宇宙的、地球的視野で生命を考える・・4

生命の創化力

2004/05/21

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 前回も触れたように「実在としての生命」は、無限に生長・発展・創造していく可能性を内包している。ところが、わが地球上にあっては固い大地をはじめとする阻害要因のせいでその生命の本当の相が充分にまだ顕現していないのである。村上和雄教授の言葉を借りれば、遺伝子が完全にオンになっていないのである。「生命の実相」哲学では次のように説いている。

《生命の創化力が完全に発現すれば健康となり、平和となり、豊富なる供給となり、個人および家庭社会等の生長となるのであるが、生命の創化力が完全に発現しないとき、病気、窮乏、その他あらゆるあらゆる人生苦となるのである。何が生命の創化力を妨げるかといえば、転倒妄想(自己を無限力ある仏性、神我、霊または生命と自覚せず、自己を物または肉体とみる妄念)である。転倒妄想は一つの逆の想念(波動)であるから、生命の創化力(生々の波動)を妨げる。転倒妄想を去るとき、この妨げは除かれ、生命の創化力はおのずから発現して病気は消滅し、法界無限の供給はその人の必要に従って流れ入り、あらゆる人生苦は自滅するのである。》『生命の実相』「初版のまえ書き」

 地球上の人類は、見せかけの命の相、すなわち
「現象としての生命」が実在すると錯覚することから、生命の本来持つ無限の創化力の発現を自己限定しているのである。もし、このページを見ておられる方で重症の病気の方やリストラなどで貧苦のどん底にいる方がおられたら、まず安心して頂きたい。それは「生命の創化力」を自ら限定して表現している仮の相にすぎないのである。
 私たちが「生命の実相」のそのままで円満なことを自覚すれば、宇宙大生命の癒力が働いてあらゆる問題は解決していくのである。 
 宇宙的、地球的視野で生命を考えるとは、見せかけの命の相にだまされることなく、生命の本来円満完全な相を凝視することではないであろうか。
第5章に続く