所詮、俺はおちこぼれ道
 
 「アスファルト舗装のつなぎ目ばかりを気にするんじゃない。」と他人を叱るときによく取り上げられる景色であるが、「そうめくじらをたてるなよ」と逆に諭される時にもよく使われる。おわかりのことと思うが、この坂道出身は40th streetであるが、街と反対側に位置することから裏通り特有の抜け道として使用されることがほとんどであった。そのせいか日頃は静かなくせに、通勤ラッシュの時は賑やかなため、「裏表のある小道だ」と陰口をたたかれることも多かった。やがて会計年度末帳尻あわせ的工事が始まることになりそうだが、表通りと同じ幅の大きな通りへ出世できれば、たとえ水道管がうめられようとも文句はあるまい。

 もともと一里塚として位置していた?沿道の杭は嫌がらせのためか、たくさんの杭を間に割り込ませられ、近代的測量術と植木算で計算されたデーターによると、現在では道行く人の歩幅よりわずかに長めの間隔に配置しているようである。無意識的にこの幅より長めに歩幅をとろうとする人を道路凍結時、股関節脱臼にしてしまうようで、短足者をおとしいれる悪意に満ちた設計だとして非難を浴びている。







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