アコースティックギターの弦高調整    2002/12/14
アコースティックギターに挑戦してみたものの、弦を押さえるのが辛くて挫折してしまった方が少なからずいらっしゃるようです。

今回はブリッジのサドルを調整し弦高を下げ、運指を楽にする事を目標にしています。調達してきたのが、「PICK BOY」のプラスチック製サドル(フォークギター ドレッドノートスタイル用 100円)です。牛骨製は500円前後でしたが、実験的な試みだったので100円のプラスチック製で様子を見ます。


オリジナルのサドルは手を加えず保管しておく事にしました。というのは、これを加工してしまうと座標軸の原点が分からなくなってしまうからです。重ねてみると加工前のサドルは2ミリほど大きくなっています。
今回は1.2mmほど下げてみます。マーキングしておけば作業が確実になります。削るのは下部の平らの方です。
万力で固定します。無くても出来ない事はありませんが、ホームセンターで千円弱で購入できるので、ひとつあると便利です。私はこれを住宅の柱に使う大きさの角材にネジで固定しています。万力単体では安定せず、力が入りません。

2005/5/21補足
小型万力を使用済みフライパンに固定しました。軽量かつ安定するのでとても重宝しています。
さあ、削りましょう。やすりは手元にあった金属用を使ってしまいました。
「シャコ、シャコ・・・」という感触で削れていきます。
削り終わりました。
オリジナルより1ミリ弱低くなっています。これを装着してみたところ、1弦と6弦が高い(ネックのアールと合っていない)為、再び外して今度は弦と触れる側(上部)の両肩を僅かに削りました。再装着してみたところ、バレーコードの押弦が楽になり、心配していたビビリも発生しませんでした。

初心者の方が、ベテランでも弾きにくいようなギターを手にして挫折してしまうのを見ると残念でなりません。今回私は素人ながらギターの調整にトライし、確実に弾きやすくなる事がわかりました。

ちょっと手先が器用な方はご自分で兆戦なさって頂き、ちょっと自信のない方は、楽器店の親切な店員さんを見つけて相談なさってはいかがでしょうか。初心者ほど調整が必要だと思います。

2003/2/8追記
前回出荷設定より1.2mm弦高を下げましたが、今回さらに1mm下げ、合計2.2mm下げました。激しくコードストロークするとわずかにビビリますが、普通に弾いている分には問題なく、非常に弾き易くなりました。

上が出荷時設定、中が1.2mm、下が合計2.2mm下げたサドルです。

サドル調整では、あと0.5mmくらい下げるのが限界のようです。これ以上になるとブリッジを削って下げるそうですが、これは専門家に依頼する事になるでしょう。

アコースティックギターは管理がいい加減だとブリッジ付近の板が弦に引っ張られて膨らんでしまうそうです。例えば湿度の高い場所に弦を張りっぱなしで長期間放置しておくと痛みやすいそうです。

モーリス楽器製造発行の取扱説明書によると、「長期間(10日)以上使用しない場合は弦を緩めておくと本体の狂いを少なくします。(約1〜2回転)」と書いてあります。

ブリッジサドルは百円で入手可能ですので、是非挑戦なさってみてはいかがでしょうか。

TAKAよろず研究所
http://www.geocities.jp/taka_laboratory/
2002/12/14作成 2003/2/8追記 2003/2/12一部修正 2005/5/21レイアウト修正 2011/10/18修正
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