軽快車(ママチャリ)の梱包  2010/2/28
<目次>
サドルの取り外し
ペダルの取り外し
前かごの取り外し
ステムの取り外し
前輪の取り外し
前泥よけの取り外し
段ボール箱に梱包
---------------
ステムの取り付け
前ブレーキの片効き調整
ブレーキワイヤーの調整
ペダルの取り付け
使用工具
<参考にさせて頂いたページ>
自転車修理屋M.B.M > メンテナンス > 自転車のハンドル高さ調整方法
自転車のトライ > 林としはるのメカニック講座 > キャリパーブレーキの片効き解消編

自転車ツーリング再生計画 > 自転車をトラック便で送る
ヤマト運輸 > 品物から選ぶ > ヤマト便 / らくらく家財宅急便
佐川急便 > サービス一覧 > 飛脚フリーサイズパッケージ

・YouTube > Pack Your Bike For Airline Shipping
安全の上で非常に重要な箇所を分解・組立・調整する作業が含まれます。必ず自らの責任において判断し、自らの責任において作業を行ってください。

サイクルベースあさひの各店舗では、390円で各部の点検を行う「サンキュー点検」というサービスがあります。こうした機会を利用して自転車全体をチェックしてもらうのも1つの方法です。
サドルを固定しているネジをゆるめます。
サドルは尖った物にぶつけると表皮が破れてしまいやすく、なおかつ綺麗に修復するのは難しいので、段ボールなどで保護しておきます。
サドルが外れた状態です。
次にペダルを外していきます。
右ペダルは通常の正ネジです。反時計回り(左回り)に回すと外れます。
左ペダルは逆ネジなので注意が必要です。時計回り(右回り)に回すと外れます。

ペダルの外し方につきましては、「自転車のペダル交換」でご紹介しています。
ペダルを外すと、中央部分の突起物が無くなります。
サドル・ペダルを外した状態です。
カゴを外していきます。
プラスドライバの各種サイズのうち、自転車で多用されるのが2番(#2、Ph-2、P-2)です。カゴの中のような狭い箇所にはシャフトの短いタイプ(スタビドライバ)を使用します。
反対側のナットをコンビネーションレンチで回します。
外したネジやナットは紛失しやすいので、元のネジ穴に仮組みしておきます。ジップ付のビニール小袋に入れ、粘着テープで自転車本体に貼り付けると、さらに紛失のリスクを減らせます。
外したペダルやサドルは、カゴの中にまとめておきます。
以下を外した状態です。
・サドル
・ペダル
・前かご
ハンドルを外していきます。

ハンドルバー取り付け部(ステム)には、「引き上げボルト」が頭を出しています。
一連の作業をアニメーションにまとめました。

詳しくは「自転車のヘッド部をグリスアップ」でご紹介しています。
この自転車の引き上げボルトは六角キャップボルトなので、6mmの六角レンチを使ってゆるめます。
ボルトを数回転ゆるめます。ゆるめ過ぎてボルトを抜いてしまうと、中にある「ウス」と呼ばれる部品がフレーム内に落ちてしまう場合があるので注意が必要です。
プラスチックハンマで引き上げボルトに軽く衝撃を与えます。ボルト頭が引っ込んでいる場合は、ボルトに六角レンチを当て、その上からプラスチックハンマを当てます。
正常な状態ならば、軽く衝撃を与えるだけで固定が外れ、ハンドルを動かしたり、抜いたりできるようになります。
以下の部品を外し、ハンドルを90度回した状態です。
・サドル
・ペダル
・前かご
ステムをゆるめてハンドルを90度回すと、自転車の幅を大幅に減らすことができます。
プラスチック製の「結束バンド」(タイラップ、ジップタイ、インシュロック)を用意します。左は百円ショップで入手した全長25cmのリピートタイプ、8本入りです。

結束バンドには、一度通したら切断して外す「使い切りタイプ」と、何度も使える「リピートタイプ」があります。リピートタイプは若干割高になりますが、何度も使えるという点と、外すのに工具(ニッパー)が要らないという点が長所となります。

また、全長25cmというと長く感じられますが、結束できるのは約1/3の直径8cm程度となります。長さがどうしても足りない場合は2本を繋ぐことも可能です。
ハンドルをステムごと外し、フレームに結束バンドで固定した状態です。
次に、前輪を外していきます。ブレーキシューの間隔を広げ、タイヤを通るようにします。

アジャスター操作に自信がない場合は、タイヤの空気を抜くという方法もあります。
アジャスタのロックナットをゆるめます。
アジャスタを時計回りにねじ込んでいくと、ブレーキワイヤーはゆるんでいきます。
ブレーキシューの間隔が広がり、タイヤを外せるようになりました。
車軸を14mmのレンチで緩めます。
車軸のナットには各種ステーやワッシャが共締めされているので、順番を記録しておきます。
前輪が外れました。

・サドル
・ペダル
・前かご
・ハンドル
・前輪
前泥よけを外していきます。前ブレーキの固定ボルト後側に共締めされています。
・サドル
・ペダル
・前かご
・ハンドル
・前輪
・前泥よけ
さらに、フォークを180度回します。ブレーキワイヤ、シフトワイヤに負担が少ない方向にして下さい。
前輪を並べてみます。
ここまで分解すると、自転車輸送用段ボールにちょうど収まります。
段ボールに変形や歪(ゆが)みがあるので正確な数値ではありませんが、巻き尺で計測すると以下のサイズです。

縦:0.27m 横:1.35m 高さ:0.8m

<ヤマト便の容積換算式>
縦(メートル)×横(メートル)×高さ(メートル)×280=容積換算重量(kg)

0.27×1.35×0.8×280=81.648 ("100kgまで"に該当)
東京23区内から各地に送る場合
(ヤマト便料金表 2010/2/26現在)

・札幌市   6,340円
・仙台市   3,290円
・横浜市   2,450円
・名古屋市 3,080円
・大阪市   3,880円
・広島市   4,450円
・福岡市   5,500円
・鹿児島市 6,230円
・沖縄    11,440円
実際には緩衝材を入れて保護します。
ハンドル(ステム)の取り付け
ステムには調整範囲の上限を示す線が刻印されています。

左の状態がハンドルステムを最も上に上げた状態です。
ハンドルステムを下げた状態です。

上限ラインよりも深く入っているので問題ありません。
上限ラインを越えた位置にハンドルステムがある状態です。

フォークのコラムパイプとステムの重なる幅が狭いため、十分な固定力が得られない恐れがあります。
ウスの突起がステムの切り欠きに入っているかどうかを事前に確認します。
適正な調整範囲の中でハンドルの高さ・方向を調整し、引き上げボルトを締め込みます。

安全に関わる重要な箇所ですので、十分な長さの六角レンチを使い、適正な力でしっかりと締め付けて下さい。

作業の後は、両足でタイヤを挟みながらハンドルに左右の力を加え、しっかりと固定されているかどうかをご確認下さい。
前ブレーキの片効き調整
前泥よけを着脱すると、ブレーキの固定位置がずれてしまい、ブレーキシューの片方ばかりがリムに当ってしまう「片効き」状態になる場合があります。
<参考にさせて頂いたサイト>
自転車のトライ > 林としはるのメカニック講座 > キャリパーブレーキの片効き解消編

軽快車(ママチャリ)の前輪には「キャリパーブレーキ」と呼ばれる形式のブレーキが主に採用されています。

キャリパーブレーキの軸には2面がカットされた部分があります。無い場合は上記のサイトを参照下さい。
ここにスパナを差し込みます。この車種の場合は12mmのレンチを使用しますが、若干薄いタイプのスパナでないと入らない場合があります。
スパナで適正な位置に固定しつつ、後の固定ナットを締めます。
ブレーキワイヤーの調整
ブレーキワイヤのアジャスタを回すことで調整します。
ブレーキレバーを握り込んだときに、レバーとグリップの間に適正な間隔が確保されるように調整します。
調整が出来ましたらロックナットを固定して完了です。
ペダルの取り付け
右ペダルは通常の正ネジです。時計回り(右回り)に回すと締まります。
左ペダルは逆ネジなので注意が必要です。反時計回り(左回り)に回すと固定されます。

最後に重要な箇所を再度ご確認下さい。

・ハンドルステムが確実に固定されているか。
・前ブレーキが適正に固定・調整されているか。
・前輪車軸が確実に固定されているか。
・サドルが確実に固定されているか。
・ペダルが確実に固定されているか。
<今回使用した工具>
・コンビネーションレンチ 8mm、10mm、14mm
・プラスチックハンマ
・ペダルレンチ
・プラスドライバ #2
・プラス スタビドライバ #2
・六角レンチ 6mm
TAKAよろず研究所
http://www.geocities.jp/taka_laboratory/
2010/2/28
<トップページへ戻る>