竣 工  :1933年(昭和8年)
設計者 :不明
住 所  :台北市中正区襄陽路25号
行き方 :MRT新店線台大醫院駅・台北車駅から徒歩6分
指 定  :
三級古蹟

日本勧業銀行台北支店(現台湾土地銀行)


政府は”工業日本、農業台湾”というスローガンを掲げ、日本を工業の中心、台湾を農作物供給の中心にするため、農業の推進を行っていた。日本勧業銀行はまず台北に支店を開設し、開墾、灌漑、水利開発のための長期融資を行い、その後の農業発展の基礎を築いた。戦後、中華民国政府により接収され、”土地銀行”と改名、現在に至る。
当時の金融街である館前路の南端を曲がったところに位置し、対面には児玉・後藤記念館、東隣には三井物産台北支店(現在台湾土地銀行)がある。
建物は折衷様式、道路に面している南西には”亭仔脚”と呼ばれる日差しや雨をしのぐための通路が設けられている。正面8本、側面5本の列柱はギリシャ式神殿のよう。”亭仔脚”から上を見ると驚くほどの高さで、歩く者を圧倒する建物だ。構造は鉄筋鉄骨、外壁は人造石を使っている。外壁上部の装飾(下の写真参照)は見逃せない。現在、窓口業務は行っていないので、中には入ることが出来ない。しかし昼間は電灯が見えるため、業務は行っているようだ。

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入り口はこの面の
中央あたり

亭仔脚から上を見上げる

亭仔脚と呼ばれる通路は
バイクで溢れている

外壁の装飾

列柱上部についている
マヤの影響を受けたお面

百獣の王ライオン
ライオンの隣には右写真
のレリーフが続く

壁のレリーフ
うねった波がきれい

中華レストランを
思わせる飾り

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