’06.07.16.
   いよいよ本職の車模型製作開始!!  
   花板TOYAの板さんのまかない!
  「彼女のカレラ」のRSが作りたい!の巻 vol.1


    
     【 週プレ好評連載中!「彼女のカレラ」単行本 第1・2・3巻 好評発売中!! 】

  とにかく今、TOYAがイチ押しなのが麻宮騎亜さんの「彼女のカレラ」!!
  車好きのモデラーで、もし読んでないって人がいたら、即Amazonへ直行すべし!!
  本気でポルシェ買っちゃいそうになる程の面白さです!!

  えっ〜!知らなかったよ〜!!って人がいたら、すぐに↓をチェック!!
        

  っという訳で今回のお題は「彼女のカレラ」から主人公麗菜の愛車ポルシェ911です。
  麗菜の911っと言えば、ルビーストーンレッドの964カレラRS!(マニアックだな〜)
  RSってば、ロールゲージが標準で後部座席や内張りがオミットされてるスペシャル仕様!!

  まぁ、911ならキットには困んないし、今回もお手軽企画かな〜?って、
  模型屋でキットを物色...あるじゃないですか!フジミ製のが。

        
        【 FUJIMI製 1/24 ポルシェ911カレラ2 Evolution 】

  っという訳で早速、購入して開封してみると...
  あっ、そうか!カレラ2じゃダメなんじゃん!、内装がRSと違うじゃ〜ん!
  どうしよっかな〜??って考えてたら...ちゃんとあるじゃないですか??RSってのも...

         
           【 FUJIMI製 1/24 ポルシェ911カレラRS 】

  っという訳で、再度、購入して来たんだけど...内装はカレラ2と一緒じゃ〜ん!
  シートもバケットじゃないしぃ〜!!
  まぁ、そんなに期待はしてなかったから、いいんだけどさ〜...

  そんなこんなで、内張りのない内装とロールゲージをどうするかと...
  しばし、模型屋を物色...やっぱこれしかないか〜?っと手に取ったのは、
  タミヤ製の911GT2 ロードバージョン!

        
           【 TAMIYA製 1/24 ポルシェ911GT2 】

  これならロールゲージも入っているし、むき出しの内装も再現されているし、
  バケットシートも2式入ってお得〜!!って感じ...
  よく考えたら、どうやって移植するんじゃい!って思うんだけど、
  そんな難しいことは後回しにして、とりあえず購入決定!!
  結局、キットを3個も買っちゃった...あ〜ぁ。


1.まずはボディから製作開始

  まずはフジミ製カレラ2のボディをチェック!(色が赤いってだけでカレラ2のを使ってます。)
   ・ それなりに古いキットなんで、スジ彫りやモールドがダレてきてるのは、ご愛嬌。
   ・ RSにサンルーフのモールドは如何な物かと...
   ・ ドアの取っ手はタミヤみたいに別体にしたいな〜
   ・ うゎ!リヤバンパーの形状が違うじゃ〜ん。(まぁ、どっかの国の法対応なんだろうけど...)
  っと、まぁ想定の範囲外なのは、バンパー位だね。
  とりあえず、資料を見ながら、プラ板とパテで形状変更しておきました。
  他の所もパテ等で修正、全体にペーパーをあてて、形状を出しておくのは、もはや定番工作です。
  (思ってたより面がうねってたりして苦労しました。...このキットって古いから...)

       
         【 リヤバンパー形状はこんな感じで修整しておきました。 】


2.次はいよいよ内装パーツって訳には...

  ボディの次は、いよいよ内装...こっちは大変そうだな〜??
  っと、とりあえずシャシーパーツを眺めてみる...
  タミヤの床面はシャシーパーツにモールドされてて、そのまま移植すると2重底。
  いくら何でも、2重底は無理だろ〜?(ロールケージが入んないって...)って事で、
  シャシーごと移植という大手術を決行する事になりました。(え〜っ、マジッ?お手軽企画はどこへ???)
  まずは、タミヤのシャシーで干渉する所をカットして、フジミのシャシーをゲージにして固定部を追加。
  (充分に位置を確認しながらやらないと、大変な事になるのは勿論の事です。)

       
        【 まずは前後の爪形状をフジミ製のと一緒にしたタミヤのシャシー 】

  ここまでは大した改造じゃないけど、これじゃフジミのホイールが取り付かない。
  フジミとタミヤのホイールの固定方法って全然違うんだよな〜。
  っていうか、これって全然大変じゃ〜ん!っと文句を言ってても始まらないので...

  まずは、前輪軸のタイヤの取付け方法をフジミに対応させるべくプラ棒で軸を追加、
  そうすると今度はタイヤが左右に出っ張り過ぎちゃうので取付け位置を内側に移動、
  リンクの取り付け部を内側に移動させたり、ステアリングロッドを短くしたり、
  ホイールパーツの裏を削り込んだり...っと、そりゃもう大変な事になっちゃいました。

       
        【 なんとか現物合せでタイヤをフェンダーに納める事ができました 】

  後輪軸はフジミのキットの金属棒が通る様に干渉部に貫通穴を開口し、
  タイヤの出っ張りをリンク側の取付け位置で調整、
  まさかの大改造になっちゃいましたが、これでなんとかタミヤシャシーの移植は完了です。
  無くなっちゃったキャリパーパーツは?...おっと、忘れない様にあとで移植してやらないとねっ!

       
       【 右がフジミのパーツで左が改造完了したタミヤのシャシーパーツ! 】


3.今度こそ本当に内装パーツの改造

  ちっとも、内装パーツに手が付いてませんが、
  ここらで、やっとタミヤのキットのロールケージの仮組みです。
  心配していたルーフとの干渉は無さそうだけど...
  う〜む、なんか資料と違う様な...っと思ったら、バーの数が多いんじゃん。
  まぁ、年式も違うし、強化されちゃったのね〜って感じで要らない部位は削り取ります。
  左右の内装パーツはシャシーを交換してるんで、問題なく組み付きました。

       
        【 漫画のカットを見ながら、不要なバーは削り取っちゃいます 】

  この頃になって、リヤシート部は剥き出しじゃなくって、布製カバーが付いている事が判明。
  折角、タミヤのキットのモールドを活かそうかと思ってたんだけど、仕方なくポリポテで修正。
  (苦労したシャシー移植の意味がどんどん無くなってくる様な...)

       
        【 折角のタミヤのモールドが...まぁ、仕方ないんですが... 】

4.気の利いた小物部品の改造で差を付ける!!

  大物部品が大体出来たんで、今度は小物部品をっと...
  あれ?ライトのレンズパーツがメッキされてないじゃ〜ん。
  確かに深い形状してるし、メッキが難しそうなのは分かるけど、
  車模型も顔が命だからね〜って事でジャンクパーツを物色...
  多少、深さが足らないけど、タミヤ製ロータスヨーロッパのがサイズ的に丁度良さそう。
  早速、タミヤのパーツをミラー面だけを残してリングの所を削ってやり、
  逆にフジミのパーツのリング部だけを削り出してタミヤのパーツとドッキング。
  ちょっと上向きなんだけど、レンズパーツをはめてみると、これがなかなかいい感じ!
  こりゃ、フジミの911の定番工作になるかも...

       
        【 いくら塗料が発達しても、やっぱ、メッキの威力は絶大!! 】

  あと気になるは、ドアミラー位かな?
  これは、フジミのRSのでもタミヤのGT2のでも、どっちでも使えるんだけど、
  モールドのシャープさからタミヤのを採用。
  なんか、左右で形状が違うな〜?って思ったら、実車も違うんですね。
  しかも、取り付け位置も違うみたいなんで、資料を見ながら慎重に位置を決めました。

       
        【 左右非対称ってのは、こんなにも作り難いもんなんだな〜? 】

  最後にマフラーなんだけど、フジミ製の金属パーツに交換します。
  これは、TOYAの定番工作のひとつで完成後の金属の質感がGOOD!なんですよ...
  そんなに難しい事はないとか思いきや、剛性がないエキパイに結構苦戦。
  結局、強引にφ2のプラ棒を通して、剛性を確保しておきました。

       
         【 この金属の質感は塗装では絶対出ない!...っと思う 】


5.ボディカラーのルビーストーンレッドって??

  そんな感じで下準備は終わりになるんですが、
  ボディカラーの「ルビーストーンレッド」ってどんな色なの??...
  っと調べてみると、この頃のポルシェのテーマカラーだったりします。
  (国産車なら只のヤンキーカラーなんだけど、さすがはポルシェって感じ...)
  実車の写真で確認したんですが、蛍光ピンクの様でパープルが入っている様な、
  写真によって色味が全然違って見えるというモデラー泣かせの色。

       
         【 レッドって言うよか、ピンク?...パープル??... 】

  当然、缶スプレーがある筈もなく、何を基準に調色してやれば良いものやら...っと、
  昔なら途方に暮れている所ですが、最近は便利になりました。
  ソフト99のタッチペンをネットからオーダー!
  メーカーと色番号さえ分かっていれば、どんな色でも調色してくれます。(すっげ〜便利!!)

       
       【 ちなみにルビーストーンレッドの色番号ってのはG4です。 】

  おぉ〜っ!いい事、聞いた!早速...って人は↓から...
            

  っと言っても、このまま使える訳じゃないんです。(それでも何も無いよりはましかと...)
  そのまま使えない訳ってのは、実車用のを模型に塗るとかなり濃い目に見えちゃうから...
  少しホワイトを混ぜてやらないと実車のイメージ通りにはなりません。
  あとは溶剤、模型用のシンナーで薄めてやって使えるみたいな話も聞いた事あるんですが、
  最悪、プラを溶かしてしまう可能性もあるんです。
  しかも、プラモ用サフとか下地色との相性も確認しておかないと...
  って色々考えると、実車用カラーを基準にプラモ用カラーを調色して、
  少しホワイトを混ぜるのが一番安心かと...
  とは言っても、実車用カラーを使ってみたいってのも、カーモデラーのロマンだったりしますんで、
  折角だからちょっと試してみよっかな〜??


6.最後に良からぬ思い付き...??

  っと、ここでちょっと疑問が...
  これってルビーストーンの911RS作ってるだけで、誰か「彼カレ仕様」って気付くのかな〜??
  只のピンクのポルシェ作ってもな〜??
  っと、おもむろに取り出したのは、伝家の宝刀「スーパースカルピー」!!
  え〜っ!、またフィギュア作るんっすか〜??
  しかも今度はお姉ちゃんフィギュアじゃないっすか〜??
  結構、時間掛かるんじゃないっすか〜??
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  っていうか、もう始めちゃってるし...

    
       【 スキャナしてサイズ合わせたのをゲージに製作してます 】