写真: 上野公園には負けん像。

 お盆をふるさとでと考えることは田舎人が田舎人らしさをとりもどせるいいチャンスであろうと、鹿児島の方向を拝んでみた。帰省するといっても空の便も、JRも早朝からごった返しているようだから、田原坂経由で南下するのもよかろうと作戦を練ってみた。「超すに超されぬ田原坂、との言い伝えもゴワス。」と、幻聴ともとれそうな不思議な声が、人差指であけた障子の穴からこぼれてきた。急いでこちらから覗いてみようとしたが、「今時1500円で覗きを楽しめるわけないだろう。追加料金を払いな。」と、道頓堀のピーピングルームの恐い兄ちゃんに怒鳴られるような気がして、その行為を思いとどまった。「ふう、そうか。西南方面へ向かうためには、それなりの覚悟が必要ということだな。」と、神の啓示をうけたことに安心し、結局帰郷手段については放ったらかしておいたんだけど、田舎人らしさをとりもどすことができるでしょうか。







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