写真:天地無用だまいったか。
 
 「箱だらけとはどういったことなのか説明してもらおうじゃないか。」とお怒りムードでこの部屋に入ってきた奴がいた。小さな箱もたくさんあるし、お持ち帰りも自由なのだから少しは箱だらけに協力してもらいたいものだ。「ここはもともとゴミ捨て場なのだから、箱の自由だろうが。」との反論にカチンときたようで「ボックスと呼んで格を上げてみようとは思わないのか、田舎ものお。」と怒鳴ってきた。西洋かぶれへの軟膏塗布攻撃をうけながらも抵抗を見せていた勇士ではあったが、「ボックスイズではないんか?」のちょっとした質問に顔を赤らめてしまったのがいけなかった。その後一つだけ箱を取り上げて「ボックスだ。」と反論しなおしてみせたのであるが、顔を赤らめた間のタイムラグは彼を劣勢にたたせてしまった。その後はごみ捨て場派有利にことがすすんでいったのだった。これが「ごみ捨て場での攻防」として世に知られるようになったのはそれから2年も経過してからのことであった。







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