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吉村茂三郎著
飯田一郎編

松浦史
松浦史刊行会

昭和31年7月20日刊行


はしがき

目次

序 説
 一、地理上より見た松浦
 二、民族上より見た松浦
 三、氏姓上より見た松浦
 四、外交上より見た松浦
 五、文化上より見た松浦
 六、結言


第一編
 太古より奈良朝に至る松浦

 概 説
第一章  古代の松浦
 一、先史時代の松浦
 二、中国古文献に見えた古代松浦
 三、火の国の起源
 四、松浦の起源と開拓者

第二章
  神功皇后と松浦
 一、松浦と伊覩の県主
 二、神功皇后と高句麗好太王

第三章
  神話上より見たる松浦の民族
 一、廣積寺の神話
 二、褶振峯の神話
 三、大物主神の神話

第四章
  日韓の交渉と松浦
 一、百済武寧王
 二、物部麁鹿火
 三、大伴狭手彦
 四、筑紫の火君
 五、大伴狭手彦の再征




第二編
 奈良平安朝時代の松浦
 概 説
第一章
  肥前風土記と松浦
 一、国府と郡衙の所在地
 二、松浦の地名と産物

第二章
  藤原廣嗣
 一、廣嗣の叛
 二、廣嗣は忠臣か逆臣か
 三、廣嗣最後の地

第三章
  伊萬里の起源
 一、紀飯麻呂
 二、條里制

第四章
  松浦党の起源
 一、刀伊の入寇と源知
 二、源久
 三、源久の墓地

第五章
 松浦党の発展 其一
 一、源久の創業
 二、源久の諸子
 三、松浦党中の異系
 四、源為朝と松浦党
 五、平氏と松浦党



第三編
 鎌倉幕府時代の松浦
 概 説

第一章
 松浦党の発展 其二
 一、松浦党の結束と其の分布
 二、伊万里氏の起源

第二章 元寇と松浦党
 一、文永の役
 二、弘安の役
 附、鷹島考
 三、元寇役の恩賞



第四編
 南北朝より桃山時代の
終に至る松浦

 概 説
第一章
 松浦党の活躍

 一、北條氏と松浦党 相知蓮賀
 二、吉野朝と松浦党其一
 三、仝其二
 四、松浦党の会盟

第二章
 松浦党の海外発展(倭寇)

 一、八幡船の由来
 二、倭寇の起源
 三、倭寇と松浦党

第三章
 松浦党の内訌


  第一節 平戸松浦氏の興隆
 1 松浦氏の起
 2 相神浦と平戸の攻争其一
 3 仝上其二

 第二節
 有田氏の盛衰


 第三節
 波多氏の興亡

   1 波多氏の起り
   2 波多氏の内訌
   3 鶴田氏の離反
   4 有浦値賀両氏の反服
   5 波多氏の滅亡
   6 波多氏滅亡の内情
   附 岸嶽城

 第四節
 日高氏の去就

   1 日高氏の出自
   2 日高氏の活動
   3 日高氏平戸に属す
   4 日高氏宗氏を欺く

 第五節
 鶴田氏の盛衰

   1 鶴田氏の起り
   2 立川の戦
   3 獅子城と鶴田越前守前
   4 鶴田氏と龍造寺氏
   5 鶴田氏と後藤氏

 第六節
 草野氏の興亡

   1 草野氏の出自
   2 草野中務大輔鎮永
   附 鍋島家と鰤

 第七節
 伊万里氏の盛衰


 第八節
 山代氏の盛衰


 第九節
 龍造寺氏の松浦経略



第四章
  朝鮮征伐と松浦党

 第一節
 朝鮮征伐の原因

 第二節
 名護屋築城
  1 名護屋御陣所の事
  2 御旅館御作事衆

 第三節
 外征準備
  1 朝鮮陣御用意として
      大船仰付らるる覚

  2 同軍役之定
  3 給養関係諸記録
  4 取締関係記録

 第四節
 諸将の配備

 第五節
 出陣と戦況
  1 出発命令
  2 戦況

 第六節
 媾和

 第七節
 名護屋在陣中の秀吉
  名護屋御本丸御能之事
  秀吉公大明之使と被催船遊事
  秀吉公異形の御出立にて
             御遊興の事

 第八節
 再征・慶長役

 第九節
 朝鮮征伐が松浦党に及ぼした影響

第五編
 江戸幕府時代の佐賀領松浦
 概説

第一章
  佐賀藩より見た佐賀領松浦
  一、鍋島氏の分封
  二、佐賀藩庫の収入と佐賀領松浦
  三、佐賀藩庫の支出と佐賀領松浦
  四、佐賀領松浦の重要性
  五、皿山代官
  六、山代郷と御船手

第二章
 佐賀藩の窮乏と佐賀領松浦
  一、佐賀藩は一代交し
  二、加地子猶予令
  三、明治政府と加地子猶予令


第三章
 佐賀領松浦地方の困厄
  一、伊萬里浦の流行病
  二、伊萬里商家の困厄
  三、有田皿山の大火
  四、農民の生活状態

第四章
 伊萬里湾岸の干拓と塩田
  1 戸の須
  2 戸渡島
  3 清水浦
  4 木須崎
  5 浜田・兎山
  6 木須新田
  7 瀬戸埋立地
  8 長仙坊・白浜・ぴしやご
  9 大船釣
  10 嬉野新田
  11 牧島搦
  12 早里浜
  13 川副新田
  14 八谷搦
  15 中里字炭山
  16 長浜新田
  17 日尾搦
  18 楠久搦
  19 浦崎埋立地

第五章
 牧畜業 炭坑業
  一、牧畜業
  二、炭坑業

第六章
 佐賀藩の窯業

 第一節 佐賀系
 1 金立山窯
 2 珍の山窯

 第二節 多久系
 1 鮮人渡来の事情
 2 李参平と有田創窯
 3 有田創窯に関する諸説

 第三節 武雄系
 1 宗伝と百婆仙
 2 陶工の整理
 3 内山・外山
 4 柿右衛門と有田焼
 5 有田焼の進歩
 6 皿山諸制度の変遷

 第四節 大川内窯
 1 藩窯の起源
 2 藩窯の諸制度
 3 窯の使用方
 4 製品の種類
 5 燃料
 6 大川内崩れ
 7 大川内山の復興

第七章
 教育
 一、藩学と庶民教育
 二、教育者小伝

第八章
 宗教
  第一節 神社
  第二節 彿教

第六編
 江戸幕府時代の唐津領松浦

第一章
  唐津の起源
 一、唐津の語原
 二、唐津城の起原
 三、唐津町の起原

第二章
 寺澤氏
 一、寺沢氏の由来
 二、廣高
 1 郷足軽
 2 庄屋
 3 百姓への諭達
 4 松浦川の改修と干拓
 5 怡土郡の干拓抑々
 6 有浦新田
 7 黒川新田
 8 大黒井手
 9 大黒井手と田代可休
 10 元和検地
 11 其他の事業
 12 廣高の概評

 三、堅高
 1 堅高の施政
 2 天草島原の乱
 3 黒船焼討
 4 兵庫頭の死

第三章
 幕領時代

第四章
 大久保氏
 一、大久保氏の由来
 二、忠職
 三、忠朝
 1 忠朝の施政
 2 農村の実情

第五章
 松平氏
 一、松平氏の由来
 二、乗久
 三、乗春
 四、乗邑

第六章
 土井氏
 一、土井氏の由来
 二、利益
 三、利夫(家中諸法度)
 四、利延
 五、利里
 1 百姓待遇問題
 2 巡見使来藩

第七章
 水野氏
 一、水野氏の由来
 二、忠任
 1 所替日記
 2 一萬石上地
 3 鏡神社の炎上
 4 虹の松原騒動
 @ 原因
 A 騒動の経過
 B 騒動の結末
 C 富田才治
 三、忠弼
 四、忠明
 五、忠邦

第八章

 小笠原氏

 一、小笠原氏の由来
 二、長昌 唐津城請取渡式
 三、長泰 日銭の制
 四、長会
 五、長和
  幕領百姓一揆
  @原因
  A一揆の模様
  B一揆の善後処置
六、長国

第九章

  長行

 第一節
 長行擁立の内情

 第二節
 唐津藩に於ける長行公の諸政
 1 給養制度の改革
 2 文武両道の奨励
 3 善行者の褒賞
 4 郡代への諭書
 5 庶民に対する諭書
 6 検見の弊風改革
 7 節倹箇條書
 8 大に*(言黨)議を徴す
 9 士民を救恤す
 10 綱紀振粛
 11 大砲を改鋳す
 12 長行の平常

 第三節
 幕政参与上(図書頭時代)
 1 幕政論議の初め
 2 幕政参与の初め
 3 奏者番の改革上申
 4 井伊大老等の迫罰
 5 生麦事件の善後処理
 6 貨幣改鋳の建白

 第四節
 幕政参与下(壱岐守時代)
  1 政局の変化
  2 御所会議
  3 長州再征
  4 外国御用掛
  5 隠棲

第十章
 唐津藩における勤皇運動
 一、概説
 二、三井令輔
 三、高徳寺一味の勤王運動
 四、船山塾生の勤皇運動

第十一章
  農業
 一、唐津藩の開拓事業
 1 松浦川の改修と干拓
 2 怡土郡の干拓
 3 有浦新田
 4 黒川新田
 5 大黒井手
 6 馬蛤潟新田
 7 福田新田
 8 黒塩新田
 9 寅新田
 10 野元義創田
 11 上場の大豆
 12 新屋敷

第十二章
 炭坑業
 一、藩政時代の石炭業
 二、明治以降の石炭業
 1 岸岳炭坑
 2 矢代町炭坑
 3 牟田部炭坑
 4 芳谷炭坑
 5 相知炭坑
 6 岩屋炭坑

第十三章
 水産業
 小川島捕鯨業
 1 小川島
 2 鯨組の起源
 3 漁区
 4 漁法
 5 山見場
 6 解剖の順序
 7 捕鯨用船
 8 漁具
 9 漁夫

第十四章
 製紙業

第十五章
 唐津藩の窯業

 第一節
 唐津焼の起源と分類
 1 唐津焼の起源
 2 古唐津の年代観
 3 古唐津の分類
 4 米量・根抜拔の鑑別法
 5 奥高麗の解釈

 第二節
 岸岳系
 1 飯洞甕窯
 2 帆柱窯
 3 皿屋窯
 4 道納屋谷窯
 5 小次郎窯
 6 山瀬窯
 7 櫨の谷窯
 8 大川原窯
 9 阿房谷窯
 10 勝久窯
 11 堂薗窯

 第三節
 椎の峯窯
 1 田代窯
 2 椎の峯窯

 第四節
 藤の川内系
 1 藤の川内窯
 2 瓶山窯
 3 金石原窯

 第五節
 椎の峯窯の盛衰
 1 椎の峯崩れ
 2 平山窯と梅村和兵衛
 3 坊主町窯とお茶碗竃

第十六章
  教育
 一、藩学
 二、村塾
 三、教育者小伝

第十七章
  宗教
  一、神社
  二、佛教
  三、キリスト教

第七編
 江戸時代の平戸領松浦

第一章
 平戸藩の領地

第二章
 平戸藩の諸制度
 一、職制
 二、郡方諸制度

第三章
 平戸藩に於ける天主教と外国貿易
 一、ポルトガル人の来航
 二、キリスト教の伝播
 三、平戸に於ける佛耶両教徒の争闘
 四、横瀬浦の開港と大村氏の内訌
 五、秀吉・家康の天主教禁遏
 六、和蘭人の来航
 七、貿易品(輸入品・輸出品)

第四章
 徳川幕府の天主教対策
 一、徳川氏と天主教
 二、ジャガタラ文
 三、浮橋主水事件

第五章
 平戸と密貿易
 一、顔思齊・鄭芝龍・鄭成功
 二、浜田彌兵衛
 三、伊藤小左衛門
 四、末次平蔵

第六章
 平戸藩の農地開拓と海上開発
 一、平戸藩の増石高
 二、早岐新田
 三、川下新田相の浦新田
 四、大潟新田
 五、深江新田と土肥浦新田
 六、漁家の移殖
 七、捕鯨業

第七章
  平戸藩の窯業

 第一節
 中野焼(巨関)

 第二節
 三河内焼
 1 高麗娼
 2 今村三之丞
 3 如猿
 4 三河内焼の海外輸出
 5 三河内焼の製品

 第三節
 三河内古窯址
 1 東窯
 2 山の神窯
 3 西の窯
 4 物原窯
 5 杉林窯
 6 潜石窯
 7 吉ノ田奥窯
 8 吉ノ田前窯

 第四節
 木原焼
 1 村木窯

 2 百貫堂
 3 中尾山窯
 4 三の股窯
 5 稗山窯
 6 江永山窯
 7 牛石窯

第八章

  平戸藩の教育
 一、山鹿素行と高基
 二、庶民教育
 三、教育者小伝

第九章

  宗教
 
白山妙理権現と志自岐神社
 是心寺・旧是興寺
 最教寺
 伽山禅師
 キリスト教
 

あとがき

吉村茂三郎先生著述歴