2日目の朝は5時には目覚めていました。フェニックスホテルの暖房は深夜は集中管理なのか、明け方は暖房ついていなかった感じで若干寒かったです。今回は旅行会社を挟んでいたので、エキストラベッド入りの部屋だったけど、韓国に来たからにはオンドル部屋に泊まってみたかったかも。ちなみに噂のフェニックスホテルの古さ加減については、私としては許容範囲内でした。お遍路をしているときに似たような古いホテルに泊まったこともあるし。ただやはり水回り、特にお風呂は古さを感じさせられるかもしれません。我慢できないほどではないと思いますが。どうしても気になるなら、私たちのように余所に温泉に入りに行くなどすれば、寝るだけなのでホテルが古いという感覚はほとんどしないと思います。

朝のチャガルチ市場を見に行こうということで、6時頃にホテルを出て、横断歩道を渡って農協の横の道を100メートルも進まないうちにチャガルチ市場に到着。ホテルからは約5分ほどです。屋台のような軒の魚屋の店が、延々と続いていました。ものすごく大きい貝や、ぷりぷり太ったイカ、山積みにされているエイ、他にも様々な魚貝類が所狭しと並べられていました。まだ夜が明けきらない時間帯なので、観光客よりは仲買の人や買い出しに来ている地元の人が大多数で、狭い道幅を強引にトラックが通り、騒然としていました。この時間帯なので「ヒラメ安いよ食べて行け〜」というような客引きには全く会わず、のんびりと見て回ることが出来ました。チャガルチ市場には今年の12月1日から巨大な市場ビルがオープンしていて、その中にも同じ様に魚屋さんがたくさん入っていました。出来たばかりの施設だったので、かなり綺麗で清潔感がありましたね。2階以上には食べ物屋さんが入っていると小耳に挟んでいたので上の階には上がらなかったのですが、帰国してから調べてみると2階には乾物屋が入っていたとか。上がって確認しておけば良かったなぁ、残念。まぁ1階でも干物は売ってたから、そこで土産は買ったけどね。
チャガルチ市場を堪能した後、7時を過ぎたので農協がオープンし、駄目押しでまた韓国海苔を買ったりしたので、ダンボールは2箱になった。担いで帰るのもしんどいので、荷物を載せるカートを買うことに。ちなみに韓国の50代ぐらいおばさんたちの多くが、カートを引いて道を歩いているのをよく見かけました。韓国でカートはおばさんの必需品なのかもしれません(笑)。最初にカートを買いに行った店では、当初10000Wでいいと言っていたのに、値下げ交渉をしている時に母の財布の中身がちらっと見えたかあるいは欲しがっている足元を見たか、急に17000Wとふっかけてきました。腹が立ったので立ち去って次の店へ。今度は前の店のカートより若干大きめのカゴ付きカートを10000Wで交渉して、見事ゲット。ホテルに戻ってダンボールをくくりつけて、これで持ち帰りはOK。

朝食はどこで取ろうかという話になり、ホテルの近くがいいと言うことで、「キンパッ天国」という韓国では有名な海苔巻きのチェーン店に入った。日本語メニューもないし、日本語も通じないので、メニューを見ても何がなにやらサッパリわからない。海苔巻きの種類が書かれているのは雰囲気でわかるが、ハングル語はさっぱりわからなかったので、とりあえず「キンパッ、3」と注文してみたら、店のおばさんは何かを作り始めた。たぶん大丈夫だろうと待っていると、海苔巻きが3本とスープとキムチ等の付け出しが出てきた。たぶんノーマルなキンパッだろう。本当はいろんな海苔巻きの種類を試してみたかったのだが、メニューが読めないのでコレで十分。このキンパッがかなり美味しかった。日本の巻きずしとは何かが違う。特に海苔の質が違う。海苔がちょっと固めで美味いのだ。具材はタクワン等が入っていた。そして海苔巻きにはごま油が塗られていた。あまりに美味しくて、あっと言う間に完食。ホテルでもうちょっとつまみたいということで、お持ち帰りで2本買ったけど、これもあっという間に無くなってしまった。キンパッ天国は本当に日本人の口にあってお勧めだと思います。メニューの解読はできないけど(笑)。
さてホテルに戻って休憩しながらのんびりと荷物をまとめ、10時過ぎにチェックアウト。荷物をフロントに預けて、ちょっと早めの昼食に向かいます。12時半すぎには港に向かうタクシーに乗らないとダメなので、早めに昼食を食べて、残った時間でコスメグッズを買おうと決めていました。しかし昼食に行く前にコンビニで飲み物でも・・・と思ってコンビニを探してみたが、なかなか見つからない。私がうろうろとコンビニ探しをしている間、両親はちゃっかり綺麗なケーキ屋兼パン屋のような店に入って、韓国のクッキーやパンをおみやげに買っていました。このパンは帰りの新幹線で食べたけど、甘くてあんこが入っている物が多かった気がします。

釜山での最後の食事はサムゲタンにしました。釜山に行ったことがある人が、皆口をそろえて「サムゲタンは美味かった」と言うので、これははずせないと考えていたのです。できるだけホテルの近場で・・・ということで、「南浦サムゲタン」という店にしました。場所はフェニックスホテルの1本裏の筋にあります。お店の内装はなかなか綺麗な造りで、儲けてるなぁと思わせる調度品が沢山ありました。でもトイレはなぜか和式で流れが悪かった(笑)。お店の人はあまり愛想が良い方ではなかったですが、サムゲタンはかなり美味しかったです。グツグツと煮立ったサムゲタンが出てきたときには、さすがにおぉーっと目を見張りました。スープの味はトンコツスープに似ている感じ。鳥の腹の中には餅米や朝鮮人参、クリ、ナツメなどが入っていて、鳥の身を崩してお粥のようにして食べます。この店ではソーメンも一緒に入れてくれと言って、小皿についてきました。あと塩をスプーンにつけながら味を調整して欲しいとも言っていました。付け出しはやはりキムチ系が出てきましたが、私は今までいろんな店で出ていたキムチの中で、ここの白菜キムチが一番好みの味でした。あと人参酒もついてきました。一口だけ飲んでみましたが、日本酒のような味だったです。
サムゲタンでお腹一杯になった後、残りの時間が1時間ほどあったので、父はホテルのロビーで適当に待つといい、私と母は近くのチープコスメの店を巡ってみました。まずチープコスメが沢山集まっている「ミニモル」で口紅やパックなどを買い、その隣の「FACE SHOP」でハンドクリームを買いました。韓国ではコスメを買ったら試供品のオマケをいろいろつけてくれるので、女の子にとっては買い物が楽しいです。あと「MISSHA」という店もホテルの近くにあったので覗いてみましたが、商品が少なくあまり買いたい物が見つからなかったのであっさり出ました。ちなみに昨日国際通りに行くときに「ボディショップ」を見つけたので入ってみたのですが、日本で売っている物と違う種類の物は売っていませんでした。
12時半になったのでホテルのボーイにタクシーを呼んでもらい、港に向かいました。ビートルのチェックイン手続きを済ませ、ターミナル使用料と燃油サーチャージ代も払い終わったので、残ったウォンを円に両替。13時を過ぎたので出国審査に向かうと、金属探知器ゲートでピンポンが鳴った。コレ鳴ったの初めてだー。一体何が鳴ったんだろうと首を傾げつつ、体に棒のような機械を当てられ、「荷物を調べさせてくださーい」といって、バッグの中を調べる女性係官。ごそごそ漁ったあげく、一番底に「トラベル韓国語」の本が入っているのを見て、「なんだ本か・・・」といかにも残念そうにポツリ。キミキミ、一体何を期待してたの?
そんなこんなで出国審査を終えて、免税店でうろうろ。ミニモルの2階で姪っ子のお土産用として買った幼児用の小さな髪飾りがここでも売っていたので、「いくら?」と店員に聞いたら「70円」と言う。ミニモルでは140円ぐらいだったので、100円玉を出したら、700円の間違いだったと訂正してきた。確かに値札をよく見ると7ドルと書いてある。700円ならいらないといってその場は離れたが、免税店で売っている商品の方が高いってどういう事よ(笑)。
そして時間が来て、ビートルは14時に出港した。ビートルの中ではほとんどの観光客が爆睡状態。私もうとうとしているうちに博多まで戻ってきてしまった。1泊2日で慌ただしかったけど、思い残すことなく十分楽しめた旅でした。
※この旅行記は保存用にブログをコピペしてあります。
|