ディセント
〜闇の世界への旅立ち〜
○デザイナー

○メーカー

○プレイヤー

○対象年齢

○プレイ時間

○日本販売価格
ケビン・ウィルソン

ファタンジー・フライト・ゲームズ

2〜5人用

12歳以上

120分〜360分

14800円

ディセント〜闇の世界への旅立ち〜(以下、ディセント)は、 同社より発売されているファンタジーボードゲーム「ルーンバウンド」と世界観を共有するボードゲームです。 地上を旅するルーンバウンドと違い、このディセントでは地下迷宮を探索します。 このゲームでプレイヤーはファンタジー世界の英雄となって、 互いに協力して地下迷宮の試練を乗り越え冒険の目的達成を目指して協力します。 またプレイヤーの1人はマスタープレイヤーとなって、地下迷宮に侵入してきた英雄達を罠とモンスターを操り倒す事を目指します。 英雄達か!はたまたマスタープレイヤーか!、いずれかが勝利条件を満たしたらゲームは終了し勝利するのです。

■セットアップ
英雄側のプレイヤー達は20人の英雄シートからランダムに、 もしくは任意に今回自分の分身となって迷宮探索をするキャラクターを選びます。受け取った英雄シートにはキャラクターの能力が書かれています。 そしてさらに「戦闘」「集中」「魔法」のスキルカードを受け取ります。合計3枚を受け取りますが、どのスキルカードを何枚受け取るかは英雄シートで決められていて、 「接近戦ダメージ+1」や「生命力+4」「罠回避」などキャラクターの個性を作る事が出来るのでプレイする度に同じキャラクターでも違いが出ます☆。

さらに初期所持金を受け取り街で買い物をして初期装備を固めます。剣や斧、鎧や盾、魔法やアイテムなど様々なものが売っています♪。

マスタープレイヤーは、今回プレイするシナリオを選び図を参照して地下迷宮を作ります。 モンスターを用意して英雄達が始めに登場する部屋だけは内部を作りましょう。それ以外の部屋は英雄達が扉を開く事で明らかになるので今は配置しません。

■ゲームスタート
ゲームの流れは非常に単純です。まず英雄側のプレイヤーが相談してプレイ順番を決めて全員1回ずつ行動します。 全員行動したら最後にマスタープレイヤーが行動します。これをゲームが終了するまで繰り返すのです。

★英雄側の行動
英雄プレイヤーは手番になったら「走る」「戦う」「進む」「構える」の4種類のアクションの中から1つを選び実行します。

走る」全く攻撃せず2回移動する事が出来ます。
戦う」移動せず2回攻撃します。手持ちの武器を見てサイコロを受け取り振ります。
進む」1回移動と1回攻撃を行います。順番は自由で移動の途中で攻撃し、残り歩数をまた移動する事も出来ます。
構える」1回移動もしくは1回攻撃を行い、命令トークンを使用します。命令トークンには「照準」「回避」「援護」「休息」の4種類があります。

また英雄は移動力を消費して「アイテム使用」「扉の開閉」「宝箱を開ける」「アイテムを渡す」などを行う事が出来ます。 さらに魔法陣を使用して街へ戻り買い物なども出来るのです。

英雄側は皆で相談して誰がどの順番で何をするかを相談する事が出来ます。 「私が買い物に行くから皆は戦ってて!」「2人であのモンスターを倒そう。」などなど皆で戦略を練るのが一番楽しい時でしょうね♪。

■マスタープレイヤーの行動
さて、英雄側のプレイヤー達と違いマスタープレイヤーは孤独です(笑)。 まず手番の始めにマスターカードを2枚引きます。 このカードには新たなモンスターを登場させたり罠を発動させたりと地下迷宮で英雄プレイヤーを苦しめるアクションが書かれています。

ただしマスタープレイヤーマスターカードを自由に使用できる訳ではありません!。 個々のマスターカードには使用コストが書かれていてその数字分の脅威トークンを消費します。 脅威トークンマスタープレイヤーマスターカードを使用する為に支払うお金のようなもので、 手番に毎回、英雄側のプレイヤー人数と同額が手に入るほかにマスターカードを捨てても入ります。

そしてマスタープレイヤーは地下迷宮に今登場しているモンスターを全て行動させる事が出来ます。 この時にマスタープレイヤーは情け容赦する必要など全く持ってありません!。 最も装甲の弱い英雄や傷ついている英雄などを探し、持てる最大戦力で集中的に攻撃しましょう!(笑)。

なぜなら英雄は倒されても手持ちの所持金が半額になるだけで、それ以外にキャラクターに関するペナルティーは全く無く街で復活するのです!。 ですから英雄のプレイヤーも自分のキャラクターが倒されても落ち込む必要など全く無いのです(笑)。

まさに英雄側プレイヤーとマスタープレイヤーの生死を懸けたガチバトル!。 それがディセントなのです!。

■ゲーム終了
以上を繰り返し、クエストで定められた目的を英雄側プレイヤーが達成れば英雄側の勝利となります。

マスタープレイヤーは英雄達を倒し続け、英雄達の達成トークンを全て無くす事が出来れば勝利します。 達成トークンとは英雄側全体の勝利点のようなものです。英雄側は初期5点からスタートして地下迷宮内で宝箱を開けたり魔法陣を活性化する事で 達成トークンを獲得して行きます。一方、マスタープレイヤーは英雄キャラクターを倒す事で達成トークンを消費させて行きます。 英雄が倒されるとその英雄シートに書かれている数字だけ達成トークンを失います。強い英雄ほど倒されると多くの達成トークンを失います。 これを英雄側が全て消費してしまえばマスタープレイヤーの勝利となるのです。

■ディセントは極めてTRPGに近いファンタジーボードゲームです。 TRPGとはゲームマスターと呼ばれるプレイヤーがストーリーの進行役となって物語を語り、 それ以外のプレイヤーはその世界の登場人物となってゲームマスターが語る物語の中で役者のようにキャラクターを演じます。 基本的にファンタジーTRPGの場合、モンスターが登場しプレイヤー達がそれに立ち向かう事が目的であり、 このディセントのように地下迷宮に入る事も頻繁です。そうするとディセントとTRPGでは何が違うのかと言う事になるのですが、 決定的に違う事があります。

それは「マスタープレイヤー」と「英雄プレイヤー」では勝利条件が違う点です。 TRPGの究極の目的は本来敵であるゲームマスターも含め、全てのプレイヤーがゲームのプレイを楽しむ事にあります。 基本的にゲームマスターはプレイヤーがよほど悪いプレイをしたり、よほどサイコロの出目が悪い場合を除き、 セッションが成功するように勤めます。なぜならTRPGにおいてゲームマスターの目的はキャラクターを倒す事では無く面白いセッションを提供し、 自分を含め参加者の全員でそれを楽しむ事だからです。

これに対し「デイセント」でのマスタープレイヤーの目的はプレイヤーの操るキャラクターを倒す事です。 その為TRPGの戦闘でゲームマスター最大のタブーと言われる「1人だけをタコ殴りにして倒す」という戦法が 「ディセント」ではマスタープレイヤーが取る当然のプレイとして成立する訳です。

つまりはTRPGに似ているものの、 英雄側プレイヤーとマスタープレイヤーの生死を懸けたガチバトル!。
それがディセントなのです!。(←2回目(笑))

欠点は、とにかく細かいルールが多いので慣れるまで時間が必要な所でしょうか?。 それと欠点とは言えませんが付属している駒に色が塗られてたら良かったと思います。最近は着色済みのフィギュアが主流にになりつつ気がするので、 少し値段が高くなっても良いですから着色済みのフィギュアだったらと。贅沢ですが・・。でも私はこのゲームで始めてフィギュアの着色に挑戦しました(^o^)。 結果はご覧の通りで失敗もありましたが最初に思ったよりは上手く出来たと思います☆。ただ時間は相当掛かりました・・・(^^;。

地下迷宮を舞台にしたファンタジーボードゲーム。価格や箱の大きさもビッグサイズですから全ての人にお勧め出来るゲームではありませんが、 興味があったら是非遊んでみてほしいですね。(^o^)/Good☆☆☆☆

■フィギュア写真

●英雄キャラクター集合
●スケルトン
●ビーストマン
●ジャイアント・スパイダー
●レイザーウィング
●ソーサラー
●ヘルハウンド
●オーガ
●マンティコア
●ナーガ
●ジャイアント
●デーモン
●ドラゴン

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