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「あしたのジョー」の原作の背景

 

        
      「あしたのジョー」出演時の高樹蓉子と石橋正次

目次
Introduction
「あしたのジョー」の作者のきっかけ
「あしたのジョー」の具体化
力石徹の死
力石の死後

Introduction
このページでは「あしたのジョー」の原作者の思い、背景等を述べたいと思う。
参考資料は『講談社コミックスの「あしたのジョー」』、『スクリーン臨時増刊号の「あしたのジョー」』。

「あしたのジョー」の作品のきっかけ
原作者は高森朝雄(梶原一騎)とちばてつやである。

梶原一騎は空手、柔道はプロ級であったため、「あしたのジョー」を原作する前後にも「力道山物語」、「柔道一直線」、「タイガー・マスク」、「地上最強のカラテ」等を扱っていた。梶原一騎自身も空手、柔道以外にボクシングにも興味を持ち、「あしたのジョー」を原作するきっかけとなった。さらには1949年ごろ梶原一騎が読んでいた山川惣治原作の「ノックアウトQ」も「あしたのジョー」のベースになった。
一方、ちばてつやの「あしたのジョー」を描くきっかけは、「ハリスの旋風(かぜ)」を描いたときにボクシング部分が出てきた。このため、ボクシングジムにも出入りし、いつかはボクシングものを描きたいと思っていたそうである。それが編集者に知れ、梶原一騎と組むきっかけともなった。

「あしたのジョー」を発表する前、梶原一騎は「巨人の星」を『少年マガジン』に川崎のぼると共に連載していた。この関係からか梶原一騎は1日15時間の忙しさであった。このため、ちばてつやが共作を承知してくれるだろうとは考えていなかったようだ。それはちばてつやみたいな一流の漫画家だと、違う作者からの原作を敬遠する傾向があったためだ。しかし、ちばてつやは「あしたのジョー」を梶原一騎と組んで作る事を承知したため、梶原一騎は本腰を入れて「あしたのジョー」を作る事になった。
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「あしたのジョー」の具体化
共作が決まった「あしたのジョー」は早速人物設定に入ったが、梶原一騎は「巨人の星」との関係から主人公を「巨人の星」の星飛雄馬のような優等生ではなく、正反対のトコトン不良少年に仕立てて行く事にした。当時の主人公がこのような不良少年を扱うのは稀有だったので、言い訳として、今日はだめでも明日は違うぞと言う事で題名は「明日のジョー」になった。さらに、「巨人の星」のように徹底的なスポコン路線のイメージから脱却するために、ペンネームを梶原一騎から高森朝雄に変えた。

場面は山谷のドヤ街と決まった。このドヤ街はその日暮らしの人たちが住み着く所で、よそ者がうかつに入り込めるようなところではなかったようだ。実際、ちばてつやはジョーの登場する場面をつかむため、ドヤ街に潜入してみたものの、そこはある程度仲間意識を持った人たちが多いため、ゲストハウスに泊まる事もできなかったし、ドヤ街の住人の話を聞くことができず、なかなかうまく取材ができなかったそうだ。しかし、梶原はこのように実地に取材をするちばを敬服している。
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力石徹の死
実際、『少年マガジン』に連載されると実写版の「あしたのジョー」でも書いたが、非常な人気となり、主人公の矢吹丈だけでなく、力石徹もジョーに負けないくらいの人気があった。白木葉子についても、ちばてつやが昔、少女漫画を描いていた経験があったため、かなり美しく描かれており、「あしたのジョー」のファンの仲には彼女にラブレターを送った人もいたそうだ(実際、高樹蓉子もたくさんのラブレターが来たのでは。これ私の勝手な想像だが)。

しかしながら、原作者の梶原一騎とちばてつやとの間にきちんとしたやり取りが無かったため、大きなミスを犯してしまう。力石は特等少年院において、ジョーに対して抵抗できる唯一の人間だったため、ちばとしては大男の印象を受け、ジョーよりもひとまわり以上も大男に描いてしまった。これを梶原一騎が知ったのは初めて力石が登場した場面の印刷が終わったときだった。弱った梶原とちばは、力石は無理な減量がたたり、死んでしまうストーリーにした。
しかし、このことが世の中に伝わると、全国から読者の抗議が殺到した。
これに弱った出版社(講談社)は前代未聞の力石の葬儀を1970年2月15日にやるはめになった。

浅はかな私のストーリーは減量によって力石は倒れるが、救急病院に運ばれ、一命だけは取り留める。ボクシングができない力石はセカンドとしてジョーのライバルを作り上げる。とか・・・
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力石の死後
力石の死後、ジョーは草拳闘、カーロス・リベラ、ホセ・メンドーサなどと対戦するのだが、ちばてつやにとって話の着地点をどこにするのか思い悩んでいたそうだ。これによって時には病気にもなり、他の連載も断って、「あしたのジョー」1本のみ描いていた。
それだけちばてつやにとって、「あしたのジョー」は精魂を込めた作品だったのである。
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