2007.06.06

スズキ フロンテ800(C10:昭和43年)

オートバイメーカーとして世界的に知られていたスズキが1965年に初めて作った小型乗用車がこのフロンテ800である。
ボディは2ドアセダンで、きわめてまとまりの良いデザインが特徴。

搭載されるエンジンは、785ccの2サイクル水冷直3で、41psの最高出力と7.8kgmの最大トルクを発揮し、4速フルシンクロ ミッションとの組み合わせにより、0-200m加速13.9秒と、ほぼ1.0リッタークラスに匹敵する動力性能を誇った。

駆動方式は当時としては珍しいFF方式を採用。4輪トーションバーによる独立懸架など、メカニズム的にはきわめて先進的 だった。バリエーションはスタンダードとデラックスをラインアップしたが、売れ行きはそれほどでもなく、1969年に姿を消してしまった 悲運のモデルと言える。