早朝からの試練



才能のない私が早朝ゴルフをすることになった。

オマハではpublicもprivateも日本に比べてgreen feeは安くて

平日早朝の9ホールであればたったの7ドル。

つまり日本円で900円前後。

ということは、

腐った成績を出しても悲愴感をただよわせながら、

夕日を眺める必要もない。

嫁もエネルギーを消耗しながら、

無駄遣いを非難する気にはならないのだ。

大学が9時からはじまるということは、

6時半からプレーを始めると日常の生活に支障をきたすことなく

9ホール終え実験を開始できるというわけだ。

ボスも同種の生物なので

まあ、そのことについて問われることはない。

このスポーツ中国人の同僚Mにとっては未知のスポーツだったはずなのに

極最近コリアンジェントルマンDからゴルフキチガイが感染して

膏肓に入った。

生活費が苦しいからとボスのポケットマネーから援助してもらっていたMも、

さすがにこの無駄遣いがボスに知れるとやばいとビクビクはしていたが

それでも「今やタイガーウッズがライバルだ。」とまでうそぶくほどに急成長。

そんな英雄達が出現していく側で

ゴルフが好きだからといったつまらない理由だけで彼らとプレーするということは、

才能のなさをよりクリアにしてしまい、

過ぎ去った13年のゴルフ歴を嘆き悲しむことになるということで、

結局早朝ゴルフから

逃避することになってしまうであろう私を予想するのって、

やっぱりたやすいことなのでしょうか。

2000.10.20

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