千葉市稲毛区にある「市立千葉高校」全面改築工事の記録。

同窓生対象校舎見学会(2008年4月19日・1ページ目)

■校舎見学会について

新校舎が完成し利用が開始されてから約2週間後の4月19日(土)、同窓生対象の校舎見学会が開催された。見学会の告知は2008年2月ごろ市立千葉高校ホームページ及びハガキの郵送によって行われ、あわせて11月に行われる新校舎完成と創立50周年の記念事業(卒業生である作家の椎名誠氏が講演)の資金不足と募金のお願いが行われた。
見学会は13時から15時30分までの約1時間半行われ、新しい市千葉を見ようと一桁台から合計300名あまりの卒業生が訪れたとのことである。なお、当然であるが下グラウンドは今回工事が続いているため見学はできず、校舎から眺めるのみであった。
ここでは、この校舎見学会で撮影した写真を元に全6ページに渡って市立千葉高校の新校舎の特徴について紹介していくこととしたい。

■新校舎のコンセプト


上:校舎の配置図


新しい校舎は5つの建物にわかれており、それぞれ以下のような用途になっている。

A:体育館
B:管理・特別教室棟・・・教職員の会議室、実験室、講義室、コンピュータ室など
C:普通教室棟・・・1〜3年の各クラスの教室、ゼミ室
D:柔剣道場棟・・・柔道場、剣道場、卓球場、小ホール、合宿施設、プール
E:弓道場

また、当日配布の資料によると新校舎のコンセプトは次の6つとなっている。

1、「丘の上の学校」というイメージを残したデザイン
→現代的な建築様式を取り入れつつ、周囲とのバランスを壊さないデザイン、高台の校舎へ延びる大きな道路。また、改築前のシンボルであるクスノキを校舎中央に配置した。
2、21世紀にふさわしい環境配慮型の施設
→太陽光発電、雨水・プールの水を再利用。
3、ユニバーサルデザイン
→体の不自由な生徒でも通えるよう校舎中央にエレベータ、各階に多目的トイレを設置。
4、進学重視型単位制への対応
→分割授業・少人数制授業に対応した講義室を3室、小ゼミ室を6室配置。
5、エアコン設置
→当初は設置されない予定であったが、生徒・保護者の要望により毎月使用料を徴収することを条件に全教室に設置した。

※進学重視型単位制:生徒個々の進路に応じて選択できる科目を大幅に増やした教育課程。

■校舎外側(教職員用施設)

教職員用の駐車場などは全て校舎裏手(住宅地側)に配置されている。改築前は校舎前のロータリーや急勾配の市立坂をなし崩し的に駐車場として利用していたため、見通しが悪く頻繁に事故が起きていたが、今後はそのような心配も不要となる。


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校門(正門)

高台側の校門。3月訪問時点では工事が続いていたが、竣工は無事に完了したようだ。なお、以前と違い校内へ常時出入りができるのはこの正門と2ページ目で紹介するB棟下の階段、この時点では未完成の下グラウンドの校門の3箇所のみであるが、このほかに非常時や資財の搬出入などに備えて柵が開閉式になっている部分が合計4箇所存在する。

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正門に掲げられた校名

門柱(壁だからこうは言わないか)に設置された「千葉市立千葉高等学校」の切り抜き文字。

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教職員用駐車場

校門を入るとまずは教職員用の駐車場が広がっている。駐車場として整備されたため転回用のスペースもきちんと確保されており、以前のように縦列駐車でてこずることもなさそうだ。

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来賓用駐車場

そこから少しおくに進むともう1つの駐車場がある。ここは職員・来客用の玄関に近いため、主に来客用として利用されるものと思われる。
ちなみに、画面右に見えるメッシュ状のの柵の内部にはエアコンの室外機がある。(さらに余談だが、このメッシュ状の柵はJRなどで防風柵として利用されている。)

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職員・来客用玄関

駐車場の前に職員・来客用の玄関がある。今回の見学会の受付もここを入ったところにあった。ちなみに3つあるドアのうち、真ん中は自動ドアとなっている。(今回はその部分にテーブルと記名用紙を置いていたため、閉鎖されていた。)

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玄関にも校名

ここにも校門と同様の切り抜き文字が掲げられている。

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