くだらないギャグ発生の仕組み解明




研究概要

 つまらないギャグとわかっていながら是非心をつかんでみたい可愛い女の子の前や、既に場が完全に白けきっている場面で使用してしまうのにはかなり度胸がいるのは事実だが、そのギャグ自体をくだらないと本人は理解しておらずに一世一代の大仕事に使用してしまう人が後をたたない。くだらないものをくだらないと判断できずにギャグを発生させる人のどういった点が問題なのかを解析してみることにした。







Tad 王国国立大学ギャグ研究科の百済内教授らは、特定の遺伝子を壊したノックアウトマウスの実験でくだらないを認識できなくなることを確認、今月上旬吉日発行の科学誌オネエチャンに発表した。

被害者のでない芸術的ギャグ開発人間養成などへの応用が期待されるという。







 ギャグ受け入れの径路には数種類あり、そのいずれかがくだらないに関わっていることは従来から予想されていた。

 くだらないギャグなのにいきなり自分だけでうけてしまい腹を抱える現象も古くから言われていた。他人にとっては全くおもしろくなくとも自分的に大うけしたという事実がくだらなさの判断を鈍らせてしまうらしい。



方法





 百済内教授らは、おめでた頭の細胞表面にギャグ受容体と呼ばれるタンパク質が2種類あることに着目。その2種類の受容体の遺伝子を壊したノックアウトマウスをそれぞれ作って調べてみた。





結果



 くだらないを認識する受容体遺伝子(ギャグ受容体1)を壊したマウスは、「お前のかあさん、でーべそ。」と耳元でささやいただけで、腹を抱えて笑ったため、「ねずみか?お前、本当に。」の驚きの声を教授が思わず発してしまった。



 バカうけと結びついて信号を発生させる受容体遺伝子(ギャグ受容体2)を壊したマウスは、
「きっさまあ、ついに見つけたぞ、父のかたきんを討ちにきた。」「そりゃ痛えよ。」
と教授が日頃から暖めていたギャグで笑いを取りにでたにもかかわらず、全く反応をみせなかったため、
「ややうけ位してもいいんでないかい?」と教授を唸らせた。





まとめ



 正常な人はくだらないを認識する受容体とバカうけ受容体がバランスをとって存在しているのであるが、おめでた人間はくだらない認識受容体の機能が低下しているためバカうけ受容体の機能が相対的に上昇し自分がつくり出す、普段の言葉も耳にはいるとバカうけ受容体を異常に興奮させてしまい笑いの引き金を引くと考えられる。よって、他人も笑ってくれるだろうといった勘違いから、くだらないギャグの大量生産をはじめるのである。





「このバカうけ受容体の働きだけ抑える薬剤を開発すれば、くだらない話をいつまでも聞かされる被害をくい止めることができる。」と、自信気に教授は語ってくれた。











あんたそれ服用してみたら。



2001.07.28