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SAKAFO (食事)
 マダガスカルの食事を簡単に言うと、『ご飯がいっぱいで、おかずが少し』
 マダガスカル人の一人当たりのお米の消費量が世界で一番多いのです。最近の日本人は年間60Kgをきったというニュースを昨年聞いたことがありますが、昔の日本人でも120kgぐらい食べていました。それ以上にマダガスカルではお米を食べていて、年間の消費量が200kgとか言われています。

 これまで、マダガスカルに住んでいてこれまで食べてきた、首都アンタナナリブ付近の家庭料理と外食などについて紹介します。

〔家庭料理 アンタナナリブ〕


  私はマダガスカルへ来て最初の一ヶ月の語学研修期間と任地に配属されてからホームステイなので、この間に食べた家庭料理を紹介します。

〔朝食〕
 朝食は、おかゆと玉子焼き、ソーセージなどのおかずが少しの組み合わせの食事かフランスパンとコーヒーの組み合わせがほとんどである。子供がいるようなところでは、学校が7時に始まるので、家族そろって食べることは少ない。子供は時間がないため、朝食をとらずに学校に行って、休み時間などに学校の近くのお店でパン、ムフガシ、揚げ物などを食べて朝食の代わりにしていることが多い。

〔昼食、夕食〕
 お昼ご飯がメインになっているようで、晩御飯はお昼ご飯の残りのおかずと少しおかずを足したようなご飯である。
 都市部の普通の家庭では、ご飯におかずが一品という構成で食事がされているのが一般的。
 今のホームステイ先は、市長と開業医のため食事もリッチである。ご飯、おかずは肉が入っているものが二品とサラダ、食後はフルーツかデザートが出てくる。
 マダガスカルの家庭料理では、料理法のほとんどが「揚げる」「煮る」「揚げ煮込む」(揚げてから煮込む)しかないです。また、香辛料も種類豊富にあるにもかかわらず、あまり使われてなく、ほとんどが塩だけで味付けしているようです。そのため毎日マダガスカル料理を食べていると正直飽きてきます。日本での食生活がバラエティ豊かだと改めて感じました。
 生ものはサラダ以外に食べないです。焼き物も少なく、露店である串焼き(マシキータ)などである。「蒸す」ことはほとんど無く、「茹でる」のはトウモロコシとキャッサバを茹でるぐらいである。
 野菜の料理法は、サラダ、煮込む、揚げる(ジャガイモ)ぐらいしか料理方法が無く、中華料理みたいに炒めることは少ないです。このように野菜料理のバラエティも少なく、マダガスカル人は全体的に野菜の摂取量が少ないと感じます。農村では野菜のおかずがほとんどだが、ご飯の量が多いことや一種類の野菜しか食べないので、やはり野菜の摂取量は少ないです。
 右の写真は任地のホームステイ先の食事。
 牛肉を油でいためたもの(下中央写真)、豚肉、ニンジン、インゲン豆を煮込んだもの(下左写真)、キュウリ、トマトとタマネギを油と酢のドレッシングをかけたサラダ(ラサーリ)(下右写真)をご飯の上にかけて食べます。
マダガスカル料理の食べ方は、皿に盛ったご飯の上に、おかずをのせ、スープなどをかけて、フォークとナイフで食べます。

 写真にはないですが、食事のほとんどについてくるのが、「お焦げ湯」。鍋で米を炊き、ご飯を取ると鍋の内側にお焦げが残り、そこに水を足して沸かしたお湯である。それが美味しい。

豚肉、ニンジン、インゲン豆を煮込んだもの 牛肉を油でいためたもの キュウリ、トマトとタマネギを油と酢のドレッシングをかけたサラダ(ラサーリ)


〔村落の家庭料理 : 首都アンタナナリボ付近〕


 村落では食事はシンプルなものが多く、おかずも一品である。肉が出てくるのも珍しく、野菜を水で煮込み、塩で味付けしたおかずが多い。
 ご飯の量はすごく多く、普通の子供でもご飯茶碗2配分ぐらいを皿にのせて食べ、さらに、お代わりをします。
山盛りのご飯 ご飯といっしょに食べるおかず。グリーンピーを塩で茹でたスープ。 次の日の食事。マカロニとご飯。

〔外食〕


 アンタナナリブ市内では、マダガスカル料理、フランス料理、イタリア料理、中華料理、インド料理、韓国料理、インドネシア料理、タイ料理、メキシコ料理など各国のレストランがあり、テイクアウトのピザ屋もあります。しかし、日本食料理レストランは2006年9月頃にOKAというお店が閉まってからはないです。ただ、最近韓国料理屋や日本食をだすお店では寿司を出しています。日本人が食べると美味しいと感じないのですが、ヨーロッパ人、インド人などには珍しさもあってすごく好評です。また、マクドナルドなどの外資系のファーストフードのお店が無いです。

オテリー(hotely) 現地食堂


 オテリーは、道沿い、小さな町の中心やバス停などの近くに多くあり、小汚い食堂屋で、ほとんどがマダガスカル人が利用しています。牛肉、豚、鶏肉を使ったマダガスカル料理を鍋に作り置きしておいて、食事を提供するお店で、値段も安く、量も多く、味も悪くないのでお得である。現地食堂は多少込んでいるようなお店を選んだほうが美味しいことと、食あたりが少ないので良いです。 そこに必ずあるのが「コンポゼ」。一皿にパスタ、ポテトサラダとニンジン等のサラダがのっているもので、マダガスカル料理の前菜、朝食、ちょっとした腹の足しにはちょうどいい食べ物です。私は必ずといっていいほどコンポゼを食べています。

JICA事務所近くの
オテリー

左のオテリーの食事。
ゼブ牛と豆の煮込んだもの(左)
山盛りの赤いご飯(右)
トマトとタマネギのサラダ(中央上)
これで100円ぐらい。

コンポゼ
ポテトサラダ、ニンジン、パスタ、キャベツ。これを、かき混ぜて食べます。

 露店みたいなお店や歩き売りもあり、マダガスカル料理、串焼き(マシキータ)、コーヒー、紅茶とムフガシ(米粉を水に溶いて揚げたもの)などを出している。道沿いにあり、いすなどが無いところが多く、立ち食いをしている。場所代がかからない分、安く提供している。マダガスカル人もちょっとお腹がすくと、間食しているか、または、それを食事としています。

このようなオテリーやお店にムフガシ、ソーセージ、コーヒーなどが置いてあって立ち食いします。

コーヒーとムフガシ
白いほうが「ムフガシ」でちょっと甘い。茶色のほうは「ムフシーラ」塩が入っている。
ムフガシ、ムフシーラはお店によっても違うし、地方によっても味が違うので、自分のあっているところへいつも通っています。

「マシキータ」
日本で言う焼き鳥。牛肉や鶏肉などを串に刺して炭火焼します。味付けは塩。 すごく美味しいです。

他にも、マダガスカルの伝統料理などたくさんあるので、随時更新してお知らせします。

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