串本〜古座  JR田並駅 5k 串本海中公園(澤信坊道標) 1k 
               東雨の洞門 2.5k 二色 0.5k 鬮野川(袋入口) 3.5k 
          姫の地蔵道標 3.2k 原町の小堂
 8.4k 木葉神社・JR紀伊田原駅
熊野古道大辺路ルート
 古道大辺路
    No.6
 JR紀伊田辺駅始発6時28分の新宮行普通列車に乗り、串本町の紀伊田並駅に7時45分頃到着、駅より前回の終了地点の国道42号線の田並橋へ。
 国道を離れて、田並橋を渡り、山道に進む。10分ほど歩くと茶屋跡への案内表示板があったが道が整備されていないようなので、あきらめて真っ直ぐ進む。この峠道ではまったく人に出会わず、車が1台通り過ぎただけだったが、メジロなど鳥のさえずりを聞きながら峠を下りると入谷の海岸に出、国道に合流、有田地区の徳本名号碑を過ぎ逢坂山トンネル手前を左に入ると、北向地蔵尊が祀られている。(この付近に貝岡の道標があるが見落とす)そのまま進み逢坂峠を越して国道に合流して少し歩き9時に串本海中公園に着く。



茶屋跡への標示板

熊野古道の標示板

徳本上人名号塔

逢坂山トンネル

北向地蔵尊

 公園入口手前右の植え込みの中に澤信坊の道標(右ハわかやま 左ハいそみち)が立っている。横に説明板があり、1727年に、ほぼ現位置に建てられもので、当時の大辺路街道の道しるべとして串本町内に残る最古のもの。国道を15分ほど歩くと高濱トンネルがあり、手前右側にトンネルを迂回する道があるが入口付近が雑草に覆われているので、トンネルを通り右手海岸側の東雨の洞門に行く。穴から海中公園の建物が見える。さらに高富地区の国道を進み、国道371号線との分岐点を過ぎ、左側旧道の錦富(きんぷ)小学校グランド角に徳本上人碑が祀られている。そのまま旧道を進む。途中、二色川で渡り鳥を見ていたおじいさんと話す。国道との合流地点にトルコの目玉のお守り(ナザール・ボンジュック)のオブジェがあり、旧道側に2体のお地蔵さん、国道沿いに新しい弘法太師像が建っている。さらに国道を進み、袋湾入口の鬮(くじ)野川への道、JRのガードをくぐり、のぞかな道を30分ほど歩き、川と田んぼの間の1mほど高くなった川堤を行くと左奥100mほどの所に朱色の鳥居が見えてくる。本日初めての神社であり参拝する。神社名の表示はなく、後に昼食をとった橋杭の食堂の御主人に聞く。元の道に戻り滝畑橋を渡り、次の硲ノ元橋を渡ると、前方の三叉路に辻地蔵が祀られている。古い石仏に、右在所道 左若山道と刻まれている。古座町姫方面から和歌山方面への道しるべである。先に進むと又、三叉路になり、右に行くと橋杭岩に出る峠道になり、そのまま進むと古道で、しりで坂と呼ばれる下り道になり、踏切を越えると古座町姫の地蔵道標に出て、42号線と合流する。今回は古道をそれて橋杭の方へ行く。峠を越えると串本と大島を結ぶ串本大橋が目の前に現われ、橋杭岩が正面に見える国道に11時40分に着く。ここで昼食をとり、ご主人と少し話をして、12時10分に出発する。すぐに古座との町境で、海側に太師堂が建てられている。さらに進むと右側にMr.JOHNがあり、その向かいの踏切手前(ここが古道を進んで来たときに合流する地点)に姫の地蔵道標(右ハわかやまみち 左ハみさきみち)が祀られている。少し歩くと古座町観光宿泊案内の案内板があり、国道を離れて左の旧道に入っていく。


澤信坊の道標

東雨の洞門

二色への途中の国道脇の地蔵

徳本碑

ナザール・ボンジュック

二色地区のお地蔵さん

鬮野川への入口(左黄色のJRガード)

富二橋神社 

鬮野川の辻地蔵 

串本大橋

橋杭岩

姫の地蔵道標

 姫地区には天満神社があるが、見落とす。この辺りの海岸は姫の松原といい昔は一抱えもある太い松がたくさんあったと、
昼食時に橋杭の食堂のご主人が教えてくれた。伊串地区を抜け姫の地蔵道標から50分で原町の小堂に着く、小堂内には中央に享保20年の地蔵尊、右が徳本上人名号碑、左が法経塔がある。さらに西向地区の旧道を進み、30分ほど歩き古座川に至る。この辺りが渡し場跡で、今は河口にかかる古座大橋を渡り、対岸に行く。古座大橋手前に1954年、ビキニ環礁でのアメリカの水爆実験で「死の灰」を浴びた第5福龍丸(第7事代丸)建造の地の碑が建てられている。
 橋を渡った所の左側の階段を降りて左に行くと渡し場跡(表示なし)で、右に行くと古座神社があり、参拝する。神社の東裏手に一里塚跡の地蔵さんが祀られているが、見過ごしてしまった。少し行くと古座川病院で国道に合流、海に浮かぶ島が見える。昔は海賊が住んでいたという洞窟がある小さな無人島で、九龍島(くろしま)という。ここより海岸線の国道を歩く。津荷(つが)橋手前で左の旧道へ入り、津荷川上流に線路があり赤い鳥居が見え、沖出橋を渡り神社に行く。近くで社名を聞いたが、知らないといわれ、神社の世話役の方に聞いてくれたところ、八幡神社とのことであった。



原町の小堂

第5福龍丸建造の地碑

古座川河口渡し場跡

古座神社

九龍島

八幡神社(津荷)

津荷の線路脇の水仙 

古座ヴィラ前バス停(江戸期の地蔵)

田原・海霧撮影場所(12月から3月)

 国道と合流し、田原まで歩く。下田原漁港前の下田原駐在所手前を左に入ると、紀伊田原駅に突き当たり、右側に「弥んねこの宮」の木葉神社が見え、参拝する。この神社は木花咲耶姫を祀り、子供の成長を願う、県指定のねんねこ祭が毎年行なわれている。「社のない宮」としても知られ、小石を積んだ塚が御神体となっており、古い神社の形式を今に伝えている。社殿を建てると災いが起こるといわれている。今年は前週にあったばかりで中国のテレビ局が取材をしていったそうだ。午後4時12分発の列車で帰宅。


木葉神社

弥んねこの宮

JR紀伊田原駅

 次回は、那智の浜の宮王子まで進み、今回の大辺路歩きは終わりとなります。


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