『生命の謎』を読む・・31


運命の法則

出生の場所を決めるもの

2006/02/16

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 宇宙のあらゆるものを貫く法則の一つに「親和の法則」というものがある。「類は類をもって集まる」という言葉もあるように、よくよく万物を観察してみると、すべては性質の似たものが、同じ種のものが、同じ波長のものが集まっていることに気付く。

 例えば、これは徳久克己先生がお話になっていた例だが、タバコを吸う人は自ずと吸う人と集るし、病気の人は自ずと病院に集まる。私のようなプロレス好きには自ずとプロレスや格闘技が好きな人が集まってきて話に花が咲くものである。

 地球上の生命が種を形成して実際に生活しているのも、星雲や惑星が重たい元素同士が自ずと結集して創造されるのも、この「親和の法則」によるのである。

 『生命の謎』においてもこの「親和の法則」が紹介されているが、とりわけこの法則が私たちの「運命の法則」でもあることが詳細に書かれている。

 『生命の謎』によると、私たちは繰り返し生れ更りながら魂を進歩・生長させているのだが、私たちが出生してくる場所も「親和の法則」によって決まるのであり、私たちは自身の魂の性質と似ている両親や場を選択して、そこで魂を磨こうとしているのである。

《生れ更りに対して自然に準備がととのうのは、それは自然に春が来て種子から芽が吹く様に、普通の場合には、霊魂自身にとっては無意識的に行われるのである。

ただ自分の中に自然にわきおこって来る所の希望又は念願、それが如何にしておこって来るかは自分らも理解することもできないが、かくの如き彼自身の内部の希望や念願が、類は類を招ぶ「親和の法則」によって、自分の生れ更り行く場所を、その希望を達する所にひきつれて行くことになるのである。

然し、ある程度の発達をとげた霊魂は生れ更りの事を知っており、過去の生活についての意識も明瞭であり、自ら欲して如何なる環境に生れ更って出ようかと意識的にすることができるのである。霊魂の進化の程度高きものほど自己の自由意志による選択能力が大きいのである。》

(同書後篇第3章「高級霊の菩薩行に就いて」)


 ちなみに「親和の法則」を「無限増殖の法則」とも言うが、太陽主義「無限増殖の法則」・・という小論では、普段から小さな善い種を撒くことの大切さを強調してる。何故なら善い種からは善いことが、悪い種から悪いことが出来上がるからだ。

 谷口雅春先生が説かれるように、「類」は「類」を呼び、「類」は「類」を生み出して無限に増殖して行くのであるから、私たちは普段から明るく善い種子を蒔いて置かなければならないのである。


 

 

α惑星間哲学研究所ψ