日記のようなものだねーん

2002年11月



2002/11/04
連休って、恐いよね。

だって、2日続けて休みなんだよ。

2日も続けてだなんて、これ以上親父を苦しめるのはよしてくれ。

何が恐いかって?

あたりまえの事として要求される家族サービス。

連休なんだからと、ぎっしりと予定が詰められてしまうんだ。

ガキどもって、日頃親父の存在忘れているくせに、

連休になると思い出しちゃうんだから。

この連休に締め切りがとっくに過ぎている原稿を

仕上げてしまおうともくろんでいた私。

忙しさを前面に出していたはずなのに、

ガキどもの自転車乗りの練習につき合わされて、

翌日は容赦なく千葉の田舎のアンデルセンパーク。

ディズニーランドのようにお金はかからないから、

精神的苦痛は免除してくれているのだけれど、

アスレチックがメインの公園だから、

走らされて、上らされて、滑らされて。

「腰痛があああ、ここしばらくおとなしくしていた腰痛があ。」

連休は平日以上に体のダメージがよく似合う私。

「をうをうをうううう、をうをうをううううう。」

2002/11/07
Tad国王の東京生活の近所づきあいのできる男の魅力
2002/11/14
先週末温泉の町湯河原を訪ねた。

以前セントルイスで会合を開いた同僚Tが

現在この地で棲息していることから、

ラボ旅行をこの地に設定して飲もうとの目論見である。

宴会は当然夜ということになるのであるが、

折角の湯河原だからとこの地の自慢の坂道を散策することになった。

その甲斐もあって

腰痛に悩まされる私から、腰痛に苦しみもがく私へと大変身を遂げた。

老人への階段を上っていく私の人生は

変化に富み波瀾万丈といえるんだろうなあと感慨にひたってみた。

「ううっ、湯治でのぼせなければ・・。」

しかしミカン狩りシーズンで大にぎわいの湯河原。

温泉旅館に泊まるというのでは

福沢諭吉様御一行が悲鳴をあげながら拉致されていく。

そんな中、精神的ゆとりを得ようともがく理想が、

赤貧状態で追い込まれた私の心に

火事場のくそ力的経過を経た名案をひねり出させてくれた。

「同僚Tの部屋に転がりこんで温泉だあ。」

単身赴任の同僚Tだから、奥さんと子供のかわりに

私の背中を流してくれるに違いない。

「・・・・・・・・・」

おっとっと、危ない話になってきてるぞお。

ええと、話が脱線してしまって、

そうそう、夕方の大宴会で海の幸を堪能したラボのメンバーの殆どは

結局日帰りといった暴挙を敢行することになってしまった。

湯河原、東京間って新幹線で50分位だから、

それもよかったんかなあ。

私はというと酩酊状態での温泉はまずいだろうと同僚Tの部屋にそのまま転がり込み、

彼の秘蔵のアルコールを平らげてしまって、

いやあ、とてもよい週末でしたよ。湯河原最高!

でもって、翌日はいつもの二日酔で温泉どころではなかった。


2002/11/16
Tad国王の東京生活の羽化登仙の世界に浸ってる?
2002/11/20
Tad国王の東京生活のゴルゴ13に狙われる恐怖
2002/11/25
朝から練馬で用事があったので、有楽町線を利用することになった。

大混雑で圧縮され細めな身体へと変身できる柏から都心。

でも池袋から先が郊外方向になるため、

ガラガラ空間で太めな元の私へと膨張する。

がんじがらめの日常から解き放たれたような幸せをかみしめることのできるひととき。

ところが、次の駅のホームに電車の後方部分がまだ到着していないのに、

つまりまだ止まっていないとき、

高音域の激しい怒り音が外部から電車の窓ガラスを震動させ始めた。

その震動にただならぬ気配を感じた私は、

「ちょっと待て、ドアを開けるな。」と、

叫ぼうとしたが、その叫びが声になる前に、

業務手順を忠実に守る乗務員は、業務を遂行してしまった。

問題の迷惑騒音は解放されたドアから、最大限のボリュームで入ってきた。

しかも坐ったのは私の対面。

どうやら電車待ちの時間をfullに利用して

痴話喧嘩を進行させていた若い男女だが、

その行為を継続させながら乗り込んできて、

そしてまだまだイベントを終える気はなさそうだ。

静かに坐っていた私であったが、聞き耳は立ててみることにした。

「どれだけ待たされたか知っているの、私本当に怒っているのよ、なんとか言ってよ、どうでもいいと思っているんではないの、ちょっと席かわってよ端の方がいいんだから、朝だから不機嫌なわけないんだからね、ひどい人だよあなたは。」

おそらく10代後半から20代前半に所属する女性なのであろうが、

矢継ぎ早な質問攻撃では彼の受けるダメージも大きかろう。

でも連れの男性はと言えば、その間まったくのしらんぷり。

その無表情ぶりは、日本動じない組合組頭?風でもある。

ガラガラな車内だから声の主を特定するのに障害はなさそうだけど、

彼女の声はその反響音と干渉しあい、

位置の確認が困難である(ウソ)。

耳障りな周波数は私の外耳道内でも共鳴してしまっているらしく、

全くの他人であるはずの私の方が彼女の怒り顔に反応し困り顔をお見せすることに。

「朝っぱらから何考えていやがるんだ。」

「頼むから、息継ぎを入れて攻撃してくれ。」

「聞いている私の呼吸のリズムまでもが狂いだしてしまう。」

吸って吐いて吸って吸って吐いて吐いて。

「くっ苦しい。」


Tad国王日々の記録室

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