自転車用メンテナンススタンド2号製作  2007/6/23製作
サイクルベースあさひオリジナルの整備スタンドを参考に、工事現場用単管パイプを使用して安価に手作りしてみることにしました。

サイクルベースあさひ ディスプレイスタンド

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自転車用メンテナンススタンド製作 1号
材料は主に以下の3点です。

■単管パイプ700mm (200円前後) 工事現場用パイプ
■Z金物 短冊360mm (200円前後) 木造建築用補強金具
■固定ベース (180円) 足場パイプ用の固定器具

合計 600円前後
工事現場の足場を組み時に使用する金具なのだそうです。180円という価格もありがたいです。
寸法を確認します。

だいたい適正という場所を中心に、15mm間隔で上下10カ所ずつ、計20カ所のねじ穴を設けることにしました。
ポンチを打ちます。特に今回はパイプの側面なので、ポンチを打たないと穴の位置がなかなか定まりません。
電動ドリルで穴を開けていきます。

M5のタップを切るので、φ4.2のキリで下穴を開けます。

3〜5mm程度の穴の場合、電動ドリルの回転数は2000〜3000rpmのものでないと時間と労力が余計に掛かってしまいます。
百円ショップで購入した「コバルトハイスドリル」を使ってみましたが、なかなか切り込んでいってくれません。

そこで双頭グラインダ(卓上グラインダ)で刃先を研いだところ、よく切れるようになりました。
直径4.2mmの穴が開きました。
今回は数があるので、タップをドリルドライバに取り付けて雌ネジを作ります。
回転数を"LOW"にし、トルク調整ダイヤルを1〜10段階のうち"5〜6"にするとちょうど良いかもしれません。仮に無理な力が加わってもクラッチが力を逃がしてくれます。

切り込みは「正転」、抜き取るときは「逆転」にします。

タップを切るときは「ドリル用切削油」や「タッピングペースト」などの油をつけて行います。
ネジができました。

単管パイプは肉厚が2.3mmほどあるので、M5のピッチ0.8の場合(M5x0.8)、ネジが3山できることになります。
建築用金具を金鋸で切っていきます。

切ったものをディスクグラインダ(ベビーサンダー)の研削砥石と多羽ディスクで面取りをします。

そのあと、万力とハンマーを使って曲げていきます。
左の画像のようにして少しずつ曲げていきます。

無理な掛け方をすると、部品が「バーン」とはじけて飛んでくるので、十分ご注意ください。

目を保護するためのゴーグルを使い、できるだけ顔や目を近づけないようにします。
曲げ終わりました。
台座はツーバイ材(2x4材)と呼ばれる38x89の断面をした木材を使用します。これを2本並べて接着したものを今回使用しました。
「金具用コーススレッド」という木ねじとワッシャを組みあわせて使います。

通常のコーススレッドはネジ頭の下が▼になっており、平らな金具ときっちり合いません。

しかし、「金具用コーススレッド」はネジ頭の下が - 平らになっているので、金具やワッシャとも密着します。
「固定ベース」と「単管パイプ」を固定します。

パイプ側にM5のネジを切り、そこへM5ネジをねじ込むことでパイプを固定しています。
フック部品を取り付けます。

M5x15のナベセムスネジを使い、カッチリ締めるのではなく、自由に動くように緩めにしてあります。
完成しました。

実際に使用するときには、フック部分にビニールテープを十分に巻き付けて傷を防ぎます。
マウンテンバイクを乗せてみました。
スタンドはフレームの後三角の部分(【シートステー】と【チェーンステー】)に引っかけます。

基本的には下フックで【チェーンステー】部分で主に支えます。
上フックでは【シートステー】を支えることで左右にグラグラしないようにしています。
リアディレイラーの調整では、ペダルを回して変速具合をチェックしたりします。このときスタンドとペダルが当らないことが大切になってきます。
買い物自転車にも対応しています。
寸法のメモです。自作なさるときにひとつの目安になれば幸いです。
メンテナンススタンド3号製作
木製のメンテナンススタンド1号に続き、上記の鉄パイプ製のリア用2号を製作しました。2号の具合が思ったよりも良かったので、フロント用の3号を作ってみました。

2号と3号の変更点
■引っ掛けフックを固定するネジ穴の1ノッチを15mmから20mmへ広げた。
15mmでは若干細かすぎたため。

■ネジ穴数を20mm間隔で30個、600mmの範囲で調整できるようにした。
フレーム形状によって、安定するフックの位置が大きく異なるため。


パイプの長さは1mと若干長め、台座の固定方法などは2号と同一です。
前用と後用を両方使うことで、両輪を持ち上げた状態に保つことができます。
前輪・後輪を外した状態です。
前用はフレームの「トップチューブ」と「ダウンチューブ」に引っかける形になっています。


自転車の各部名称につきましては、「じてんしゃひろば 遊」の「自転車の各部名称」を参考にさせていただきました。
<シンプルな方法>

パンク修理をする場合、クイックリリース式のスポーツ車ならば車輪を外して作業します。

このようなときは、自転車自体をひっくり返してしまうという方法があります。

ハンドルとサドル部分を段ボールなどで保護しておきましょう。
2010/3/1補足
フックを固定する位置がほぼ一定になってきました。そこで、フックには黄色いビニールテープを巻き付け、支柱には結束バンドで古チューブを巻き付け、自転車に傷を入れないように対策をしています。
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自転車用メンテナンススタンド 1号
<参考にさせて頂いたページ>
サイクルベースあさひ ディスプレイスタンド

じてんしゃひろば 遊の 自転車の各部名称

TAKAよろず研究所
http://www.geocities.jp/taka_laboratory/
2007/6/23製作 2010/3/1補足 2010/12/14修正
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