| 文章声明 | 2003-09-19 |
| 国籍「中国」、台湾人は耐えられぬ |
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在日台湾同郷会顧問 林建良 |
| 台湾の国名を「中華民国」から「台湾」に正す正名(せいめい)運動が六日、台北で行われた。李登輝前総統を総呼びかけ人とするこの正名運動デモ行進が、十五万人以上の大集会となり、内外に大きなインパクトを与えた。
実際、正名運動の発端となったのは在日台湾人の国籍記載問題である。在日外国人は外国人登録証の常時携帯を義務付けられている。ところが、日本政府は在日台湾人の外国人登録証に国籍を「台湾」ではなく「中国」としている。 そのため、在日台湾人の運転免許証、印鑑証明書など公的証明書類の国籍もすべて「中国」になっている。 台湾人にとって、これは耐えがたい屈辱である。そのため、在日台湾同郷会は二〇〇一年六月九日に「正名運動」プロジェクト・チームを結成して、在日台湾人の国籍記載を「中国」から「台湾」に変更することを、日本政府と台湾政府に要求することにした。 われわれはわずか二週間で百五団体の署名を集めて七月五日、台湾政府に陳情書を提出し、日本政府と交渉するよう求めた。台湾外交部(外務省)の回答は、この問題はこれまで何度も日本政府と交渉したが、誠意ある回答は全くなかったとのことである。 日本政府が在日台湾人の国籍を「中国」にする根拠はどこにあるのか。 たとえば、在日韓国・朝鮮人の外国人登録証の国籍欄には「朝鮮」「韓国」の区別がある。 台湾と国交のないアメリカやカナダも含めてすべての国が、台湾人の身分証明、IDカード、ビザなどの国籍記載は「台湾」になっている。 在日台湾人の国籍を「中国」にすることは、在日台湾人の人権と尊厳を踏みにじる暴挙である。日本政府は弱者である在日台湾人の人権を平気で蹂躙(じゅうりん)している。このような日本は、果たして国際社会で胸を張って歩けるのだろうか。 |
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