写真:誇大広告に対して無礼ではないかい。
 
 新聞に怪しげな広告が挟まれてきた。この広告が私に何かを購入させようとたくらむ奴らの仕業であることは明白である。無視して彼らのこの行為を無駄にしてやるべきところなのであろうが、広告画像の半分を占めているアメリカのおばさん達が、あまりにもどこにでもいるおばさんすぎて、オチのなさに腹が立ってきたものだから、四つ折りにして懲らしめてやった。しかしこれでは鶴を折るにはあまりにも長方形過ぎるだろうとの非難が出るのを恐れ、結局しわを伸ばしてもとの広告に戻し、額縁に入れておくことにした。仕事の合間にでも微笑みかけてやることにすれば、退屈しないだろう。「こうしてあらためてよく見てみると、これって折り目が目立つんだよなあ。」と職場の若い娘に話しかけるきっかけをつかむことができれば、広告主の意図に沿われずに利用された折り込み広告として歴史にのこることになろう。

 







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