眠れない夜を喘ぐ日には



 オマハの夏と言えば熱帯夜が有名である。

真夜中と言うのに何故か気温があがり、

窓を開けていてもなんの対策にもならない眠れない夜。

冷暖房完備を対外的には自慢しているオマハのアパート。

なのに、なぜ窓をあけなければならないのか?

この近代設備の恩恵をこうむることに疑問を持ち続けているのか、

嫁は室内の希望温度を

私の快適生活空間をあえて否定するレベルに設定していた。

この温度では、へたすると

空気の動きがない分、体感温度は室外より高くなり、やになっちゃうなだ。

頭皮からまで汗を噴出させられるサウナ拷問に身を置くと、

クーラーで腹を思いっきり冷やして

くだしてしまう生き方って、まるで地上の楽園。あこがれちゃう。

独身時代はよかったよなあ。誰に気兼ねすることもない夜間の理想室温。

でもトイレットペーパー代はバカにならなかったなあ。

2001.7.20

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