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メタモルフォーゼ阪急電鉄西宮北口駅北西すぐ0798-65-0164 もう店がオープンして14年になる。西宮北口のさびれかけた市場の一角にマスターが脱サラをしてはじめた。当時トイレは市場の共同便所で、衛星管理上も含め、知らない人が使用できないようにトイレに行くたびにマスターから鍵を借りていかなければならなかった。途中からは一見水洗のようになったが、その前は覗き込むとオツリがもどってきそうな昔ながらのトイレで、少し呑みすぎたときに指を突っ込まなくても、中をのぞきこむだけで噴水のように吐き出すことができ、その後の爽快感といったらこのうえない。 さすがに脱サラで始めただけあって、カクテルはマニュアルをみながらつくり“なあ、こんな味でええのん?”と客に聞くような自信のなさ。でもバブルの最後のほうとはいえ、まだまだ景気のよかったころに、マスターのコンセプトでもある“自分の財布で気軽に呑みに行ける店”のとおり、当時 神戸・大阪界隈のバーなどで700〜800円とっていたエビスビールの中ジョッキは450円と非常にリーズナブル。いまでも泣きの50円アップの500円。最近の店コンセプトの口癖はニヤリと笑いながら“どや!何か立ち飲みみたいな店やろ。”である。プライスラインは変わらぬが、若干、芸風の変遷を感じる。 |
| トイレながれの話で恐縮だが、震災後 現在の店に移転しているが、右は現在のトイレの扉。ちゃんとした取っ手があるが、まず目に付くのが右の“手”だ。“握手して入んねんでぇ”とお初のお客さんには声がけが。なかには何故かホーロー製の“おまる”まである。“トイレinトイレ”だ。(苦笑) 場合によってはアーチスト達の作品まで並んでいる。 しかもウォシュレット付の便座と金隠しのダブルで豪勢だ。 ちょっとした空間だが、他の客の手前、長居はできない。勇気があれば漫画でも持ち込んで粘ってみてほしいものだ。 飲食店には必ず保健所の指導で手洗い場が必要なのだそうだ。左の手洗い場はマスターの自信作。“ちゃんとここは撮っといてや”と言われたが、感性がないのでよく分からない。でも細かいところにまでこだわるマスターらしい。 |
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| マスター自身(坂出達典で検索してみてください))もアーチストなのであるが、震災後いまの店に移転してから、1ヶ月1アーチストに壁貸しをしている。画像自体は作品もあったりなかったりだが、こんなカンジでキョロキョロすると、妙なものがそこここにある。といっても、肩に力が入るような雰囲気ではなく、アーチスト本人がいれば話もできるし、いなければいないで作品を肴して呑むこともできる。独特の方向性で文化的だ!? |
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| といっても客層は様々でサラリーマンからアーチストからミュージシャンやカメラマン、学校の先生等々、精神的に“大人”の人が多いので、仮に一人でふらりと入っても誰かがきさくに話しかけてくれたりとか、けっこう楽しめる。 エビス生500円、ワイン500円、焼酎350円〜、ふつうの焼き鳥300円、中骨やささみの故障風味等の缶詰350円、パパド(インドのピリ辛せんべい)250円...。後マスターはアイリッシュやシングルモルト系に関しては一家言あり、流行する前から品揃えはなかなか充実している。 この歳になると他の店に行ってもマスター自身が僕より年下だったりすることが多いが、ここは客の年齢層も幅広くてけっこう落ち着いた話もできるので、仕事帰りの気分転換にけっこう良い。 入り口がトタン扉でけっこう入りにくいと思うのだが、それでもいまだに一見さんが入ってくる。一歩踏み込めばそこは“アナザーワールド”でしかも“パラレルワールド???”だ。 |
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