自転車サドルの盗難対策の巻  2007/6/1製作
自転車に鍵を掛けていても、サドルを盗まれる例があるそうです。幸い私はサドルを盗まれたことはありませんが、対策例を考えてみました。

手軽な対策としては、ワイヤーや針金でフレームとサドルを結んでおくというものです。また、サドルを固定した後、レバーを動かないように針金で固定する方法もあるそうです。

このページではボルト固定式にする方法をご紹介します。
レバー式サドル固定ピンです。これを初めて使ったときは非常に便利に感じたものです。

しかし、その便利さが仇(あだ)となるとは残念です。
最初はナット一つだけ用意するだけで済みそうだと考えていましたが、実は同じM8のネジでもピッチが異なるようです。

ピン側のM8ネジはピッチ1.00の「細目」(ほそめ/さいめ)です。
しかし、広く市販されているM8ナットはピッチ1.25の「並目」(なみめ)です。
そこで、長さ45mmのM8ネジ(並目)、M8ワッシャ、M8ナットを用意しました。
装着した状態です。当研究所の買い物自転車では長さ45mmのネジでちょうど良い具合でした。
締め付けには2面幅13mmのレンチを使います。モンキーレンチでも結構です。

サドルの高さ調整は多少面倒になりましたが、工具を使わなければ外れなくなりました。
2011/4/29補足
ホームセンターの中には細目(ほそめ/さいめ)ナットを在庫しているお店もあります。
盗まれてしまった場合の対応
不幸にも盗まれてしまった場合を想定してみます。

サドル(座る部分)自体は、取り付け部分のサイズが共通なので容易に入手できます。しかし、問題となるのはサドルから出ている棒の部分(シートポスト)です。
多くの買い物自転車(ママチャリ)に採用されている直径25.4mm(1インチ)のシートポストならば、ホームセンターの自転車部品コーナーに500〜1,000円で置いてあります。さらには百円ショップで100円で販売されているほどです。
お時間があるときに、一度シートポストのサイズを確認・記録しておくと、盗まれたシートポストを注文する際に役に立ちます。

サドルをフレームから引き抜くと、パイプ(シートポスト)の下の方に刻印があります。

左の画像のような直径25.4mmならば何処でも容易に入手できるので、替えの部品に関しては心配する必要はなさそうです。
面倒な場合
当研究所の買い物自転車を見てみると、直径26.0mmでした。

買い物自転車用シートポストで直径25.4mm以外は店頭に並んでいるのを見たことがありません。
26mm-25.4mm=0.6mm たかだか0.6mmの違いなのですが、シート固定に関してはずいぶんと感触が違ってきます。

試しに25.4mmのシートポストを入れてみました。
通常は軽く締めるだけでもそれなりの固定力が発生していたのですが、0.6mm細いシートポストでは普通に締めるだけではスポスポで十分に止まらず、強めに締めてようやくサドルが下がらないかなというところです。

適正サイズでないと十分に固定できないのかもしれません。
試しにマウンテンバイクのシートポスト径を測ってみましょう。
すると、29.3mmでした。
折り畳み自転車を測ってみましょう。
すると、28.5mmでした。

<当研究所の自転車>
買い物自転車  26.0mm
MTB        29.3mm
折り畳み自転車 28.5mm

同じようなものだと思いこんでいたシートポスト径ですが、これほどまでにバラバラとは思いませんでした。
サドルが盗まれた場合、フレーム(シートチューブ)の内径から、無くなったシートポスト径を推測しなくてはなりません。

しかし、微妙に変形していたりしているので、何処を測れば正確な寸法が得られるのか分かりにくい面があります。


今お乗りになっている自転車が汎用サイズなのか、それとも特殊でマイナーなサイズなのか、シートポストが無くなる前に刻印を記録しておくと困ったときに役立ちそうです。
今回使用した道具です。

■デジタルノギス
■ピッチゲージ

■13mmコンビネーションレンチ
■小型モンキーレンチ
<Takaよろず研究所 自転車関連ページ>

TAKAよろず研究所
http://www.geocities.jp/taka_laboratory/
2007/6/1製作
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