データで振り返るドリカン其の壱


ここでは、開幕を明日に控えたJリーグの優勝予想をやります(3月12日編集)。ただ、細かい順位を予想してもあたりっこないので、16チームを優勝争い(1〜4位)、中位争い(5〜8位)、下位争い(9〜12位)、残留争い(13〜16位)の4グループにわけるという大変大雑把な予想をやってみたいと思います。
なお、今シーズンはプレーオフがあるので残留争いもくそもないというツッコミは心の中にしまっておいてください。管理人も書いた後で気づいたんで(笑)で、管理人の予想はこちら。
優勝争い(順不同) 鹿島アントラーズ
横浜F・マリノス
ジュビロ磐田
名古屋グランパスエイト
中位争い(順不同) 柏レイソル
浦和レッドダイヤモンズ
FC東京
セレッソ大阪
下位争い(順不同) ジェフ市原
東京ヴェルディ1969
清水エスパルス
ヴィッセル神戸
残留争い(順不同) アルビレックス新潟
ガンバ大阪
サンフレッチェ広島
大分トリニータ

鹿島アントラーズ 管理人予想 優勝争い(1〜4位)

秋田、相馬という両ベテランが抜けたものの選手層の厚さは相変わらず。このチームの唯一かつ最大の欠点である得点力不足が解消されればブッチギリで優勝できるだけの戦力を持っているだけに、新加入のファビオ・ジュニオールの出来がカギになるかと。

中盤は特にタレントが豊富であり全く問題ないので、あえて不安要素を挙げるとすれば顔ぶれが変わるDF陣か。特に左SBの新井場は守備に難があるので、その辺りをボランチやCBがフォローしてやる必要はあり。

最初に言ったようにジュニオールが爆発すれば優勝は間違いないが、フィットするのに時間がかかったり故障したりするようだと昨季の二の舞になる可能性あり。どちらかというと、柳沢や鈴木の復帰の可能性のある2ndのほうが優勝しそうな気が。

ジェフ市原 管理人予想 下位争い(9〜12位)

昨季の好調さを維持して悲願の初優勝といきたいところだが、戦力的には厳しいものが。チーム事情があったとはいえ中西と崔 龍洙が抜けたのは大きな痛手。

崔 龍洙の代わりに獲得したマルキーニョスは運動量が豊富なのでオシムのサッカーには適応できそうだが、得点力という面では役不足の感が否めないのでサンドロや林には昨年以上の活躍が求められる。

また、負傷中の阿部が開幕に間に合うか微妙なのも不安材料。戦列に復帰した後も五輪代表で抜けることは必至なので、今の選手層の薄さでカバーしきれるかは疑問。

昨季のように個人の力の差を運動量でカバーできれば問題ないが、今年は他チームもしっかり研究してくるだろうしそんなに楽にはいかないような気がします。

柏レイソル 管理人予想 中位争い(5〜8位)

近年の低迷から脱出するために積極的な補強を敢行。新加入の山下、ゼ・ホベルト、ドゥドゥらがかみ合えば面白くなりそう。

上述した新加入選手は全て前線〜中盤の選手なので、攻撃面のカギは彼らが握っているといっても過言ではないかと。山下が本来のキープ力を発揮し2人のブラジル人が中盤をかき回せれば、エース玉田は昨季以上の活躍が可能。

守備力には元々定評がありますし、永田や近藤といった若手の成長も著しいので特に不安はなし。ベテラン薩川が怪我から復帰すればさらに強固なものになるでしょう。

その他のポジションを見ても穴らしい穴は見当たらないですし、戦力的には問題なし。むしろ、一番カギになるのは池谷新監督の采配かも。

浦和レッドダイヤモンズ 管理人予想 中位争い(5〜8位)

アレックス、闘莉王、岡野と即戦力を続々補強し、優勝候補にもあがるほどの戦力だが、五輪世代も含めて代表選手が多くチームとしてまとまるには時間がかかりそう。今年いきなり優勝というのはあまり現実的でない気が。

エメルソンと田中の2トップの破壊力は誰もが認めるところですが、昨季までは引いて守られた場合に攻めあぐねることが多かったのでそのへんは改善の余地あり。個人的にはミスターレッズを受け継いだ永井の奮起に期待したいところ。

また、不安要素というわけではないですが初の監督業となるブッフバルトの采配が未知数なのは事実。ドイツ出身ということもあり理論的な印象は受けますが、実際にどういうチームを作るのかは不安であり楽しみでもあるところ。

少々辛口な分析になりましたが、それは全て期待の裏返し。好きなチームなんで優勝してくれるならそれに越したことはありません。昨季のナビスコのように勢いに乗ったらどこも止められないので、その勢いをリーグ戦という長丁場でどれだけ持続できるかがポイントかと。

FC東京 管理人予想 中位争い(5〜8位)

レギュラークラスの新加入選手はルーカスと今野。数は多くないですがポイントは的確におさえているのでチーム力は確実に向上した模様。

ただ、例年どおりユース世代の代表選手を数多く抱えており、ベストの布陣をなかなか組めないのが悩みどころ。優勝争いをするにはちょっと厳しいかと。

もっとも、このチームは若手の勢い次第で強くも弱くもなるので、旋風を巻き起こす可能性は十分にあり。原監督の積極的な采配にも注目。

東京ヴェルディ1969 管理人予想 下位争い(9〜12位)

選手、システムともに昨年と同じで行くと思われるので、相変わらず外国人頼みの感は否めないかと。エースのエムボマがシーズンを通してフルに活躍できるようなら優勝争いも可能だが、ケガの多さを考えるとそれも微妙。

爆発的な得点力を無駄にしないためにも、守備陣の再建は最重要事項。ロペスに代わって獲得したウベダは実績があるようなので、あとは個性派ぞろいのチームがどれだけ組織的に守れるかがカギ。

昨季のやり方を継続するという方針がチームを成熟させるのか、はたまた閉塞感を生み出してしまうのかは実際にシーズンが始まってみないとわからないもの。ただ、ここ数年スタートダッシュに失敗する傾向があるので、そこは十分に注意して臨む必要があるかと。

横浜F・マリノス 管理人予想 優勝争い(1〜4位)

新加入で即戦力となりそうなのは安貞桓と中西ぐらい。ただ、ケガで昨シーズンを棒に振った波戸や上野に榎本達、松田らの復帰に加えて栗原や大橋といった若手の成長も著しく、選手層は他に類を見ないほどの充実ぶり。ちょっとやそっとケガ人が出たぐらいではびくともしないでしょう。

先日のA3やスーパーカップの戦い振りを見ても非常に安定していますし、連覇してもなんら不思議はありません。安貞桓がまだチームにフィットしていないのが若干気になりますが、それも時間が解決してくれるでしょうし、死角らしい死角はなし。

あとは、強豪チームの宿命ともいうべき過密日程をどう乗り切るか。代表選手も多いだけに、限りある選手を岡田監督がどうやりくりしていくかも見もの。

アルビレックス新潟 管理人予想 残留争い(13〜16位)

悲願のJ1昇格を果たした今期ですが、おそらく苦しい戦いを強いられるかと。寺川、鈴木慎という両アタッカーがチームに復帰したとはいえ、エースのマルクスが抜けてしまったのは痛過ぎ。ファビーニョや上野には彼並みの働きは期待できないでしょうし。

それ以外のポジションでもレギュラー級の補強というのは無く、結局去年のメンバーをベースにやっていくことに。戦力的な上積みがほとんど無い状態でJ1を戦い抜くというのはいくらなんでも厳しすぎる気が。

唯一の好材料は、J1でもトップレベルの観客数。昨季のように地の利を活かしてホームで勝ち点を稼げば、下馬評を覆すことも決して不可能ではないかと。

清水エスパルス 管理人予想 下位争い(9〜12位)

三都主、安貞桓という二枚看板が抜け、変革を迫られる年に。とはいっても日本人選手の目立った補強はないので、ぶっちゃけ外国人頼みのチームになりそうな気が。

その外国人のうちファビーニョとジャメーリはJでの実績があるので、特にカギになりそうなのがアラウージョ。トップも中盤もできるレフティーということなので三都主の穴を埋める活躍ができれば、チームも上手く機能するかと。

ただ、この3人が期待はずれに終わった場合はかなり危険。北嶋の得点力には疑問符がつきますし、いまだにベテラン沢登にゲームメイクを依存するというのもどうかと。

個々の選手の質は決して低くないのですが、それだけでは勝てないというのは近年の不振が証明済み。外国人以外でブレイクするような若手が出てくれば面白くなりそうですが・・・。

ジュビロ磐田 管理人予想 優勝争い(1〜4位)

昨季との違いは藤田が復帰したことぐらいですが、圧倒的な戦力を持つこのチームにはそれだけで十分。先日のスーパーカップを見る限り持ち前のパスワークは健在ですし、優勝候補の筆頭であることは間違いありません。

中山がケガから復帰したものの、グラウと前田の2トップもなかなか効果的なのでスタメンはこちらでいきそうな予感。他にも西野やカレンといった楽しみな若手が控えているので、年齢を考えるとゴンとっては勝負の一年になりそう。

ゴンに限らず主力メンバーの高齢化が不安といえば不安ですが、入団2年目の成岡や菊地が着実に力をつけておりバックアップも問題なし。チームとしての完成度が高いので、多少メンバーが入れ替わったぐらいでは戦力ダウンにはならないかと。とにかく、管理人の優勝予想はジュビロの一点買いです(笑)

名古屋グランパスエイト 管理人予想 優勝争い(1〜4位)

秋田、角田、川島、岩本、大野・・・とターンオーバーでもするのかというくらい即戦力を大量補強しオフシーズンの話題をかっさらいましたが、言い訳の出来ない戦力になったのは事実。悲願の初制覇も夢ではないでしょう。

注目はなんといっても岩本、大野、岡山らが争うトップ下。昨季藤本が機能しなかったこのポジションから効果的なパスが供給されれば、あの2トップはますます手がつけられなくなるはず。ネルシーニョ監督はメンバーを固定して戦うと明言しているので、誰がレギュラーの座をつかむのかは楽しみ。

それ以外のポイントはボランチ。唯一即戦力を補強しなかったポジションだったのでどうするのかと思っていたら、なんと大森をコンバート。昨季はボランチが穴と言われていただけに、これが上手くはまるようだと面白いことになりそう。

守備陣は元々粒がそろっていたところに秋田と角田が加わったことで、さらにレベルアップ。前述したとおり戦力は整っているので、昨季のような勝負弱さが解消されれば自ずと結果はついてくるでしょう。

ガンバ大阪 管理人予想 残留争い(13〜16位)

マグロン−遠藤−宮本と縦のラインに核となる選手がおり、脇を固めるタレントも豊富。しかし、昨季の戦い振りが改善されないようなら二の舞になる可能性も。

テーマはなんといっても新井場の抜けた左サイド。二川かフェルナンジーニョが有力ですが、彼らが上手く機能するというのが最低条件。

あとはマグロン抜きでどこまで戦えるか。あまりに彼への依存度が高すぎて、彼が欠場すると何も出来なくなるという問題点を解消しないことにはどうしようも無い気が。西野監督も今期が正念場になるでしょう。

セレッソ大阪 管理人予想 中位争い(5〜8位)

攻撃陣はJでもトップレベル。森島、西澤、大久保のトライアングルはもちろんのこと、サイドの酒本、ボランチの濱田など豊富な人材がそろっており非常に楽しみなところ。

よって、ポイントは昨季から総入れ替えとなる3バック。外国人2人は未知数ですが、A代表経験者の上村が入ったのは確実にプラス。守備面で安定感がでてくれば、上位に食い込む可能性は十分にあり。

代表との掛け持ちが懸念される大久保ですが、実際は五輪、A代表ともに当落線上のところにいるのでなんとかなりそうな予感。徳重やロブソンといったバックアップも充実しているので、そんなに心配はいらないかと。

ヴィッセル神戸 管理人予想 下位争い(9〜12位)

新体制に移行し積極的な補強を敢行、弱小チームからの脱却を図る。

イルハンばかりに注目が集まっていますが、個人的には左サイドバックのホージェルに期待。彼が積極的に攻撃参加できるようなら、去年とは違う戦い方を見せてくれそう。

あとは、昨年崩壊した守備陣をどこまで建て直せるか。シジクレイが抜けた穴は個人でなくチーム全員で埋める必要があるので、ハシェック監督の手腕が問われるところ。ただ、チームとしてはまだまだ未完成なので、今年は中位ぐらいまでいければ十分かなぁという気も。

サンフレッチェ広島 管理人予想 残留争い(13〜16位)

昨年のメンバーをベースにしておりチームとしてのまとまりはあると思いますが、それがJ1でも通用するかどうかはまた別問題。戦力だけ見ると、やや苦戦を強いられそうな気が。

特に不安なのがFW陣。大木や茂木では明らかに役不足ですし、新外国人のチアゴに頼らなければならないというのが正直なところ。

森崎ツインズや服部、サンパイオのいる中盤は比較的安定していますが森崎ツインズは五輪で抜ける可能性が高いですし、そうなった場合のバックアップにも不安が。試合数の少ないJ1では一度つまづくとなかなか立ち直るのが難しいので、開幕からの数試合で波に乗れないようだと大変なことになるかも。

大分トリニータ 管理人予想 残留争い(13〜16位)

J12年目となる今期は、攻撃サッカーがテーマ。昨季まで守備ありきだったチームがどのように変化するか注目、と言いたいところですがどこまでやれるかは未知数。

新加入の根本は攻撃面での貢献を期待して中盤で起用されることが予想されますが、昨季まで攻撃を組み立てていた寺川が抜けたということを考えると±0という感じ。エース高松が本来の持ち味を発揮するためにも、中盤でのゲームメイクがカギになるかと。

守備陣に目新しい補強は見られないものの、防御力だけならJでもトップクラスなので特に問題なし。このチームの浮沈のカギは得点を取れるかどうかにかかっていると言っても過言ではないのですから。

というわけで、長々書いてきましたがいかがだったでしょうか。わりと無難な予想だとは思いますし、これが外れたら何かしら波乱があったということなので、それはそれで面白いかと。

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