ギター弦の張り方 ペグ(糸巻き)編 2005/12/27製作
ギターを始めた方がお悩みになりやすい事のひとつに、弦の張り方があるのではないでしょうか。特に、弦をペグ(糸巻き)に如何にして巻きつけるかがポイントとなるでしょう。

そこで、今回はペグの巻き付け方をご紹介致します。始めは「すり割りタイプ」、次に穴を通すタイプ、最後にペグが3:3で左右に分かれているタイプの1〜3弦側を取り上げます。

また、視認性を上げるため、ギター弦の代わりに黄色い電線を使用しています。

なお、当サイト内の「ギター弦の張り方 実践編」では、実際にエレキギターに弦を張る様子をご紹介しています。合わせてご覧ください。
すり割タイプ
ペグの先端が割れ目になっているタイプです。フェンダーのストラトキャスターなどに採用されています。
弦を曲げ、その後に必要な長さを残して切り取ります。概ね8〜10mm程度ではないでしょうか。
曲げた後に切り取るようにと言われています。切った後に曲げてしまうと、弦にとって好ましくないそうです。
スポッと先端を差し込みます。
角度を変えて見てみましょう。
差し込んだ後は、ペグを回して巻きつけていきます。

ペグを回さずに、弦を巻き付けていってしまう方法もあるそうです。
弦は下に巻き付けていきます。
2回巻き付けました。
3回目です。2〜3回巻きつける程度が一般的のようです。
穴を通すタイプ
ギターにはペグの穴に弦を通すタイプもあります。
このペグはすり割タイプですが、穴を通すタイプと仮定します。

弦の先端を穴に通します。この段階で弦を切る必要はありません。
ペグに2〜3回巻きつけるとちょうど良くなる程度に余裕を持たせ、そこで弦を折り曲げます。

始めのうちは余裕率を取り過ぎてしまったり、逆に足りなかったりしてしまいがちですが、数回も弦の交換をすれば身に付いてしまいます。

ペグとペグの間隔2つ分くらいを目安にする方が多いようです。
折り曲げた側を弦の下に通します。下に通すのがポイントです。
角度を変えて見てみましょう。弦の余った側(先端側)を、ペグ=ナット間の弦の下を通します。
こんな状態になります。
下を通した弦を、今度は上に持ち上げ、反対側に引っ張ります。「下を通して引っ張り上げる」のが2つ目のポイントです。
先端側をグッと引っ張り、緩みがでないように気をつけます。
ペグを回していきます。すると、弦が自分で自分を締め付けるような形になります。
このままペグを回していきます。l
弦の先端は20センチくらい余っていると思います。根元から数センチ残して切断する方法もありますし、コインとコインで「しごいて」渦巻きのような形にしておく方法もあります。
ペグが3:3に分かれているヘッドの1〜3弦側
ギブソンのレスポールやアコースティックギターは、ペグが3:3で左右に分かれています。こうしたギターでは、1〜3弦はペグに巻き取る方向が4〜6弦とは反対になっています。

上記の方法の向きを逆にするだけなのですが、念のため右回り(時計回り)で巻きつけていく場合もご紹介します。

まず弦をペグの穴に通します。
折り曲げます。
弦の下を通します。
角度を変えて見てみましょう。弦の下を通っています。
180度急反転させます。
弦のテンションが上がれば上がるほど、弦を締め付ける力が強くなっていく仕組みです。
ペグを回していきます。
3回転巻きつけました。
向きが異なるだけですが、始めのうちは頭が混乱してしまいがちです。「弦を自分で自分を締め付けてロックさせるようにする」という概念さえ掴んでしまえば、どうすれば良いかが自然に掴めると思います。
また、打田十紀夫『フォークギター入門』ナツメ社1993にも同様の張り方が紹介されています。

ヤマハのエレキギター用弦のパッケージには、これと同じ方法が記されています。ただし、英語表記に加え、イラストも最小限なので、私の少ない脳みそではどうも分かりにくい感じがします。
慣れないうちは、弦が余ってペグに巻き取りきれなくなってしまったり、逆に少なすぎてしまったりするかもしれません。1〜6弦のセットで200〜300円の安価な弦を複数用意しておくと安心かもしれません。

ギターで楽しい時間をお過ごしになることを願っております。

当サイト内の「ギター弦の張り方 実践編」では、実際にエレキギターに弦を張る様子をご紹介しています。合わせてご覧ください。
<Takaよろず研究所 関連リンク>
ギター弦の張り方 実践編

TAKAよろず研究所
http://www.geocities.jp/taka_laboratory/
2005/12/27製作  2007/3/17 関連ページリンク追加 2011/10/18修正
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