水
●「会長のつぶやき」




◆第四十七話2004.1.16
Do you like a book?

◆第四十六話2004.1.2
A Happy New Year 2004

◆第四十五話2003.11.23
If it notices it, winter

◆第四十四話2003.9.20
About the feed .

◆第四十三話2003.8.1
Welcome to in My CAR?

◆第四十二話2003.6.10
・How are you?

◆第四十一話2003.4.21
・HOURYU in Tamagawa!!

◆第五十二話2004.7.4
The Tama River which it came back to?


◆第五十一話2004.5.21
All the fishing mentors are brothers.

◆第五十話2004.4.22
NO50!!

◆第四十九話2004.3.7
My home ground Tama River (2004).

◆第四十八話2004.2.10
Influenza
◆第五十八話2005.6.17
River cormorant


◆第五十七話2005.4.11
Style of Honryu?


◆第五十六話2005.2.22
Fishing in cold place.

◆第五十五話2005.元旦
AKE-OME!!

◆第五十四話2004.12.7
Hustle! Hustle!

◆第五十三話2004.9.6
Last spurt.

↓バックナンバー
◆第一話 5月9日刊
・Root

◆第二話 5月23日刊

・Oh my GOD!!

◆第三話 6月3日刊

・Mr HOSOYAMA

◆第四話 6月17日刊

・Why? The Tama River

◆番外編 7月1日刊

・Concentration

◆第五話 7月7日刊

・Play style?

◆ひとりごと 7月21日刊

・Worm?

◆第六話 8月10日刊

・TANISHI'S Birth and Graffiti.

◆第七話 8月24日刊
・Then, to the TANISHI.

◆第八話 9月4日刊
・One battle?

◆第九話 10月2日刊
・Chiba's angler comes.

◆おすすめ編 10月4日刊
・How to spend off-season.

◆第十話 10月23日刊
・The TANISHI'S Guys.
◆第十一話 12月9日刊
・My fishing type

◆新年のあいさつにかえて
2001.1.1刊

A happy new year.

◆第十二話 2001.1.22刊
Are you ready?.

◆第十三話 2001.2.16刊
The 21st century season start.

◆第十四話 2001.3.5刊
A Happy New Season.

◆第十五話 2001.3.29刊
・How are you?

◆第十六話 2001.4.11刊
・My assertion?

◆第十七話 2001.4.29刊
VARIVAS Cup.

◆第十八話 2001.5.26刊
・Invitation to the big size.

◆第十九話 2001.6.24刊
・Network.

◆第二十話 2001.7.5刊
・Tomorrow'sTama River.
◆第二十一話 2001.7.28刊
・Have a good summer?

◆第二十二話 2001.8.9刊
・Woo!! Tama-Gawa!!

◆第二十三話2001.9.3刊
・Job or Fishing?

◆第二十四話2001.9.14刊
・Religion, war and peace

第二十五話2001.10.18刊
A season closed.

第二十六話2001.10.22刊
Let's Communication.

第二十七話2001.12.1刊
Virus

号外(28話) 2001.12.2刊
GOUGAI.

第二十九話2001.12.14刊
・in A.D. 2099

第三十話2002.2.5刊
・A Happy new year?
第三十一話2002.3.18刊
・KATSURA

第三十二話2002.4.13刊
・About safe fishing


第三十三話2002.5.18刊
・A campaign.

第三十四話2002.6.11刊
・Gentlemanly

第三十五話2002.7.11刊
・The SAKURA

第三十六話2002.8.14刊
A recent KAICHO.

第三十七話2002.11.19
・「オフ会」。

第三十八話2002.11.19
・Shiromaru dam letter.

第三十九話2003.1.1
・A Happy new year. '03

第四十話2003.3.16
・TAMAGAWA Start!! '03

石 第1話

私が、本格的に多摩川本流釣りをはじめたのは、
ちょうど、世が平成になってからです。
もちろんそれまでにも、渓流釣りは、やっていましたが、
あくまでも、遊びの延長でしかありませんでした。
そんな私を変えたのは、今から12〜3年前の、ある
雑誌で見た、山女魚道の特集(座談会)でした。
そこには、細山さんはもとより、私と同姓の、岡部さん
ほか、数名のメンバーがコメントしていました。
その内容は、40cmオーバーが13尾(もちろん多摩川で)
等、ものすごい事が、書かれていました。
これに、カルチャーショックを受けた私は、「俺も釣ってやる!」
と、心に誓ったのです。
この頃は、正直、細山さんを知りませんでした。だから私は、
私と同姓の、岡部さんに惹かれました。
それからと言うもの、川へ行っては、山女魚道の人達を、探し
ました。


しかし、山女魚道の人達には、なかなか出会えません
でした。もっとも、その頃の私は、御岳より上流を、ホーム
グランドにしていたので、仕方が無いのですが。
川へ通っているうちに、大物を釣るには、あるキーポイント
のある事が、だんだんと解ってきたのです。
それは、大場所の流れの筋の底にあると。そして、そこを
攻めるために、意を決して、8m竿を買ったのです。しかし、
最初は苦労しました。あまりに長いため、うまくあつかえない。
これではだめだ、と、その年は、釣果二の次で練習に、練習を
重ねました。その甲斐あって、次の年には何とか、振れるよう
になりました。それからは、大物(尺)が、自分の思ったポイント
で、釣れるようになったのです。それはうれしかったです。
しかし、山女魚道の言ってたような、40cmオーバーは、釣れません。
やっぱり、あの話は、マユツバかぁ?などと思うようになっていた
のです。




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石 第2話
そんなある日、いつものように御岳へ、朝イチで入渓しました。
玉堂下の落ち込みを、これまた、いつものように鮎ダマの
0,8号で落とし込む。すると、カツーンといいアタリ!と同時に
おもいきり合わせをくれる。が、目印はそのままの位置で、竿
だけが、大きくしなる。これは大物だ!まるで潜水艦のように、
上へ、下へと走る。足場が悪いので、その場で竿をたてて、
こらえる。オモリが重いので、はっきりとはわからないが、これまでに
無い大きさに思える。しかし、ニジマスの可能性もある。
でも、このヒキは、山女魚のそれだ。何分位たっただろう?
大分弱った相手は、ようやく水面でバシャバシャと、身をくねらせ
はじめた。やっぱり山女魚だ、しかもでかい。はやる気持ちをおさえ
無事、タモに掬った。当時私の使ってたタモは、33cm枠。その中に
窮屈そうに納まった魚体を目の当たりにした途端、はずかしながら
手が震えてしまった。間違いなく、40cmオーバーだ。それも、鼻曲がり。
これが、山女魚道の言っていた、40cmオーバーか。やっぱりほんと
だったんだ。ついに、俺にも掛かったぞ。俺にもつれたぞー!
しかし、そのあと悪夢が起こった。さっそく買ったばかりの引船に、そいつ
を入れようとした。だが、大きすぎて穴から入らないと思い、そいつを
持ったまま、ふたを開けようとしたその時、ツルリ、と落ちてしまった。
すぐにタモで掬えばいいものを、なぜか一瞬見つめてしまったのです。
次の瞬間、弱ったそいつは、流れにのってしまいました。
我に返った私は、船を放り投げ、後を追いかけます。見失っては大変と
汗だくになって、岩場を走る、走る。が、無情にも、数10m追いかけたところ
で、見失ってしまいました。その時の気持ちは、言葉には、言い表せません。
今だから、笑えます。笑われても怒りません。けど、その時に、笑われていたら
私は今、府中か、網走あたりに居をかまえていたことでしょう・・・・・・。
そんな月日を過ごすうち、1本のビデオテープに、めぐりあったのでした。

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石 第3話
そのビデオとは、ずばり細山長司、40cmオーバー
3尾の例のやつ。これは効いた!かっこえええー!
これに俺は、俺の目指すものを見た気がした。
豪快で、男の釣りを。山女魚道道長、細山長司、ひとめ
会いたくなった。
果たして運命のいたずらか。程なくして、小作の堰上で
本人に出会えた。ドキドキする胸をおさえ、こっそり後ろ
で釣りを見ていた。彼は、瀬頭で、ポンポンと山女魚を、
釣ってゆく。それは見事だった。私が注目したのは、アタリ
の取り方。糸がスッ、と入る瞬間にあわせる。ほんとうに
速い。これこそ今私が、苦労し、悩んでいる点だった。
そしてやはりこれなんだ、と、自信がついたのだった。
彼が私に気がついた。意を決して掛けた言葉。それは、
「細山さん、サインしてくれ。」「・・・・、どこへ?」「ここへ!」
背中を向ける俺に、「ほんとに、ここでいいの?」と、とまどう
長司。そのベストは今でも私の、宝物です。そのあと、ならんで
竿を振りましたが、かなうはずもありません。ゾウさんと、アリさん
のようでした。後日、このときの心境を、細山長司は、「突然、
サインしてくれって、びっくりしたけど、断ったら、なんかされそうで
いやいやした。」と、語ってくれました。
とにかく、今でこそ本流釣りが流行ってますが、この細山長司
に、影響を受けている人は、たくさんいるでしょう。私のように。

アジャスト釣法をするため、さっそく竿を買い換えた。
リョービの、友水竿。その宝刀でいざポイントへ。
場所は、下奥多摩橋上のぶっつけ。手尻は20cmくらい。
すぐに掛かった。尺クラスだ。おちついてやりとりをする。
気分はもう、細山長司!気持ちいいいー!魚が弱った
ところで、いよいよ竿をアジャスト。シャキーン、おもわず
声にしてしまう、自分がかわいい。竿をまっすぐに立て、
魚を寄せる。腰までつっかて、釣っているときは、ほんとうに
便利だ。スルスル、よってきたそいつをタモに掬う。が、すぐに
出てしまった。あれ?もう一度掬う。しかしすぐ出ちゃう。??
このとき、おいらは気がついた。この竿は、友水竿83−95だ。
そう、アジャストすると、なんと、1,2mものびるんですね。
たかだか20cmのバカに、泣き尺の獲物では、おおげさすぎるん
ですね。オーマイッガ!!
こんな具合に、多摩川の日々は流れていった。

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石 第4話
ところで最近、何で多摩川にこだわるのか?
と言う質問をうけます。
うーん、難しい質問ですね。近いから?釣れるから?
答えはズバリ、釣れないから!です。
ご存知のとうり、魚はいっぱいいます。大きいのも
いっぱいいます。でも釣れません。普通なら、つまらない
と、なるでしょう。でも私はそこに、面白さを感じているんです。
どうすれば釣れてくれるのか、そればっかりかんがえています。
ま、いつか、もう大丈夫、多摩川なら目をつぶってても
釣れる、そんな日が来たら、そのときは、今の釣行日数の
半分を、ほかの渓流に費やしたい、そういう風に思って
ます。あと何年掛かるやら?一生無理かな?
最近は、各地で大物の情報が氾濫していて、ヨダレがでて
しまう私。いいなー、釣りたいなー、でも、普通の渓流(沢)も
やっぱり行きたいしー。それより何より、仕事をしなさい?
ごもっとも。いや俺もね、このままじゃいけないとは、思って
いるんだよ。でもね、なんか明日は釣れそうな気がして、
仕事が手につかないんだよねー。あそこの魚が、だれかに
釣られちゃうって、気になってさー。これって、ほとんど病気
だよね。でもそういう人(仲間)っているよね。家庭をかえりみない
人が・・・・。
皆さん、くれぐれも、楽しいはずの趣味で、人生台無しにしないよう
節度ある行動をとるように。願わずにいられない、会長なのです。
(あんたがいうな!あんたが!)
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石 〜番外編〜

最近、魚が釣れない。せっかく大物が掛かっても
バレテばっかり。まあこれは、今に始まったことじゃ
ないけどね。そこで俺は考えた。どうして?なにかが
足りない?そう、それはハングリー精神。今の俺には
何の悩みもない。好きに釣りはできるし、家庭も、
経済的にも悩むところはない。思えば、10年位前の
おいらは、はっきり言って、「デブ」だった。そりゃあ
今でも、決して「やせ」ではないが、デブだったのよ。
お気に入りの、ピンクのスーツをもう一度着たくて、
一大決心したわけよ。何を?って、もちろんダイエット
よ。やせるんなら、食わないのが一番!俺も頑固だからね、
食わなかったよ。そしたら、1ヶ月で13kg落とせたね。
だけど流石に、栄養失調で倒れたね。これじゃやばいってんで
何か食わねば、そうだ!山女魚がいい。そこから、俺の釣り
は変わった。釣れなければ、オマンマが食えない。
そう、これこそまさに、ハングリー精神そのもの。このころの
俺は、おそらく、誰もかなわないほど、多摩川の山女魚が釣れた
と思うよ。バラシもほとんどなかったし。それがどうだ、いまの
テイタラクは。よし!決めた!もう一度初心にかえろう。
釣行もほどほどに控えて、パワーをためよう。
そうすれば・・・・・・
とりあえず、実行するのは、明日釣りに行ってからにしようっと。
皆さん、何事もほどほどが、肝心ですよ。釣りなんか、1週間に
1回行けば十分でしょう。その方が釣り甲斐があるってもんよ。
ま、俺にはそんなの我慢できないけど・・・
誰か助けてー、魚を釣らせてー。


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石 〜第五話〜
アジャスト釣法を覚えたころの私といえば、
今思うと、とても変な格好で釣りをしていました。
ベストは某釣具屋の安物だし、エサ箱等の小物
も、どうでもいいような代物を使っていました。
そんな事より、腕で勝負!と息巻いてたあの頃。
やがて仲間が増えるにつれ、非難の目が・・・・。
会長がそんな格好じゃあ、なめられるぜ。
少しは上手そうに見られる格好したら?
そんな皆のやさしいアドバイスに、しょうがねーなーと、
身なりに気を配りだし、現在に至ってます。
まあ、もともとがいい男だから、何を着せても似合っちゃう
私だけど。
冗談はとにかく、もう多摩川は極めた、なんて天狗になっていた
私だったが、仲間が増え、皆と知り合ってから、教わる事
がたくさんありました。やはり、いろいろな人の釣りを
そばで見る、ということは大事ですね。皆もそうだと思うが、
仲間がいるってことは、吸収することがたくさんあり、
自分の釣りに大いにプラスになるよね。特に、俺のような
名人がいると・・・(天狗のままやないかこのオヤジは)
とにかく、誰のおかげか楽しい仲間が増え、いい会になって
きたなあと、自負しております。
もしまだフリーの人が居りましたら、いつでも募集してます。
一緒に楽しく釣りをしましょう。また、ほかのクラブの方、
情報交換など、交流しましょう。損はさせません。たぶん・・・

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石 〜ひとりごと〜
私は、わけあって、金の指輪をしているが、
夏、とりわけ日焼けをする季節になると、いつも思う
ことがある。それは、指輪をはずすとそこだけ、白い。
何かに似ている。それは?そう、ドバミミズ!
おー、まさしく俺の指はドバミミズ。これを見るたび
堀に行かなければ、と思う今日この頃

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石 〜第六話〜
ここら辺で、渓志会の、生い立ちについて
書いてみようと思う。
昔は、オジャ(下田君)と普通の渓流釣りを
やっていた。3,6m〜4,5mの竿をもって
いろんな渓流へ行った。
そもそも俺たちは同級生。中学の頃は、
授業をサボってというか、学校をぬけだして
奥多摩川へ釣りに行っていた仲である。
そんな俺たち、大物というより、とにかく山女魚
が釣れれば、それでよかった。いや、岩魚でも
よかった。
現メンバーの大場君に師事し、新潟の山奥へ
も行った(行かされた?)。
やがて俺は、なぜか多摩川へ傾倒してゆく。
あの、釣れない多摩川に。
一人で行くときは多摩川に、つるんで行くときは
他の渓流へ。いつしか、そんなパターンができ
あがっていた。
そんなある日、俺の後輩で、マージャン仲間の
小川祐司君が、突然「俺も、渓流釣りがやりたい」
と、きた。「おーやりなさい、やりなさい。」と、かるい
ノリでつれていったら、さあ大変。ハマルとはまさに
このこと。気が付いたら、こっちがふりまわされて
いた。
あげくの果て、「なんか、クラブというか、会をつくり
ましょうよ。」ときた。流石に元暴走族。どうしても
団体行動がしたいようだ。

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石〜第七話〜
実を言うと、俺は、山女魚道に入りたかった。
でもその昔、「もうこれ以上会員を増やすつもり
はない。」と、はっきり断られたいきさつもあって
(後日細山さんは、否定しているが)、じゃあ、
一丁やったるか、てな感じで渓志会を発足させ
ました。設立時のメンバーは4人。故小川祐司、
下田オジャ、清水くん、そして俺。ほどなく、清水くん
の同級生の鈴木くん(ごっついー)が加わって、5人で
華々しくデビュー。ほんとは、皆でおそろいのベスト
でもと思っていたんだが、あまりにも自己主張の強い
面々、意見がまとまるはずもなく、それならと、おそろいの
ジャンパーをしつらえた。とにかく目立ちたかった。
いい魚がつれたときは、これ見よがしに声をかけまくり、
つれないときは、少し眉間にしわ寄せ、お願いだから声
掛けないでバリアを廻らしていたあの頃。なつかしいねー。
そんな日々を送っていると、ひょんなことから、現副会長の
安斎君から電話が。どうやら、俺が書いた雑誌の記事を
読んだらしい。「まさかと思ったけど、やっぱり岡部か。
何だよ、いつから釣りしてるんだよー。なんで、雑誌なんかに
載ってるんだよー?」と、警察の尋問よろしくつっこんでくる。
「ほんとにそんな釣れるのかよー、それなら俺と勝負しろ!」
ときた。これを聞いた小川祐司が、「そんなの、俺が勝負しま
すよ。いきなり会長が出ることないっすよ。」こ、こわい。
こいつら皆、なんか勘違いしてる・・・・・・
俺は、釣りの会を作ったつもりなのに・・・・・

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石〜第八話〜
さあ、いよいよ勝負の日がきた。
もちろん、俺が相手です。だって、小川にまかせると、
違う勝負になりそうで、マジ、心配だったから。
場所は、安斎なんかも知っていた、奥多摩橋下流に
した。待ち合わせ場所に現れた安斎を見て、驚いた。
ふ、太ってる。昔の華奢な安斎じゃない!それに、一緒
に居る男のでかい事。顔も、まるで漫画に出てきそうに
イカツイ。絶対俺より年上だと思った。(今でも思ってるけど)
それにしてもこの二人、カッコもビシッとキマッテルし、道具も
一流だ。さすがの俺もこれには、ちょっと嫉妬、っていうか
ねたましいっていうか。何だよ、俺が随分みすぼらしく
見えるじゃんかよ。闘志に火がついた俺は、「大分やりそうじゃん?
何なら、二人いっぺんに勝負してあげようか?」なんて、言ってしまった。
少しムッとした安斎、「何だよ、そんな自信があんのかよー。よし、
それでいこう、俺ら二人の釣果対、岡部の釣果な。」
・・・・・・・・・。
オイオイ、アンタにはプライドってもんがないのか。素直にのるな素直に。
内心あせった俺だったが、ヨーイドン!で、目の前の大渕に目もくれず
上流へ去ってゆく二人に、「ハハーン、(^^)」と安心した。
本流、こと多摩川では、拾い歩いても釣果はのびないのよ。
腰を据えて、大場所を探った方が、釣れるもんなの。とくに、こういう
押しの強い流れの大渕は、えてして竿抜けなのよ。
勝負は、ものの1時間でついた。7〜8寸の山女魚を、岩魚まじりで
8尾釣った俺は、まだ釣れそうだけど、あの二人にとって置こうと思い、
ひたすら二人の帰りを待った。
それにしても、遅い。いったいどこまで行ったのやら?
何本のタバコを灰にしただろう?いい加減待ちくたびれた頃、やっと
二人の姿が上流から降りてきた。
「釣れたー?」と安斎、「ボチボチな。」と俺。
「どれどれ?」といって覗いた俺の釣果に、目が点のお二人。
こうして彼らは、我が渓志会のメンバーとなったのでした。
えっ?二人の釣果?それはご想像にお任せするとして、お二人の名誉
のために言っておきます。彼らが勝負に負けたのは決して腕が悪いとか
そういう事じゃないんです。本流の釣り方がわかってなかったんです。
それが証拠に、そのあと例の大渕で、数尾の獲物をあげました。
要は、コロンブスの卵、発想の転換なんですね。

石〜第九話〜
こうして、安斎釣りクラブを吸収合併した我が渓志会は、
一気にそのメンバーを増やした。
ちょうどその頃、雑誌を見て連絡をくれる人が、ひとり、またひとり。
そんな中で、みょうに気張ってるやつがいた。聞けば千葉から電話
してるとのこと。ハアー?俺らは渓流釣りの会だぜ?海釣りじゃないよ、
まあいいか、物好きも居るもんだ。一回くらい付き合ってやるか。ってな
感じで会う事にした。
約束のその日、待ち合わせ場所のセブンーイレブンに現れた、うさんくさい
男二人。同行の小川祐司に、「俺、ああいうの好かん。同じ小川同士だし
おまえに任せるわ。」と、耳打ち。さっそく多摩川で竿を出すことに。
なんだよ、けっこうやりそうジャン?なかなかキマッテルお二人。
だが実際竿を振ると、あれれ?なんだよ、かっこだけかい。
吉田がさんざん探っても、うんとも言わないポイントから、小川祐司が、
8寸オーバーを出す。俺は小型ながら、これでもか、というくらい数を
そろえる。この現実に千葉の、小川と吉田は開いた口がふさがらない、といった
風情。矢継ぎ早の質問に、こいつら、結構真剣なんだ、と思い直した。
「今日はありがとうございました。じゃあまた今度付き合ってください。」こう言い
つつ
去ってゆく二人を見送りながら、「もう来ないベなあ、今までのやつみたいに
これっきりだろうなあ。」「そりゃそうですよ、だって千葉だよ?いくらなんでも
そんなバカじゃないでしょう?」いや、俺らの考えが甘かった。こいつらは、バカ
でした。「これからは、千葉支部を名乗ります!」数日後電話の向こうで、あいも変わ
らず
気張ってる小川がいた。吉田に至っては、ベストにでかでかと、千葉支部!と勝手に、
しかも金糸で刺繍してきた。この二人の圧倒的なパワーに、我々は入会を承諾せざる

得なかった。それにしても吉田、俺はちょっと恥ずかしいぞ、お前と一緒に釣りをする
のが。
最近は大分なれたけど・・・・・・。君のその人目を気にしない性格が、俺はうらや
ましい・・・・
こんな千葉支部の二人だけど、研究熱心さといい、その釣りに対する姿勢に、ほんと
感心してる会長です。ウデのほうも我々をおびやかす程、上達したしね。
こういうと絶対、小川は「ウデは俺のほうが上だ!」って言うだろうな?ハイハイ、
あんたが
一番、私は二番。これでいいでしょ?

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石〜おすすめ編〜
いよいよ地獄のオフシーズンとなってしまいました。
来年の解禁まで、おー、なんて永い事か。耐えられましぇーん。
皆は、この地獄の日々を、どうやって耐え忍んでいるのやら。
まあ私は、海釣りへ行ったり、ワカサギ行ったり、いろいろやって
るんですが、皆におすすめしたいのが、鯉釣り。特に、大物師を
自任してる人は、要チェック!
この時期私は、本流竿かついで、鯉を釣りに行きます。
そこで、これを見てくれているアミーゴに、とっておきのポイントを
紹介しちゃいましょう。
まずは多摩川。いつも釣ってるところより、うんと下流域の、日野橋
周辺。なかでも橋より下流の護岸帯。ここは普通の格好でも釣りが
できます。対象魚は二ゴイが主。型は、30〜50cmくらい。もちろん
真鯉や、フナ、ウグイもつれます。なんといっても、渓流っぽく、流れの
なかで釣れてくるので、楽しめます。
お次は、淺川。八王子市内を流れる大川。ポイントはたくさんあるけれど、
私のおすすめは、中央高速橋下流、団地裏です。ここはなかなかの渓相
で、渓流魚でも釣れそうな感じですが、釣れるのはあくまでも鯉です。
それも、大型ばかり。50〜80cmてところですか。山女魚釣りそのものの
感覚で釣れるので、すごく楽しめます。
いかかです?今オフシーズン試してみては。いい練習になると思います。
あ、エサはいずれもキジで十分です。ただちょっと、恥ずかしいかもしれない。
特に、淺川は。何か言われても、当方は一切関知しませんので、あしからず。
では、幸運をお祈りしています。

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石〜第十話〜
それからも、個性的な面々が入会してきた。
自衛官の仲原君。誰がつけたか、ついたあだ名が
ソルジャー。まさにピッタシ。噂によると、ヘリを使って
山深い谷へ釣りに行ってるとか?
最近は結婚し、子供もできて釣りから遠ざかっているが。
それから、忘れてならないのが、蜂須賀さん。通称、はっちゃん。
渓志会では最年長の彼。はじめて会うその日から、遅刻してくる
という、少々時間にルーズなはっちゃん。最近は、大丈夫ですが。
無類の酒好き、お・?・な好きと、アパレル業界を絵に書いた人。
(これは、偏見か)彼の釣りは、どちらかというと大物狙いの風。
その忍耐、粘り強さは相当なもの。ただ、川の渡渉に難あり。
気をつけてねはっちゃん。もう若くはないんだから。
最後に、入会早々大変ご苦労掛けている、駒場君。通称こまちゃん。
そう、彼はエンジニア。このホームページも、こまちゃんなくしては、
ありえなかったのです。忙しい本業の合間を縫って、こんな立派な
ものを作ってくれて。(なみだ、なみだ)
彼はジャンボや、佐藤君の同級生。やはり独身。住まいは、宇都宮。
現在、鬼怒川制覇を夢見て、がんばっています。
彼とはじめて会ったのは、なぜか、新潟は湯沢のパチンコ屋。
こいつ、やる気あんのかよ?と思った私。釣りに対して、こんなに
真剣だったとは。ごめん、こまちゃん。
それにしてもだ、最近の若いもんはでかすぎる。
君らの跡をまねて、川を渡っても、いつも私は胸まで浸かってしまい、
怖い思いをしてる。ちったあ、人の事も考えろよ。
世の中には、背の低い人種もいるってことを。
メーカーさんお願い!上げ底の、シークレットウエーダー、作ってください

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