根子岳


会いたかった〜

日帰りではちょっと距離がある菅平。
連休を利用して前日現地入り、峰の原スキー場でコソ練後
道の駅「みまき」にて近ドさんと合流、宴会後、車中泊。
ここの道の駅の温泉は午後11時まで営業していて助かる。

翌日、天気予報は雪(湿雪)であったが、何とか持ちそうな
感じである。
奥ダボスに着くと、薄曇、しかも根子岳には雲が掛かっていた。
リフト開始時間8時30分。
さっそく1回券(400円)を購入しゲレンデトップに上がる。
自分たちの他に山スキーヤー4人が板にシールを付けていた。

9時出発。
最初はなだらかな斜面。
雑談をしながら、最初の目的地、避難小屋目指して
歩き続けた。
40分ぐらいで避難小屋に到着、ここで小休憩をする事にした。
ここに着くまでに歩きながら気になっていた事があり、
ザックを開けて確認するが、不安は的中していた。
出発前に、取り出しやすいようにとザックから水を
サイドの物入れに移すつもりが、車の助手席に置いたままだった。
(ビールは忘れずにザックに入っていた・・・)
近ドさんからペットボトルを分けてもらう。
10時ちょうどに出発。
ここからは楽しそうな斜面が続いている。
雪が降り始め視界がだんだん悪くなる中、
指導標を頼りの登りが続く。

横に目をやっても雪なのか、霧なのかがよく判らないように
なってきた。
標高2000mを越えた辺りから視界がさらに悪くなる。
大きな木の下で休憩、避難小屋出発から1時間ぐらい経っていた。


GPSでは2044m、ここから風も強くなりそうな気配。
今回はここまでとして、下山する事に決定。
山頂で掲げるはずであった、SMDC旗を持ち記念撮影。
板を履き、滑降開始。
雪が重く、板を回しづらく、手こずりながら、降りる。
しばらくは雪と悪戦苦闘。

しかし、途中から雪質が変わり、思うように板が回せるようになる。
「あっ!」から、「ウオッシャ〜」に掛け声も変わり
深雪滑りを楽しむとすぐに小屋に到着。
ここまで来るともう後は僅かな下りと、なだらかな雪原を滑って
スキー場である。

登りに冷やしておいたビールで暫しの休憩。
行動食に持ってきていた、食べ物をつまみにビールで乾杯。
ここまでは自分の水置き忘れ事件を別とすれば
楽しい山行であった。

しかしまたとんでもない事件が発生。

何気なく窓の外を見た近ドさんから、
「Sugiちゃん、板が倒れたみたいだ」と言われたが、
ツインチップの板はほんと刺さりが悪いな〜と気にしなかった。
しかし、次の一言で焦りだす。
「板が無い!」
外に出ると自分の板が、一本しかなく、周りを見渡しても
何処にも見えない。

しばらく探すが痕跡が何も無い。
もう一本の板を倒れた角度に流して板の軌道を見当付け
下りながら探す事にする。

かなり歩き、諦めかけていた時、雪面に突き刺さった板を発見。

事なきをえて、スキー場に到着。

混んでいるレストハウスをやめ、
昨晩泊まった道の駅まで戻り
昼食、温泉で汗を流し、帰路に着いた。

今回、運良く板を流した場所がなだらかな地形であり、発見できて助かったが、場所によってはかなり危険な出来事であった。
山スキーでは初心者コースという自分の中での認識が、水を携帯し忘れたり、板の流れ防止を施さなかったりと初歩的なミスを
誘発させてしまった。
今回の事を常に忘れず、真摯な姿勢で山と向き合わないと!と再認識した山行になった。
常にサポートしていただいた近ドさんには感謝です。