除草の道具   2009/7/6
【参考リンク】
株式会社ホウネンミヤワキ(豊稔鎌)兵庫県三木市
鎌の製造工程種類と地域鎌の研ぎ方鋼(ハガネ)の種類などの解説。豊稔鎌のラインナップ
コメリドットコム >
奥信濃 信州の恵み 産直便 > 鍛冶屋さん手造り信州鎌

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【もくじ】
一般的な道具
応用的な道具
鎌(かま) 三日月鎌(みかづきかま)と信州鎌(しんしゅうかま)
収集・運搬道具
剪定(せんてい)・除草で用いられる道具
衣類 手袋と地下足袋(じかたび)
実際の作業
道具の工夫
一般的な道具
草取りをする上で広く一般に用いられているのがこの「ねじり鎌」です。

右利きの方が使いやすい形状となっています。
これも広く用いられている「草カキ」です。

こちらは左右対称なので右利き、左利きを問いません。
刃の長さが15センチ程度の「小鎌」です。
刃先に細かい刃が刻まれているのが「鋸鎌」です。
応用的な道具
上記の「ねじり鎌」は固い地面を削ったり、草を引っ掛けやすくできています。しかし、この「カット鎌」は草や草の根を切ることも加味した形状になっています。
「コンコン鎌」という名称で販売されている道具です。

刃先は波刃になっており、「切る」というよりも、草の根を引っ掛けて抜き取りやすい形状になっています。
標準的な刃の形状であっても、柄(え)の長さにも種類があります。
カット鎌にも標準的な長さの柄と、やや長めの柄があります。
さらに長いタイプもあります。

しゃがんだ姿勢を続けて除草作業をしていると足腰に負担が掛かります。そこで、柄の長い草削りを使用すれば立ったまま作業が出来ます。また、両手で扱うために力が入りやすいというメリットもあります。
先端部分は「カット鎌」の形状をしている物や、左右対称の「草カキ」型のものなどがあります。
鎌(かま)
ごく一般的な形状の「三日月鎌」(みかづきかま)です。

株式会社ホウネンミヤワキサイトの鎌の地域分布をみると、三日月鎌は全国的に用いられているようです。
こちらは「信州鎌」(しんしゅうかま 長野県)と呼ばれる鎌です。上記の鎌の地域分布を見ると、主に関東と甲信越地方で用いられているようです。
三日月鎌と信州鎌は形状が異なります。

三日月鎌は刃の幅が狭く、信州鎌は幅が広くなっています。
角度も異なります。三日月鎌は柄と平行、信州鎌は柄に対して角度がついています。

三日月鎌は切った草がそのまま下に落ちていきます。対して信州鎌は切った草が幅広い刃の上に乗り、ストロークを止めた地点に草が集まるようになっています。
収集・運搬道具
草を集める道具です。

普通の熊手は細かい草を集めるのに適しており、荒熊手は剪定した枝などをざっくり集めたいときに役立ちます。

手箕(てみ)はプラスチック製です。

剪定・除草で用いられる道具
標準的な道具を集めてみました。

・刈り込み鋏(はさみ)
・折込鋸(おりこみのこ)
・三日月鎌
・ねじり鎌
基本的な構成はそのままに、個人的に使いやすく感じた道具に入れ替えてみました。

・刈り込み鋏 アルスコーポレーション株式会社 K-1000-G
・鋸 バクマ工業株式会社 WORK STAGE 270mm
・信州草刈鎌 195mm
・ねじり鎌 長柄

ARS K-1000-Gは刃がステンレス鋼、フレーム部分はアルミでできています。フレーム形状はアルミの「H型断面」になっており、その凹みはプラスチックのスペーサーで埋められています。

一見すると重そうですが、鉄鋼+樫(かし)柄の従来品よりも軽量に仕上がっています。また、刃はステンレス鋼ですが切れ味に不満は感じませんでした。むしろ腐食しにくいというステンレス鋼の刃は、メンテナンスが行き届きにくい一般家庭では長所となり得るでしょう。

替刃セットが用意されており、プラスドライバを使って交換できます。しかし、当研究所では#400程度のWA系砥石を使い、研いてつかっています。
衣類
ショーワグローブ株式会社の「グリップ」を使用しています。

手のひら側と指先がゴムコーティングされているので、土や泥がしみこみにくくなっています。また、手の甲側にはゴムコートがないので一定の通気性も確保され、ムレにくくなっています。
作業用の「地下足袋」(じかたび)です。
【長所】
・軽量。
・通気性がありムレにくい。
・ズボンの裾が収納されるので動きやすく、異物が中に入りにくい。

【短所】
・足先が二つに分かれているので、通常の靴下では履きにくく、「5本指靴下」などが必要になる。
・履くのにやや手間が掛かる。(脱ぐのは容易)
・見た目に関して好みが分かれやすい。
【地下足袋を選ぶポイント】
・底のクッションが厚めのものが快適です。
・表記されているサイズと、一般的な靴のサイズと多少違いがあるので、実際に試着してみましょう。

5本指靴下も見た目に関して好みが分かれるかもしれません。

指と指の間にある生地が汗を吸ってくれるので、汗でヌルヌルするような状態になりにくい長所があります。
地下足袋のしくみです。

足のくるぶし側からフックを糸に引っ掛けて固定していきます。糸は【1】、【2】、【3】の3列が用意されているので、足の太さに合わせて引っ掛けていきます。
実際の作業
固く締まった地面では、ねじり鎌などでガリガリと削るようにして除草していきます。
根の強い植物の場合、ねじり鎌を縦にして先端を根元に数回差し込み、根を弱めてから抜き取ると楽です。
あまりに草が細かい場合は引いて一気に削ります。
根に付いた土を振るい落とします。
雑草は生命力が強く、そのまま地面に置いておくと再び根が付いてしまう場合もあります。できれば集めて処分すると二度手間が防げます。
畑のような軟らかい土の場合、鎌を使う場合もあります。
草の根を切りつつ引っ掛けて抜くような形になります。
道具の工夫
思いついたアイデアを形にしてみました。原型は上記の120mm小鎌です。

柄を延長し、握る部分には細かい凹を刻んで滑り止め加工をしてあります。刃には一定の間隔で切り込みを入れ、草の根が引っかかりやすくなっています。
TAKAよろず研究所
http://www.geocities.jp/taka_laboratory/
2009/7/6製作
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