2006年2月2日に新規オープンしたお店。高倉二条という地名がそのまま店名である。
お店の駐車場はないが、付近には100円パークがあるので合法的駐車スペースには困らない。
厨房を半円形のカウンターが囲む店内は、シンプルな中に和を感じさせ、どこか居住まいを正すようなピシッとした小気味よいムードが漂う。白と黒の粒胡椒が入ったアルミ製のノック式ミルや七味、爪楊枝などが置いてある機能的な引き出し式の箸箱なども、いろいろ考えて選択したのだろう。
メニューは「らーめん」か「つけめん」に味玉を追加するかしないかだけのシンプルなもの。
注文したのは「味玉らーめん」。
口径が小さく、背の高い独特なフォームの鉢に盛りつけられた様子、極太メンマの扱い方は東京・高田馬場の「渡なべ」のラーメンのルックスに酷似するが、食べてみると同じもの、あるいは近いものという印象はない。大将に聞いてみても、「渡なべ」との関係は一切ないとのことであった。しかし、私の勝手な想像ながら「渡なべ」のラーメンや店作りは、きっと参考にしているものと思われる。
麺は大阪の梅ヶ枝製麺所製の全粒粉を用いたもの。パッと見には日本そば?と思うようなルックス。味は至って真っ当なものである。茹で具合も申し分無い。ただ、魚系のダシが強いスープと合わさるので、最初のひと口ふた口目には日本そば的な味わいが口の中に広がることになる。バラ肉のチャーシューは注文が通る度にスライスしているようだ。ラーメンに合わせると、ちょっと味が強い気がした。もう少し味付け控え目にして肉の味を前に出した方がいいように思う。メンマは極太のものが二本。。十分な噛み応えが楽しめて良い。ただし「渡なべ」で食べたときのメンマはこれよりさらに極太だった。(あ、比べちゃいけないか。)
味玉はプラス100円のトッピング。半熟具合絶妙の仕上がり。でもやはり味が濃過ぎるよう思う。また、冷蔵庫から取り出してそのまま丸一個をトッピングするため、齧った時に黄身の真ん中あたりが冷たい。。ひと手間かかるがテグスで半分に割って出せば解決することだし、温度の問題も解決できると思う。
スープは、確かに押し出しのある魚系の味がぶわっと迫ってくる。食べ進むうち、豚骨出汁の効き具合が後から追いかけてくる感じでとても旨い。
細かいところで改善して欲しいところはあるが、トータルとしては、独創的な強い個性のあるよく出来た旨いラーメンであり、また是非食べに行きたいリピート必至のお店だ。ちなみに、大将の話によれば、今回私が食べた「らーめん」の麺は目方150gだが、一方の「つけめん」ではその目方は300gとしているとのことである。
(2006.2)
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