フロムファイブ

細川護煕氏は97年12月26日に自治省と東京都選管に新党「フロムファイブ」を届け出た。政党名には「まず5人から始めよう」との願いを込めて銘々した。会見では「同志を幅広く結集し、政権担当能力を備えた新政治勢力の結集を目指す」旨を伝えた。

代表細川護煕(衆議院議員)
樽床伸二(衆議院議員)
上田清司(衆議院議員)
円より子(参議院議員)
江本孟紀(参議院議員)
結党時5名


羽田内閣で経済企画庁庁長官を務めた旧日本新党出身の寺沢芳男・新進党参院議員は、97年12月29日、フロムファイブへの入党を表明。





政党助成金を「奇策」で取得

フロムファイブを結党するにあたり細川護煕氏ら4名は、江本孟紀氏属する「自由の会」に一旦入党しその後党名を「フロムファイブ」に変更した。「自由の会」は元は徳田虎雄氏が代表の「自由連合」だった。しかし1996年の総選挙で衆院議員2人が落選して政党要件を失い、その後無所属議員を加えて「自由の会」となったが、97年7月に離党者を出して再び政党要件を失った。政党助成法では、この自由連合が96年の選挙で得た約112万票の得票を引き継ぐ政党がなければ、その分の交付金は他党に分配される。細川氏は、自民党も含めた他党に流れる筈であった政党資金を「奇策」で防いだ。