Folding Bike BD-1 (riese und muller)

 

このページでは最近はまっている、折り畳み自転車BD-1について語っております。MacユーザーとBD-1ユー ザーの間にはなにか相通ずるものがあるのではないかと感じています。現に、BD-1はカラーバリエーションがAppleの製品を意識したiMacカラーや グラファイトカラーがあり、制作者自身Appleユーザーなのではないかと思われます。

 

「折り畳まれた時のBD-1」                 「組み立てられた時のBD-1」
 
 

「なれそめ」

とある日、新宿紀伊国屋書店裏の自転車やさんを訪れたのがことの始まりであった。一気にFolding Bike熱が高まり、気がつくと購入ボタンを「ぷちぃ」と押していることと相成った。ベストを着た店員さんによる「熱き語り」と「(BD-1の)意表をつ く折りたたまれ方」にやられた。数あるFolding Bikeの中でも、BD-1(riese und muller)がひときわ異彩を放っているように感じられた。その他、Brompton, DAHON等があるが、BD-1が一番エッジが立ったデザインをしている。それは男性的とも理系的ともドイツ風とでも言えようか。 以下、購入以来のBD-1にまつわる感想などを記す。

 

「BD-1の組み立て」

とある自転車やさんから通販で購入したので、BD-1とは箱に折り畳まれた状態での顔合わせであった。取り出すときに感じた重量はまあ予想通りの重 量であった。正味10.5kgのはずだが自転車という先入観を持って持ち上げると軽く感じる。そしてお店で見かけたときと同じく複雑な折り畳まれ方に目を 奪われた。取り出しては見たものの組み立て方は、まさにミステリーであった。自分は理系人間であり標準の人よりはメカに強いはずである、が、これはわから ん、と思った。前輪はオープンすることができるものの、後輪のロックをはずすメカニズムがどうしても見つけられない。やはりここはマニュアルを見なければ 駄目であった。なんと後輪のロックのはずし方は、サドルフレームを上に引き上げることであった。フレームの出し入れがロックを兼ねるとは恐るべしBD- 1。カタログ値では、組立所要時間は15秒となっている。もちろんなれれば可能なのだが、はじめの数回は首をひねり続けること必至な複雑さである。ちなみ に失敗するとチェーンがはずれることもあるので注意が必要。

 

「BD-1の折り畳み」

組み立てでも結構難儀したが、折り畳みはより一層複雑であった。一応、基本どおり組み立ての逆順に折り畳めばよいのだが、そう単純ではなかった。折 り畳むときは、ペダルの位置、ハンドルの角度などにある程度のルールがあるのだ。しかし、この複雑さが男心をくすぐってくれる。一般的な折り畳み自転車は フレームの途中がパカッと折れる方式であるが、見ただけでメカニズムが判ってしまうようではつまらない。かつBD-1を折りたたむと判るが極めて、微妙な 無駄のないメカニズムとなっている。やはりこの折り畳まれ方のメカニズムがBD-1の大きな魅力の一つであると言えよう。しかし、複雑さをこれほど賞賛す るとは我ながらBD-1にはまっているといえよう。

 

「スタンドの取り付け」

このBD-1、なんと標準ではスタンドがついていない。さすがに不便なので、まずはじめにスタンドを取り付けることにした。自転車やさんで、 2000円弱のアルミスタンドを購入し取り付けた。この時、クイックリリースレバーを左右逆に付け替える必要があったが、取り付けそのものは極めて簡単で あった。しかし、思いもよらぬ事態がやがて訪れた。このBD-1、隙のないデザインのため一部をいじると不具合が出やすい。すなわち、スタンドが邪魔に なって折り畳みが完全にできなくなってしまった。困った、困ったと思っていたが、これまた思いもかけぬ解決法が発見された。標準の折り畳みは、後輪をたた む、サドルを下ろす、前輪をたたむ、ハンドル部を折りたたむ、という順番である。このように折り畳むと、どうしてもスタンドが邪魔になってしまう。この順 番をちょっと変えるだけでスタンドがあっても最小に折り畳むことができるようになる。後輪をたたむ、サドルを下ろす、ハンドル部を折りたたむ、前輪をたた む、という順番にすれば解決する。なんで解決するかというのは文章で書くのは難しいが、ハンドルの角度の自由度が関係している。うーーーむ、複雑なり。

 

「サイクルコンピューターの取り付け」

<やはり自転車たるもの時速、走行距離などがわかると楽しみもより一層というものである。このようなものの取り付けは過去に行ったことがな かったが、いとしのBD-1には取り付けてやらねばなるまい。自転車やさんで、CatEye CC-CL200nなるものを購入し取り付けに挑戦した。過去には40cmまでしかワイヤレス機の対応は無かったが、このCatEyeは75cmまで対応 しており、小輪径であるBD-1にも取り付けが可能である。メカニズムは車輪のスポークに磁石を取り付け、前輪を支えるフレームに取り付けた磁力センサー で車輪の回転を検知するというものである。それゆえ、車輪の外周の長さを入力する必要がある。一番の困難はセンサーの取り付けだろう。BD-1の前輪には 2本のフレームがあるが、中心に近いほうのフレームにつけたほうがよさそうだ。取り付けは、センサーと磁石が5mm以内、センサーの信号発信方向を表示機 の方を向けるという必要があるがこれを完全に満たすのは難しい。結局、距離5mmを優先し、向きはかなり表示機とずれたがちゃんと動作しているようだ。め でたし、めでたし。

 

「BD-1の走行感」

いままで小輪径の自転車は乗ったことが無かったがやはり幾つかの特徴があるようだ。

1.走り出しが軽い。

2.路面の凹凸に車輪を取られやすい。

3.若干、バランスがとりにくい。

4.自分の足と自転車との一体感が強い。

5.走りに摩擦感が感じられず、無駄に力が逃げていない気がする。

6.高速では安定感に欠ける気がする。

等など。 とにかく思ったより、快適に走る。一気に上り坂を含む10kmを走ってみたが、快適感は高い。8段変速の幅は、一番重いギアでもそれほど重くなく、もう少 し重くてもいい感じがする。30km/h以内での走行をターゲットにしているのだろう。現に30km/hを超えると少々安定感が心もとなく感じる。サドル は少々硬い感じがする。あと少し気になるのは、ハンドル部が遠いことである。自分は身長177cmで腕は長いほうだが、ぴったりの距離か、やや遠いと感じ る距離である。小柄な人には腕が伸びすぎになるかもしれない。サドルの位置の調整が可能らしいので対応可能であるらしい。どうしても駄目ならハンドルフ レームの取り替えで対処できる。