写真: 夏だから怖い話を一つ


「あなたは突然私の元から去っていった。つまり私、置き去りにされたってこと。ええっ?捨てられたってことなの?遠距離恋愛は難しいってあなたは言っていたけど、離れている距離を私、線路でつないでしまったんだもの。大丈夫よね。地図にも載っていない私の家は確かに柏駅とか西鹿児島駅には負けるているかもしれないけど、恋愛を解さない人達が利用しているそんな駅よりもずっと幸せにひたれる終着駅だわ。ほらこの踏切のレールで耳をのせると聞こえてくるでしょ。幸せを運ぶ激しく重い車輪の音が。」 と、語られるのってやっぱり怖いねえ。その怖さといったらこっそりインターネットのアダルトサイトを覗いているところをかわいいあの娘に見つかってしまう怖さの114倍位だよねえ。でも、遠い親戚の連帯保証人を引き受けてしまう怖さの2分の1かなあ。想像もできない世界だよねえ。とりあえず聞いてみるか、車輪の音を。







Home