日記のようなものだねーん

2000年10月


2000/10/01
 どうも昨日、一昨日はgeocityの調子が悪かったようで、自分のホームページにつなぐことができず更新ができませんでした。私のネタづくりは大抵大学での実験の待ち時間などあいた時間を利用しているのですが、最近研究自体が締め切りに追われる日々でしたので、その暇がなくなっており、今までためていたネタを出し切ってしまっていましたので、ねたづくりのために時間をとれたような気がしております。

2000/10/02
 歯間を糸ようじで磨いていたらいきなりかぶせ物がとれてしまった。うげええっ。なんてことだ。と早速瞬間接着剤でくっつけたのだが、そんな処置よいのかどうかはわからない。やっぱりまずかったかなあ。

2000/10/03
 昨日はずれてしまった歯のかぶせ物は瞬間接着剤の効果大のようで、本日全く問題なく私の口腔内の一部となっていた。痛みもないし、まあオマハで慣れない歯医者にいってコミュニケーションの問題から抜かれてしまうことを考えると、まあこのまま様子をみるのもよいかと考えている。大丈夫だと思いたい。思わせてくれ。

2000/10/04
 いよいよ、来年のサンフランシスコの学会抄録の締め切りがせまってきました。大学試験前じゃないんだから追い込みをかけて結果を出すなんて不可能だああ。今まで時間があるときにも出なかったデーターがなぜでると思うこの時期になってから?とわめいているところです。まあ、この時期わめくことも毎年恒例の私の仕事なのですが。


2000/10/05
 今は忙しいといってはいるけど、忙しい中でもラボの後輩に実験のテクニックを教えてあげて、少しかっこいい先輩らしさをみせてやろうともくろんで、同時進行で3つの実験をしていた。一つめの自分の実験ではいつもは無意識にでも加えている試薬を入れ忘れていることに気づき中途やむをえず断念してしまい、その後悔の中で後輩と一緒にやっていた電気泳動と名が付くかっこよさそうな実験も火のないところから煙がでており、手をつくしてみたのであるが、データーとなるべきものが、完全に溶けてしまっていた。でもさすが後輩。先輩をそれでも尊敬するしぐさをみせている。逆に後輩のかっこよさを見せつけられてしまった。3つ目のものは実験はスタートしていたのであるが、2つの失敗で立ち直れず、放置したまま帰宅してしまったところである。

2000/10/07
 ラボの中国人の同僚が昨日を最後にカナダへと移る。ボスがいない間に一度歓送会をしたのであるが、昨日はボスが音頭をとって2度目の歓送会をした。ボスが1次会でいなくなるといつものようにカラオケのある韓国人経営の店へと移動して、またもやどんちゃん騒ぎである。昨日はまさに同僚にとって最後の日であったために、飲む飲む、ときおり涙、そしてまた飲む。また人にも焼酎を注ぎ、そして飲み干せとうるさい。飲み干すとさらにつぎが入る。これはまさに東洋人の飲み方である。そんなわけで本日は完全に死んだ。朝は全く起きることができない。ただ昼には普通に起きてラーメンを摂取できたのだが、まだ完全に酔っていて、気分は悪くなかった。しかしその後再度横になってからがひどかった。ここからが本当の2日酔い地獄である。夕食の時も当然ながら気分が悪い。嫁がなにやら新作を用意していたようであるが、何か食べ物をみると吐き気を誘発するだけである。食事は遠慮してまた寝る。結局復活できたのが夜の10時。うげええ折角の休日の1日完全に寝て過ごしてしまった。


2000/10/08
 朝から寒くなかなか床を離れられない。でも昨日の二日酔い地獄からは完全に生還して本日は朝より何かをしようという気持ちはある。でも寒くて足をふとんからだせない。昨日ほぼ1日寝ていたのに、結局10時になるまでふとんの中の温もりをKEEPしてしまった。学会の抄録締め切りは迫っているのに、まずはホームページの更新をしてと、あとこの日記様のものを保存しておく部屋を作ってと、余裕をみせるふりをして自分を今日も追いつめてみよう。


2000/10/09
 朝、部屋からわが愛車が完全に凍っているのを確認できた。ということは外気は気が狂うくらい低いということが推測される。さすが科学者の私。突然の冬の来襲に奥の奥にしまってある、セーターからジャンバーからあわてて引っぱり出してきこんだ。白い息を吐きながらではあるが、余裕の通勤をしてみせた。特に見ている人はいないようではあったが。しかし帰りは暑かった。夏とまではいわないが、秋にしては暑い外気である。しかし面倒くさがりやの私は手荷物にしたくないばかりに朝きこんだ服をそのまままとい帰路を急ぐ。なぜ急ぐかといえば死ぬほど暑いから、はやく帰宅して冬着をたたき捨てたいからだ。まどを締め切ってクーラーをいれて車内では着込んで。誰かにみられているのではないか、恥ずかしくて前方直視の直角運転であった。

2000/10/10
 をををなんとカウンターが既に1000をまわってるではないか。バンザーイバンザーイ。皆様のおかげであります。いつも来ていただいてありがとうございます。今後ともTad王国大使館をよろしくおねがいいたします。


2000/10/11
 本日本当にひさしぶりに無料英会話教室へ行ってみた。英会話教室といっても日本人が訳しながら教えてくれるところはオマハにはない。英語の意味がわからなくて質問すると、英語で説明がある。それがやはりわからなければ、諦めて笑顔でうなずいてみせる方法が私の生き方である。この笑顔がないとわかってないことをやさしいアメリカ人の先生に悟られてしまい、どこまでも英語での説明を続けてくれるからいつまでたっても、一段落つかない。アメリカに来たらすぐにペラペラになれると思ってたのにねえ。


2000/10/12
 大学の我々の研究棟は冬に備えて、暖房をきかせている。コンピューターで制御されているような近代的設備ではなくて普通の寒がりおじさんがつけたりけしたりしていることから、時に内部は地獄のように温度があがる。廊下も階段もおなじ環境、棟内に逃げ場はない。本日の建物内は超最悪。もちろん無風。シャツ一枚になって仕事をしてたがもう限界。パクパクしながら外気を求めてさまよい出た。なんとかせんかい。このおじさんを。


2000/10/13
 我がラボに20代の若いテクニシャンがいる。彼は自称愛国者であるらしく、強いアメリカをいつも誇らしげに語っている。「すべての国がアメリカの州になれば、裕福になれる。」とか、「他国がいうこと聞かなければ、たたき潰せばいいとか。」うっとおしい時もあるけど、実験の合間の暇つぶしになるので聞いていた。夢のような事もアメリカなら出来るかのように語り考え方が全く子供なのである。アメリカがそうするためにはかなりの金をつかわなければならないから税金もあがるし、経済も破綻してしまうし、などと話しを進めてしまうともうおもしろくない。彼の勢いが完全に止まってしまうからである。イスラエルとパレスチナのことがあったし、米海軍駆逐艦へのテロもあったから、本日はまた過激なことを語るだろうなあ、と思って声をかけたら案の定。最近パターン化してきてマンネリだこいつ。次の実験の合間のために他に面白い奴探そっと。

2000/10/14
 掲示板で寿司ジャパンの話が出た。うわああ、ついに思い出してしまった。最近魚くってねえことを。動悸息切れがはじまっている。近いうちになんとか都合をつけなければと思っていたのであるが、昼過ぎにはもう我慢ができる状態ではないことを悟った。限界だ。実験中のもので時間を短縮できるものはすべて短縮して夕食に目標をしぼり予定を変更をした。そして都合よく事はすすみ目的の寿司ジャパンで寿司デラックスを頼むことができたのである。これうまいねえ。寿司ネタもでかいし。7月に行ってからしばらくおじゃましてなかったのであるが、しっかり覚えてもらっていてサービス満点の最高の夕食でした。またイコッ。

2000/10/15
 昨年と同様に今年もカボチャを採りにいった。朝9時に集合して日本人研究者とその家族が一斉に畑を荒らしにかかるのである。Valaはオマハ郊外(オマハ自体が田舎だが)に存在し、子供が楽しめる、お化け屋敷、ポニー乗り場、三輪車のコース、ピッグレース、鉱山の坑道、その他たくさんのアトラクションを備えている。昨年も参加してわかっていたのであるが、この時期では畑には、見てくれがとても悪いかぼちゃしか残っていない。本日はとてもひどかった。よって、結局目的のパンプキンは近くのBakersででも購入することにした。その後は、さらに別のアトラクションを要求するガキに導かれながら園内をひたすら歩き回った。結局昼過ぎまでかかってしまった。つかれたわい、わい。

2000/10/16
 そろそろ、次のサンフランシスコでの学会の抄録の締め切り日がやってくる。私のデーターは何とか間にあったようで、一応人様にお見せしてもまあいいかなあといった位には仕上がったようだ。ただ、「なんであんたこんな仕事してるの?」との質問には全くこたえられない。今年のトロントでの学会では、無防備な私をそのような無邪気とおもわれそうな質問がノックアウトしたから、来年の春までの間に考えておかなければならない答えがそれだ。まあ今ある答えとしては、
「悪いとは思わなかったんです。」

2000/10/17
 本日はうちの教授が追求していた研究成果が世に出た日であった。チキンスープが好中球の遊走、つまり炎症の元になる物が、上気道に集まるのを抑えるという実験である。なんとBoyden blind-well chamber techniqueを使用した方法である。風邪をひいたらユダヤ人はチキンスープを飲むらしいが、それで上気道感染がよくなる。チキンスープに何らかの効能があるに違いないとの考えで7年かけて検討し、医学雑誌chestに本日のったのである。いやあこの中にはチキンスープのレシピも載っているが、決してお料理の雑誌ではない。いやあカメラクルーは集まるは、大学あげてこの話題をとりあげるわで、大騒ぎである。次は卵酒の効能を追求するかねえ。

2000/10/18
本日も私のボスの電話はなりっぱなしである。各方面からチキンスープに関する効能を問い合わせてくる。おかげで私と研究の打ち合わせをする予定になっていたのに、かなり待たされたあげくにキャンセル。ふうっつ。私もこのような研究をしていたら、時の人となれたのであろうが・・。テクニシャンのロンはすでにこの件でテレビにでたことから、ハリウッドスター気分である。まあ彼の場合は男前だしまあいいか。
私の顔が出たら世の中をパニックに陥れるかもしれないし。

2000/10/19
本日知ったのであるが、ボスは本日より講演旅行へいってしまっていない。月の半分もオマハにはいない、忙しいひとなのである。来週の金までいないということは、昨日のミーティングキャンセルが響いてきた。今週やろうと思っていたことについての話がしたかったのである。困った。いつものくだらない実験でお茶を濁して過ごすしかない。なんちゃって、やったあ、暇だ暇だ、今週は暇だ。あっそびいっこっと。おいらのせいじゃないもんねえ。

2000/10/20
 大学内でバレーボールのリーグがある。まあ、各セクションが適当に人を集めて作ったお楽しみチームの対抗戦である。メンバーが足りないということから、ゴルフをはじめ球技を苦手とする私のところに話がきてしまった。バレーボールは中学の頃、昼休みに結構楽しんだ記憶があるし、結構得意なので参加することにした。ところが、身体がついてこないのである。以前はレシーブできたであろう玉も私から1mも離れたところへ落ちてしまう。そんなに離れたところで、思いっきり空振りをしても、私がその玉をレシーブしようとしていたと思う人はいないであろう。ただ端で見ていた人は不思議に思うかもしれないが 。でも本当に活躍していた人達と同じ動きをしていたわけだから、運動にはなったね。ビールもうまかったし。

2000/10/21
 カラーのプリントなんて私の仕事にはいらないので、我が家のプリンターにカラーインクがセットされることはなかったのであるが、うちの子、幼稚園でもコンピューターを使っているらしく、お絵かきソフトでの作品の仕上がりが我が家と違うことを認識してしまったようで最近うるさい。まあ、子供の勉強にいいのかなと思い早速インクを購入しにいったのであるが、これが死ぬほど高い。なんなんだ。52ドルもするなんて。
「クレヨンでの塗り絵のほうが楽しいぞ。」

2000/10/22
 本日は中華料理が食べたくなったため、Dodge street 72 thにあるSeason buffetへいってみた。いつものようにたらふく食べた。本当にたらふく。ベルトをゆるめていたのだが、車のシートに乗ったら、坐位で下腹部があがるので、苦しいったらありゃしない。帰りに大型スーパーに寄ったのであるが、なんとはずれ落ちたベルトに驚いた。中華料理の食べ過ぎはあなたが社会的体面を保つことを困難にする。


2000/10/23
 先日の話になるが、我がガキどもの幼稚園では交代でsnack当番がまわってくる。クラスの他の子供たちのために、お菓子を用意するのである。以前日本の文化を知ってもらおうとオマハでは高価な煎餅をもっていかせた。ところが、クッキーばかりたべているここのガキどもは食べなかったらしい。それではと、こちらのクッキーと少し似た歯ざわりの、マルボーロを今回は持たせた。食べた子はゲロ吐いたらしい。

2000/10/24
 本日は朝から霧がすごく、1日を通して暗いどんよりした天気であった。ボスもいないしゴルフにでもいこうかとの同僚の提案があり、秘書にばれないように画策していたのだけれど、夕方まで降ったり止んだりでたくらみも未遂に終わってしまった。最近実験を始めたばかりの同僚は、「ゴルフに行けないのであれば実験だろう。」と、わけのわからないはりきりをみせて、よせばいいのに同時に3つの実験スタート。でも以前の私のようにガラス器具は割るし、違う薬を調合していたりでミスの連続。私のところに頻回に質問にくるのだけれど結局5時現在、実験は終了のめどがたたない。途中でとめとけない実験ってあるんだよねえ。サンプルあきらめちゃえばいいのだろうけど、サンプル作るのに1週間かかっているからねえ。私は腹へったし帰ろっと。

2000/10/25
 最近実験を始めたDが私のところへ不満をぶつけてきた。最近習ったばかりのPCRという実験に自信がないので、Wに教えてもらいたいと頼んだそうだ。彼はボスからPCRのデーターを急いで出すように言われており、かなり焦っていた。それを知っていたWは快く引き受けたらしい。よって昨日彼はサンプルを準備していたのだが、本日早朝よりWがすでに自分のサンプルでPCRを開始していたのに気付いた。Dは、あわてて、どうせ自分もPCRをするのであれば、一緒にさせてくれと頼んだところ、試薬が足りないから後日と言われたそうである。つまり、彼は試薬が底をついていたことを昨日のうちにCheckしており、急いでいる彼の方を後回しにしてなんと自分の方の研究を先に進めたようである。
いろんな人がいる世の中はとてもおもしろい。

2000/10/26
 どこかへ旅行しようかと思うとガキどもが熱をだして、中止になることがよくあった。ひどかったのは昨年の夏の7日間バンクーバー旅行。飛行機のチケットから、レンタカー、ホテルとすべて予約をすませていた。特にホテル選びはビクトリアやその周辺の街も予定にいれていたのでAAAのおばちゃんと3時間もかけて検討したのである。ところが、旅行の4日前に1人目のガキが熱をだし、回復したと思ったら出発前日に2人目が同様の症状。よって前日に悩んだ末すべてキャンセル。今回のセントルイスはどうか。昨日、ガキが咳をし出した。
でも大丈夫昨日は耳栓をして寝たから。

2000/10/29
 26日よりセントルイスへ出かけた。アメリカにいる友人がそこに集まるというので、(といっても私も含めて3人だが)私もその会に参加することにした。7時間の道のりを走りあげ、久々の再会を祝い乾杯し、以前のようにグチをこぼしあい、適当な人生が最高という結論を得た。セントルイスを少しだけ観光して、やばそうな街に間違って迷い込んだりもしたが、本日は無事トルネード警報で盛り上がるネブラスカに夕方には到着した。

2000/10/30
 本日は朝から何もする気がおこらない。気合いをいれてカンファレンスに臨もうと思ったのにボスがまたいない。早々とわかっていればゆっくりしたのに、昼前になっていないことが判明したものだから、まったく無駄に体力を消耗してしまったよ。よってそれ以降はもうだらだらと一日を過ごしてしまった。昨日の疲れもあるし。細胞に餌をあげてそしてそのあと何したっけ、そういえばねずみのシッポもひっぱったよなあ。

2000/10/31
 本日はハローウィン。朝いつものようにガキを幼稚園へつれていって驚いた。コスプレ状態。ところで、そんな情報は知らずうちの子はいつもの格好。まずいなと思ったが、ガキのために仕事に遅れてまで、コスチュームを買いに走る気はなかったので、そのまま怪しげな雰囲気の教室に放って職場へと向かった。帰宅して聞いたところ準備していない子のために幼稚園でもいろいろと準備していたらしい。今年はすでに黒人俳優が本物の警官とは思わずにおもちゃのピストルを向けて射殺されているけど、別にピストルのおもちゃは禁止といった警告もないようである。今年はこの催しに参加する気は全くなくて、パンプキンパッチには参加したが、カボチャ彫りはしなかった。日本人の子供には鯉のぼりがふさわしい。


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