USB充電とバチバチ

 

 

【USB充電器製作】

 

もう世の中はUSB充電の時代なんだよね。

車の中にも、学習机にも、最近では家の壁にまでUSBのAタイプメス口が在るというのだから驚き。

然るに携帯電話、ポータブルゲーム機器、デジカメの充電もUSBから、という事になるのだが、これが旅行や実家へ規帰省するとなると意外に充電器がガサ張る。

先日の正月帰省でもみんなでACコンセントの取り合いだったので、神奈川に帰ってから色々調べてみた。

 

世の中には複数のUSB出力(VBUSの5.0V出力)口を備えたウォールアダプタが多数存在するが、高価であるか、あるいは安価でもシナ製なので信頼性がない。

という事で毎度お馴染み、家のガラクタ箱にある物と\100ショップをフル活用してUSB充電器を自作しましょう。

 

材料は

「USB延長ケーブル」(メス側だけ必要)

「ニンテンドーDSのUSB充電ケーブル」

など、\100ショップの物とDC_5.0V/2.0A出力のACアダプタ。

このACアダプタは毎度ながらのガラクタ箱に入っていたもの。

 

 

 

 

 

 

 

 

で、製作するものの回路図はこんな感じ。

ここでちょっと面倒なUSB充電のお話し。

USB充電と言っても実に様々な規格が存在しており、大きく分けると以下のようになっている。

 

【Standard downstream port(SDP)】

一般的なUSBポートがこれで、電流供給能力はmax_500mA。

D+/D-の端子がオープンであれば機器側がSDPと判定する。

 

【Charging downstream port(CDP)】

主にパソコンで用いられる規格で、電流供給能力はmax_1500mA。

充電器側と被充電側がハンドシェイクを行い、データ通信によって被充電側が「あ、あんたはCDPだから最大1500Aまで電流を引っ張りますよ。」と判断を行う仕組み。

 

【Dedicated charging port(DCP)】

主にデジカメや携帯/スマホのウォールアダプタ(急速充電用)に用いられる規格で、 電流供給能力はmax_1500mA。

D+/D-の端子がショート(同電位)であれば被充電側はDCPと判断し、VBUSの電流リミットを1500mAに切り替える仕組み。

 

【ソニーチャージャー/アップルチャージャー】

世界の「わがまま企業」であるこの2社独自のUSB充電規格。

D+/D-端子をマニアックな電圧に設定しておく事で、被充電側は

「あ、これは正規のソニー(もしくはアップル)充電器だから急速充電OK」

とか、

「これはソニー(もしくはアップル)充電器じゃないから充電してあげない」

などと振舞う。

電気屋のワゴンセールで買ったUSB充電器でソニーとアップルの製品が充電できないのはこの所為である。

 

長くなったが、今回の自作USB充電器は被充電側に対して「DCPだよ」と騙すためにD+、D-端子間を180Ωの抵抗で短絡しておく。

こうする事で大抵の機器に対して急速充電が可能になる。

ちなみに我が家にはソニー機器もアップル機器も存在しないので問題なし。

 

 

D+、D-端子間に180Ωのチップ抵抗をハンダ付け。

しかしさすが\100ショップ品質。

 

VBUSラインのケーブルの色がロットによって異なっている(ToT)

しかもVBUS、GNDともに超ヒョロい。。。

 

ま、ケーブル全体を短く加工するので問題ないと思うが・・・

 

 

 

 

 

 

完成。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2台まで同時充電可能(※合計2.0Aまで)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これで旅行時の荷物が劇的に減る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【プラズマクラスター?製作】

 

と言いつつ、ハッキリいってスタンガンです。

年末にネットをうろついていたら、カメラのストロボや電撃虫取り網のような交流回路から高圧放電回路が簡単に作れる事を知り、とにかく試してみる事にした。

 

今回はネオン管の昇圧回路を使う事にした。

 

これはチョッパーさんから頂いたもの。

突然の依頼にご対応いただき、ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昇圧回路の、さらに必要な部分だけを切り出す。

 

あ、言い忘れたがこの製作はそこそこ電気回路を判っていないと痛い思いをするのでご注意を。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

必要なのはコンデンサとダイオード、それにスイッチなどの小物だけ。

 

昇圧回路(インバーター)さえ手に入ってしまえば、数百円でスタンガンが出来てしまうのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

回路図はこんな感じ。

「コッククロフト・ウォルトン回路」でググれば資料はワンサカ出てくるので詳細は割愛。

入力側の電解コンの意味も各自考えてちょ。

本当はダイオードは3直もいらないのだろうが、ネオン管インバータの出力電圧が高すぎてテスターで測定できず、したがってダイオードの耐圧が判断できなかったため、念には念を押して3直とした。

 

 

うほ!本当に空中放電している。

1mm放電でおおよそ1,000Vと言われており、最大18mmまで放電した事から、おそらく18,000Vから20,000Vくらいだろうか?

 

まあ市販の極悪スタンガン(50,000V〜)などに比べれば何て事はないが、でも喰らえば間違いなく痛いだろう。

 

ちなみにこれで死ぬかと言うと、間違いなく死ねないと思う。

要は強力な静電気が連続して起こっているだけであり、人を殺せるような電流(30mA以上と言われている)など到底流せないので、身体に針を刺して脊髄や心臓を直撃しない限り、死んだり障害が出る恐れは、まずない。

とにかく痛いだけ。

 

まだ喰らってないけど・・・

 

 

それっぽくケースに入れる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

余った部品でかわいい(?)ポケットサイズも作りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

動画をYouTubeにうpしておきます。

 

 

【以上】