暇ではあるけれど、再挑戦は億劫です。
検索で出てきたいくつかのサイトの中に、流山での巨大オセロがあって、
これはどうやら、ヴァーチャルではないイヴェントのようですね。

以下引用します。
「みんなでチャレンジ!オセロンピックin流山」が流山市生涯学習セン
ターで 行われ、小学生約九十人が巨大オセロなどのゲームを楽しんだ。
同イベントは、同市青少年相談員連絡協議会(渡辺雅美会長)が
昨年初めて開催し、今年が二回目。巨大オセロは青少年相談員の手作り。

十三・三メートル四方の段ボール製で、コマは直径九十二センチもあり、
コマを返す役の 子どもたちも盤上を駆け回ってひっくり返していった。
引用はここまで。

2007年12月25日 (火)  アテネ2007の斜め取り分類とバッファロー

猛牛(F5f6E6f4C3)10局
 C D E F
3●+++  F5f6E6f4C3/c4D3c6C5d7/=4回戦トメイ45-19ロレンツェン 
4+●○○  F5f6E6f4C3/c5損=10回戦ガルデブリンク41-23ストッケ
5+●○○  F5f6E6f4C3/d6F3c4C5b4/C6b5A5a3A6/b6G4b3D3a4/A2。  
6+○○○  =2回戦ガルデブリンク32-32ドレザル。21A2まで損なし。
猛牛>d6
ガルデブリンク(スエーデン),ロレンツェン(ノルウエー),ストッケ(デンマーク)

F5f6E6f4C3/d6F3c5G4g3/E7f7C6c7G5/h5H3h3G6h6/D7d8B4c8G7/e3
      =13回戦ドレザル34-30ニコレ。26e3まで両者極微損あるのみ。
ベルギーのドレザルは予選でシーリー、大野に次いで8位になった新鋭。

F5f6E6f4C3/d6F3c5G4h3/H5g3F7g6E7/g5C4d7H6h4/H2e3C8c6H7/f2D2d3C2b4/B3
=8回戦フェルドボーグ30-34ベック。13F7と31B3やや損。デンマーク対英
 C D E F
3●+++  F5f6E6f4C3/d7E3d6E7c5/C6b5G3f3=5回戦トメイ27-37セオ
4+●○○  f3は損。そこまで互いに無難。オランダ対韓国
5+●●○
6++○○  F5f6E6f4C3/d7E7f7E3d6/G4c5C6c4C7/e2。16e2以外は無難。
7+○++  =5回戦リンドホルト(デンマーク)29-35R・ベルク(ノルウエー)
 猛牛>d7
    F5f6E6f4C3/e7F3e3D3e2/F2d2E1c6F1/c5G6g5C4g3/。11F2,17G6損。
 C D E F  =9回戦ガルデブリンク25-39エヴァーツ(オランダ) 20g3損。
3●+++
4+●○○  F5f6E6f4C3/e7F3c4C5b4/E3d3。 c4,11E3,d3各々損。
5+●○○  =1回戦リンドホルト33-31ガートナー(ドイツ)  
6++○○
7++○+  F5f6E6f4C3/e7F3f2G5d6/E3g4H4e2D2/g3H3h6。11E3,h6損
 猛牛>e7  =9回戦ガルデブリンク26-38ショッテ(ベルギー)

まだ牛、闘牛、蛇の紹介が残っています。斜め取りの頻度は下表の通り。

猛牛(F5f6E6f4C3)10局
内蛇(F5f6E6f4D3) 6局
牛 (F5f6E6f4E3)65局
内狸(F5f6E6f4F3) 1局
雁 (F5f6E6f4G3) 0局
狸 (F5f6E6f4G4) 0局
闘牛(F5f6E6f4G5)38局
蛇 (F5f6E6f4G6)14局

2007年12月24日 (月)  アテネ2007の斜め取り定石、まず内蛇から

アテネ2007の予選1〜13回戦の棋譜は、最終的に次のように表記統一され、
棋譜を列挙した順序にも工夫がなされ、分類し易くなっています。

 ー尊櫃砲D3,C4,E6にも打たれた初手を全てF5に統一した。
◆ヾ譜を列挙した順序も、なるべく上優先、次に左優先とした。
 斜め取りは4手目2通り(f4とd6が対称同価値)をf4に統一した。

したがって、例えば5手目牛はE6,闘牛はG5となっている。
 
内蛇(F5f6E6f4D3)6局
F5f6E6f4D3/d6F3e3G4g5/E7 10回戦I・シフマン39-25蔡=9G4-7以外にも、
 極微差の次善手がF2,G5,G6,D7とあるが、-8や-9だから多分双方未研究。
F5f6E6f4D3/e7F3e3G5g4/H4 2回戦フェルドボーグ30-34ショッテ=e7を、
 d7なら、E2,E7ともに-3で最善らしい。9G5はやや損。
F5f6E6f4D3/d6F3e3G5c5/E2 1回戦大野40-24フェルドボーグ=日本代表が、
 初出場の1回戦で内蛇とは北欧の古豪も予想外? c5はg6より5石損。
 11E2はG3から極微差の次善-4 
F5f6E6f4D3/d6F3e3G5g6/G3 9回戦ユー34-30セオ g6,11G3が最善と。
 両韓国選手には研究済みか? 
F5f6E6f4D3/d6F3c4G6g5/E7 6回戦L・シフマン15-49ドレザル=G6最善と。
F5f6E6f4D3/d6F3c4F7g5/H6 12回戦大野18-46ニコレc4敢えて三善-0か?
9F7もg5も次善、H6は最善で大野2石リード。駆け引きに満ちる進行。

こうした内蛇の序盤でも解るように、アテネでの最善は勝ちにつながらず、
次善、三善の駆け引きで相手を未研究の進行に誘って勝つ傾向が見える。
 

2007年12月23日 (日)  Gatliff氏の定石リストが見つかった

ドイツオセロ連盟のサイト=http://www.othello.org/で、出たページの
広告をまず最上段の青色バーの右上×で消してから、
English version>Openings>Downloadとクリックして、以下の3行に。

Download the source code of the first applet.
Download the source code of the second applet.
Download the source code of the original applet.

このfirst、 second、 originalそれぞれをダブルクリックすると、
沢山のアイコンがずらっと画面に出てきます。

その中の、openings というアイコンをダブルクリックすると、
序文が、英語でですが、しばらくあって、定石名とその頻度が出ます。
さらに座標記号による手順、定石名が、見られます。以下はfirstの分。

少し日本語の説明を付け加えましょう。
カタコトしか操れないアーサーの辞書便りの和訳です。
F5以外の初手C4,D3,E6のカタログも出てはいますが、紹介を省略します。
--------------------------------------------------------------------
MOVES(手順)  NAMES(定石名)ゼブラにも出てくる。
F5d6★     Perpendicular=縦取り
F5d6C3★      Inhuman=なぜ非人間?
F5d6C3d3C4★      Tiger=虎定石
 ここからイエス流
F5d6C3d3C4b3★   Bill-de Grey=ドゥグレイ定石開始
F5d6C3d3C4b3C5★    de Grey classic=古株イエス流
F5d6C3d3C4b3C6★    de Grey compact=小型イエス流
F5d6C3d3C4b3D7★ de Grey=Aubrey de Grey氏イエス似^^
 7手目C5を「セントラル」と呼ぶのは中を抜くからか
F5d6C3d3C4f4C5★        Central Tiger=虎中割
F5d6C3d3C4f4C5b3★ Small Central Tiger=中割虎へジャブ
 ローズビル=超有名になった三角
F5d6C3d3C4f4C5b3C2★ Triangle=黒石が三角形(Rose-Bill)
F5d6C3d3C4f4C5b3C2b4★    Central Triangle=三角中割
F5d6C3d3C4f4C5b3C2b4C6★  Classic Central Triangle=古株中割三角
F5d6C3d3C4f4C5b3C2b4C6d2★  Big Mass Triangle=大ミサ(意味不詳)
F5d6C3d3C4f4C5b3C2b4C6d2A3★      Big Mass Triangle 2=続き
F5d6C3d3C4f4C5b3C2b4C6d2E3★    Warsaw Triangle=なぜワルシャワ?
F5d6C3d3C4f4C5b3C2b4C6d2E6★   Caspard=Emanuel Caspard(フランス)
F5d6C3d3C4f4C5b3C2b4C6d2E6b5A5★Caspard 2=カスパール1990年代の変化)
F5d6C3d3C4f4C5b3C2b4C6d2E6b5E3★Delayed Caspard=遅ればせカスパール風
F5d6C3d3C4f4C5b3C2b4C6d2E6b5E3f3G4★Caspard of 91=91年にこう打ったと
F5d6C3d3C4f4C5b3C2b4C6e6★    Delayed Tamenori=遅ればせの為則風
F5d6C3d3C4f4C5b3C2b4C6e6B5★ Penloup-Caspard Delayed Tamenori=不詳
F5d6C3d3C4f4C5b3C2b4C6e6E3★di Meglio Delayed Tamenori=Meglio氏は友人
 fjtへ
F5d6C3d3C4f4C5b3C2b4E3★      Ladybird=天道虫という意味ですが
F5d6C3d3C4f4C5b3C2b4E3e6C6★   Thor Ladybird=Thorはデータベース名
F5d6C3d3C4f4C5b3C2b4E3e6C6f6★ Modern Ladybird=1990年代の新手かな?
F5d6C3d3C4f4C5b3C2b4E3e6C6g4★   Classic Ladybird=それ以前の手か?
 チキンへ
F5d6C3d3C4f4C5b3C2e3★   Nicolet Triangle=ニコレがチキンe3の元祖?
F5d6C3d3C4f4C5b3C2e3D2b4★   Central Nicolet Triangle=それの中割?
F5d6C3d3C4f4C5b3C2e3D2c6★  Flat Nicolet Triangle=盤側から見て平ら
 為則から金魚へ
F5d6C3d3C4f4C5b3C2e6★    Tamenori=欧米にも超有名な為則九段の手
F5d6C3d3C4f4C5b3C2e6B4★   Stockholm Variant=ストックホルム変化
F5d6C3d3C4f4C5b3C2e6B4f6C6b6★  Delayed Moorlin=ムーア人ではなくてF5d6C3d3C4f4C5b3C2e6C6★   Classic Tamenori=C6は古風とされたのか
F5d6C3d3C4f4C5b3C2e6C6b4B5d2A3★Japanese Tamenori=B5で金魚。A3?
F5d6C3d3C4f4C5b3C2e6C6b4B5d2E3a6C1★French Tamenori=関係不明。最善!
F5d6C3d3C4f4C5b3C2e6C6b4B5d2E3a6C1b6★Penloup French Tamenori=複雑
F5d6C3d3C4f4C5b3C2e6C6b4B5d2E3a6C1d7★Shaman French Tamenori
F5d6C3d3C4f4C5b3C2e6C6b4B5d2E3a6C7★Sophia Tamenori=ブルガリアの首都
F5d6C3d3C4f4C5b3C2e6C6b4B5d2E3a6F3★Puzzle=パズル? 極微差次善
F5d6C3d3C4f4C5b3C2e6C6b4B5d2E3a6F6★London Tamenori=ロンドン大会1993
F5d6C3d3C4f4C5b3C2e6C6b4B5d2F7★English Tamenori=由来推測不能。
F5d6C3d3C4f4C5b3C2e6C6b6B4f6★ Moorlin=これも解らない。白壁巨大
 (以下略)

2007年12月22日 (土)  アテネWOC虎定石の統計(パーセンテージ)

虎>f4F6g5・・・・=ノーカン・・・・・・・・・・32・・20.8%
 内訳 (虎>f4F6g5E6d7E3c5F3e7・・・=ボンド・・・5  3.2%
    (ボンド以外のノーカン)・・・・・・・・・27 17.6%
虎>f4F6f3・・・・=コンポス・・・・・・・・・・28・・18.2%
虎>f4E6・・・・・=リーダーズタイガー・・・26・・16.9%

虎>f4C5b3C2・・・=ローズビル・・・・・・・19・・12.3%
 内訳 (虎>f4C5b3C2b4・・・=fjt・・・・・・・9  5.8%
    (虎>f4C5b3C2e3・・・=チキン・・・・・・・5  3.2%
    (虎>f4C5b3C2e6・・・=為則>金魚・・・・・5  3.2%

虎>f4E3・・・・・=ブライトウエル・・・・・17・・11.0%
虎>f4C5b4・・・・=バナリパ・・・・・・・・・9・・・5.8%
虎>f4C5b3E2・・・=トパーズ・・・・・・・・・8・・・5.2%
虎>f4F6b4・・・・=カン・・・・・・・・・・・7・・・4.5%

虎>b3・・・・・・=イエス流・・・・・・・・・2・・・1.3%
虎>f4C5b3D2・・・=りと・・・・・・・・・・・2・・・1.3%
虎>f4C5b5・・・・=まこ虎・・・・・・・・・・1・・・0.6%
虎>b5・・・・・・=ベルクタイガー・・・・・・1・・・0.6%
虎>f3F4b5B4g3・・=未命名・・・・・・・・・・1・・・0.6%
虎>f4C6・・・・・=未命名・・・・・・・・・・1・・・0.6%


虎 合計・・・・・・・・・・・・・・・・・154・・34・0%

予選13回戦×34局=442
+プレーオフ1+準決勝6+三四位戦1+決勝3を加えて453のうち、
棋譜のない対局がいくつかあるが、154÷453=34%が虎定石でした。

ということは兎も斜めも虎よりは少なくてもかなり打たれたわけですね。
そのあたりを明日から大まかに紹介したいと思います。

2007年12月21日 (金)  虎定石の残り珍しい進行と虎定石全体の統計

虎定石の珍しい進行7局
虎>b3=イエス流C6f4E6c5/。P.クライコキト39-25ニッキー
虎>b3=イエス流C6f6E6f7/。エルガー61-03ターナー
虎>f3F4b5B4g3/。ドウダ47-17シーザス
虎>f4C5b3D2=未命名>e3/。ストッケ09-55ドウダ
虎>f4C5b5=まこ虎>B4b3/。ラヂヴィロフスキー20-42ローレンツェン
虎>f4C6c5F6=未命名>e3/。ゼリロヴァ14-50ステンベルク
虎>b5B4f4C5b3/。T.クライコキト49-15R.ベルク

昨日までに紹介した虎定石のアテネ頻度(  )内はWOS日記掲載日

虎>f4E3=ブライトウエルが全部で17局(12月9日)

虎>f4C5b3C2=ローズビルが全部で22局(15日)
 ローズビル>チキンが5局
 ローズビル>fjtが9局
 ローズビル>為則>金魚などが5局

虎>f4F6b4=カンが7局(14日)

虎>f4F6g5=ノーカンが全部で32局(10日と11日)
 ノーカン>E6d7/E3c5F3e7(=ボンド)が5局(5日準決勝、10日)
 ノーカン>E6d7/E3c5B6が1局(10日)
 ノーカン>E3f3/E6が1局(11日)
 ノーカン>E3f3/G4が5局(11日) 
 ノーカン>E3f3/G6が4局(11日)
 ノーカン>E6f7/が5局(11日)
 ノーカン>C6が2局(11日)
 ノーカン>E6d7/C7が2局(10日)
 ノーカン>E6d7/E7が2局(10日)
 ノーカン>E6d7/F7が4局(10日)
 ノーカン>E6c5(=縦取り殺され)が1局(10日)

虎>f4F6f3=コンポスが全部で28局
 コンポス>E6e7/D7c5(大壁早い変化)が1局(14日)
 コンポス>E6e7/D7g6G5(シャコン、フラコン等)が4局(13日)
 コンポス>E6e7/D7g6F8c5(大壁等)が4局(13日)
 コンポス>E6e7/D7g6F8f7(大壁変化)が9局(13日)
 コンポス>E6e7/F7=たまプラが3局(14日)
 コンポス>E6e7/C6=ロジコンが2局(14日と?日)
 コンポス>G4g5/E3h3E6g3G6/f7が3局(12日)
 コンポス>G4g5/E3h3C7が1局(12日)
 コンポス>G4g5/E3h5が1局(12日)

虎>f4C5b4=バナリパが9局(20日)

虎>f4C5b3E2=トパーズが8局(20日)

虎>f4E6=リーダーズタイガーが全部で26局
 >b3E2e3/F3が7局(19日)
 >b3E2e3/C6が3局(19日)
 >b3E2e3/F6が3局(19日)
 >b3E2f6/が1局(19日)
 >b3E2c5/が2局(19日)
 >b3C2が3局(19日)
 >f6E3d2/が1局(19日)
 >f6E3c5/G5が2局(19日)
 >f6E3c5/C6b5が3局。これは「びん定石」という名(19日)
 >f6E3c5/C6b6C7b5E7/が1局。これは「坂口流」という名(19日)

パーセンテージは明日の日記で。

2007年12月20日 (木)  アテネ2007の虎定石(9)バナリパとトパーズ

バナナ・リパブリック(HALLという名もある)
F5d6C3d3C4/f4C5b4 全部で9局
F5d6C3d3C4/f4C5b4B3c2/D7=9回戦Kraczyk36-28リーダー。c2:-1,D2:+1
F5d6C3d3C4/f4C5b4B3b5/=5回戦蔡32-32Wozniak。b5:-5
F5d6C3d3C4/f4C5b4B3c6/C2c1E6d2=10回戦Chew40-24Tomei。d2:-4
F5d6C3d3C4/f4C5b4B3c6/C2c1E6e6=6回戦ドウダ13-51Tomei。最善
F5d6C3d3C4/f4C5b4B3e6/C6b5=3回戦柏原47-17砂丘。e6:-2
F5d6C3d3C4/f4C5b4B5c6/=9回戦Radzivilovsky47-17デボー。e6:-0
F5d6C3d3C4/f4C5b4C6e6/A3=8回戦サイズ30-34トメイ。C6:+0,A3:-0
F5d6C3d3C4/f4C5b4C6e6/E7=1回戦Radzivilovsky12-52砂丘。E7:-1

トパーズ=ジェウェル・トパーズ(黄色い宝玉という意味)
F5d6C3d3C4/f4C5b3E2 全部で8局。E2:-3。サランキゥィツの黒が5局もある。
F5d6C3d3C4/f4C5b3E2e3/C2d2=11回戦Szalankiewicz48-16ハバード。d2:+1
F5d6C3d3C4/f4C5b3E2e3/C2b4=6回戦Szalankiewicz45-19ヴォラチェク。b4:+2
F5d6C3d3C4/f4C5b3E2e3/C2b6B5e6F2/d2F6c6B4g5/E1f1
 =13回戦Szalankiewicz36-28柏原。B5:-4,d2:-4,B4:-4,g5:-3,E1:-2,f1:-4
F5d6C3d3C4/f4C5b3E2e3/C2b6B5e6F2/d2F6c6B4g5/E1a5
 =2回戦Szalankiewicz35-29Andriani。a5:-6
F5d6C3d3C4/f4C5b3E2e3/C2b6B5e6F2/c6B4a4A5a6/A3c6A6f1G4
 =10回戦Szalankiewicz48-16Mベルク。G4:-8
F5d6C3d3C4/f4C5b3E2e3/D2=1回戦Klockers15-49ドウダ。

虎定石のイエス流その他珍しいものも1ないし2局ずつ打たれました。
その紹介は明日の日記で書きます。

2007年12月19日 (水)  アテネ2007の虎定石(8)リーダーズタイガー、びんなど

虎>f4E6以下も非常に多く打たれました。
E6以下をリーダーズタイガーと総称し、
F5d6C3d3C4/f4E6b3E2e3/F3c5B4a5が2局
F5d6C3d3C4/f4E6b3E2e3/F3c5B4f6が1局
F5d6C3d3C4/f4E6b3E2e3/F3f6が2局

F5d6C3d3C4/f4E6b3E2e3/F3e3D2f6F3/c2B4e1D1f1/G1c1B1f2B5/a4が1局
 これはVANと表記されているNickey van den Biggellarと柏原の熱戦。
F5d6C3d3C4/f4E6b3E2e3/F3e3D2f6F3/c2B4e1D1f1/G1c1B1f2B5/e7が1局
 これはドレザルvsブライトウエル
F5d6C3d3C4/f4E6b3E2e3/C6e3D2f6F3/c2B4e1D1f1/G1b2。ドレザルvs柏原

F5d6C3d3C4/f4E6b3E2e3/C6e3D2f6F3/c2G3が2局。
F5d6C3d3C4/f4E6b3E2e3/C6e3D2f6F3/c2G3g4G6f1/
 バルレ24-40中島。瓦呂笋簑擦函
F5d6C3d3C4/f4E6b3E2e3/F6e3D2f6F3/c2G3c7G5d7/G6d1B4a3B5/a6E7f8
 バルレ31-33冨永。22d1はかなり損で互角、29C8やや損でまた富永リード。
 
F5d6C3d3C4/f4E6b3E2e3/F6e3D2f6F3/f7。VAN-ブライトウエル
 愛称ニッキーは水戸であわや4強という大活躍のオランダ青年
F5d6C3d3C4/f4E6b3E2e3/F6e3D2f6B5/が1局
F5d6C3d3C4/f4E6b3E2f6/が1局

F5d6C3d3C4/f4E6b3E2c5/B4d2C6a5E3/f3D1c1B1f6/C2b5A6a7A4/a3G3g5G6b6/
 =8回戦シーリー30-34冨永。f3はb5よりやや損でもまだ僅差でリード、
  17D1がかなりの損、25はA3よりやや損と。
F5d6C3d3C4/f4C5b3E2c5/C6e3D2f6F3/c2G3d1G5c7/B4a3B6f7C7/a6C8e8D8b5/
 =8回戦バルレ40-24ニッキー。d1,25C7,26a6はやや損と。

F5d6C3d3C4/f4E6b3C2が3局
F5d6C3d3C4/f4E6f6E3d2/が1局
F5d6C3d3C4/f4E6f6E3c5/G5が2局

F5d6C3d3C4/f4E6f6E3c5/C6b5が3局。これは「びん定石」という名。
F5d6C3d3C4/f4E6f6E3c5/C6b5D7c7E7/e8。ニールセン対ドウダ
F5d6C3d3C4/f4E6f6E3c5/C6b5D7c7E7/f8。バルレ対ユー
F5d6C3d3C4/f4E6f6E3c5/C6b5D7e7。ルビオ対デボー

F5d6C3d3C4/f4E6f6E3c5/C6b6C7b5E7/が1局。これは「坂口流」という名。
F5d6C3d3C4/f4E6f6E3c5/C6b6C7b5E7/f3D7f8E8d8/。ニッキー対フー
手の評価はほとんど省略して以上25局、統計的に列挙しました。

2007年12月18日 (火)  8月6日の日記蘇生

念のために日記削除の画面まで戻れないかどうか「←」クリックを重ね、
以下の部分が消えてなかったところを見つけました。
4日5日と7〜9日の5日間は、どうやら休載だったようです。

2007年8月6日 (月) チキン定石にはキックもある

F5d6C3d3C4/f4C5b3C2e3/D2c6B4f6F3/
a3B6e6B5a5/G4e2F2h3D7/e7C7c8G5g3/
G6h6F7b7A4/a6A8d1A7e1/A3h7H5h4C1/
b2A1b1F1f8/D8e8G2h1H2/g1H8g1G8b8

34手変化b8D8/e8F8g8G7b1/C1h8H7d1A4/
a6B7h5F1b2/E1g2H1h2A7/a8H4g1A1a2

虎>ローズビル>チキンはおなじみですがD2c6B4の後f6は珍しい。
水戸の世界選手権決勝第2局、黒末國・白為則。1局目為則勝ちの後です。
村上九段の解説によれば予選でも使っていた手とのこと。調べてみました。

予選2日目第11回戦黒Pawel Peczkowski(ポーランド)との対局では、
15手目からB5e6F2f3E2f1という進行でした。流石の両者。
末國九段は15手目からA4f3E6d7F2f1B5e2E1b6G1

上に掲げたゼブラの最善進行とは少しずつ違いますが百も承知でしょう。
ゼブラとは違えて自分の研究範囲に導こうという気合の表われですね。
さてゼブラの手はf6がー1の評価を受けているだけで、他は最善です。
a3B6e6B5a5/G4e2F2h3D7/e7C7c8G5g3

 B C D E F   A B C D E F  A B C D E F   A B C D E F G
1+++++  ++++++  ++++++  +++++++
2+●11++  ++●●++  ++●●++  ++●●■ +
3○●●+  亜●●○15  ○○●●●●  ○○●●●●1
413●●●○  +●●●●○  +○●●●○  +○●●●○+
5+●●●●  ++○●●●  19○●●○  ○○○○●○+ 
6+○++  ++○○+  +17○○押  +●○○○○+

のチキンからD2にはc6以外に僅差のb6(くらげ)やb4、e1も。
c6にはF2も僅差で有力ですが、省きます。B4に4つの有力な手。
a3フック、a4ストレート、b5アッパーに加えてf6キックがある。
アッパーより少しゼブラ評価がいいとは去年まで知りませんでした。
15次善もa4,b5,f2、阿癸癸瓦伴錙垢△蝓研究は複雑です。
欧錬瓧兇癲19はA4、D7,G3も。3=23手目もD1有力という次第。
これらすべてを研究してから打つのはもはや人間業ではありませんね。

2007年12月17日 (月)  棋譜分類で血圧上げる失態

北海道OPも、その夜の祝勝兼忘年会もまことに楽しく、寒さを忘れて、
帰宅途中の雪道で、例のごとく軽い狭心症の発作を起こしはしたけれど、
今朝にかけて、どうもクラクラが治まらず、血圧を測ると上が170。

降圧剤服用を続けている身ゆえ、少しは用心しなければと、まあ考えて、
PCの前の作業も減らす算段をしたものの、中断はいかにも口惜しい。
一昨日付けの日記を今朝ようやく3日がかりで仕上げたが、疲れは残る。

アテネで打たれた虎定石には、まだリーダーズタイガーもトパーズもあり、
バナナ(リパブリック)も少なくないから、全部紹介の企てはまずい。
棋譜は1手間違えても成り立たなくなるし、ゼブラ頼りの作業も苦しい。

選手の短い紹介も兼ねているから、水戸の大会も思い出して楽しいけれど、
これまた間違いがあったりすれば大変失礼に当たるから慎重に調べる。

定石名とその手順の確認こそ、これを紹介したくてやっているとはいえ、
一番厄介で、命名はオセロの歴史に残る人名だったりもするから、
自分が名づけた名前だけではないだけに、一層慎重に資料に当たる。

「これが身体にいいわっきゃないよ」とは「スーダラ節」の歌詞だが、
「わかっちゃいるけどやめられねぇ」でもあるところなわけで複雑である。

今この日記の、表紙にリンクしてなかった分をうっかり削ってしまった。
8月4日から9日までで、その中に「チキン定石にはフックもある」など、
題名を記憶しているものもあるが、内容の一端さえ覚えていなかったり。

8月3日より古いものだけ消せばいいと思いつつ、数日分つい消していた。
惜しいことをしてしまったが、命を取られたわけじゃないと思えばいいか。

2007年12月16日 (日)  北海道オープンに参加して

自分のレベルは北海道の有段者の中でブービー以上を目指すのがやっとで、
1回戦旧友の三段に勝って気が緩んだわけではないのですがすぐ2敗。
午後も新進の二段青年に勝ったものの、中堅初段と伸び盛りの二段に敗北。

WOS関係では講師の野崎四段が4勝2敗、桜ちゃ三段3勝3敗と、
アーサーより遥かに強いお二人も苦戦するハイレベルだった。
WOSのお客様のシェリー初段が同じ4勝でも石差で3位とは立派。

こうした日本オセロ連盟の各支部が主催する大会の結果は最近速報も早い。
ネットでは本名を言いにくい事情の人もいるから、URLは書かないが、
リアルオセロの魅力は少しでも多くの人に伝えたいとも思う。

北海道OPはA級が有段者、B級が級位者で競われ、B級優勝で初段。
見事に初段を獲得したheat_waves_springさんをみんなでお祝いした後、
帰宅後にWOSのテーブルで出会ってみると、なんと彼はオレンジャー!

これから気が向いたら遊びに来てくださいと誘ったところ、快くOKで、
時短もこなすつわものぶりを披露し、某WOSとの対戦約束もされた。
heat_wavesは軍団名で「かげろう」という意味なので呼び名は「春さん」。

彼とWOSのメンバーが競り合う様を想像して、期待するところ大である。

2007年12月15日 (土)  アテネ2007の虎定石(7)酉、fjt、金魚

A.まずチキン5局(A 腺銑ァ

虎>f4C5b3C2=RoseBill>e3/=酉(チキン)>D2b4C6=酉からの変化1局。
AF5d6C3d3C4/f4C5b3C2e3/D2b4C6e6B5/a5A3 e6やや損、17A3で帳消し。
 8回戦エヴァーツ32-32ニールセン。 オランダ対デンマーク

虎>f4C5b3C2=RoseBill>e3/=酉(チキン)>D2c6B4a3=酉フックが3局

AF5d6C3d3C4/f4C5b3C2e3/D2c6B4a3G3/g4F3c1B5f2/E2a4E1e6F6/
  b6E7f8D7c7/ 
10回戦柏原29-35中島。フランスで数学研究継続の日本人対日本07王座。
 f2で極微変化の中島に、27E7と柏原も極微変化で引き分け進行に戻す。
 29D7と再び極微変化の柏原に中辺の横取りc7で未知の世界へ誘う中島。
 31C8を避けてD8に誘い返す柏原。この攻防はすさまじい。

AF5d6C3d3C4/f4C5b3C2e3/D2c6B4a3G3/g4F3c1B5a4/A6d1E2f2H3/
 2回戦エヴァーツ42-22バルレ。蘭仏決戦24までゼブラ最善と全く同じ。
 25H3をG1なら暗記オセロのようだが堂々たる進行。EUのレベルは高い。

AF5d6C3d3C4/f4C5b3C2e3/D2c6B4a3G3/g4B5a4F2e2/F3c1E1h3A6/
 10回戦ホンソン25-39バルレ。タイvsフランス7勝2敗どうしだった。
 17b5,a4ともやや損だがbookと。22もやや損な変化か?

AF5d6C3d3C4/f4C5b3C2e3/D2c6B4a4B5/b6D7e7A3e2/C7e8F8
虎>f4C5b3C2e3/=酉(チキン)>D2c6B4a4=酉ストレートの1局
 8回戦柏原31-33キュピアル。これで柏原を抜いたポーランドのエース。
 21C7まで双方熟知の引き分け進行と察する。22e8も23F8もやや損と。

B.ここからfjt(数学家藤田充典氏のID)。B 

F5d6C3d3C4/f4C5b3C2b4/E3e6C6f6A5/a4B5a6D7c7/E7e8B6d8G3/f7G5
F5d6C3d3C4/f4C5b3C2b4/E3e6C6f6A5/a4B5a6D7c7/E7e8B6f8G3/f7G5

「定石を覚えよう」というBIBちゃのサイトには上記二つがfjt1,2だが、
この二つの他にも早くからfjt最終引き分け進行は紹介されてきていて、
13C6までを「みこし」(センス古い?)と名づけたのは私。g4もfjtか。
d8もf8も+0、22はd1,f3,c8,e8皆+0、24はf8も+0というオンパレード。
いったい、どこまでをfjtと呼ぶべきか、多くの人の迷うところ。

BF5d6C3d3C4/f4C5b3C2b4/E3e2D2f3B6/g6A5e6F2a4/ a4はやや損と。
 2回戦蔡47-17エルガー 中国系アメリカ婦人vsドイツメッチェン
 23まで極微変化をしても±0とは驚いた。最終順位に拘わらず凄い。

BF5d6C4d3C3/f4C5b3C2b4/E3e2B6d2F3/c6B5e6E7d7/
 10回戦ガートナー27-37エルガー。 13B5,15F3,19E7皆やや損と。
 ドイツオセロ連盟のHPに二人とMベルクのアテネでの写真あり。
 ↑http://www.othello-club.de.vu/

BF5d6C3d3C4/f4C5b3C2b4/E3e6B6b5F3/d2E7f7D7d8/ 13B6,b5やや損と。
 6回戦Rベルク32-32Rデボー。ノルウエー対ベルギー。15以後大過なし。

BF5d6C4d3C3/f4C5b3C2b4/E3e6B6c6B5/f6G3a6G5a4/ 
 4回戦ホンソン30-34柏原。13B6やや損、17G3かなり損と。タイvsフランス

BF5d6C4d3C3/f4C5b3C2b4/E3e6C6d2D1/b6A3c1E2c3/ ,17ともやや損と。
 8回戦蔡44-20Rデボー。 蔡女史B,13D2をC6に。ベルギーに勝つ。

BF5d6C4d3C3/f4C5b3C2b4/E3e6C6g4A5/f6A4b5D7e7/ 15,17ともかなり損。
 7回戦ラヂヴィロフスキー12-52龍見。 イスラエル紳士を一蹴 g4+0 

BF5d6C4d3C3/f4C5b3C2b4/E3e6C6g4F7/f6E7e2F2f3/ 瓦泙把業損のみ。
 10回戦ドウダ29-35龍見。 チェコ紳士を強いと見たに相違ない。

BF5d6C3d3C4/f4C5b3C2b4/E3e6C6f6A5/a4B5a6D7c7/ 33F3まで両者+0
E7e8B6d8G3/f7G5d2C1g6/H6g4F3h4H5/h6 34h4,36h6も極微損とは凄い。
 3回戦リンドホルト28-36ハバード。 デンマーク、豪州も強い。

BF5d6C3d3C4/f4C5b3C2b4/D7c6E3e6E7/d8B5a4A6b6/ 11,阿箸眤臑擦函
 12回戦ガートナー21-43プラセプチョ。 独逸紳士に和蘭女史が圧勝。

C.ここから「為則(=金魚)」

CF5d6C3d3C4/f4C5b3C2e6/C6d2E3b5B4/f2F3d7E2f1/ 19干Г笋簑察
 13回戦ガートナー42-22ターナー。 独逸紳士、英国女史に圧勝。

CF5d6C3d3C4/f4C5b3C2e6/B4d2E3a5B5/ 15それぞれやや損と。
 9回戦蔡37-27Lシフマン。 アメリカvsイスラエル

CF5d6C3d3C4/f4C5b3C2e6/C6b4A3e3F3/ 13大損、15かなり損と。
 11回戦ラヂヴィロフスキー7-57Lシフマン。 イスラエルどうし。

CF5d6C3d3C4/f4C5b3C2e6/C6b4B5d2E2/a6C7c1A5a4/ 沖瓦箸發り損と。
 11回戦ドウダ27-37フェルドボーグ。 チェコ、デンマークに敗る。

CF5d6C3d3C4/f4C5b3C2e6/C6b4B5d2E3/a6C1b6F3f6/ 23G6やや損と。
 12回戦クラツィク13-51ビゲラー。 ポーランド紳士にオランダ青年圧勝。

 
 

2007年12月14日 (金)  アテネ2007の虎定石(6)コンポスのその他とKung

虎>f4F6f3=コンポス>E6e7/F7=たまプラーザを3局
コンポスの未収録棋譜を2局。
カンの棋譜を7局。

虎>f4F6f3E6e7/F7c5E3b4E8/f2E2c2G5g3/G4h4H5h6G6/h7H3h2C6d7 
 5回戦黒富永33-31エヴァーツ。 b4はやや損と。オランダ代表善戦。

虎>f4F6f3E6e7/F7c5E3b4E8/g5G6h6G4h3/G3f2C6d2E2/ リーダー不調。
 7回戦富永38-26リーダー。 h6とh3はやや損と。

虎>f4F6f3E6e7/F7c5E8e3C2/d2G4b5E1d1/ 13E8大損。
 10回戦ターナー10-54ルビオ。 英国婦人、仏国婦人に敗る。

以下2局はコンポスからの未収録進行
虎>f4F6f3E6e7/C6c5E3g5D7/e2B4b5B3a4/ c5,13B6,e2やや損と。
 2回戦ペイポネン49-15ニールセン。 b5は大損。11C6までロジコン。
 フィンランドとデンマークの新鋭どうし。

虎>f4F6f3=コンポス>E6e7/D7c5B6b5E3/c8C7g4E8e2/ これは昨日未収録。
 5回戦エルガー34-30ロイネス。 ドイツ・ベルギー決戦。大過なしと。

虎>f4F6b4=カン(Kung)をここから7局

虎>f4F6b4F3e6/E3f2D2g5G6/g4H4h5H6g3/H3c1 大過ない進行と。凄い
 1回戦ショッテ19-45スザランキュイッツ。 ベルギー対ポーランド

虎>f4F6b4F3e6/E3g5B5e2D2/e7C5b3A4d1/ e2e7はやや損と。
 6回戦フェルドボーグ47-17ステンベルク。 デンマーク対瑞典レディー

虎>f4F6b4F3e6/E3g5G6g4H4/h5H6g3H3c2/ これも大過なしと。
 13回戦スペランディオ46-18フェルドボーグ。 イタリア紳士古豪に勝利

虎>f4F6b4F3e6/E3g5G6g4H4/h5H6g3H3f7/F8f2F1e2C2/ これも大過なしと
 8回戦スペランディオ36-28ガルデブリンク。 白はスエーデン紳士

虎>f4F6b4F3e6/E3g5G6g4H4/h5H6g3H3f7/F8f2E1e2C2/d2C1e1D1b7/
 ユー40-24ガルデブリンク。 韓国紳士の快勝譜。ここまで大過なく凄い

虎>f4F6b4E3f6/G5e6B5d2E2/ 9E3,13B5ともかなり損と
 12回戦ターナー24-40ラヂヴィロフスキー。 英国淑女対イスラエル紳士

虎>f4F6b4C5e6/D2c6C7b6E7/ 9C5かなり損、11D2大損、15E7かなり損と。
 4回戦ストッケ29-35ラヂヴィロフスキー。 黒はデンマーク淑女。

以上紹介したように、海外のレベルは序盤を見た限り凄く上がっている。
明日は残りの虎定石を紹介します。

2007年12月13日 (木)  アテネ2007の虎定石(5)コンポスの最多流行型

F5d6c3d3C4/=虎>f4F6f3E6e7/の大流行はいつのころからでしょう?
虎定石使用率は牛や闘牛や兎をも上回るのが、ここ20年以上の傾向で、
虎定石の中でも、虎>f4C5のいわゆる最善よりも近年は多いのです。

11D7g6が圧倒的に多いので、まずこれから挙げてゆきます。

13からG5c5が2局
D7g6G5c5B6/c6B5c7F8e8/F7h6G3b3H4/ 13やや損を承知で打つ多数の強豪。
 15B6=しゃこん。予選4回戦Mベルク51-13中島 24b3は大損と。

D7g6G5c5C6/b3E3b5D2h4/ b3大損、17E3,b5,19D2もやや損と。
 C6=ふらこん。12回戦フェルドボーグ33-31スタスナ 北欧の古豪辛勝。

13からG5f7が2局
D7g6G5f7E2/h6E3c8G3f2/G4h3H5h4F1/ f7やや損、25F1かなり損と。
 7回戦Mベルク35-29柏原 欧州の独仏両雄、今年は好調。

D7g6G5f7E2/c8E3h5G3c6/C7c5E8b3G4/ c6やや損と。
 13回戦Mベルク38-26ファング ドイツ連盟の主とUSA新鋭

13からF8c5が4局
D7g6F8c5C6/c7C8b4B3b5/A4a3E3d2H6/a6A5f7E2 c5やや損、29E2大損と。
 1回戦スペランディオ44-20Vフー 以下4局13F8は次善と。

D7g6F8c5C6/c7C8b6B5e3/B4a5A4a3D2/c1E1f7B3a2/
 2回戦Vフー32-32スタスナ 26c1はb3もf7も好手だがb7がいいと。

D7g6F8c5C6/c7C8b6B5e3/B4a5A4a3D2/c2 26c2もあるが僅差進行と。 
 13回戦Vフー29-35ドウダ 香港対チェコ。

D7g6F8c5C6/c7C8f7G8b3/H6b6A5b5B4/ 19G8以下黒は微細な損でも僅差と。
 11回戦Tクライコキト32-32スタスナ タイもチェコも強くなった。

13からF8f7G5/g4が6局
D7g6F8f7G5/g4E2d8E3c8/ f7は最善、g4も次善と。以下6局皆g4。
 4回戦マク12-52冨永 香港代表マク選手堂々の冨永戦中盤まで。

D7g6F8f7G5/g4H3g3H5c8/H2c5B5b4H4/ g4はh3が最善と知って打っている。
 6回戦中島21-43冨永 中島も17E2を外してH3。g3も同じ。

D7g6F8f7G5/g4H3h4H5h6/H7e8D8c5C6/b4D2 h4最善と。22e8やや損と。
 5回戦スペランディオ20-44リーダー 27D2もやや損でも伊英高レベル。

D7g6F8f7G5/g4H3h4H5h6/H7e8D8c5C6/b4G3b5F2b6/ 前局と26まで同じ。
 13回戦中島47-17リーダー 上位4人に残るかどうかの日英決戦。

D7g6F8f7G5/g4H3h5D2d8/E3c8H4h2G3/c6 23H4も24h2もやや損と。
 6回戦ハバード24-40柏原 オーストラリアもなかなか強い。

D7g6F8f7G5/g4H5c8D8c5/C6e8B8g7 Bookにある僅差進行。24g7絶妙のX。
 9回戦Tクライコキト17-47中島 タイ代表も力をつけている。

13からF8f7G5/h6が2局
D7g6F8f7G5/h6E2e8D8g4/E3d1F2d2G3/h3 23F2,26h3とも、やや損と。
 8回戦マク23-41アスペンリド 香港もスエーデンも素晴らしい向上。

D7g6F8f7G5/h6H4b4C5d2/E3b5A5g4G3/ H4が最善と。b4,d2やや損と。
 13回戦ハバード22-42アスペンリド ハバードは去年英国代表。

13からF8f7E2が1局
D7g6F8f7E2/d8E3c8G3c6/E8g8G4e1F2/ c6やや損と。
 8回戦マドローナ43-21ヴォラチェク スペインもチェコも急上昇。  

明日はたまプラ4局とコンポスの残り5局を紹介します。 

2007年12月12日 (水)  アテネ2007の虎定石(4)コンポスもノーカンに伍す

コンポスの名はComp'Oth=Computer Othello から来ています。
1995年に改定されたRobert Gatliffのリストでは虎>f4F6f3 を指し、
wZebraよりも前のLogistelloが開発された1993年頃の命名と思われます。

以下E6e7D7g6G5c5>B6を「しゃこん=Sharp Comp'Oth」と名付け、
そのB6をC6に打つのを「ふらこん=Flat Comp'Oth」と名付けたのが、
井端健介さんが2001年公開された「勝手に名付けた定石集」でした。

http://www.geocities.com/ibakoth/openings/openings.htmlです。
そこには「ロジステロ」を指す「ろじこん」というのもあります。
コンポス>E6e7/C6=ろじこん>g6G5f7G3/h5G4h3E3d2/
コンポスからの進行で代表的なものは他に
コンポス>E3=(Lightning bolt)>b4/G5g4B5e2E6/c2A5b3H3e7/
コンポス>G4=未命名>g3/E6b3F2e3E2/c5C6f7E7d2/
コンポス>E6e7/D7g6D8c5C6/c7C8(大壁)>b6B5e3/
コンポス>E6e7/F7(たまプラーザ=略してたまプラ)
たまプラ>c5B6(たまプラシャープ)>g6E3/e2G5c6D8h6/
たまプラ>c5C6(たまプラフラット)。c5B5をフラットと呼びたいが……

今回アテネで打たれたコンポスはノーカンに匹敵する多さでした。
対局者名を書くのは煩瑣になるので部分的にします。
コンポス>E3・・・いい手なんだけど今回のアテネでは皆無。

コンポス>G4g5/E3h3黒やや不利>b3白不利。1局あるだけ。
コンポス>G4g3/E6b3D2e1F2/ これは黒かなり不利。
コンポス>G4g3/E6b3F2e3E2/c5C6。この後白はh4(フー)とe7(ニールセン)
コンポス>G4g5/E3e2D2h3E6 (ショッテ47-17ニールセン)
コンポス>G4g5/E3h3E6g3G6/f7H4h5C7d2/(ショッテ39-25ブライトウエル)
コンポス>G4g5/E3h3E6g3G6/f7H5h4H2c5/H5e7E2
                (ロレンツェン31-33ブライトウエル)
コンポス>G4g5/E3h3E6g3G6/f7H5h4H2h6/H7c5E7f8C7/
                (フェルドボーグ23-41ヴォラチェク)
コンポス>G4g5/E3h3C7d7G3/f2C6h4E6f7/D8d2E2d1
(セオ41-23アンドリアニ)
コンポス>G4g5/E3h5G3e7C6/b6E6d7H6h7/G6h2 白やや損。
(トメイ34-30中島)
以上9局がコンポス>G4で、G4はE6に比べてやや損なのを知って打つ凄さ。
明日はコンポス>E6の17局を紹介します。

2007年12月11日 (火)  アテネ2007の虎定石(3)ノーカンの大流行後半

虎>f4F6g5=ノーカンのスタート>E3f3/ 10局
虎>f4F6g5=ノーカンのスタート>E6f7/ 5局
虎>f4F6g5=ノーカンのスタート>C6e3/ 2局
以上17局が今日のテーマです。

仝廖f4F6g5=ノーカンE3f3/>E6f7H5c6G4/g3G6e2C5d2/
 5回戦シーリー黒31-33Mベルク。d2まで±2以内の僅差進行。
 いわゆる最善進行から互いに少し外して相手の研究度合いを見る両雄。

虎>f4F6g5E3f3/G4に変化>e2D2c1E1/c5F1b4A5c2/
 3回戦ショッテ37-27Iシフマン。b4と19A5はやや損と。

8廖f4F6g5E3f3/G4に変化>e2F2h3H5/c2F1g3C6c5/
 9回戦Mベルク28-36バルレ。13F2,17F1がやや損、瓦楼いと。

じ廖f4F6g5E3f3/G4に変化>e2F2h3まで同上>E6g3G6/f7H4h5C7c5/
 7回戦ショッテ28-36キュピアル。17以下は黒-2とはいえ大過なしと。

ジ廖f4F6g5E3f3/G4に変化>h3E6f7>G3/f2H5g6E2h4/
 11回戦Mベルク44-20キュピアル。15C6の最善を避けてG3に打つ黒。

Ω廖f4F6g5E3f3/G4に変化>h3E6f7まで同上。C6/d7E7d8H6h4/
 4回戦Vフー37-27リンドホルト。互いに大過なしと。

Ц廖f4F6g5E3f3/G6に変化>e2H5c5G4/d2F2b5E6まで同上>g3/
 12回戦リーダー37-27Mベルク。g3は最善と。

┯廖f4F6g5E3f3/G6に変化>e2H5c5G4/まで同上>d2F2b5E6e7/
 1回戦オデガルド15-49ボラッシ。瓦泙如泯碓米發龍郎洪聞圈凄い。

虎>f4F6g5E3f3/G6に変化>e2H5c5G4/g3F2まで同上>e1F1g1/
 7回戦ヴァン48-16ペイポネン。e1がよく、F1はH2,g1はg2よしと。

虎>f4F6g5E3f3/G6に変化>e2H5c5G4/g3F2d2H4h3/
 2回戦リーダー49-15クロッカーズ。d2とh3はやや損と。

虎>f4F6g5E6f7/E3c5D7e7C6/c8G4f3E2h3/
 11回戦エルガー28-36サンドベルク。17G4,19H4やや損と。

虎>f4F6g5E6f7/C6c7D7d8E3
 12回戦スペランディオ47-17ロレンツェン。c7,15E3やや損と。

虎>f4F6g5E6f7/G4e3D2c5F3
 7回戦エルガー24-40チュー。11G4は大損、c5はかなり損と。

虎>f4F6g5E6f7/D7c5G3f3C6/c7E7e8F8b4
 11回戦龍見30-34ペイポネン。e8b4とも、かなり損と。

虎>f4F6g5E6f7/D7c6C7c5B4/d8E3f3G4c8/
 13回戦龍見47-17サンドベルク。全て僅差進行。両者は決勝で競う。

宛廖f4F6g5C6e3/D7b4C5f7E2/ 黒9のC6は未知ながら非常に良い手。
 1回戦Tクライコキト50-14ウォズニアク。13C5まで僅差。は大損と。

姥廖f4F6g5C6e3/D7c5E6d8H4/ c5は上記b4より良くb3,d8,c7,と匹敵。
 8回戦Rベルク22-42Iシフマン d8まで僅差、15H4やや損と。

このノーカン>9C6は、お若い旧友がネットで打たれて、尋ねてきました。
「いい手で、対応も難しいです。名前は付いていますか?」と。
アテネではこの2局だけでしたが、今後注目を浴びると思われるので、
C6以下のゼブラの示す最善手順も紹介しておきます。名前はまだないです。

F5d6C3d3C4虎/>f4F6g5ノーカン>C6e3/D7b3C2b4D2/e2C5c1G6e6/F3b5B6c7
と、24手までがBook(黒+0.16)となっています。
どこかのデータベースには定石名付きで対局者も出ているのでしょうか?

2007年12月10日 (月)  アテネ2007の虎定石(2)ノーカンの大流行前半

虎>f4F6g5という進行をノーカンと呼ぶのはご存知ですか? 
国内外を問わず従来から多く打たれてきましたが、今年のアテネは格別!
何と予選13回戦計34×13=442局のうちの39局でした。

F5d6C3d3C4=虎>f4F6g5=ノーカンのスタート
>E6d7/E3c5F3e7=ボンド>B6/b5C6b4C7b3/ 3回戦富永黒28-36Mベルク

これが予選富永唯一の敗北。2日後に両者またも準決勝1組で対局します。
その2局目はこの進行と28a3まで全く同じになるとは驚きでした。
その手順はA6a5D8c2F8e8A4a3。以下は12月5日のこの日記でどうぞ。

>E6d7/E3c5F3e7=ボンド>B6/g4C6g3H3f2/ 13回戦冨永36-28キュピアル
     
>E6d7/E3c5F3e7=ボンド>B6/b5C6b4C7b3/ 12回戦アスペンリド18-46
                             ボラッシ
>E6d7/E3c5F3e7=ボンド>H5/  13回戦マドローナ32-32バルレ
>E6d7/E3c5B6に変化>f3G3/  10回戦ハバード28-36キュピアル
>E6d7/E3e2に変化>C6c5B4/ 5回戦アスペンリド37-27ロレンツェン
>E6d7/E3g6に変化>G3c4E7/ 11回戦アスペンリド52-11トメイ
>E6d7/C7に変化>e3F7e7F8/   8回戦龍見31-33ボラッシ
>E6d7/C7に変化>c6C5b6E3/b5D8c3E7f7/
                7回戦シーリー52-12バルレ
>E6d7/E7に変化>c5F3e3G4/   3回戦スタスナ19-45キュピアル  
>E6d7/E7に変化>c5G6e3C6/   2回戦マク41-23Lシフマン
>E6d7/F7に変化>c5B6e3C6/ 5回戦Yユー32-32キュピアル
>E6d7/F7に変化>c5B6f3C6/ 7回戦Yユー37-27サンドベルク
>E6d7/F7に変化>c5B6g6C6/   13回戦マク43-21トメイ
>E6d7/F7に変化>c5F3e7E3/   6回戦ペイポネン39-25ボラッシ
>E6c5/に変化>F3e3G4e7F2/   5回戦スタスナ20-44Iシフマン

以上ボンド定石とその変化を、アテネ・ノーカンとして紹介しました。

2007年12月9日 (日)  アテネ2007の虎定石(1)ブライトウエル

アテネ2007に英国のブライトウエルが久しぶりに参加しました。
F5d6C3(orC4)D3C4(orC3)=虎>f6E3はブライトウエルと呼ばれます。
彼自身は打たないのに、何と今年は17局もこの定石が打たれたのです。
以下の手順と対局者を図示しましょう。
回戦 黒選手名石数-白石数選手名 ┌広/1113

9 ステンベルク 27-37  ドウダ  f3G4e2/D2g3G5b4
6 ガルデブリンク30-34 Iシフマン f3G4e2/D2g3G5h4
              この2局のb4やh4はf6がいいとされる。

6 ローレンツェン 35-29 ルビオ f3G4e2/D2b4E6f2
              このb4もe6やf6がベター。

5 ステンベルク 29-35 Lシフマン f3G4e2/D2g5E1h3
              互いに大きな石損のない進行。

1 柏原   64-00 ルビオ f3G4e2/D2g5F1h3
              最後は全滅でもここまで大きな石損なし。

8 サンドベルク 26-38 アンドリアニ f3G4e2/D2g5G3f2
              この13G3は−5でF1がいいとゼブラ。

13 リンドホルト 30-34 スタスナ f3G4g3/G5f6G6e2
              このg3は7石損とのことですが他は無難。

13 ローレンツェン 44-20 アンドリアニ f3G4f6/D2f2G5g3
              f6は最善。これも大きな石損のない進行。

3 ステンベルク 32-32  Vフー  f3G4f6/E2d2E1c1
              すべて最善。両者研究豊富と見たい。

1 ローレンツェン 19-45 Mベルク f3G4f6/E2d2G6g5
              これもすべて最善。両者研究豊富と見る。 

10 サンドベルク 19-45 ボラッシ  f3G4f6/E2f2G5h4
              f2やや損でも+2だがh4はH3に比べて8石損。 
              それでも中盤以後ボラッシ力を見せた。

1 ステンベルク 22-42 エヴァ―ツ  f3G4f6/E2h4C6b6
              b6はやや損だが結局そこまでで互角。

12 サンドベルク 46-18 リンドホルト f3G4f6/E2h4C6c5
              c5もやや損だが結局そこまでで互角。

4 ガルデブリンク31-33  トメイ f3G4f6/C6c5D7e7
              13D7がG3に比べて4石損で結果-11。

12 ホントン 35-29 スツァランキウィツ f3F6b4/C5e2D7c2
              黒再三の石損で-11になったが逆転勝。

8 ゼリロヴァ 27-37 ルビオ f3F6e6/G5b4C5c6
              13C5はG3に比べて12石損。

2 ゼリロヴァ 27-37 ヴォラチェク f3F6e6/G5g6G3h5
ここまで3局9,F6はE6に比べて2石損。
              この対局は以下大きな損のない進行。

ちなみにゼブラがBookしているブライトウエルの最善手順は次行です。
虎>f4E3f3E6f6/G4h3G5g3H4/c6E2f2G6c5/F1d2C1g2!!C2/g1F7e7

つまり、もしこの通り打たれたら白は24g2とX打ちするといいようです。
また9.E6は誰も打っていないのが研究不足かどうか不思議に思われました。

いかに黒−4の進行でも、容易に白が有利になるわけではないわけですね。

2007年12月8日 (土)  アテネ3日間の棋譜分類

予選1〜13回戦それぞれ34試合中平均33枚の棋譜がアップされて、
1枚1枚の棋譜に明示されているのはご存知でしょうが、凄いです。
既にここ数日決勝トーナメントの12局を加えると323枚の棋譜です。

これだけの棋譜が選手各自の棋譜用紙記入とスタッフの入力出力作業で、
大会直後に全世界に公表されるということは並大抵のことでないのです。

昨年水戸で視覚障害の選手の棋譜を採ったり、テーブルから集めたり、
それをコンピューター・ルームに多数のスタッフと運んだりしました。
返し忘れもあり、勝敗と石数は対局者どうしの責任で確認されるのです。

さすがに世界各国のレベルが上がって、置けない棋譜は少ないですし、
勝敗・得点表と棋譜との相違も滅多にありません。

今年特に感心したのは、各回戦の棋譜三十数枚が全て初手をF6にして、
序盤で分類し易いように、だいたい一定の順序で掲載されたことです。

縦取りならだいたい虎系>猫系>兎系>野兎系という順に掲げられ、
斜め取りなら猛牛>内蛇>牛>闘牛>蛇の順が守られているのです。

1枚のオセロ盤用紙に1局という棋譜をPDF形式というらしいのですが、
ブラ、バナ、リー、ロジ、トパ、コン、たまなどと書き込んでおいて、
これを1〜13回戦それぞれA4に3ページずつ印刷して鋏で切り、
さらに細かく分類できるようにカード式にするところまで出来ました。

明日から順に紹介できるのが楽しみです。
「ブラ、バナ、リー、ロジ、トパ、コン、たま」って何だか解りますか?

ブライトウエル、バナナリパブリック、リーダーズタイガー、ロジステロ、
トパーズ、コンポス、たまプラーザといった定石名を短縮したんですよ。

2007年12月7日 (金)  富永健太新世界チャンピオン誕生の棋譜

決勝第3局 黒ステファン・二コレ 27−37 白富永健太
F5D6C5F4E3C6D3F6E6D7G4F3E2C3B3C4G5D2C2H5
B4B5A6A4B6A3A5A7H6H3G6F7H4H7E7F8C7D8E8C8
B7F2G7A2G3H8G8F1E1H2G1D1C1A8B8B2G2H1B1A1
兎>フラットローズです。ニコレの黒番は予選も決勝トーナメントも、
ここまでの計8局全て兎定石で勝ち、その中の6局がフラットローズ。
ハバード、ペイポネン、サランキウィッツ、リーダー、中島、冨永に全勝。

この手強いこだわりを迎え撃った白富永選手の気迫は凄まじいものでした。
12f3と変化して13E2に14c3まで互角(Book)。黒の15B3が5石損の変化。
なぜC4と打たなかったのかは謎です。黒は中盤から次第にマイナスが増え、
33H4は-11。39Lose,40Winというゼブラ評価です。41B7は-26。

第1局のニコレのフラットローズの強さはどこかへ消えたかのようです。
勿論観戦の私には形勢は解らないままでしたが、今調べての結果論です。
40h2は14石損ですが、大差の優勢は揺るがず、52d1,54a8と-2を続けても、
全く危なげなく、ニコレに一度もリードを許さぬ完勝でした。

ニコレは1996年東京でも村上健選手と決勝を争ったフランスの古豪ですが、
今大会の黒で兎、白で斜め取りという徹底した定石選択が注目されます。
白番ではドウダ、サイツ、ホントン、中島を牛で、大野を内蛇で撃破し、
柏原には牛で引き分け、冨永には予選は牛で負け、ドレザルに猛牛で苦杯。

準決勝第1局のフラットローズで勝ち、第2局で中島に牛で敗れた後も、
第3局のラル兎で立ち向かってきた中島選手を粘って終盤で逆転しました。

冨永選手は予選12勝1敗の定石選択は多彩を極めていました。
黒ではスペランディオとホントンとニコレを牛で、
エヴァートとリーダーをたまプラで、キュピアルをノーカンで退けました。

ベルクにはノーカンで1敗を喫したものの、
白ではテオドシゥを野兎、シーリーとバルレをリーダーズタイガーで、
MAKをロジコン、ファングをフラットローズで破っての決勝1位進出。
準決勝・決勝については先日来の日記で触れた通りです。

1999年の全日本選手権優勝の後、羽田を発つ飛行機に乗れなくて、
世界選手権に出られなかった富永選手が、今年8年目の快挙を成し遂げ、
1999年には急遽代理で出てもらった中島選手に恩返しをしたわけです。

2001の全日本学生選手権で宮岡環さんと共に世話役を担当していた、
まだ大学生の彼の姿が、思い出されます。麻布学園で定石名のプリントを、
配布させてもらったのは世話役さんや、村上先生の許可があったからです。

2007年12月6日 (木)  アテネ決勝第2局まで

準決勝2組3番勝負第1局 S・二コレ黒41−23中島
F5D6C5F4E3C6D3F6E6D7G4C4G5C3B4B3B5A5A4A3
B6C7F7F3E7A6D8G3C8H4E2F2D2D1C2E1C1B7F1G2
H5H6A8G6H1G1H2H3H7G8F8G7A7B8H8E8B2B1A2A1

兎>c6D3f6E6d7G4のフラットローズは二コレが今大会で多用。
34d1まで中島2石勝の局面とゼブラは言うが、38b7まで黒3石勝となる。
44g6も45H1も2石損とされるが、その前の39,40がWLDとされていて、
16手読みのゼブラには揺れがある。結局50g8も4石損で差が広がった。

同上第2局 中島黒36−28S・二コレ
F5F6E6F4E3C5G5G3C6D6G4D3F7F3D7C7B5B4C4C3
B6A6C8E7E2D8A5A4F2H5H6H3E8G6D2C2A3A2B3D1
F1A7E1C1G7H8H7G8F8B7A8B8A1G1B1B2H1H4H2G2
牛>c5G5でコウモリ。ゼブラの最善を両者d3やF7と微妙に避けつつ、
僅差ながら白の優勢で中盤を終え、40d1は分着。
ニコレが46g3,50a7と石損を重ね、中島勝利。

同上第3局 S・二コレ黒33−31中島
F5D6C5F4E3C6D3F3G5G4E6F6D7C7E7C8F7G6D8F8
B8B5B4C4H3C2D2F2E2C1G3C3D1F1H5E1B3A3H6E8
G8G7A6A5H8H4B7B6A4A8A2H7B1G2G1H1H2A1A7B2

兎>f4E3c6D3と第1局と同じ。中島はローズを避けてf3のラル兎。
ニコレもG5の次々善。36e1で+9という優勢を42は失うが、まだ僅差で優位。
46h4と48b6での2石損で敗北。決勝に残れなかった無念が思いやられる。
赤裸々な自戦解説が即日「なかじのつぶやき」に載った。

3,4位決定戦1番勝負 M・ベルク黒33−31中島
F5D6C3D3C4F4F6G5E3F3G4H5G3E7C6B6E6D7C7D8
F7G6C8B8E8F8H3C5H7B3A3C2B4H6H4E2B5A6E1F2
D2G2D1F1G1A4H1H2G8H8G7B1C1A2A1B2A5B7A7A8

虎>またもf4F6g5までベルクは準決勝第2局と同じノーカン。
中島はそのE6をE3と変えf3G4にもh3のいわゆる最善ではなくh5。
13G3にe7が最善で面白い穴作り。C6b6E6で穴は埋まり、僅差進行の後、
36e2まで±1の僅差で37B5が波乱の開始。白も38a6と敗着を打ってしまう。
d2なら引き分けで3位中島となったはず。38a6は微妙な逆転。
41G2が絶妙のXとなって、一時4石差にはなったが、
A1もやや損で結局2石差の勝負になった。

女子決勝戦1番勝負
サンドベルク黒30−34龍見
F5D6C5F4E3C6D3F6E6D7G3C4G6C3F7D2E7F2E2H4
C8E8C1F8C2H6H5G5D8G4G8F1E1F3B6C7B4B5A5B3
H3H2G7H8H7B8A4D1H1A3A2B1G1G2A1B2B7A8A7A6

兎>c6D3f6E6d7G3のシャープローズ。去年水戸ではc4にG5とg4を空けて、
4石差と為則チャンピオンに肉薄した手と変えて、13G6の#ロズワイド。
龍見五段僅差ながら優勢に進め、40b3で2石負けの手を打った後、44h8,47A4,50a2,51A2と緩手の応酬になり、龍見五段に女神が微笑んだ。
気づかれないように祈って勝ったという自戦記が「鬼神の秘密」に載った。

決勝戦3番勝負
第1局S・ニコレ黒35−29富永
F5D6C5F4E3C6D3F6E6D7G4G3G6H3G5H4E7F7H5H6
E8F3C4C7D8C8B8B4B6B5A4A5A6E2A3D2D1C1B1C2
C3B2F2F1A1B3E1A2G1G2H1H2H7G7H8B7A8A7F8G8

兎>c6D3f6E6d7G4とニコレ徹底してフラットローズ。22f3までBook。
僅少の揺れはあっても序盤は富永有利。21からニコレやや有利。
39B1と40c2がともに損、42b2と49G1がともに損。
以後は双方正着というゼブラの結論だが見ていてもハラハラさせられた。

第2局富永黒37−27S・二コレ
F5F6E6F4E3C5C4D3C3F2G5G6F3D7G4D6C6B5F1H5
E7F8D8C7F7E8G8H3H4B3B4A3A6B6C8C2D2E1D1G7
C1B2A5E2H8G3A1B1G2A7A2A4A8H2H6H7H1G1B7B8

牛>c5C4d3C3f2G5g6F3までゼロ進行。14d7と-1ながらニコレが変化。
G4d6C6に対してまたニコレb5と変化。富永も19F1と変化。
この駆け引きこそ人間のオセロ。h5E7f8D8c7までいわゆる最善。
25F7は5石損とのこと。e8G8h3H4b3B4の辺りは両者多分未知の領域。
32a3が分着となりかねない緩手と知ってか知らずかA6b6C8と僅差進行。
39D1にニコレは40g7。C1まで冨永6石勝ちの形勢になる。
b2A5まで空いていたe2の穴をニコレが埋めたのは-14となる悪手。
H8g3A1b1と粘るニコレに49G2も分着となる大損だがニコレもb8と打てずa7。
富永ここで4石損でも簡明に51A2からa4A8と左辺を占め、54h2に対してもH6h7H1と右辺を奪い、g1B7b8と偶数手どまりを白に許して勝ちきり、
第3局に持ち込んだ。

第3局S・二コレ黒27−37富永
F5D6C5F4E3C6D3F6E6D7G4F3E2C3B3C4G5D2C2H5
B4B5A6A4B6A3A5A7H6H3G6F7H4H7E7F8C7D8E8C8
B7F2G7A2G3H8G8F1E1H2G1D1C1A8B8B2G2H1B1A1

この棋譜については明日以後の日記で紹介します。

2007年12月5日 (水)  アテネ準決勝に見る虎定石の驚異

アテネ2007世界選手権の4位決定戦Mベルク黒34−30Iリーダー
F5D6C3D3C4/F4F6F3E6E7/D7G6G5F7E2/C8E3H4G3C6
C7C5E8D8B8/B3G4D2C2E1/D1C1H6F1H5/G7H3F2B4A5
B2B5A2B7H8/H7G8F8A8B6/A7A6A4A1B1/A3G2H2H1G1
虎>今年最も打たれているf4F6f3=コンポス>G8までに13G5と打つ形。
ゼブラ最善のD7を選ばない局が多い。f7やや損でも多い。24d8もやや損。
29C2,31D1,32c1,33H6,36g7,37H3,39B4,41B2も。50B6でa2なら白+2 

準決勝1組3番勝負第1局 Mベルク黒27−37富永
F5D6C3D3C4/F4F6F3E6E7/D7G6G5C5B6/C6B5F7C7C8
H6A5E3D2G4/E2A6A7B4G3/E8G8F8H4C2/H5D1H7H8G7
F1B8F2G2H1/G1H3E1A3B2/A1C1B1H2B7/A8D8A4B3A2
虎>上掲局と同様コンポス。c5から変り、f7,24d2,28a7,41F1やや損。
50b2絶妙のX。52C1は疑問手で、黒B7なら以下h2B1a2D8a8B3a4でDraw
53B1大損。白58a4は2石損だが、危なげなく勝ち。

同上第2局 富永黒32−32Mベルク
F5D6C3D3C4/F4F6G5E6D7/E3C5F3E7B6/B5C6B4C7B3
A6A5D8C2F8/E8A4A3C8G6/G4F7D2A7B7/H3C1E2H5H6
H7G7H8A8B8/E1B2G8G3F2/H4A1A2B1G1/D1H2F1G2H1
虎>前局と異なりg5ノーカン。g5E6d7E3c5F3e7(B6)までの名前はボンド。
その由来は不明。以下相手の意表に出ようとしてか21A6,22a5,24c2,27A4etc.
変化するが、終盤は42g7から最後まで±0という驚異的な接戦。

同上第3局 M・ベルク黒29−35富永
F5D6C3D3C4/F4F6F3E6E7/D7G6G5C5B6/C6B5F7C7C8
D2B4H6E2D8/E8G3A4A5A3/F8G8B7G4C2/E3H3B3F1G7
A2A8B8A7H8/H7B2D1A6A1/B1C1F2H4H5/G1E1G2H1H2
虎>第1局とc8まで同じBook。15B6で#コンポス。f7やや損。
25D8,27G3合わせてかなり損だが28a4,29A5,35C2,41A2,42a8も。白リード。
46h7,48d1,50a1も損で2石差だが黒も間違えて互いに疲れは否めない。
中盤での優勢を勝勢に持ち込んだ白、決勝進出を決めた。

虎定石からローズビル>酉、fjt・みこし、為則・金魚という最善進行は、
昨年もあまり打たれず、今年もコンポスやノーカン、ボンドが大流行だった。
一流選手は機械の打ち方には満足せず、相手の頭脳の中を推し測るのだろう。

2007年12月3日 (月)  ベルク選手の頑張り

マシアス・ベルク選手はドイツ・オセロ連盟の会長でもあります。
そのHPはドイツ語と英語の両方で読むことができるようになっていて、
彼がリードするドイツやヨーロッパのレベルの高さがよく解ります。

彼の世界選手権での過去最高位は前世紀末の4位でした。
同じドイツのアンドレアス・ホーン選手が今世紀初頭活躍しているので、
実力はベルク選手が上だとしても成績で遅れをとっていたようです。

それでも03年16位、04年6位、05年6位、06年14位と、
コンスタントに上位を占め続けてきていて、今年は3位に入りました。

4,5位のプレーオフを制して、決勝トーナメントに残った日に、
送ったメールに「返信は大会終了後の日にして」と書いておいたところ、
今朝返信があり、非常に満足している様子が英語で書かれていました。

ドイツ在住の中国籍の葉麗雅(=Liya Ye)と彼が去年の世界選手権で、
水戸の娘一家の家に私と泊まったので、中国代表選手とも親交があり、
今年の中国不参加の事情も教えてもらえました。

Liyaは今年帰国するための費用を貯めなければならず、参加を断念。
中国選手団はVisaが間に合わなかったそうで、残念なことでした。
去年水戸で大活躍したアジアの選手中でも中国は目覚しい成長でしたから。

マシアスは今年の結果を非常に幸せで、自分に驚いているほどだそうです。
確かにしっかり準備もしたけれども、驚きは大きかったと言っています。

定石や棋譜の研究に加えて、kurnikやヨーロッパの大会で腕を磨き、
ポーランド、オランダ、ベルギー等ドイツ以外の近隣諸国のレベルも上げ、
この大会に国際的な規模の大きな目的を持って参加したのでしょう。

初対面の沢山の新参加選手と出会って、非常に楽しかったのはもちろん、
世話好きな彼のことですから、みんなに信頼もされたに違いありません。
まだ20歳代で、専攻の電子工学の研究も忙しい毎日なのに立派です。

中島哲也選手がオセロジャパンという組織をフルに動かしながら、
奥さんの尽力も得て、品川その他で超人的な指導力を示しているように、
世界中には、こうした熱心なオセロ指導者が活動しているのでしょうね。

アテネ観光も充分楽しんで水曜日にはケルンに帰宅できるとのことです。
中島さん夫婦も日本選手団に頼られながら、観光中のようですし、
裏方で頑張った日本オセロ連盟の皆さんもリラックスできているでしょう。

2007年12月2日 (日)  アテネの感動(2)団体と個人男女優勝

冨永健太選手、新しい世界チャンピオンに!!

2007アテネ世界選手権を20局以上1手1手観戦できて最高でした。
高校の同期会の幹事代表の身で二次会は欠席させてもらって帰宅し、
既に済んでいた準決勝1局目から見たわけですが、熱戦苦闘の連続!!

   黒       スコア    白

 決勝トーナメント出場権争奪戦(予選4位5位プレーオフ)
マシアス・ベルク  34-30   イムレ・リーダー
ベルクが久しぶりの決勝トーナメント出場を果たしました。

準決勝1組
マシアス・ベルク   27-37    冨永健太
冨永健太       32-32    マシアス・ベルク
マシアス・ベルク   29-35   冨永健太
予選では負け、2局目で引き分け、冨永さんとて苦手はあったんですね。

準決勝2組
ステファン・ニコレ 41-23 中島哲也
中島哲也      36-28   ステファン・ニコレ
ステファン・ニコレ  33-31   中島哲也
やはり予選では負けている相手と大接戦を演じたあげくの惜敗、無念。

 3位決定戦
マシアス・ベルク 33-31 中島哲也
またもや2石差。予選2位通過の中島さん惜しい。ベルク天晴れの頑張り。

 世界チャンピオン決定戦
ステファン・ニコレ 35-29 冨永健太
冨永健太       37-27   ステファン・ニコレ
ステファン・ニコレ 27-37   冨永健太
日本時間の翌日にまたがる決戦。二コレの凄い勢いを見事に交わしました。
苦闘のあげくだけに、観戦・応援する者に与えた感動は物凄かった。

 女子チャンピオン決定戦
カロリーヌ・サンドベルク・オゼル  30-34 龍見有希子
ベルク中島戦に先立って打たれたこの対局も決して楽勝ではなかったです。
中島さんの主催する品川での大会の常連でもある龍見さんの恩返し。

 団体(予選13回戦全ての結果)
順位 得点   チーム名   選手名
 1 31   日本     冨永、中島、大野友弘
 2 25   フランス   二コレ、柏原拓志、バルレ
 3 24   イギリス   リーダー、ブライトウエル、ベック
 4 22.5 イタリア   ボラッシ、スペランディオ、マルコーニ
 5 22   ポーランド  キュピアル、スツァランキヴィッツ、クラツィク
 6 21.5 タイ     ホンソン、Pクライコキト、Tクライコキト、
 6 21.5 アメリカ   シーリー、ファング、蔡健=ジャン・サイ
 8 21   ベルギー   ドレザル、ルネス、ショッテ

一般 選手名              予選勝数 得点
 1 冨永健太        (日本) 12勝 1133
 2 ステファン・二コレ  (フランス) 9.5勝 1153
 3 マシアス・ベルク   (ドイツ) 9勝 1118
 4 中島哲也       (日本) 10勝 1106
 5 イムレ・リーダー   (イギリス) 9勝 1118
 6 ベン・シーリー    (アメリカ) 9勝 1113
 7 大野友弘       (日本) 9勝 1042
 8 ウラジスラフ・ドレザル(ベルギー) 9勝 986

女子
 1 龍見有希子 (日本)     7勝 950
 2 カロリーヌ・サンドベルク(スエーデン) 6勝 880
 3 リンダ・プラセプチョ  (オランダ) 6勝 837
 4 ヴェロニカ・ステンベルク(スエーデン)  6勝 822

予選および準決勝すべての勝敗・対戦相手・得点(石差)の一覧表は以下。
http://www.othello.nu/woc2007/live/crosstables/cross_13.htm

それらのオセロ画面を動かす棋譜はそのサイトの中の以下をクリックで!
Display full crosstable

それらの各回線別1試合1枚ずつの棋譜はそのサイトの中の以下をクリック
Display all transcripts (PDF)

2007年12月1日 (土)  アテネの感動(1)

テーブルで5分持ちのWOS勝ち抜き戦をやりながら、
すのちゃと一緒に世界選手権の朗報を紹介しました。

WOS創立3周年祝賀行事を楽しみつつ、冨永選手の独走に目を見張り、
中島選手の追い込みや、大野選手の追い上げもLIVEで味わいました。

時差が7時間もあるから、12回戦と13回戦は今朝未明になりましたが、
冨永選手が11勝=1位で、中島選手が10勝=2位で予選通過です。

3位はフランスの二コレ選手、4位はイギリスのリーダー選手でしたが、
4位と5位はプレーオフで決勝進出を決めるルールなので、
5位のドイツ代表ベルク選手が勝ち上がりました。

これらの棋譜はLIVEで1手1手観戦できたゲームもあった上に、
既に予選全部の結果表が出ていて、好きな対局を選べば今味わえます。
http://www.othello.nu/woc2007/live/crosstables/cross_13.htm

1枚1枚の棋譜で見ることもでき、URL昨日の日記にある通りですが、
以下に再掲します。ぜひ見てほしいからです。
http://www.othello.nu/woc2007/live/crosstables/cross_13.htm
13回戦以外も全てHPの中の回線別結果の表の中をクリック!!

さて、今日はいよいよ決勝トーナメント。日本時間で16時40分開始。
準決勝も決勝も3回戦ですが、どちらかが先に2勝すると終わりますから、
時間を確かめて1手1手LIVEで見たいですね。

準決勝2回戦目 17時50分〜19時00分
準決勝3回戦目 19時10分〜20時20分
アテネ時間ではこの後昼食
決勝 1回戦 21時10分〜22時30分
決勝 2回戦 22時40分〜24時00分 女子決勝1回勝負もここ
決勝3回戦は12月2日0時10分〜2時30分

二コレ選手には会ったことがありませんが、この日記でもご存知の通り、
ベルク選手はお若いけれどアーサーの親友ですから応援もしています。
ポツダムの彼の寮でお手製のポテトグラタンをご馳走になりながら、
対局したのが数年前ですがその写真もCDに入れてくれました。
娘の家にほぼ1週間同じ部屋で宿泊した間柄でもあります。

女子決勝を龍見選手と争うカロリーナ・サンドベルク・オドゥゼル選手も
昨年水戸で18歳の衝撃デビューを果たしたスエーデンの代表ですから、
定石の名前のパンフレットも読んでもらいました。素敵な北欧少女です。

毎年の選手の写真などのいろいろな情報も、
次々行のコピー>どこかへの貼り付け>クリックで見られますよ。
美男美女ぞろぞろです。
http://www.worldothellofederation.com/woc2007/

今夜は高校の同期会の幹事で、会場にずっといなければならないので、
どうやってネット観戦と両立させようかと思案中です。

   

2007年11月30日 (金)  世界大会初日棋譜全てが今見られる幸せ

初日の棋譜は
http://www.othello.nu/woc2007/live/crosstables/cross__7.htm
このURLをクリックすると1〜7回戦の対戦相手付き一覧が出ます。
例えば中島富永戦の棋譜は、両者のどちらかを見て相手の名をクリック。
この方法で34組×7回÷2=129局全部見られます。

1手目から最後までを1枚の棋譜で見ることもできます。そのURLは
http://www.othello.nu/woc2007/live/woc2007_transcripts.htm
選手が選んだ定石は、このPDF形式で調べるのもいいですね。

WOCのHPは
http://www.worldothellofederation.com/woc2007/
ここの左に赤い文字でLIVE!とあるのをクリックすれば、
1〜7回戦それぞれの結果が、各回線終了後しばらくで出ます。

スタッフが選ぶと思われる対局中の棋譜はリアルタイムで見られます。
これは見方が少し面倒ですが、慣れれば大丈夫です。
棋譜はオセロ盤が上下二つと、最下段の座標で示されます。

下段の盤の右向きの三角印を1手1手クリックするわけですが、
途中動かなくなる時が多いので、バーの「更新」のアイコンを押すと、
数手進む時と、全く変化しない時があって、少しは焦るでしょう。

そういう時は、いったん閉じて、WOCのHPもいったん閉じると、
数手進むこともありますし、時刻から考えてもう終わっているはずでも、
さっぱり進まないこともありました。しかし時間が解決してくれましたよ。

中島八段のコメントが、初日の結果についてのだけでなく、
出発以前から、今日までの経過・心境など詳しく、写真まで付いて、
「なかじのつぶやき」というブログになっています。そのURLは次行。
http://blog.goo.ne.jp/othellojapan/

さすがOTHELLO JAPAN の管理人ですね。あの忙しさや緊張感の中で凄い。
OTHELLO JAPAN のHPは村上、為則両氏のブログも大会予告や結果もあり、
ぜひお気に入りに入れて愛読なさるといいと思います。そのURLは次行。
http://www.othello.org/

WOS創立3周年の11月30日、16時ころから、交流3のテーブルで、
世界選手権の様子を見ながら、WOS内外の皆さんとチャットもできたら、
有意義な時間を共有できるでしょうね。お誘い合わせの上どうぞ。

2007年11月29日 (木)  アテネ世界大会1回戦組み合わせ決定

抽選で黒と白も決まり、総勢68名、34組の対戦相手が一覧表に。
表の一番下に「View all live games!」とあり、これをクリックして、
新しい画面に「Choose game to watch」と書かれているのを選びましょう。

予選1回戦から誰と誰の対戦でも自分のPC画面で見られることが判明。
着手の座標(F5d6・・・・)なのかどうかはまだ分かりません。
74名とあった選手数が6名減っているのは気になりますね。

ベン・シーリー(アメリカ)
       対アリスン・ターナー(イギリス)
ロマン・クラツィク(ポーランド)
       対イムレ・リーダー(イギリス)
グラハム・ブライトウエル(イギリス)
       対ルベン・サイツ(スペイン)
ニック・ルネス(ベルギー)
       対中島哲也(日本)
ステファン・ニコレ(仏)
       対ゲオッフ・ハバード(オーストラリア)
ラッセ・ローレンツェン(ノルウエー)
       対マシアス・ベルク(ドイツ)
柏原拓志(フランス)
       対セリーネ・ルビオ(フランス)
ミロスラフ・ヴォラチェク(チェコ)
       対ジャンヌ・ペイポネン(フィンランド)
ヴェロニカ・ステンベルク(スエーデン)
       対ジェロン・エヴァート(オランダ)
ヨセオプ・ユー(韓国)
       対ピウムラト・クライコキト(タイ)
フランチェスコ・マルコーニ(イタリア)
       対チン・ウェン・チュー(シンガポール)
トム・ショッテ(ベルギー)
       対マレク・サランキウィツ()
パヴェル・ラヂフィロフスキー(イスラエル)
       対カロリーナ・サンドベルク・オゼル(スエーデン)
大野友弘(日)
       対カルステン・フェルドボーグ(デ)
ビンツァ・アンドリアニ(マダガスカル)
       対イリア・シフマン(イスラエル)
パトリック・ヒルヴォネン(フィンランド)
       対クリスチャン・ガルデブリンク(スエーデン)
ジャン・スタスナ(チェコ)
       対ユージューン・ソウ(韓国)
リンダ・プラセプチョ(オランダ)
       対マリオ・マドローナ(スペイン)
パンデリス・テオドシオゥ(?)
       対富永健太(日)
キム・J・ニールセン(デンマーク)
       対ジアン・サイ(米)
ミロス・キュピアル(ポーランド)
       対ニッキー・ファン・デン・ビゲラー(オランダ)
ロザリンデ・ドゥ・ボエル(ベルギー)
       対セバスチャン・バルレ(フランス)
ヘンリー・アスペンリド(スエーデン)
       対アノン・ホンソン(タイ)
マルティン・オデガルド(ノルウエー)
       対ミケーレ・ボラッシ(イタリア)
サマトム・クライコキト(タイ)
       対アガタ・ウォズニァク(ポーランド)
マーリス・エルガー(ドイツ)
       対龍見有希子(日)
ジョナス・リンドホルト(デンマーク)
       対ジョエルグ・ガートゥナー(ドイツ)
ダニエル・クロッカース(?)
       対トーマス・ドウダ(チェコ)
レオニド・シフマン(イスラエル)
       対スヴェトゥラーナ・ゼリロヴァ(ノルウエー)
ダヴィッド・ベック(イギリス)
       対ロビン・トメイ(オランダ)
ジョージ・シザス()
       対ランディ・ファング(アメリカ)
ヴラディスラフ・ドレザル(ベルギー)
       対ロベルト・ベルク(ノルウエー)
ソルラン・ストッケ(デンマーク)
       対ワイ・ツンク・マク(?)
ロベルト・スペランディオ(イタリア)
       対ヴェルマ・フー(香港)

2007年11月28日 (水)  アテネ世界大会開幕の日

開幕は28日ですが、予選1〜7回戦は29日です。
http://www.worldothellofederation.com/woc2007/
ここにScheduleという項目があるので見て下さい。
以下はWOSのHPのGuest Book に書いたもののコピーです。

「日本時間で書くと
準決勝1回戦は 12月1日16:40-17:50 持ち時間各35分
同 2回戦は 12月1日17:50-19:00
同 3回戦は 12月1日19:10-20:20
あちらの昼食後
決勝 1回戦は 21:10-22:30 持ち時間各40分
 同 2回戦は     22:40-24:00
 同 3回戦は 12月2日00:10-02:30
女子決勝1回勝負は   22:40-24:00」

上記HPには今朝赤い文字でLIVE!という項目が加わり、
29日の予選1回戦から30日の予選13回戦までの表が掲げられました。
勝敗や石数だけでなく、棋譜も、ひょっとしたら見られるのでしょうか?

昨年は水戸市の会場でスタッフとして動いていましたので、
チーム中島という哲也さんの奥さんも含めたPC係の活躍を見ましたが、
ネットにはどのように配信されたのか確かめられませんでした。

一昨年のWOS日記11月12日付には次のように書かれています。
「対局が1手1手見られますよ。
http://www.worldothellochampionships.com/2005/
ここからSHADOW GAMESをクリックするとね、
予選からの主な試合が1手1手クリックして見られます。
予選で13戦全勝した為則九段と、
それに続いた宮岡名人の寄付満載です。」

このSHADOW GAMEが、今年はLIVE!となったのでしょう。
テーブルで各自が棋譜を見ながら、誰か二人が画面に置いての感想など、
面白い試みができたら、WOSの3周年行事として最高ですね。

為則英司九段が台風のために出張先から王座戦に出られず、
末國誠九段もシンガポール代表の権利を得ながら都合で不参加なので、
過去の実績から言えば、ベン・シーリーと中島哲也八段が優勝候補ですが、
冨永健太七段も大野友弘六段も強さで中島八段に劣りません。

オランダのニッキーvan denビゲラーもデンマークのK・フェルドボーグも
ドイツのM・ベルクもアメリカのE・ウィリアムスも昨年予選で8勝。

昨年出ていない古豪ではイギリスのリーダー、ブライトウェルの2人に、
フランスのタステがいます。柏原拓志も昨年こそ46位でしたが、
フランスの強豪たちを破って連続出場してきました。

中国の陳凱がもし参加すれば優勝候補の一角に食い込むかも知れません。
葉麗雅(=Liya Ye)が連盟会長の中国は高速の進歩中ですし、
シンガポールや韓国からも新しい強豪が現れるかも知れないのです。

予選を男性に交じって13回戦の結果の女性1,2位が女子優勝を競い、
龍見有希子、ヴェルマ・フー等が微妙な差で闘うことになりそうです。

オセロジャパンの予想投票にも1票入れてみてはいかがでしょうか?
明日午後からテーブルで互いに予想しあうのも面白いですね。

2007年11月27日 (火)  世界大会明日開幕

Othello Japann のHPの主でもある中島哲也さんが書いているブログに、
「なかじのつぶやき」というのがあってずっと愛読させていただいています。

「アテネ到着!」のなかじさんのコメントや、谷田邦彦さんの投稿もあり、
28日の開会行事、29日からの予選を前に、声援も高まっています。

今大会の参加選手数は、昨年の水戸市でのそれに比べてやや少ないけれど、
WOC2007のHPで見ると2年連続出場のなじみの顔も沢山います。

アメリカからは昨年3位のベン・シーリー、18位のE・ウィリアムス、
74位の女性Jian Cai(=蔡靖?)に初参加のR.Fangが加わる布陣、
昨年10位の徐維忠(=Y.Chitra)の代役という強運での出場です。
Y.Chitraは昨年インドネシアからの出場で中島八段に勝っていました。

イギリスからはI・リーダー、G・ブライトウェルの二強豪に、
D・ベックが加わり、女性代表ではA・ターナーが出場、昨年と全員交代。

フランスからは昨年出なかったS・ニコレの古豪に、昨年46位の柏原拓治、
昨年59位のS・バーレ。女性代表はC・ルビオです。
昨年は振るわなかったけれども、柏原、バーレともに侮りがたい実力者。

ドイツからは昨年14位のM・ベルクとC・クァっゾと女性M・エルガー。
なぜか昨年は女性の参加はありませんでした。A・ホーンは来ません。

オランダから昨年9位の好青年ニッキー・ファン・デン・ビゲラーと
59位の女性L・プラセプチョ他2人、

デンマークから同11位の古豪中の古豪K・フェルドボーグに加えて、
27位のJ・リンドホルト他2人。

フィンランドから29位のP・ヒルボーネン他2人、

タイから同19位のP・クライコキト、37位のT・クライコキト他2人、

ポーランドからは同24位のR・クラツィク、
82位の女性A・ウォズニクと、他2人が出ます。

イタリーからは同44位のM・ボラッシ他2人ですが、F・マルコーニ、
R・スペランディオともに期待できそうです。

スエーデンからは女性で45位の18歳Carolina Sandberg Odzellと、
58位のR・クラツィク他2人。女性はV・スタンベルクと計2人。

オーストリアからは昨年66位のG・ハバード1人だけの出場で、
昨年大会前後に大層人気の高かった傳笛(=Amy Fu)は来ません。

昨年大活躍の中国は6位の陳凱(=Chen Kaiシーリーに勝った)が出ず、
16位の宋岩(=Yan Song),36位の趙靖(=Jian Zhou)2人だけ。

シンガポールも予選1位決勝2位だった末國九段が代表なのに来られず、
昨年50位のChew Ching Wuen 1人だけの参加になります。

韓国も昨年の4人は誰も来られず、Youjoon SeoとYoseop Yuの2人だけ。
香港からは女性で昨年26位と惜しくも決勝進出成らなかったVelma Fu、
漢字で書くと傳慧敏がWai Tung Makと2人だけの出場。
やはりヨーロッパとアジアはまだ遠いのですね。

イスラエルからは昨年77位のP・ラヂヴィロフスキー他シフマン姓2人、
しかし昨年のB・シフマンとは同姓異人のようです。

スペインは2人が初出場、開催国ギリシャは昨日まだ代表未発表でした。

選手紹介が昨年の代表のことに偏ってしまいましたが、水戸で親しくなった
皆さんをついつい思い出してのことゆえ、どうかご容赦ください。
日本代表をはじめ、上位を予想されるプレーヤーについては明日述べます。

2007年11月26日 (月)   

8月下旬から日記を休んでいました。
間もなくWOSが3周年になることでもあり、飛び飛びにでも書きます。

オセロ世界選手権大会については、ゲストブックに紹介しましたように、
11月28日アテネで開幕、29日30日と予選計13回戦があり、
12月1日の準決勝・決勝で新しい世界チャンピオンが決まります。

うまく中継をキャッチできれば、できるだけ多くの皆さんと楽しみたく、
WOS創立3周年のパーティーの風変わりなかたちとして、
交流3にテーブルを持って、できれば盤も使ってやりたいです。
棋譜までは、まだ見るのは無理かも知れませんが・・・・

新加入のしん(shin_wos_kyuutyan)さんのお祝いは、
ガオちゃ代表としんさんのお二人の都合に合わせて、
あまりあせらずに開催したいと思います。

2007年8月27日 (月)  くらげ定石の不思議

1. f5 Analysis: f5 f6 e6 f4 e3 c5 c4 e7 +0.00 discs (book)
2. d6 Analysis: f6 e6 f4 e3 c5 c4 e7 c6 +0.00 discs (book)
3. c3 Analysis: c3 d3 c4 f4 c5 b3 c2 e3 +0.00 discs (book)
4. d3 Analysis: d3 c4 f4 c5 b3 c2 e3 d2 +0.00 discs (book)
5. c4 Analysis: c4 f4 c5 b3 c2 e3 d2 c6 +0.00 discs (book)
6. f4 Analysis: f4 c5 b3 c2 e3 d2 c6 b4 +0.00 discs (book)
7. c5 Analysis: c5 b3 c2 e3 d2 c6 b4 a3 +0.00 discs (book)
8. b3 Analysis: b3 c2 e3 d2 c6 b4 a3 g3 +0.00 discs (book)
9. c2 Analysis: c2 e3 d2 c6 b4 a3 g3 e6 +0.00 discs (book)
10. e3 Analysis: e3 d2 c6 b4 a3 g3 e6 f3 +0.00 discs (book)
11. d2 Analysis: d2 c6 b4 a3 g3 e6 f3 g6 +0.00 discs (book)
12. b6 Analysis: c6 b4 a3 g3 e6 f3 g6 b5 +0.00 discs (book)
13. b4 Analysis: b4 e6 c6 b5 d7 f7 f2 f3 +0.30 discs (book)
14. e6 Analysis: e6 c6 b5 d7 f7 f2 f3 f6 -0.30 discs (book)
15. c6 Analysis: c6 b5 d7 f7 f2 f3 f6 e7 +0.30 discs (book)
16. b5 Analysis: b5 d7 f7 f2 f3 f6 e7 g4 -0.30 discs (book)
17. d7 Analysis: d7 f7 f2 f3 f6 e7 g4 c8 +0.30 discs (book)
18. f7 Analysis: f7 f2 f3 f6 e7 g4 c8 c7 -0.30 discs (book)
19. f2 Analysis: f2 f3 f6 e7 g4 c8 c7 d8 +0.30 discs (book)
20. f3 Analysis: f3 f6 e7 g4 c8 c7 d8 a3 -0.30 discs (book)
21. f6 Analysis: f6 e7 g4 c8 c7 d8 a3 a5 +0.30 discs (book)
22. e7 Analysis: e7 g4 c8 c7 d8 a3 a5 -0.30 discs (book)
23. g4 Analysis: g4 c8 c7 d8 a3 a5 +0.30 discs (book)
24. c8 Analysis: c8 c7 d8 a3 a5 -0.30 discs (book)
25. c7 Analysis: c7 d8 a3 a5 +0.30 discs (book)
26. d8 Analysis: d8 a3 a5 -0.30 discs (book)
27. a3 Analysis: a3 a5 +0.30 discs (book)
28. a5 Analysis: a5 -0.30 discs (book)
29. a6 Analysis: e2 c1 a4 a2 a7 g6 h6 g3 -0.26 discs (24)
30. a7 Analysis: f1 a4 g3 e2 g6 g5 h5 h3 +4.18 discs (24)
31. e8 Analysis: e8 f8 a2 g5 g3 h4 h3 h2 +0.80 discs (24)
32. f8 Analysis: f8 b2 g6 h6 g5 a2 e1 h5 +0.52 discs (24)
33. a2 WLD-correct  34. g5 WLD-correct
35. g3 36. h4  37. h3 38. h2 39. h6 40. g6
41. g7 42. d1 43. h5 44. e2 45. f1 46. h8
47. h1 48. c1 49. b2 50. h7 51. g8 52. b7
53. a4 54. a1 55. b1 56. g1 57. g2 58. e1
59. b8 60. a8  33 - 31 で白の勝ち。

以上がゼブラの示す「くらげ」定石の最善進行の解析です。
極めて興味深いことはBook での黒の0.3石差優勢が29手目で逆転し,
以下黒は31手目で0.8石差の優勢を除いて最後まで白優勢となることです。

2007年8月14日 (火)  ある裏大量のゲーム

F5f6E6d6E7/f4G5f7E3d3/G6g4F3f8D8/
d7C4e2C5g3/C2c6D2h6F1/h5F2h5A6a4/

 D E F G   D E F G  D E F G   C D E F G
3+9 ++  ●++  ○●13+  +○●●+
4○○○+  ○●●+  ○○●  17○○●○
5○○○7   ○●○●  ○●○●  +○●●●
6○●○+  ○●○11  ○●●●  +○●●●
7+●─棔  棔○+  +●○+  +亜○+
8++++  ++++  +++  +15+○+

F5f6E6d6E7=闘牛からf4と大量取りするのを裏大量と呼び、
またの名を裏りんごとも言います。7手目はどこに打っても好手ですが、
最善はG5とされています。┐錬脾兇任眤仂瞭鰻拭9と打つのが最善。
も最善。11も最善。ここではh6が最善とされています。
以下7石ほどの損を白は背負うことになります。15はややぬるく、
H5が厳しい手だったようです。阿錬紕犬良かったそうです。
17はここが衆目の一致するところでしょう。

2007年8月11日 (土)  ラル兎も有力な定石(2)

F5d6C5f4E3/c6D3f3E6f6/G4g3G5h5H4/
h3G6h6D7c7/B6e7F2b5F7/e8C8d8F8c4/
B3a5B4g7B8/a3A4f1B7a6/A7d2D1c2H8/
g8H7a8H2a2/C3e1G1e2C1/g2B2b1A1

 B C D E F G H   B C D E F G H  B C D E F G H
2++++3 ++  ++++●++  ++++●++
3++●●○○○  ++●●●○○  ++●●●○○
4++●●○○○  ++●●●○○  ++●●●○○
5+●●○●●○  ぁ●○●●○  ○○○○●●○
61 ○○●○○○  ●●●○○○○  ●○●○●○○
7+○●◆棔棔棔  棔○○5 ++  +○○○○++
8+++++++  +++Α棔棔棔  棕 ─9 ++

21手目から29手目まで昨日の図の再掲です。以下30手目をと表記。
c4/B3a5B4g7B8/a3A4f1

 A B C D E F G H   A B C D E F G H  A B C D E F G H
1++++++++  ++++++++  +++++押棔
2+++++●++  +++++●++  +++++●++
3+11+●●●○○  +●+●●●○○  亜+●●●○○
4++●●●○○  +13●○○○○○  17●●○○○○○
5○○○○●●○  ○○○●○●●○  ○○●●○●●○
6+●○○●●○○  +○○○●●○○  +○○●●○○○
7++○○○●++  ++○○○●+  ++●○○○○+
8++●●●●++  +15●●●●++  +●●●●●++
  
c4から極めてゼロに近い僅差で進行し、中盤の難所でゼブラも揺れる。
と早いX打ちに対し、右下隅をどう打つかの攻防。12Win Lose
以下39手目から47手目へB7a6/A7d2D1c2H8/g8H7

 A B C D E F G H   A B C D E F G H  A B C D E F G H
1+++++○++  +++3 +○++  +++●+○++
2+++++○++  ++き◆棔++  ++○●+○++
3○●+●●○○○  ○●+●●○○○  ○●+○○○○○
4●●●○○○○○  ●●●●○○○○  ●●●●○○○○
5○●○●○●●○  ●●●●○●●○  ●●●●○●●○
6粥●○●○○○  ●●○○●○○○  ●●○●●○○○
72119●●○○○+  ●●●●○○○+  ●●●●○○○7
8+●●●●●++  +●●●●●++  +●●●●●Γ  

瓦錬瓧犬ら打っても同じ2石差。△鬘瓧犬紡任弔醗き分けで、
上辺と右下隅を先に打つのは白6石負けというのが難しい。
以下は棋譜座標のみ掲載します。
a8H2a2/C3e1G1e2C1/g2B2b1A1H1なら32-31
a8B2c3/H2e1C1a1g2/g1H1e2A2b1なら33-31

終盤の手順は33-31になるものが他にいくつかあり、どれも難解です。

2007年8月10日 (金)  ラル兎も有力な定石

F5d6C5f4E3=兎>c6D3f3=ラル兎はあまり打たれませんが
10手目f6のローズに比べてそう劣りはせず、ゼブラ評価もー1です。

f6なら+1なのだから、わざわざー1のラル兎を打つ人は少ないけれど、
横兎、雪兎、たま兎だって皆マイナス承知の定石です。
F5d6C5f4E3/c6D3f3E6f6/G4g3G5h5H4/

 C D E F G   C D E F G H  C D E F G H   C D E F G H
3+●●○+  +●●○+  +●●○○亜  棔●○○○
4+●○○11  +●●●●+  +●●●○15  +●●●○○
5●○○●+  ●○●○13  ●●●●●○  ●●●●●○
6○○9 +  ○○○○++  ○○○○17+  ○○○○●
7+++++  ++++++  ++++++  19++++

9にと打ち、以下欧泙捻κ佞ら下辺にかけて大きな白壁ができます。
これは井上流の変化の一つにも良く似た展開です。ラルは21まで黒+1.12。
兎>c6E6f6D7c7/E7e8D8c8F7/f8は黒+4。

F5d6C5f4E3/c6D3f3E6f6/G4g3G5h5H4/
h3G6h6D7c7/B6e7F2b5F7/e8C8d8F8c4/

 B C D E F G H   B C D E F G H  B C D E F G H
2++++3 ++  ++++●++  ++++●++
3++●●○○○  ++●●●○○  ++●●●○○
4++●●○○○  ++●●●○○  ++●●●○○
5+●●○●●○  ぁ●○●●○  ○○○○●●○
61 ○○●○○○  ●●●○○○○  ●○●○●○○
7+○●◆棔棔棔  棔○○5 ++  +○○○○++
8+++++++  +++Α棔棔棔  棕 ─9 ++

ゼブラ評価は以下揺れますが黒+3.48と-1.05の間の揺れです。
明日に続けますがゼブラで調べた最善は最後に意外な結果になります。

2007年7月31日 (火)  WOS日記7月の題名一覧

7月1日 休載
 2 短期間ですが明日から入院します
 3 休載
 4 血管にステントを昨日入れて今日もう退院
 5 休載
 6 休載
 7 WOSのIDで7777戦になった
 8 休載
 9 オセロとマラソン
10 へろ虎=Hero虎(1)
11 Hero虎(2)
12 Hero虎(3)
13 休載
14 馬定石を(乗り)こなすのも至難の業
15 休載
16 全日本選手権で大野友弘1級優勝
17 虎スマイル定石について(1)
18 虎スマイル定石について(2)
19 ゼブラ解析の一例「裏林檎引き分け」
20 休載
21 WOSテーブルでの横兎の熱戦の解析
22 休載
23 鶴定石の最善と次善
24 休載
25 酉(=チキン)フックの最善どうし(1)
26 酉(=チキン)フックの最善どうし(2)
27 休載
28 地元のお祭り
29 休載
30 休載
31 WOS日記7月の題名一覧

2007年6月30日 (土)  6月のWOS日記題名一覧

6月1日 FJTの引き分け進行(1)
 2 春の名人戦の棋譜集を受け取って
 3 FJTの引き分け進行(2)
 4 兎>玉家流からの左右対称形
 5 今春名人戦の序盤分類途中まで
 6 名人戦虎定石分類(1)
 7 名人戦虎定石分類(2)
 8 名人戦に見る裏コウモリ
 9 裏コウモリ以外の名人戦闘牛定石
10 名人戦牛定石のいろいろ
11 名人戦に現われた蛇、狸、バッファロー、
12 名人戦の兎定石
13 名人戦の羊、猫、竜、猿、馬、牡牛、烏定石
14 昨年に引き続き、公園で護憲と反戦の歌
15 休載
16 国会前行動への北海道からのメッセージ
17 全日本選手権への北海道ブロック予選に出て
18 休載
19 携帯電話でも定石の練習ができるらしくて
20 休載
21 沈没船定石の面白さ(1)
22 沈没船定石の面白さ(2)
23 沈没船定石の面白さ(3)
24 羊定石のいろいろ
25 休載
26 名人戦3位の浦島さんにお詫びして訂正します
27 羊定石のいろいろ(2)
28 休載
29 燕定石の最善進行の多さ
30 6月のWOS日記題名一覧

2007年5月31日 (木)  5月WOS日記の題名一覧

5月1日 兎定石の一つ「穴兎」
 2 人名で呼ばれる定石いろいろ
 3 日本国憲法60周年記念集会の日々
 4 定石の名前と名付け方のあれこれ
 5 猫定石にもいろいろあれど
 6 横兎の進行
 7 「オセロニュース」最新号到着
 8 休載
 9 定石「ラル兎」のこと(1)
10 定石「ラル兎」のこと(2)
11 梅沢流という打ち方ってどんなのですか?
12 梅沢流=鶴定石か?
13 ルイージという定石
14 休載
15 定石に見る美しい形いろいろ
16 十本指打法への挑戦は今から可能か?
17 裏コウモリ以下の進行に見る悪形最善
18 休載
19 トパーズ(黄色い宝玉)
20 コンポスの一変化
21 ベルクタイガーのその後の進行
22 蛇のいわゆる最善引き分け(1)
23 蛇のいわゆる最善引き分け(2) 
24 蛇Γ筍供覆泙燭錬罍粥砲琉き分け進行(1)
25 蛇Γ筍供覆泙燭錬罍粥砲琉き分け進行(2)
26 蛇Γ筍供覆泙燭錬罍粥砲琉き分け進行(3)
27 蛇Γ磽供覆泙燭錬罍魁砲砲弔い
28 休載
29 酉(チキン)フックのいわゆる最善進行
30 酉(チキン)ストレートの引き分け進行
31 5月WOS日記の題名一覧

2007年4月30日 (月)  WOS日記4月題名一覧

4月1日 六角リバーシ
 2 休載
 3 フラットローズからの早い単独C打ち
 4 裏コウモリのゼブラ引き分け進行
 5 水戸でChen Kai選手がベン・シーリーに勝った1局
 6 休載
 7 鬼神為則九段と鉄人シーリーのかけひき
 8 ガオちゃ講座「大量取りへの中抜き」
 9 裏りんごからの好手は多い多い
10 休載
11 ショヴぇルカーという名の定石
12 裏戦車という名の定石
13 定石名で「裏・・・」と呼ばれるものいろいろ
14 スポーツカー定石は何種類になるか?
15 休載
16 ラッコ定石からの見事な対称形進行
17 手塚システムの怖さ(1)
18 手塚システムの怖さ(2)
19 手塚システムの怖さ(3)
20 手塚システムの怖さ(4)
21 休載
22 パズルコレクションというHPなど
23 水戸WOCのNo Kung傾向
24 オセロ定石大図鑑その後
25 休載
26 ブライトウェル対策の早いX打ち
27 休載
28 金魚定石のあれこれ(1)
29 金魚定石のあれこれ(2)
30 WOS日記4月題名一覧

2007年3月31日 (土)  WOS日記3月の題名一覧

3月1日  同名の5手目どうしでの対称形などについて(2)
 2日 4手目の素どうしで大きくグループの対称を見る
 3 斜め取りどうしの4手目どうしの対称から5手目の対称へ
 4 元海兵隊員アレン・ネルソンさんのお話
 5 ゼブラのダウンロードがうまくできなくて
 6 「蜂の巣オセロ」=Hexello(1)
 7 休載
 8 蜂の巣オセロ=HEXELLO(その2)
 9 箱詰めプラスチックパズルの正六角形単位のもの
10 箱詰めプラパズルNo.22の楽しさ
11 すのちゃに深夜長時間教わってゼブラ復活
12 オセロ定石大図鑑というHP
13 江別の劇団の新作芝居「春遠からじ」
14 沖田掃除さんとの交信あれこれ
15 休載
16 このところ風邪で寝込んでしまって
17 休載
18 象定石について訂正です
19 休載
20 もう異手順の同型はないと思っていたら
21 カナ一文字の定石名の見直し
22 「見下し」から「門前」への改名
23 虎定石6手目以後のさまざまな名前一覧
24 コンポスとノーカン
25 水戸WOCのノーカン定石
26 富永健太七段が名人戦優勝
27 世界大会1回戦で為則九段に善戦した少女
28 休載
29 休載
30 名人戦の結果の公式発表
31 WOS日記3月の題名一覧

2007年2月28日 (水)  2月のWOS日記題名一覧

2月1日 5手目まで349種の図示(14)並び取りの荷車系
 2 5手目まで349種の図示(15)並び取りの老犬系前半
 3 5手目まで349種の図示(16)並び取りの老犬系後半
 4 5手目349種の生物分類風の種別
 5 同じ名前でたくさんの種類のある5手目の名前とその数
 6 更新中
 7 349種の名前の見直しで解ったこといろいろ(1)
 8 349種の名前の見直しで解ったこといろいろ(2)
 9 「約束の夏」中国語版出版記念会
10 349種の名前の見直しで解ったこといろいろ(3)
11 349種の名前の見直しで解ったこといろいろ(4)
12 昨日の、孫たちの見送りと、夜のコンサート 
13 349種の名前の見直しで解ったこといろいろ(5)
14 349種の名前の見直しで解ったこといろいろ(6)
15 川西政明著「定本 謎解き 死霊論」
16 棋譜取りソフト「ゆにま」を作った人との対話
17 最多種類の海豹11種と、次の烏10種
18 各地に先駆けての北海道名人戦
19 WOS講師亮さんの水戸での優勝と牛定石あれこれ
20 ベルク・タイガーという名の定石
21 蟹7種とざる6種
22 手順が違うだけの同型が合計27組51種も!!
23 蝸牛と名付けた二つが孔雀と同型だった
24 5手目までの早いX打ちのいろいろ
25 349種見直しの結果のまとめ(1)
26 まとめようと思って確かめたらまあ変わること!
27 同名の5手目どうしの対称形などについて(1)
28 2月のWOS日記題名一覧

2007年1月31日 (水)  06年12月と07年1月のWOS日記題名一覧

昨2006年12月末にWOS日記のその月の題名一覧を書くのを忘れて、
やむなく今年の1月分と同日に、1ヶ月遅れでここに書くことにしました。

2006年12月1日 WOS創立2周年の夜のパーティー
 2日 2周年のパーティー(つづき)
 5日 くらげ定石の不思議
 7 WOS日記11月の題名一覧
 8 WOS2周年のメインパーティーを前に
 9 WOS2周年と新代表就任の祝賀買いを同時に
10 WOS第3ステージへ(昨夜のパーティー)
12 ガオちゃ講座(1)序盤の気づきにくい手
15 ウィルちゃ作 新しいメンバー表に
16 ぱりぱり軍団の団長キングさん
17 各地同様札幌でも北海道オープン
18 「オセロニュース」最新合到着
21 北京へは初訪問の高校同期生夫婦二組
23 27日まで北京に滞在します
28 北京の四日間(1)
29 北京の四日間(2)
30 北京の四日間(3)
31 北京の四日間(4)

2007年1月1日 年頭のご挨拶
 2 「約束の夏」中国語版の札幌での出版記念会
 3 猪定石のこと
 5 李建華さんが「北海道新聞」の「ひと」欄に
 6 68歳の誕生日に
 7 りんご定石
 8 「りんご」と「裏りんご」のいわゆる最善進行
 9 裏りんご定石の「最善」進行のいくつか
10 牛定石からの乗り物いろいろ
11 鷺(サギ)定石のこと
12 鳥類の名の定石あれこれ
13 鷹と鳶(トビ)とコンドルと鶴
14 定石の名前と分類の見直し
15 通し番号をつけることから見直し開始
16 3手目の14系の名の見直し
17 狼は蜂に、遠吠えは狼に、老ビーグルは老犬に
18 5手目まで349種の図示(1)2,3手目全部と虎系虎素
19 5手目まで349種の図示(2)虎系後半と猫系前半
20 5手目まで349種の図示(3)兎系
21 5手目まで349種の図示(4)野兎系と花束系の前半
22 5手目まで349種の図示(5)花束系の後半
23 5手目まで349種の図示(6)花束系の後半
24 5手目まで349種の図示(7)斜め取りの海豹系
25 5手目まで349種の図示(8)斜め取りの烏系
26 5手目まで349種の図示(9)斜め取りの牛系と老人系前半
27 5手目まで349種の図示(10)斜め取りの老人系後半
28 5手目まで349種の図示(11)並び取りの狼系前半
29 5手目まで349種の図示(12)並び取りの狼系後半と校旗系
30 5手目まで349種の図示(13)並び取りの鼠系
31 06年12月と07年1月のWOS日記題名一覧