6−5.罰則

 当然ある程度の罰則を設けなければ、法は実効力を持たないわけで、気象業務法にもいくつかの罰則が定められています。そのうち主なものを以下に列挙します。

  • 3年以下の懲役又は100万円以下の罰金又は併科
    • 気象庁又は気象観測の規定により観測を行う者の気象測器、警報の標識を壊したり移したりなどした者。
  • 1年以下の懲役又は50万円以下の罰金
    • 指定試験機関の役員及び職員で、試験事務の秘密を漏らした者。
    • 指定試験機関等で、業務停止命令に違反した役員や職員。
  • 50万円以下の罰金
    • 検定に合格した気象測器を用いなかった者。
    • 無許可で予報業務を行った者。
    • 認可を受けずに予報業務の目的、範囲を変更した者。
    • 現象の予想を気象予報士以外に行わせた者。
    • 気象庁長官からの業務停止命令に違反した者。
    • 警報を行った者。
    • 無許可で気象観測の成果を無線通信で発表する業務を行った者。
  • 20万円以下の罰金
    • 予報業務の許可を受けている者のうち、気象庁長官からの業務改善命令に違反した者。
    • 気象庁長官が観測のために派遣した職員の立ち入りを妨害、拒否した者。
    • 気象庁長官からの報告命令に対して虚偽の報告をした者。
    • 気象庁長官が必要とした検査を拒み、妨げもしくは忌避し、または質問に対して陳述せずもしくは虚偽の陳述をした者。
  • 20万円以下の過料
    • 業務の休廃止の届出をしない者。または虚偽の届出をした者。