創作徒然

2.  井の中の蛙、大海を知らず。 (2005.10.01

はたして創作において、「井の中の蛙」で良いのだろうか?
‥と最近考えてしまいます。

自分の中でマスターベーション的に満足してしまう世界‥。
ずーっと井戸の中をグルグル泳ぎ続けてるような気がします。.

正直、私は自分の作品を「芸術」だとは考えていません。
ただの工芸作品だと思っています。
しかし、創って世に出す限りは、出来るだけ多くの人に喜んでもらいたいし、
息子や、孫や、ずーっと先の子孫にまで使われるインテリアを創りたいと思います。
(わがままですみません‥)

まぁ、作品の評価は人が決めるものなのですが‥。

話は変わりますが、
フランスのルーブル美術館を3日間ほど観にいった時
最後の日にトイレでゲロを吐いちゃったんです。
それは、オリエント文明の遺跡のコーナーを観た時なのですが
おそらく何十人もの人達が一生をかけて創った巨大な像だったのです。
造型の素晴らしさはさることながら、
「こんな作品は自分では創れない」‥と思った瞬間に気分が悪くなったのです。

はっきり言って他の工芸作品も凄すぎました。
「石を削って、何でこんな複雑な表現が出来るんだ!」って。
ずーっとクエスチョンの連続でした。

泳ぎなれた「井戸」を出て、ちょっと「海」を覗いたらこの有様です。


実は「井の中の蛙‥」の後には続きがあるのですよ。
正しくは‥

『 井の中の蛙、大海を知らず。されど空の深さを知る。』

ウーン、「海」が良いのか「空」が良いのか悩んでしまう今日このごろです。





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