写真:ぐう
 
 何かを密かににぎりこんでいるような、このてのゲンコツがでてきたら無理矢理にでも開かせたくなるであろう。それがじゃんけんのグーであったりすると、そうもいかず血が出るくらい頭をかきむしりたくなるはずだ。不気味に上に反った親指がじゃんけんの相手に向いていたりすると、相手は丹田からこみあがってくる、あやしい気分で「イヤーン」と言ってしまうに違いない。この写真は私がつくってみた拳骨である。手首のひねり具合の色っぽさにくぎづけにされてしまいそうだが、その作り方は秘密である。真似する人が出てきて、世の中にこのタイプの拳骨が増えていけば、落ちついて物事を考えることができずに苦悩の中で人生を送る人が増えて行く可能性があるからである。もちろん写真撮影はタブーとなる。しかし個人で楽しむ分はOKである。







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