創作徒然

4.  デジタル派?アナログ派? (2005.10.03

先日、大手のオフィス用品店に出かけました。
画材コーナーで絵の具を購入しようと思ってたのですが、
お目当てのアクリル絵具が店頭から姿を消していました。
あったのは、透明水彩とポスターカラーだけ‥。

店員に尋ねると、
今はパソコンで絵を描く事が多くなったので需要が減ったとの事‥。
昔に絵画少年だった私としては、ちょっと寂しくなりました。
『これも時代の流れかな?』と帰りに考えていた時
ふと、クエスチョンが浮かびました。

約20年前に、エアーブラシが現れてリアルイラストレーション全盛の頃は
当時の手描きの画家たちは、どう感じてたんだろうと‥。

それから20年後の現在、
エアーブラシで絵を描くとなると、
手作業のマスク切りは大変だし、
グラデーションテクニックも必要になります。
その点、パソコンソフトのフォトショップを使うと
結構それらが気軽に出来ますもんね。
失敗したらリセット出来るし‥。

しかし、肝心なのは観察力と表現力です。
道具がエアーブラシであれ、フォトショップであれ
出来上がった作品が答えとなります。

みなさん、こんな経験はございませんか?
例えば仕事場でパソコンの使えない上司から資料作成を命じられたとします。
何時間もパソコンの前で苦労して作って提出すると‥
「はい、きれいに出来たね。お疲れさん。」で終わり。
‥で上司が得意先に提出する訳です。

もちろん仕事だから、この構図は間違っていません。
パソコンがデジタルツールだとすると、
アナログな手書きよりパソコンで作成した資料の方が
仕事を取れると上司が判断したのでしょう‥。

要は道具の使い道という事です。

しかし皆さんに伝えたいのは、
パソコンで作って出力したからといって
「文字がきれい!」「レイアウトがきれい!」の次元で無く‥

人間が脳ミソを使って手を動かして作ったという事実です。


長々と硬い話を書いて、ちょっと反省してますが、
創作においては、どんなジャンルであれ道具の使い方は大切だと思いますので‥。



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